プロフィール

軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.--(--) | スポンサー広告 |

プリキュア
サウラーさんとウエスターさんの可愛さに度肝を抜かれたよね!!
スポンサーサイト

2010.01.31(Sun) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

接客は好き
瑶子さんは接客好きだと思う。留学中もそういうバイトはしてそうだなあ。
たまに仲の良いお客さんと喋りこんで怒られる。仕事しろ。
後々理央はそういう瑶子さんを見て、「何で俺なんだ?」って疑問に思ってればいい。ずっと悶々と考えてりゃいいと思う。ルミも大和連れて行けばいいなあ。世界って狭いなあ!(爽)
瑶子さんはお弁当女子。毎朝千咲さんと交代で2人分のお弁当作る。
「ちさのは盛り付けは可愛いけど私の方がおいしいもん!」
「そう」
「もうちょっとライバル心燃やしてくれてもいいのに……」
みたいな。もう千咲さんの声は茅原でいいと思うんだ……。
そんな話をルミから聞いたら紗央はご立派なお弁当作ってケレスさんに持たせると思うんだ。何アピール(笑)
数馬くんとは仲良くなれそうですね! バイト先のスタッフルームとかでちまちま本読んでるの見かけたら「うん、私几帳面な男の子って好きだよ!」とにっこり言いそうです。きちょうめん。


瑶子さんはまたイギリスに何年か留学に行きますが、帰ってくる時までに紗央が結婚したら今度は恋愛対象として見てくださいって言って出国する。その後紗央に子供ができたとか相談受けたらどさくさに紛れて告白してみるけどやっぱり玉砕で、その後は時間も考えずに瑶子さんに電話してたらいいなとか思ったり思わなかったり。
どうしても瑶子さんの声聞きたくて電話すればいい。日本にいた時も瑶子さんが渡英してからも連絡は絶対瑶子さんからだったのに、初めて理央から連絡したらいい。3つも年下で頭固い理央なのにいいのか瑶子さん……。イギリスにも日本にも理央よりいい男はいると思うんだが。
理央と仲良くなるにつれて、どうこうなりたいっていうよりも純粋に理央を応援してくれる人だと思うんだ。だから帰国まで気長に待つことにする。
理央は自分がアンドゥーだったらよかったのに、とか、自分がケレスさんの立ち位置だったらよかったのに、って思ってるし、瑶子さんは自分が紗央だったらこんな辛い思いさせないのになあと思ってる。
瑶子さんと紗央は正反対の性格してるのかな。互いにちょっと羨ましい。


近代戦パロは次どうしようかで悩んでる。もはやいろいろぶっ飛ばして5年後にしてもいいんだけど。
ヴァルキュリアの資料集読んでて近衛戦車が出てきたので、慰問用とかでそういうのあってもいいかなと思ったりする。護衛と運転を瑶子さんの中隊が任されて、瑶子さんが戦車長で空が操縦士で、護衛の小隊としてシーマスさんとケレスさんのとことかね。
アンドゥーはそういう機会に瑶子さんとか空とかに戦車のこといろいろ聞いたりして、自分でも勉強してある程度構造がわかってたらいい。理央はどっちかっていうと政治方面に関心がある。いつかアンドゥーとふたりでそれぞれ国を治めるんだって夢を瑶子さんが聞いたら、なら軍事方面ももう少し勉強しようね、って言いそう。
お姫様にはお姫様なりの国の守り方があると思うので、紗央はアンドゥーや理央に劣るとは思わないんだけど、奈央は流されるだけだからなあ。奈央がコーデリア姫ばりにかっこよくなるというのもいいな。姫の戦装束かっこよすぎるんですが、何故戦わなかった……。マーモット戦で支援してくれるのはありがたいんだけど。
この世界の理央と瑶子さんは年の差10個くらいあるしほのぼのしてる姉弟みたいで可愛いなあ。こっちの世界ならシーマスさんと瑶子さんが大人な関係でもいいかなあと思う。絵になりそうです。何よりもそんな二人が普段中隊長と小隊長で上司部下の関係だっていうのがね。イメージだとレギュラーの面子の中じゃ一番早くから軍にいるのがシーマスさんで、そのあと瑶子さん、ケレスさん、空、みたいな順番なんだが。まだケレスさんとかが入ってきてない頃に普通に瑶子さん口説いてたりしたら楽しい。
なんでこんなん言い出したかって、ラルゴじゃ絵になんねぇんだよ……。(笑) いいんだけどさ、野菜万歳でもいいんだけどさ。カッコイイけどさ、ラルゴも。
自分がヴァルトハイムの士官学校出身とかそういうの何も喋んないのにぱっと見馬鹿やってるお姉さんという立ち位置は、どっかの漫画であれば買います。そういう人が酒飲みっていうのはデフォルトですよね。
シーマスさんとかケレスさんは士官室で仕事してんの似合うけどさ、空とか、「え、俺そういう部屋要らないんだけど……。基本的に車庫と武器庫から動かねぇし」とか言ってそうです。
ウェルキンもファルディオも士官室は私物だらけだったので、空の場合はメカになりそうです。


「ひだまりスケッチ☆☆☆」のOPが好きでニコ動で検索したんですが、あれ1,2話と3話以降でOPの映像違うんですね。EDも変わってる。確かになんか変だなあとは思ってたけど、すごい。
そうだよね、3話あたりからちゃんと新入生加入って感じで、4話でしっかり仲間になった感じだからEDの変化も頷けるかも。新作やるたびに絵が可愛くなってるんですね……。
今更レールガンの旧OP聞いてます。あとひだまりスケッチ365のOP、☆☆☆のOP、バカテスのOPと。ほんとはデュラララ!!のOPも欲しい。EDの絵は新羅が素敵だと思います!


どうでもいいがシャムロック号はザカとリオンが共同で開発してる戦車なんですよね……。
中井和哉と小野坂のコンビで戦車開発とか、キャスト的に燃える。
あの世界の2人はメカの話になると中学生男子レベルで馬鹿だといい。(笑)
あれもこれもそれも搭載したら最強じゃね!?みたいな。
タっくんも乗るよ、奴は真性の馬鹿だから。で、「じゃあそれ作るためのベース来週までに」とか言い出す。拷問w
戦争中だとヴァルトハイム製の兵器は質がいいけどローテブルクにはきっと合法的には入ってこないだろうし、空には憧れだろうな。戦争始まってから軍事産業もちょっとずつ大きくなってそう。でもローテブルクとしては本意ではないだろうなあ。うん。


そろそろ紗央を構ってやらないとわめきだしそうです(笑) 「何よ瑶子ばっかり!!」とか言い出しそう。
そして私はもう寝ないと。明日はプリキュアの最終回か……。


そうだ、ニコ動でヨーロッパのお菓子動画とかウィーンの食べ歩き動画見てたら、やはりリサーチ大事だなと思ったので図書館にでも行ってこようと思う。
CD返してー、この前コルダで聞いたバッハの曲聴いてみたいから借りてこようかな。フルートの。柚木が吹いてたやつ。

2010.01.31(Sun) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ちょっとずつ前進

やっとヴァーゼル橋突破した!!!! 疲れた。
攻略サイトは何度も言うように私には何の参考にもならんので、ほぼ自己流。お陰で戦闘評価はCランク。
気にしないもんね!!!!
本拠点取られたらまずいなあと思って突撃兵の爺さん置いといたんですが、敵拠点全部占拠して、さあこれからヴォルフ倒すぞ! って時に相手フェイズで爺さんやられて本拠点取られてゲームオーバー。ギルランダイオ戦のときみたいに、拠点取る度にセーブしときゃよかったんですが、勝てると思ってなかったし戦い方考えようと思ってただけだったのでセーブしようと思ってなかったんだよなあ。惜しいことをした。
再戦したらやっと勝てました。長かった……。
しかしあれですね、イェーガーさんの敗走はマジでカッコイイ。けどイェーガーさんもアニメのラストのが好きだったかなあ。親父代わりみたいな感じでマクシミリアンに進言できたのはイェーガーさんだけだもんね。
イェーガーさんのラストを見て妹が、「タオル頭に巻いて野菜栽培してそう」と言い出したので、それどこの宮内さんwwwと思ったのは私ですすみませんでした。
ランドグリーズに突っ込むマーモットはPS3さんのおかげで迫力ある映像でした。コーデリアに詰め寄るマクシミリアンとかさ、アニメじゃ姫がダルクス人だってわかった瞬間に「なんだよ! じゃあもう帰る!」って感じだったのに、あのふてぶてしさ。いいなあ。
マーモット戦試しにやってみましたが、何が終わりなのかさっぱりです。何したら終わりなんですか、あれ。あんなもんゲーム下手な私に初見でクリアしろとか無茶なwww
あとファルディオ頑張れ。あの三文芝居にはドキドキしました。
残るはマーモット戦とマクシミリアン戦で2つ! 頑張るぞー!!


「デュラララ!!」は毎週毎週面白くなっていってびっくりです。なんですか今週の面白さ。
セルティ可愛すぎだろちくしょう! 新羅羨ましい……!!
新羅のちょっと歪んだ感じの愛情がたまらなくツボります。新羅とセルティいいじゃない、お前ら結婚しちゃえよ(何) 研究対象でもあり、異性として惹かれる部分もあり、第一印象が美しさだというなら人間的な面ももちろんあるだろうし。いやあ、いいなああの2人。
平和島さんとセルティの掛け合いもね! 黒い執事的な意味でね!
そういえば、GファンのCMちょう好きなんですが私。折原と平和島さんの絡みが素敵。折原の振りでセバスチャン化する平和島さんもいい。あの2人ってもちろん腐ったお姉さまには人気ですよ、ね……?
平和島さん好きです、声以外!(爽) いえ声も合ってると思いますよ!(爽)
しかし私の2010ベストキャラクターになりそうな勢いなのはやはりド変態といわれても仕方ない折原臨也さんです。折原は人として軸がぶれてるってレベルじゃなく歪んでるのがいいです。ちょっと原作買いそうな勢いです。
寧ろ紀田くんのキャラソン聞きたいんでDVD欲しいですマジで。


さて点呼どんに返信です。
もちろん瑶子さん使ってあげてください。知り合い増やしてあげたいし、ちょうどいいんじゃなかろうか。
瑶子さんはほとんどイギリス滞在だけど、勉強でヨーロッパ各国行ってると思うので(留学期間1年なのにすごいな)、あとはこじつけで!(爽)
日曜日に千咲さんと一緒にショッピングの帰り、コーヒーショップ寄ってみるとかね。
「今日寝坊したから姉さんの奢りで」
「えー! お姉ちゃんに集るなんて酷いよう、ちさー!!」
「普通だと思うけど」
みたいな可愛い姉妹でいて欲しい。
複雑な関係になってきたねえ。冬二くんと数馬くんが同居中ってことは、瑶子さんから見ると数馬くんってのは、妹の彼氏候補のお姉さんの彼氏と同居中の人、みたいな。
「スモールワールド理論を今からだで実感したっ」とか言いそうです。懐かしいなあ、スモールワールド理論なんて。
瑶子さんはきっとバイト魔なので、そのコーヒーショップでバイトしてても良さそう。(笑)


理央の家庭教師やりたいっていうけど、理系目指してる高校生に文系の瑶子さんが果たして教えられるのかってのを考えてみた。
多分教えられるんだと思います。瑶子さんは空理央奈央が行ってるのとは別の、もうちょいレベル高い高校行ってて、国公立受けて落ちた感じかなって思ってる。試験日に熱出してたとか、お決まりで。勉強に関してのプライドはある程度高いのかも。アホにしか見えないけどな。
一応数学も理科系も一通りこなせる。英語はもちろんできるわけだし。
ご近所の瑶子さんも博物館とか大好きですが、「ベストセラーが映画になってもストーリーより興行収入が気になる」って前言ってたので、現代のにはそう興味なさそう。そのうち理央と仲良くなったら、「現代の映画も現代芸術として認めるべきだと思いますけど。作品を金銭と置き換えることでしか理解できないのって寂しいと思いますし」とか言われればいい。瑶子さん的にはきっとそういうのきゅんとすると思うんだ。
紗央とは微妙に仲が悪いといいと思う! 険悪なわけではないけど、互いに警戒してるっていうか。
紗央としてはあんまりケレスさんに近寄って欲しくないし、瑶子さんとしてはいつ理央取られるか気が気じゃないっていうか。だから瑶子さんはしょっちゅうケレスさんに釘刺すと思うんですが、そのために近寄られるのも紗央としてはちょっと嫌。
同い年で、明るくて、料理もそれなりにできて、おまけに賢いとくれば10割増どころじゃなく30割増くらいで見えてそうです。30割増って。3倍ですか。


紗央がヴァルキュリア世界の志願兵だったら、ネガティブなポテンシャルばっかりでヘルバート君以上に使えないだろうなあと思う。でも後ろ向きなのが紗央だからその辺はどうしようもないのであった。(完結)
どう頑張ってもネガティブ。この子本筋もご近所も、結婚してからだってずっと後ろ向きなんじゃないだろうか。
本筋はきっとそうでもないだろうが、ご近所とか、ねえ。タっくんは本当に家事一切できないから当然のように世話焼いていられるけど、ケレスさんは一人なら一人でできちゃうわけだし、アイリーンにしても感情表現薄すぎっていうか怒りと無しかないだろお前みたいな感じだしで、日々おろおろしてそう。
ついでに、ご近所の大和とルミのごたごたを、ルミと紗央を置き換えて考えてみたら紗央は100%自殺すると思うんですよね。あれはやっぱりルミだからできることなんだな。瑶子さんはもっと食ってかかるよ。紗央は自殺するよ。(笑) ルミ視点だろうと大和視点だろうと無理だな、うん。相手がタっくんだろうがケレスさんだろうが無理だな。
紗央に昼ドラ枠は任せられないなあ、死ぬもん。


さて、2連休挟んだので明日からまたバイトです。寝ます。

2010.01.30(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

スパークリング・タイフーン



「率直に言う」

 あたしのカフェモカのカップを横取りして一口飲んでから、大和は神妙な顔つきで瑶子さんを見た。

「紗央の弟なんてやめとけ」
「なんで!? 理由ナシにそれはないでしょ普通っ」

 大和はそう言うだろうと思っていたし、瑶子さんならそう返すだろうなあとあたしでも予測できた。大和が言うことも分かるし、瑶子さんの言うことももっともだ。
 ミス研の部長、といえば紗央さんのお隣に住む超鈍感草食男子として有名な彼だ。瑶子さんが一目惚れしたという彼は、鈍感なお兄さんに代わってずっと紗央さんを一途に見てきた。ケレスなんて厄介なものが出てこなければ、もしかしたらそのまま付き合えちゃったりしたかもしれないけど、今紗央さんは幸せいっぱいだろうし、だからといってこれまでずうっと紗央さんのこと見てきたわけだからそう簡単に気持ちが冷めるとも思えない。ついでに言うなら、一目惚れなんてもってのほか、ってタイプのお相手ではなかろうか。見た目で発生する恋愛感情なんて真っ向から否定するに違いない。ただ、見つめるだけをずっとしてきた人だから、直球の言葉で相手を傷つけることはしないんだろう。会って気持ちを伝えても、互いに良い事がないような気がする。

「幼馴染の1個上の姉ちゃんにガキの頃からずっと惚れてるような奴だ、好きになるだけ無駄だろ」
「え、でもその言い方だと付き合ってるわけじゃないんでしょ? そのお姉さんに彼氏いないの?」
「いる。そいつの家庭教師してる」
「なんとっ、私その環境絶対耐えられないわ……。精神的にタフな男の子っていいよねー、好みだなあ」

 ……その境遇を『精神的にタフ』という六文字に言い換えてしまえる瑶子さんはポジティブシンキングの天才なんじゃなかろうか。そして『好みだなあ』で締めくくれるのもすごいと思う。あたしなら無理。

「辛いだろうねー、ずうっと好きだった人が自分の家庭教師とひょいっと付き合っちゃうんだから、私なら人間不信になるかも、うん」
「お前と話してまだ間もないが、お前が人間不信になることは天変地異が起きても無いような気がする」
「えっ、なにそれこわい」

 大和の言葉に思わず頷いてしまう。こんな人懐っこいポジティブシンキングの持ち主がそう簡単に人間不信になるとは考えられないし、そもそも人間不信のポテンシャル持ってる人は一目惚れなんてしないような気がするのよね。
 それはともかく、瑶子さんの考えにはかなり現実との差がある。間違っても紗央さんはひょいっとケレスと付き合い始めたんじゃないし、ケレスにしたってひょいっと紗央さんと付き合えたわけではない。そこには壮大で実にしょうもない紆余曲折があったのだから。しかしそのすべてを説明すればきっと大和は余計な脚色を挟むだろうし、間が悪ければケレスから鉄拳が飛んでくるかもしれないし。何よりも相手が瑶子さんだから、この手の話をし始めたら何時間も終わらないような予感がする。
 その辺は大和も分かっているのか、あいつらはそう簡単じゃなかったんだよ、という言葉でまとめた。割と空気読んでいる、珍しい。瑶子さんはやはり留学して留年するだけあってそれなりに賢い、突っ込むべきところとそうでないところの区別はついているらしく、「そうなんだ、ごめんね」と謝った。

「けど安藤くんの弟、ええっと、名前なんていうんだっけ」
「理央」
「うん、理央くんね、理央くんが可哀想なのは誰がどう見たって事実じゃない? ずうっと好きだった、今でも好きかもしれない人の彼氏が家庭教師だなんて精神的負担大だと思うわけよ。大学受験の時期だし思春期という奴でもあるだろうしね」

 瑶子さんは自慢げに言うと、カップのミルクティーを飲み干し、空になった軽いカップをたんっとテーブルに置いた。
 瑶子さんの言うことは間違ってない、と思うけど、ケレスが悪人のようにも聞こえてくる。いや、弟君の立場からすれば十分悪役だったのかもしれないけど。

「彼の精神安定上この状況を継続させるのは大変酷なことだと私は考えるのであります!」
「なんだその口調は」
「ほら、やっぱり主張するときはこうでなくちゃね」

 まるでどこかの議員のような口ぶりなのは、政治学科だからってのが理由なんだろうか。

「えっと、それで、……瑶子さんはどうしたいんですか?」
 
 あたしが口を挟んでみれば、瑶子さんは自信たっぷりに笑ってみせて、びしっと右の人差し指をあたしに向けた。

「よく聞いてくれましたルミちん! 彼の精神の平静を取り戻しつつ、私の目的を達成する方法として現在考えられるのはただひとつ!」

 そこでごほんとひとつ咳払い。リアクションが毎回オーバーだけど、第三者として見ている分には楽しい人だなあと思う。
 用意の整ったらしい瑶子さんは笑みを崩すことなく口を開いた。彼女が何を言うのかある程度想像はできるけど、……何を言い出すことやら。

「私が家庭教師になっちゃえばいいわけでしょ?」

 ビンゴ、だった。言い出しそうだなあ、ということをそのまま言ってくださった。なんてわかりやすい人なんだろう!
 当事者である彼の気持ちが不在のまま話を進めるのはどうなんだろうと少し思わなくもないけど、弟君が多少なりとも辛い思いをしていることは事実だろう。恋人同士の近況を聞いたって辛いばかりだろうし、質が同じなら家庭教師なんて別の人だっていいわけだ、多分。そもそもそれなりに賢いという噂の弟君に、家庭教師なんて本当に必要なのかどうかっていう問題も生じてきそうだけど、話の進行上そこに突っ込むのは野暮だ。

「却下」

 誇らしげな表情の瑶子さんにその二文字を浴びせたのは、あたしでも、隣に座る大和でもなく、この会話の中で一番の悪者になっているケレスだった。今しがたやってきたケレスは瑶子さんの正面、大和のすぐ後ろにコーヒーのカップを手に立っている。突然現れた外国人に瑶子さんも一瞬驚いた表情を作り、すぐにあたしを見た。あたしは解説係ではないんだけど。

「ええと、瑶子さん的に言えば、この学校を牛耳ろうとしている男衆のうちのひとり」
「外国人までメンバーに加わってるなんて、この学校ものすごくグローバルだったんだね。しかし、たとえこの学校を牛耳ろうとしている奴だとしても、せっかくの提案を却下される謂れはないの!」
「十分ある。俺の収入を勝手に減らすな」
「ルミちん、通訳!」
「えっと、多分そのままの意味なんだけど……」 

 そのままの意味だ。ケレスこそが紗央さんの彼氏であり、弟君の家庭教師さんである。それを説明すると瑶子さんは、なるほど、と納得しきった表情になった。

「君が諸悪の根源、もといグッジョブな人ってわけですね」
「何を納得したのか知らんがせめて日本語で話してくれるか」
「初対面の人に対する口の利き方はなってないみたいだけど」
「そっくりそのままお前に返してやる」
「ええっ、返してくれなくていいのにー」
 
 留学先の生活で鍛えられたのか、この人相悪いのに何言われても動じる様子が見られない。かなり稀有な存在なのかもしれない。

「お前、こいつのこと紗央にバラすなよ」

 小声で大和があたしに告げる。そんなこと、百も承知だ。

「こういうタイプが近くにいるって知ったら厄介なことになりそうだもんね、紗央さん」

 まあ、あたしは紗央さんがぐるぐるしてるの見るの、割と好きなんだけどね。
 そう思いながらすっかり冷めたカフェモカを飲み干した。



2010.01.29(Fri) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

森の守護者  3



 そんなことを思い出した。もう何年も前の話だ。私も拓海くんも、もっと若かった。私もある程度実戦経験を積んだし、昇進やデスクワークに興味の無かった拓海くんは現場の兵士としてもっと戦場に出たのだろう。そして? その結果が?
 狭い戦車の中、戦車長の席から絶えずペリスコープで前方を確認する。軍の先頭を走っているため、後方の確認は取りあえず必要がない。その代わり、前方からの攻撃には細心の注意を払わねばならなかった。この隊が攻撃を受けて使い物にならなくなれば、それはすぐ後ろを走る国王陛下にも危害が加わることとなる。無数の戦車が走っているのだから要人は黙って中央にいればいいものを、彼はこの隊のすぐ後ろの戦車に搭乗している。適当な仕事は許されない。
 がりがりがり、と履帯が大地を削って走る。随伴する隊員は戦車の装甲に乗っていたり、別の装甲車に乗っていたりと様々だ。
 城を出てから二時間ほどになる。ファルーナは鉄鋼輸入の相手だ、毎日何度も鉄鉱石を積んだ車が行き来している。そんなに遠くない。だからそろそろ、シンボルであるモミの木のてっぺんくらいは見えてきそうなものだった。

『瑶子、お前乗り気じゃねぇんだろ』

 戦車のエンジン音に混じって無線から拓海くんの声がした。せっかくすぐ後ろを走るのだから無線くらい繋がるだろう、と個人的に手渡されたものだ。彼は優秀なメカニックだから、こういった通信機器の改良もひとりで試行錯誤していたのだろう。軍で普段使う無線を考えると、こちらの方が格段に音質が良い。ノイズが少なくなるようにしているのだろう。

「お言葉ですが陛下、狭い戦車や装甲車に乗って数時間移動するというのは、到着後仕事が無かったとしても疲れるものです。せいぜい一個連隊って程度が妥当なんじゃないですか」
『甘いんだよお前は』

 何だかんだで結局王位についたあんたには言われたくない。そう思うけど、これが他の隊員に聞かれたら後で厄介なことになりそう。そこは堪えて、然様ですか、と返した。

『お前は軍にいることで現実を見ているつもりなのかもしれないが、甘い。理想と、平和って言葉に酔ってるだけだ』
「理想を持つことも、平和を夢見ることも必要なことだと思うけど」
『理想じゃ敵は倒せねぇんだよ。この国は今日から変わる。目的を達成するまでは、現実主義の軍事国家として俺が機能させる』
「またまたお言葉ですが、陛下。貴方が機械以外のもの、人間の動かし方にまで精通しているとは思えませんが。正当な理由なく部下が着いてくるとお思いで? それとも暴力でねじ伏せる? それは軍事国家じゃなくただの独裁っていうんですよ」
『いい加減諦めろ、瑶子。お前は軍人のくせに正当な戦争なんてモンがあるとでも思ってんのか? 俺が軍事国家っつったら軍事国家なんだよ。王政敷いてる以上、俺が黒と言ったものを黒と思うのが臣民ってもんだろ? それが嫌なら革命でも起こすんだな』

 彼の心の変化がわからない。
 階級や地位には固執しない人だったのに。だからこそ私もあれだけ気楽に話せていたし、素敵な同僚だとも思っていた。それがどうして、どうして突然国王に? どうして全面戦争を? これまでの戦争の相手は連合国や中規模の国だったからまだ国土防衛という面での大義名分がある。でも今回は、これはただの暴力だ。そういう人ではないと思っていたのに。彼ならどんな理由があっても国王になんてならないと思っていたのに。

「……貴方が何考えてるのかわかんない」
『知りたきゃ着いてくればいいだけの話だ。お前はヴァルトハイムの軍人だろう、死ぬまで国に尽くして、戦争が終わるまで俺に着いて来い』

 彼の言葉の意味すら理解できなくて通信をこちらから切った。
 まるでプロポーズだ。でも、一生を“現実的な”軍隊に縛り付けられてしまう、魔の言葉にも聞こえる。あの言葉を受け入れて見える先は、まさしく人生の墓場という奴なのかもしれない。
 



 通信を切ってから三十分近く経って、小高い丘の上までたどり着いた。そこからは自治区の全体がよく見える。鉱山に囲まれた小さな町。中心には首長一族の住まう屋敷が立てられていて、その他はヴァルトハイムの郊外にもありそうな町並みが広がるばかりで特別なところなどない。ここから軍はいくつかに分かれて、ファルーナ自治区を戦車で包囲する。砲撃は全体で三度、使用する隊も決められている。戦車砲の目標は当然民家だ。鉱山を占領する目的で侵略しているのだから、下手に鉱山に攻撃は加えられない。……民間人がたくさんいることは分かっている、でもそれが命令なら従うしかない。軍人は命令に生かされている。慎吾くんの言葉が蘇った。
 戦車による威嚇砲撃が終わったら、歩兵が素早く制圧にかかる。民間人には極力手を出さず、首長一族の屋敷を占拠する。これだけの人数がいればそう時間はかからないだろう。
 合図の戦車砲が、三発、轟音と共に民家に向かって撃ち放たれた。爆音と一緒に民家が崩れ落ちていく。それを見届けて、うちの隊が先陣を切って走り出した。先頭はどうせ、若くて血気盛んな慎吾くんだろう。ここから見える限りでも、民家の窓から何枚も白い布が白旗代わりに出されているのがわかる。これだけの規模で移動していればそりゃあこちらにも情報くらい伝わっているだろうし、降伏の姿勢を取るのも当然だ。兵器開発で大きくなったヴァルトハイムに応戦しようなんて無理な話なのだから。

「おい」

 私も、前日に念入りに整備したライフルを手に慎吾くんたちの後を追おうとしたが、数人の護衛を伴った拓海くんに呼び止められた。
 振り返り、その場に跪く。

「跪くくらいなら何でさっき通信切ったんだ」
「戦車前方に野良犬が飛び出すのが見えたもので、申し訳ありません」

 国王陛下とはとても思えない、いつもの軍服姿。階級章も少尉だし、変わってはいないらしい。軍服の袖を肘まで捲り上げた右手にはライフルがあったが、私のものと少し違うだろうことがぱっと見でもわかった。きっとこれも彼自身が改造を施したのだろう。普段ライフルを撃ち慣れていないから、それを補えるくらいの精度にはなっているんだろう。
 謝る気の毛頭ない私に、拓海くんはいつもと同じ調子で、嘘つけ、と言って笑った。それから表情を引き締めて町中央の屋敷を見つめた。

「行くぞ」

 これだけ意味のわからないことをしようとしているのに、どうしてこの人の表情はこんなにも真剣なのか。何の見当もつけられない私は、大股で歩き出す拓海くんの背をただ追うことしかできなかった。




2010.01.28(Thu) | 近代戦パロ | cm(0) | tb(0) |

森の守護者  2


『――お前、何で士官学校、……いや、軍にいるんだ』

 薄暗い車庫の隅から低い声がする。聞きなれているその声の主は、今瑶子のとなりに座っている。軍でも当然有名人の拓海だ。研修期間ということで配属された小隊で、瑶子は拓海よりひとつ上の階級で、いわば上司の立場であった。拓海が有名なのは彼が王族であるからというのも理由のひとつではあるが、そんなことは軍の誰もが知っていることなのでどちらかと言えば王族とは思えないほどの機械好きという部分の占める割合の方が大きいだろう。朝は早くから、夜は遅くまで、隊の戦車や支給武器のメンテナンスを欠かさない。かくいう瑶子もそういったメンテナンスは細かくやるべきだと考えていたし、作業自体も好きだったために、夜はよく拓海と車庫で武器を手に調整を行なうことがよくあった。この会話も、その時のものだ。

『なんで? 女が軍にいちゃいけない?』

 そういう意図での質問かと思い瑶子が先手を打つように返せば、そうじゃねぇよ、と拓海は若干不機嫌そうな声を出した。

『やる気があって能力が伴えば性別なんざ問題じゃねぇ。だが、女は看護学校に入る奴の方が断然多いのも事実だろ』
『あ、そーゆーこと』

 看護学校は士官学校に併設されている。確かに女性は看護学校に入学する方が圧倒的に多い。負傷した兵士の治療などをするのが看護学校生、及びその卒業生の役割だ。前線で治療を施すことももちろんあるが、戦うか戦わないかという点で士官学校生や兵士とは異なるし、応急処置のできる兵士は別だが看護士となると非武装のため、国際的にも条約で保護されていたりする。だからといって看護士たちが全く前線に出ないわけではないし、安心というわけでもない。流れ弾が当たったり、敵国が条約に批准していなければ国際法の存在も無意味。寧ろ死ぬかもしれないと最初から分かっている分兵士の方が精神的には楽かもしれないくらいだ。それでも女性が看護学校に進むのはやはり母性本能からくる保護の気持ちが強いからなのだろうか。重い武器を手に戦うという点を考えれば、体力の問題もあるのかもしれない。しかしそういった理由があっても、瑶子は自分自身で軍人としての道を選んだ。

『うち、兄が三人いるんだけどね、上の二人が軍人で、父も軍にいたの。まあ階級も大したことないんだけどね』
『やっぱり多いな、そういう奴は』
『そうなんだろうけど。でもやっぱり身近な人が前線で戦ってたと思うと、自然と私もね。普通の志願兵でもよかったんだけど、いろいろ悩んでるうちに戦闘で三人ともいなくなっちゃった』

 瑶子がその事実を告げても、拓海はサブマシンガンの手入れをするのを止めなかった。代わりに、ふうん、という、どういった感情なのかわからない声が届けられる。
 父も軍人、三人いる兄のうち上の二人も軍人だった。兵器の製造を得意とする国柄、戦闘は絶えずあった。そのための軍だ。兵器が身近なものだから志願兵も苦労なく集まるため、徴兵制度は採られておらず、瑶子の父や兄も志願兵だった。戦闘の理由は大抵が資源の問題で、大規模な鉱山を持つファルーナ地区にはなかなか攻め込めずにいたものの、周辺の小国とは何度も小競り合いを続けていた。そんな中、小国同士が集まった連合国との戦闘で父も兄も命を落とした。国境近くにある瑶子の実家には広大な野菜畑がある。元々は戦闘により一部被害を受けたその畑を守るために父も兄も軍に志願した。戦争をなくして平和にするには戦うしかない。父も兄もそう言っていた。矛盾していると思った。でも、理解することはできた。

『……父と兄の分も私がこの国を平和にしたいって気持ちがあるの。そのためには上にいなきゃいけないから士官学校に入った。戦争は一種の政治手段でもあるわけだし、国土防衛には携わりたいと思ってたしね』

 甘いのだろう。
 甘すぎるのだろう。
 それでも瑶子は、現実だけを見据えて生きるのは嫌だった。
 父の言うように、兄の言うように、戦争をなくすには戦争しかないなんて、それが例え事実だったとしても理想くらいは持ちたかったのだ。
 夢があるから人は人でいられるのだ。父も兄も、戦争が終わりなきものだと本当に思っていたのなら、実家の畑なんてちっぽけなものを守り通せるはずもない。それでも命を落とすまで彼らが戦ったのは、そこに理想があったからだ。瑶子はそういう軍人でありたいと思っていた。現実だけを見据えた平行線の上では本当の現実なんて見えはしない。少し高いところから俯瞰するから全体がようやく見える。理想を持つことで、士官学校に入って志願兵よりも上の位からスタートすることで、現実の把握をもしたいと思っている。

『なるほどな。ファザコンでブラコンだから軍人を恋愛対象に入らねぇ、と』

 やっとマシンガンから顔を上げた拓海はにやりと笑った。明らかにからかっている。

『何よいきなり! 何の話?』

 ファザコンだブラコンだなどと突然言われる覚えはない。その上軍人を恋愛対象にできないなどと発言したことは一度だって無いのだ。第一、士官学校生と交際したことならある。士官学校生は当然軍人だろう。

『第三中隊の、どこの小隊だったかな、第五中隊六番隊の照井瑶子が落ちねぇ、って嘆いてた』
『ああ、三番隊よ。あの彼ね、だって好みじゃないんだもん、仕方ないじゃない? 小説の中じゃあるまいし、誰でもかれでもに父や兄の面影を見出したりしないの』
『どの辺が好みに合わなかったんだ?』
『うん? 顔は悪くないんだけどねー、向学心のない人って私根本的にダメなの。撃ち方がなってない、ってこの前散々注意したのに今日見たら全然直ってなかったし』

 やれやれとため息をつけば、隣に座る拓海が声をあげて笑った。

『そいつは手厳しい』
『そんなことないない。当然でしょ。死にたいの? って感じ』
『まあな。いくら微調整しても使う奴が馬鹿なんじゃあ意味がない』
『拓海くんなら話分かってくれると思ってたよー!』

 拓海についての浮いた話など瑶子は一度も聞いたことが無いが、一応共感はしてくれているらしい。恋愛のれの字も知らないようなただの王子様なのかと思っていたが、スルーされないだけよかった。

『私がたくさん話したんだから、次は拓海くん教えてよ』

 問いかけると拓海は面倒臭そうに瑶子を見て、何を、と低い声で問い返してきた。 
 瑶子にとって、隊の中で一番気楽に話せるのが拓海だった。階級がすぐ近いということもあるし、王族なのにまるで気取る様子が無い。おまけにやたらと機械が好き。妙な部分は多いが気を許せるし、好感が持てる。寧ろ瑶子のような元は一般人の女が気軽に話していいのかという問題の方が大きいだろう。

『コレみんな知りたいと思うんだよねー。拓海くんがなんで軍にいるのか』

 しかも司令官でなく、伍長。昇進にもまるで興味が無いらしい。軍にいるだけで疑問なのに昇進する気もなく、日々銃や戦車のメンテナンスといった雑務に負われている。軍服は他の兵士よりも汚れているし油臭い。こんな仕事を好きでやっているというのだから、彼は本当に王族なのかと周囲の隊士が疑問に思うのも道理だ。
 その質問の後拓海は立ち上がってマシンガンを元あった位置に戻すと、別に、と吐き出すように呟いた。

『俺は国が正常に機能してれば何だっていい。軍で下っ端やってる方が好きなこともできるしな』
『ふうん……』

 国が正常に機能していればそれでいいと拓海は言い切った。正常に機能しているとはどういうことなのだろうか。戦争をすることもまた、国としては当然の機能なのだろうか。拓海が手を差し出してきたので、瑶子は自分が調整を終えたライフルを彼に手渡した。ライフルが元の位置に戻される。その背に瑶子は自然と問いかけていた。

『国王になりたいとか、思ったことないの?』

 ライフルを戻した拓海が振り返る。そして、

『国が正常に機能してるなら、わざわざ俺が面倒な仕事やる必要もねぇだろ。そんなもん弟が一手に引き受けてくれる』

 そう言い切った。
 声は力強いのに、その時の拓海の表情は何故だか瑶子にはよくわからなかった。

『ふうん……。まあ、拓海くん政治とか疎そうだしね。メンテナンスを拓海くんが引き受けてくれれば軍も大助かりだし。ちょうどいいのかも?』
『王子サマを使うたぁいい度胸してやがるぜ、ホント』
『だぁって拓海くん、私の部下だもの。王子様といえど納得してここにいるなら容赦はしません』

 瑶子の声に、拓海もぷっと吹き出した。面白ェ女、との賛辞までいただけた。
 本当に、王子様らしい要素がどこにもない。拓海は車庫の隅にある武器保管庫の鍵を閉めると、最後に戦車の周りをぐるりと一周して最後の点検を行なっているようだった。瑶子も反対側から一周して同じように確認をする。異常はない。車庫の中にかけられた時計を眺めれば、そろそろ日付が変わる時間だった。

『おら、もう出るぞ。遅いんだから早く寮に戻れ』
『えー、ここは普通送ってくれるもんじゃないのー? 私軍人らしからぬ可愛さがあるし』
『誰がお前のためにそんな時間割いてやるかってんだよ。護身銃くらい持ってんだろ』
『拓海くんが私のこと女扱いしてないってことがよおっくわかったわ』

 ふざけ半分で言ってみただけであって、本気で期待したわけではない。予想通りの結果とも言える。
 拓海が先に車庫から出ると、瑶子を中に残したままシャッターを閉める準備を始めた。車庫の中の電気を消すと辺りが真っ暗になる。

『おい瑶子、早く出ろ』
『はーい』

 低い声を頼りに暗い車庫を出る。ガラガラガラ、とシャッターの閉められる音が耳に響いていた。



2010.01.27(Wed) | 近代戦パロ | cm(0) | tb(0) |

無理。勝てない。
バルドレン強すぎるんだがどうやって倒したらいいんだちくしょう!!!!
緑川声でオーダーやられると妙にハマっててすっごくウザい☆
倒した兵士オーダーで復活とか何なの……。「いつまでそうやってるつもりだ! 戦線に復帰せよ!」とかもう死ねばいいのにバルドレン。しかし倒せない。
あいつチートキャラだろEASYモードとか嘘つくなwwww
最初は剣甲兵なのかと思ったけど、セルベリア戦ばりに優秀な銃持ってやがる……!!!
私のヨアヒム君を何度殺すつもりなんだこいつは!
しかし、そうか、戦車使ってたのが馬鹿なんですね。装甲車使えばいいのか。確かにな。そうする。あとでやってみる。
空気を読まないアバンが好きです。空気読まないキャラがいてくれないとあのクラスはがちがちに固まったまま動かないよね。ヨアヒム君あたりは絶対はっちゃけたい子だと思うけど、空気が読めるから遠慮してるんだと思う。アバンと絶対仲良いよ!!
そしてダルクス人として強気なゼリが好きです。ヘルムート君に突っかかってくのとか、らしくないなあ、って感じで。ああいうキャラって、帝国が悪いとしてもその人そのものは悪くないって分かってる人が多いと思うんですが、ゼリは普通に若い子ですね。きっと頭じゃ分かってるんだろうけど、若さゆえの暴走ですね! ヘルムート君は大人ですよね、ガリアにいたらそうやって陰口とか言われたりするってわかってるのに、最低なG組でもしっかり勉強してるし。ガリアにいるヘルムート君はダルクス人と大差ないよな。アバンはその辺だけ空気読めたらすごく良い子だろうに。人種問題って難しいしなあ。
放送室のコゼットの声を聞いてるアバンとゼリににやにやしたのは私だけではあるまい。その内涙声になって大慌てで二人して放送室に飛び込んだらいいのに。ユリアナさんとコゼットの対立シーンはよかったと思います。ゼリは絶対ちょっとドキドキしてる。(笑)
コリーンが可愛くてどうしよう……。好きな人って誰なんだ……!!! 個人的にはニコル君を推したい。


ヴァルキュリアの資料集をガン見してから近代戦パロの続きを考えようかなと思います。
BGMはヴァイオリンソロの作業用BGMです。オーケストラもいいけどソロも好きだ。


資料集は何せA4版で400ページあるものですから、ちゃんと読み始めたら止まりません。
ファルディオとかエレノアさんのページあたりで泣けたよ私は。戦争モノのゲームなのに「戦争がなければ」ってスタッフが書いちゃいけないと思うの!
ファルディオは悪くないでしょ……。抑止力として大きな力を持つってのは現代でもそうだし間違ってないよ……。
ただそれじゃあ開発スパイラルが終わらないからダメだっていうのも理想論だと思うけど間違ってない。
エレノアさんがウェルキンとファルディオに、どっちも正しいけど多分どっちも間違っている、って言ったのは、なんかいろいろ含みがあってぐっとくる台詞だよなと思います。
PS3はPS3でイェーガーさんに勝てないwwwww あれどうしたら勝てるの? やっぱり拠点占拠していかなきゃダメ? めんどくs(ry


ランドグリーズとか軍の建物の絵とか見てたらローテブルクのアホな感じ書きたくなってきました。

2010.01.26(Tue) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

森の守護者



 件の総力戦を翌日に控えた日、瑶子は肩を落として訓練場の敷地を歩いていた。現在時刻は午前九時。ついさっき、隊長会議を終えたばかりだ。そもそも今回の作戦そのものに同意できないのだから会議ひとつにしても苦痛にしかならない。その上、今終わったばかりの会議で伝えられた隊の配置を思えば肩を落とすのが当然なのだ。
 自分の監督する隊の保有する戦車に近づけば、これから訓練を開始しようとしていた隊員たちが整列して出迎えてくれた。肩を落としたくとも、隊員の前では隊長であらねばならない。朝に似合う爽やかな笑顔で「おはよう」と挨拶すれば、年齢のまちまちな隊員たちはそこだけしっかり合わせて挨拶を返した。

「みんなよく眠れた?」

 その問いかけには大体の隊員が満足そうに頷いた。朝練は無くして正解だったかもしれない。残念なお知らせもあることだし、と心の中で呟く。
 入隊したばかりの隊員もいるのだから、あまり詰め込みすぎてもよくない。本来ならば、実戦に向けてはもう少し時間をかけるものだ。勿論いつ実戦が起きるかわからないから軍があるのだが、間違っても入隊して一週間の人間をこき使おうなどという考えはあまりにも非効率的だ。

「みんな揃ってるみたいだから、さっき決定した明日の行動予定について伝えておきます」
「うっしゃ、初の実戦!! 隊長っ、俺頑張りますよー!!」

 二列に並んだ隊員たちの中でも前列にいた慎吾が嬉しそうに拳を握って声を張り上げる。隊員たちの中からはくすくすと笑いが漏れていた。前から瑶子自身、きっと後方支援になるだろうからと隊員たちには話してあったからだろう。総力戦なのだから後方支援としての仕事すらないかもしれない。ただの遠足のようなものだとみんな思っている。しかしその考えは撤回しなければならなかった。

「ええ、そうね慎吾君。初めての実戦よ。この朝礼が終わったら密度の高い訓練をしてちょうだい」
「はい!!」
 
 よくわかっていないのだろう慎吾は元気よく返事をしたが、他の隊員の中には瑶子の言葉が以前聞かされていた予想とは違ったものを意味していることに気づいた者もいるようだ。
 脇に抱えたファイルを開いて、決定した辞令に今一度目を落とす。何度見たところで、紙面の命令が変わっているはずもない。

「後方支援だと思ってた皆、ごめんなさい。この第一小隊には先陣を切って敵地突入の命が下りました」

 予想通りざわつき始めた隊の声も聞かず、機械的に先を続ける。

「出国は〇六〇〇、各員輸送車及び戦車に搭乗して敵地に向かいます。到着後、作戦開始予定時刻は〇九〇〇、作戦終了予定は一二〇〇」
「ディナーはゆっくりこっちで勝利の宴ってことっスか!」
「そういうこと、だと思うわ……」

 当初は問題なくこの隊も後方支援に決まっていたはずなのだが、朝の会議で突然先頭を走るよう上官たちに話を持ちかけられた。今回の作戦、基本的に戦車は威嚇のために使うものであって攻撃手段ではない。そのため、歩兵の使い方が非常に重要になってくる。民間人を傷つけるわけにはいかないし、首長一族だからといって殺害するというのも、国に帰ってきてから詰られかねない。上官たちが挙って保身に走ったために、士官学校生に先頭を任せるという選択肢が出てきたのだろう。瑶子の周りの士官学校生が小隊長を務める隊も、この隊と同じく先頭に配置換えが行なわれていた。瑶子の隊が集団の中でも最も先に配置されたのは、上官との問答の最中に国王直々に辞令が下ったからだ。本来軍と国は別個のもので、国王が軍に対して命令を下せることなどなかったのだが、拓海は従軍経験者だ。それにこの無謀な作戦を実行しようとする強い力を持つ人物でもある。その国王陛下からの命令に軍が逆らえるはずがない。迂闊に慎吾のことなどを喋ったから面白がっているのかもしれない、と瑶子は先日の自分の発言を悔いた。
 大勝利を収めるに違いない戦闘になる。しかし、謂れの無い攻撃を黙って受けているほど向こうも馬鹿ではないだろう。進軍すればまず降伏の準備はするだろうが、こちらが下手に動けば応戦の姿勢をとるかもしれない。向こうが武器を持ち出せば、その銃弾なり何なりを一番に浴びるのはこの隊ということになる。納得した上での戦闘であれば多少の犠牲は仕方の無いものと思えるが、犬死だけはさせたくない。

「作戦は敵地の占拠、及び首長一族の殺害、ということなんだけど、……あまり手荒なことはしない方が無難ね。あちらは確実に降伏の姿勢を取るでしょうから、」
「それってどういうことスか」

 さっきはテンション高く嬉しそうにしていた慎吾の声が急に低くなる。

「陛下の命令に背いて適当な仕事するんスか!? そんなの、目の前の任務から逃げてるだけだと思います!!」
「そうじゃないわ、……ただ、奇襲をかけて無抵抗の人を傷つけるのは道徳に反していると思うだけ」
「軍人は命令に生かされてるんです、だから、陛下の命令を無視するくらいなら退役するべきだと俺は思います。城直属の軍じゃないからって、陛下の命令に背くのは国民として如何かと思いますし」

 隊がざわついた。
 慎吾の言うことは間違っているだろうか。いや、正しいのだろう。国民としてはトップの言うことに従い、国のために尽くすのが当然。この軍は志願兵だけでできているのだから尚更だ。やりたくてやっているのだから、言うことを聞くのは当たり前。だからといって非人道的な行為までが許されるのか。国王のためなら人格を捨てろと? それは間違っている、そう瑶子は思うのだが、慎吾の力強い言葉の前には返しても跳ね返されそうな気がしてしまった。
 ――こんなんで隊長なんて情けない。
 小さく息をついて、そう思う。本当に慎吾はすぐ隊長まで昇進するかもしれない。尽くしてくれる人間は軍は有難いと使ってくれるだろう。
 朝礼は適当にはぐらかして解散させた。




「隊長」

 射撃場でライフルの調子を確かめていると、近寄って声をかけてくる影に気づいた。顔を上げれば、少し申し訳なさそうな顔をした慎吾がマシンガンを片手に立っていた。
 
「さっきの元気はどこいったの? しゃきっとしなきゃ」
「あ、や、……なんか、すいません」

 慎吾は瑶子の隣に陣取ると腰を下ろして、的に向かってマシンガンを構えた。引き金を引いてすぐ、ががががが、と連続した音が響く。標的を見れば、ほとんどの弾は中心にほど近い部分を貫通していた。なかなか狙いがいいらしい。

「軍人カッコイイな、って思って、志願して。入ってすぐこんな、陛下までいらっしゃるような戦闘に先陣で参加できるなんて夢みたいで、テンション上がって、ちょっと口が滑りすぎちゃいました」
「……ううん、慎吾くんは軍人向きな考え方してると思う。間違ってないもの」

 瑶子がライフルのリロードを行なえば、慎吾も隣でリロードをする。再び銃を構えたのは慎吾が先だった。またマシンガン特有の射撃音が響く。マシンガンは弾が一箇所に集中せず散ることが多いが、慎吾は的の中央付近から大きく外れることがほとんどない。瑶子もライフルを構え、的を狙ったが専門的に練習してきているわけではないため、新人の慎吾よりも狙いが甘いようで時折中心を外した。

「隊長ってもしかしてライフル慣れてないんスか?」

 瑶子の的の様子を見て慎吾が驚いたように言う。

「まあ慎吾くんよりは慣れてるつもりだけどね。私はライフルよりも戦車火器使ってたから」
「へえ、女の人でもロケットランチャー担ぐんスね」
「やっぱり現代戦の主役は戦車だもの。なら歩兵として戦車を倒せたらカッコイイじゃない?」
「確かに。あー、なんかそういうのもいいっスね! 転向したくなってきました」

 屈託の無い笑顔で慎吾は言うが、その爽やかさとは裏腹に彼の命中率は良すぎる。弾が散ってしまう武器を持たせておくには惜しい人材だ。
 
「転向するなら狙撃手なんていいんじゃない? かなり命中率いいみたいだから、向いてるのかもよ」

 そう声を掛けると、慎吾は「俺?」と驚いた様子で自分を指差し、それから的とマシンガンを交互に眺める。短い期間でそれなりに練習は積んだのだろう、その結果があの的なのだろうが、それにしても命中させることについては筋がいいのだと思う。

「失敗はできないけど、腕が良ければ必ず仕留められる。この前陛下にお会いしたときに君の話をしたら、将来有望だって仰ってたことだし、頑張ってみたら?」
「陛下が!? ま、っ、マジすか!? ほんとに陛下が!?」
「本当よ。俺に憧れるなんて将来有望だって」
「うわ、俺今すげー嬉しいっス! 今度の戦闘終わったら試しに撃ってみようと思います!」
「そうしてみて。優秀な狙撃手も軍には必要だから」

 向上心のある若者も必要な人材だ。 
 ……昇進にも興味のなかった軍人が国王になるなど、今でも瑶子は信じられていない。残虐で無謀な作戦にも心から尽くして参加しようという気になれない。それでも今の自分は慎吾たちからすれば情感だから、隊長としての責務は全うしなければ。慎吾の言葉を間違ってはいないと思うからこそ、この国の軍人として戦わなければならない。
 ライフルを構えて引き金を引く。今度こそはすべて中心を射抜いた。



2010.01.25(Mon) | 近代戦パロ | cm(0) | tb(0) |

こんぺきの

おかんと妹がキッズステーションでコナンの映画観てるのを横目にヴァルキュリア2やってました。昨日中断したところからやりたかったけど消えてたのでやり直し。まあそんなに進んでなかったしいいや。
ミッション1つ、まさかのBランクwwww 他はほぼSランクかAランクなのに!
ストーリーミッションは早速ディルク出てきました。あんな何も装備してない装甲車の護衛なんてできるか馬鹿!! と騒ぎながら、前作ほぼやってんのに1回撤退1回リタイアして悩む。
迂回して比較的安全な道行こうかと思ったけど、冒険でディルク近くの拠点行ってみたらディルクが迎撃で自分の味方の戦車撃破してくれたのでラッキーでSランククリア。いやあ、……楽しい。
コーデリア出てきた! 何かカッコイイ! しかし国家元首があんなしょうもない装甲車でいいのかという疑問もある。


確かにマップは狭いし音の劣化もあるけど、DSと比べれば雲泥の差だろうと。ビタXのDS移植が悔やまれる。なんだよ、ZはPSPで出すくせに!
恋愛シミュレーションやってると、アカデミーパートが楽しくて仕方ない。
アバンすごい好かれるだろうなー、男子にも女子にも。ゼリはユリアナさんとフラグ立ちませんか?
アバンはコゼットもいいけど、今のところリコリスとのコンビが可愛い。コリーンでも可。
ラビニア姉さんもあんなに武器値下げしてくれたりG組のために頑張ってくれたり、アバン気に入られてるなあ、と思いつつ姉さんのポテンシャルが気になって仕方ない!!!! 姉さんきっと2年前の戦争参加してるよね、姉さん暗い過去持ってるんだよね!! 
ヨアヒムはフランカとフラグ立ててほしい、あの2人絶対いいと思うんだよね!!
ニコル君を何とか狙撃兵にしたくて前線に出してるつもりなんだけど、結局総合力高いアバンとかゼリばっかり使っちゃうから勿体無い。それでなくてもアバンは強制出撃多いしなあ。
反乱軍はバルドレンが好きです。いや声は緑川だし喋るなお前、と思ったりはするんだけど、純粋に自分たちの力だけで革命しようとする姿勢は素敵です。連邦と手を組むのは嫌なんですね。
バルドレンとオドレイがいい感じの兄妹関係だったらすごく萌えるんですが。
ディルクが実はアバンの兄さんとか言ったら私吹きますからね。まさかのバルドレンだったらちょっと喜ぶけどあの歌舞伎顔でそれはない。(笑)
レーヴァテインといい、アスガルドが何たらといい、北欧臭が無茶苦茶してきました。
ええ、ミズガルズとかニヴルヘイムくらい出てくるんじゃないだろうか。バルドレンの武器がオーディンのなんちゃらとかだったらそれもそれで吹きだす。オドレイが猫2匹買ってるとかなwww オドレイをフレイヤにするならバルドレンはフレイか。大事な剣を一目惚れした女のために手放す例の兄貴か。
なんだかんだでアバン・ゼリ・コゼットのトリオが可愛い。OPムービー和む。ケミストリーいい仕事する。
そしてなんだかんだでアバンとゼリのコンビがいい。こいつらが連携して迎撃してるとニコニコする。


そんな私はこれから論文しまーす。1日で仕上げるぜ絶対仕上げるぜそんなに時間使ってたまっかばっきゃろー。
メールはうっかり昼寝してうっかり忘れました。明日絶対送ります。

2010.01.25(Mon) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

どーん


眠いです。もう寝ます。
ヴァルキュリア2は帰宅したら電池が切れてました。吹いた。


今日は点呼どんとショッピングらしいことをできて大変有意義でした。
欲しいピン買えたし。新しいシュシュも買えたし。ファーのシュシュは帰宅後やはりフェレットの標的となりましたが死守してます。この前奴らは新品のタイツに爪引っ掛けやがったので警戒が必要です。私の指に穴空けたことだしな。
旅行については次回細かく決めることにしましょう。明日また支払いとか保険についてのメールを一斉送信したいと思います。


点呼どんにもらったプレゼントを妹に自慢したところ、「何で沖田のアイマスクじゃないの!?」と意味不明のキレ方をされました。意味が分かりません。誰がお前にやるっつったんだ。
私は結構プレゼントとか嫌がらせとか選ぶの好きな人なんですが、贈り物についてのスタンスは大和がまんま私と同じ考え方をしてます。紗央はちょっと違う。空と慎吾は大和とは違って、2人同じベクトルです。空と慎吾みたいな考え方は好みですが、そのままは大和だなあ。だから私大和気に入ってるんだな。
ちなみにタっくんは自分のやるものは絶対に喜ぶと思ってる相手にしか送らなそうです。紗央は貰う側としては大和と同じ考え方だと思う。寧ろあの子は病気入ってると思う。
大事な人がくれるものなら生ゴミだって大切にしちゃいそうなのが紗央。(笑)


さて、なんか明日を月曜と勘違いしそうです。そろそろ寝てバイトに備える。


2010.01.24(Sun) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ああああ!!

いろんな続き書こうと思ってたのについゲームをキリのいいところまで進めたくてこんな時間に……。
論文? なにそれおいしいの?
原稿あるし、月曜火曜あたりでがーっと打ち込めば終わるかな、とか甘い予想を立ててます。
やる気になりさえすればできるはずなんだけど。


起きてからずっとヴァルキュリアしてました。
昨日の失敗を生かして両側の拠点をとることに。(ていうか両方取らないと絶対ステージクリアできない)
何度も兵を倒れさせましたが、「強制退避」「全力防御」「一斉精密狙撃」とか「救護班要請」あたりのオーダーをばんばん使って進めました。
拠点ひとつ占拠するごとにセーブして、ちょっとでも動かし方間違えたと思ったら即ロード。
3回くらいロード繰り返してようやくどうにかなりました。セルベリア強すぎる……。
セルベリアっていうか銃ですよね、銃。拠点にいる人狙い撃ちするのマジでやめてほしい。
あとはセルベリアのオーダーが厄介でした。なんだ支援物資って……。なんでCP2つしか消費しないのに全員全回復してんの? あのオーダー欲しいんですが。
最後は試行錯誤を重ね、戦車はセルベリアの銃撃もらってもダメージが小さいので、戦車を目隠しに、背後からミッコリ君に頭狙ってもらいました。意外とあっさり勝ててびっくり。
ついでにマップ見るだけ見てみようと思った「乙女の盾」作戦も、何だかんだでクリアできました。マーモット怖い、怖いよ……。相変わらず地雷原恐ろしかったです。
で、ウェルキンとアリシアの例のシーンを見たのですが、ゲーム版のウェルキン強いなあ! カッコイイ。
「そんな破壊の力で手に入れた勝利は本当の勝利じゃない!」って、うわあ……。
結婚式シーンはなくても、コナユキソウの指輪とか、演出がいいなあ……。ウェルキンが「僕は君を愛してる」って言った瞬間ほろっときました。アニメよりこっちのがいい、このシーンは。
アニメだと小隊のみんなもアリシアに冷たく当たったりしないんですね。いいことだ。
アニメでは出ずっぱりだったダモンが吹っ飛んだのを見たときはスカッとしました。ええ。


2も届いたので並行してやってます。
密林では評価分かれてるけど、フィールドがちょっと狭いとか、グラフィックだとか音だとかの問題が指摘で多いだけで、内容自体悪いとは思いません。ていうかBLiTZも変わってないし。私は下手なのであれくらいがちょうどいいかも。操作もほとんど変わんないけど、照準合わせるのと行動終了にちょっと戸惑うくらいかな。慣れるっきゃない。
アバンみたいなキャラ好きだなあ。でもちょっとお兄さん好きすぎだよね。兄ちゃんどんだけ好きなんだお前。
技甲兵のヨアヒム君が好きです! 好きな割にすぐ病院送りにしちゃいましたが。
死亡がないのが嬉しいです。まあエリア別れてるとなかなか助けにも行けないしねえ……。
オーダーまだ使ってないから早く使いたいです。あとはガッセナール家に会いたい。(まだ声も聞いてない)
レーヴァテイン杯って、もう完璧北欧神話の世界ですね。古ノーザン文字も資料集見たらほとんどルーンみたいなもんだし。地図的にもそうなんだろうけどさ。
アリシアとウェルキンが出てきて騒ぎました。きゃあああああバカップルよおおおおお!!!
ウェルキンが全然変わってない。隊長してるウェルキンが好みだったんですが、これもこれでちょいアホな旦那でいいのかもしれない。ウェルキンが生物好きって聞いて勉強し始めるゼリ、いいですね。
1を経験してるからか、難易度が低いのか、SランクAランクが私でも余裕で取れるっていう。驚きです。


「デュラララ!!」も見た。
マジで折原いいな。神だろ、ついていきますありがとうございます。ああいう狂気的なキャラも好みです。
平和島さんの声を聞いて、「あ、なんか聞いたことある声だな、誰だ?」って一生懸命3秒くらい考えて、「どう聞いても小野Dだろ……」をセルフツッコミしたのは私です。
しかし面白いですね。うん、今期は結構良作揃いなのかも。
おおかみかくしの変態度に呆れたwwww


ニコニコでセルベリア戦1ターンクリアの動画見て吹いたwwww まさにアリシア無双。
ドーピングしすぎっていうか、アリシアだから思うけどどんだけウェルキン好きなのwww
アリシアが近くにいるとウェルキンのポテンシャル発動するけど、「君の存在が僕に力をくれる」って毎回吹くんですが。ジジイ(笑)の「野菜、万歳!!」よりマシか。
さて、寝坊しないためにもう寝ます。寝るぞ!!!!!

2010.01.23(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ちょwww

ひだまりスケッチおもろいなあ、何気に。
そんな私はそろそろアニメヴァルキュリアのDVDをレンタルすべきかどうか迷い始めました。
特別休暇のエピソードとかが、アニメで、……そんなの超見たい。
恒例のプレイ日記ですが、やっと要塞のスイッチ3つ起動させました。あんなヒヤヒヤするなら早くオーダー使っておけばよかった。ちゃんとやったら地雷原もきっちり支援兵で除去できたし、榴弾砲に脅かされることもなかったし。榴弾砲はナジアルのが怖かったです。あとはウェルキンとアリシアが隊のみんなとはぐれたときのステージ。サーチライトがあんなにも怖いなんて思わなかったよ……。
次はセルベリア戦なんですが、「ん? セルベリアやっつけんの? じゃあ対戦車兵いらないなあ、突撃兵多めにしておこう」と思って配置したら余裕で重戦車とか中戦車とか駆逐戦車までいやがるwwwwww
それでも一応ひとつ拠点取って、戦い方はなんとなくわかったので電源を切る。狙撃兵欲しいけどあいつら弾当たるとすぐ死んじゃうんだよなあ……。
回避できないよう背後取れって無茶な! 私マップ両側にある敵拠点はどっちかひとつしかとらない主義なの!(何)
「今度は人として、戦士としてお前たちと戦う!」って言うけどさ、セルベリア。あんなすごい銃持ってたら相手がお前じゃなくても敵わんわ。


じゃあ至貴くんと琴也で地味に仲良くしてほしいなと思うよ!
ストッパーはいないと話にならない……。(笑)
無能な王子及び国王の下で働かせてしまって本当に申し訳ない。
瑶子さんとタっくんの昔話も書いてみたいなあ。どっかに挿入するつもりではいるんだけど。
タっくんは国が正常に機能してればそれでいい人。即位してからもその路線を実行してるに過ぎない、と思ってる。
自分の国が何やってるか知らないうちは、何かに備えて戦車とか武器とかのメンテナンスをするのが一番いいことだと思ってるけど、わかったからには動かざるを得ない。先代が隠居して大和が次の王になっても、ダメな王の教育を受けてる大和はやっぱりダメな王様にしかならないだろうと思ってるし。
瑶子さんはそういう考え方が全く理解できない。タっくんが何を知って豹変したのか知らないっていうのも勿論ある。
ローテブルクで要君に会って、要君がシュヴァルツシルト出身ならその辺の細かい事情を聞いて、やっとタっくんにも取りあえずの筋があることを理解すればいい。それでも、その理由があっても許せることと許せないことがある。だからあくまでも瑶子さんはローテブルクの軍人で、国を守るのは勿論だけどタっくんを止めてあげたい気持ちもあると思う。で、結局、「これだからお勉強の足りない奴は嫌いなのよ! 理央王子を少しは見習って欲しいくらい!!」とか言い出すんだろう。


最初は私もスターシステムのつもりで考え始めるんだけど、舞台によって考え方がまるで変わってくるので、同じキャラとも思えないっていうか。本当は全部別キャラでもいいくらいなんだけど、それは面倒だし、記号として名前を同じにしてるだけみたいな。聖櫃戦争の大和は近代戦パロのタっくんがそのままできそうです。でもタっくんなら悪魔を腕に封印したりしてそのまま悪役転身しそうなもんです。どっかの地獄先生みたいですが悪役で。
「国ぃ? はぁ? んなモン知ったこっちゃねぇな、勝手に滅びろ」とか言い出しそうです。
しょうもない話としては、タっくんと瑶子さんをお互い紹介する理央と紗央とか書きたい。

瑶子:「わー、なぁんか想像してた通りの人だねー。ええっと、紗央ちん、お名前は?」
紗央:「え、えっと、……さ、桜井っ、たく、み」
瑶子:「じゃ、おにーさんで」
理央:(いや何がどう「じゃ」なのか理解できない)

下手に名前で呼ぶと紗央のことだから要らぬ嫉妬をするだろうという瑶子さんの判断です。
でもって、タっくんが「この中にいると見劣りして見えるなあ、瑶子」とか言い、流石の紗央と理央も((え、ちょ、女性にそれ言う? 言っちゃう?))とか思ってるんだけど、瑶子さんは、
「そうなんだよねー。紗央ちん綺麗だしー、理央くんは照井瑶子史上稀に見るイケメンだし!!」
とか言い出し、((こいつ動じてねぇ……!!))と紗央と理央に思われてればいい。
2人で飲みに行って互いに潰してやろうと思うんだけど引き分けとかだといい。悪知恵で酔いつぶれた振りして帰れば理央がいつもより優しくなるかも、とか行ってタっくんにおぶってもらって帰る。
酔ってる振りしてかわいこぶってみたりする。理央もなんかいつもより可愛いなあこの人、とか思ってる。
でも「……ま、酔ってる人に手出すのは人としてどうかと思うし」とか言ったら酔ってるはずの瑶子さんが「つまんないー!!」とか言って以下略です。
理央と瑶子さんに英語の絵本とか読み聞かせしてもらってる小さい琴也とか考えると可愛いなあと思います。



どうでもいいですがタっくんは不可抗力で和歌の知識はあったりするといい。中学高校の勉強方面はさっぱり忘れたけど、家で叩き込まれたことは抜けなかったらしい。
たまにNHKとかで出てきた和歌とか見てコメントして、紗央がものっそい不思議そうな顔で見ればいい。
ちょっと失敗したな、とか思いつつ、「お前、和歌の一首や二首知らねぇと警官失格なんだぞ」とか言う。「日本人たるもの、詠めるくらいがちょうどいいに決まってんだろ」とか言う。
大和は古今集が好きな設定ですがタっくんはどっちかってーと万葉集だなあ。でも大和は大学では軍記物専門。
古今集が好きなのは私です。手ごろな現代訳の本が欲しいんだけど古今集はなかなか見かけません。
これは百人一首だけど、崇徳天皇の「瀬をはやみ」の句がなんとなくタっくんと紗央だなと思う次第です。
大和は花言葉好きです。変なところがロマンチストでキザったらしい。
椿の花言葉は「我が運命は君の掌中にあり」だっけ? 他にもいろいろあるけど、これだけあまりにもDQNなのでインパクトが強い。


琴也のところはインテリ系教育、真紘は奔放に育てられてそうだけど、どうしてああなったんだか。
育て方を間違えなければ琴也なんてきっと眼鏡と神谷ボイスの似合うインテリ君に育っただろうに。惜しい。
よし、もう寝る。コピペ眺めすぎた。

2010.01.22(Fri) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

わくわく

私ネタバレ割と平気な人なのですが、ヴァルキュリアの資料集読んでゲーム早く進めたくなった。
でもどうしてもギルランダイオ難しいんだよ……! もうちょっと頑張る。
資料集は軍服とか軍服とか軍服とかイケメンすぎるウェルキンとか武器とか戦車とかを舐めるように眺めてます。
初期設定のアリシアも可愛いなあ。寧ろこっちのが好きかも。
花嫁姿無茶苦茶可愛いんだが……。見たかった……。


近代戦書き始めましたが瑶子さんと慎吾とタっくんなのでどうにも進まない。
瑶子さんはヴァルトハイムを出てからローテブルクに行って、でもすぐ軍に志願したんじゃなくて最初の2年くらいは国境近くで子供に勉強教えてたりすればいい。学校の先生。
でも3年前くらいにヴァルトハイムがローテブルクに侵攻を始めて、国境近くからどんどん兵士とかが攻めてきてればいい。2年で体制を整えて、シュヴァルツシルト攻略のための足がかりでローテブルクを狙い始める、と。それがきっかけで瑶子さんは軍に志願。
だってヴァルトハイムの兵士が入ってきてないと流風が助けてもらえないからさ……。
そいで現在の時間軸としては、大規模な進軍を開始したヴァルトハイムの大隊をケレスさんの隊が撃退したとかで、奈央との結婚話が持ち上がればいい。そうじゃないと話が(略)
タっくんが本格的に城に攻め込むことを考えるのはやっぱり兵器開発の話が聞こえてきたからとかが一番妥当な気がするなあ。


「デュラララ!!」のコミック1巻も買ってきました。
取りあえず、私折原すごい好きだ……。折原いいなあ。
でも原作読む気にはならないんだなあ。というよりも、買うのも微妙だし図書館も置いてるかわかんないし。うちの市の図書館ほんとにショボいから仕方ない。
さて、もう寝ることにします。

2010.01.21(Thu) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

うふふ
密林じゃ遅いので、資料集買ってきた(笑)
バイトしたくねぇぇええ!!!

2010.01.20(Wed) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

最近は

もはやただのヴァルキュリアプレイ日記になっているけど気にしない。
難民キャンプの防衛ステージはようやっとクリアしました。
あれはやり方さえ間違わなければSランクも軽いですね、きっと。(6ターンかかった)(多分かかりすぎ)
戦車を一切動かさなかったのがいけないんだと思いますが、私には6ターンがやっとでした。
クリアするまでにも3回4回くらいはやり直したからな。攻略サイトも見たけど参考にならなかったので、最初の動き方だけそのままパクってやってみました。戦車3台とも撃破しても、偵察兵がいるの気づかなくてゲームオーバーになったり、いやあ大変だった。今までで一番悩んだステージかもしれない。
で、調子に乗ってギルランダイオの線路云々のステージに進んでみたんですが、やっぱり難しいです。地雷原どうしたらいいのwwww
公式サイトで、原画の人とアニメのキャラデザの人の対談見てたけど、ウェルキンとかエレノアさんとか原案めちゃめちゃカッコイイな。うわあああ、早く資料集が見たい!!! ゲームより資料集メインで期待してるからなあ私。


至貴くんと与一郎くんがいて、由井くんが入ってきて、じゃあ琴也は至貴くんと一緒にツッコミ要員で。
琴也は父親が看護学校の先生で、軍楽兵としても勤務してたらいい。休みの日は広場で仲間と音楽披露してる。ちなみにラッパ吹き。
タっくんは従軍時代よく演奏聞きに行ってたとかで、その時の縁で琴也も大和付きの下士官っていうかそんな感じに。
琴也は楽器はあんまりできない。歌はうまい。
由井くんとか与一郎君とかを遠目に眺めつつ、「……あんなんでもいいから人が欲しかったって、王子も相当だなあ」とか至貴くんと喋ってて欲しい。
エンドゥー出てもいいな。ランの時は支援兵、アラシの時は突撃兵、みたいな。うわあすごくFFのジョブシステムみたい! 素敵!(何)
綾奈ちゃんはじゃあアリシア的立ち位置で偵察兵とかな。


2で部隊作るのが楽しみで今からわくわくしてます。
交換留学生と、イーディ妹と、お嬢様と、帽子のファンキーな奴と、腹黒副会長と、ピンクの髪の乙女な戦車兵あたり目つけてます。内気な狙撃手君もいいなあ。
一回使い始めるとそのキャラに愛着が湧いてしまって他のキャラを使おうと思えないんだよなあ……。
オスカー君が亡くなってからというもの、狙撃にはツェザーリ君を使っているんですが、そういえばコミックスでは悪役で描かれてる(笑)
帽子の技甲兵の子、すごく好きなキャラのような気がする。
CMが綺麗だったので「エンド・オブ・エタニティ」もちょっと気になってます。銃撃戦なんですね。調べたら下野と成田剣と、丹下桜が出るんだかどうなんだかって見ました。中二病な感じが素敵です。


そろそろ寝ます。眠い。

2010.01.20(Wed) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

おおう眠いよおう


ナジアル後編をやっとこさ攻略。シャムロック号は小回りきくし移動距離長いし使い勝手がいい。しかもエーデルワイス号撃破されないためにそっちを囮として使うのは当然なわけで。ごめんザカ。撃破されちゃってごめん。
ツェザーリ君が大活躍でした。狙撃兵はそうでなくちゃ!!
え、戦闘評価? 何それおいしいの? 当然Cランクです、はい。
あとはぼったくりのエレットの新ネタを買いあさる。キャラの話が読みたくて何が悪い! でもなんでこんなに戦闘多いわけ? アリシアのと、エレノアさんのは終わらせたんですが、ウェルキンの断章が曲者。8ターンもキャンプ守りきれる自信がない。ザカ何やってんのお前戦車兵だろ戦車乗れよ……。難民の避難は他の奴に任せてくれよ頼むから。
ちょっと活路が見出せない。どうしようかな、あれ。遊撃戦闘でレベル上げすっかな……。


昼に起きてからアニメヴァルキュリアをマルベリーあたりから見て号泣していたのは何を隠そう、私です。
アニメはゲームを補完するものです。ゲームやってアニメ見て、あんなにオイシイのはないと思うよ。
まずオスカー君が生きてることに泣いた(ゲームじゃ早々と私が見殺しにした)。ゲーム中のオスカー君の死亡シーン、「エミール、どこだ……?」ってむちゃくちゃ良心が痛んだ。いや、本当に助けに行こうとしたんだけどね、どうしても道が見つからなかったんだよ……!! アニメでエミール君と仲良くできてて本当によかった。
あとはラマール君ですかね。ラマール君可愛すぎ、一途すぎ。イサラはラマール君のこと手玉に取りすぎだと思うの!
イサラの死亡シーンは、ゲームじゃ一度も聞けなかったロージーの歌をアニメは聞けてるので、一度だけだったけど聞けてよかった、で感動。埋葬シーンでウェルキンに殴りかかるラマール君見て感動。冷たくあしらうウェルキンとか、もう、もう……!
ダモン将軍が死んだイサラを侮辱して、そのあと隊の若い面子で落とし穴掘るところでのファルディオの大人レベル。「あのダモンを退けてもまた新しいダモンが来るだけだ」「勝って勝って勝ちまくって、ガリアに平和を取り戻すことでしかイサラに報いる方法は無い!」って、アニメのファルディオはどこまでも男前。
ついでにその後、イサラを守れなかったとかぐちぐちしてるウェルキンに対して「第一小隊は既に3名の除隊者を出している。ベッド暮らしの者もいるんだ。それでも俺は彼らを守れなかったなどと思ったことは無い!」って言い切るのも素敵。
とかくアニメのファルディオは(以下略)
最終回? なんですかそれ、おいしいの??
イサラの遺品整理してるときのウェルキンの表情とか、ブルール奪還戦の後の「涙が、出ないんだ」とか、いいよねえ表情が。ウェルキンがあんなに泣いたのをアリシアはずっと聞いてたわけで、そんなの結婚するよなあとひとり納得。
イサラがウェルキンのことを、「隊長らしくいようと努めている」って言い方してました。お父さんが死んでから途方に暮れてるみたいだとも言ってたな確か。偉大なお父さんだから余計にプレッシャーあったのかなあ。
そう思うとアニメのウェルキンの人間らしさったらないね! 妹が死んで悔しくて悲しくて、その上好きな女の子は親友にも好かれてることがわかってて、アリシアに告白されても、オスカー君たちが一生懸命励ましても冷たい反応しかできない。もういろんな指標を失ってどうしようもなくなって、それでも自分は生きてるからどうにかしなきゃいけない、だから最低限の反応しかできない、そんなおぼっちゃん萌える。(結論)
ウェルキンの何がいいって、おぼっちゃんのくせにいろんなことわかったような顔してるところですよねやっぱり。(酷)
ウェルキンとかロージーとかザカとかに教わることたくさんあると思う。もっといろんなこと吸収したらアニメファルディオ超えも目じゃないくらいのいい男になりそうです。
アニメ鑑賞中の私の発言。
「あんなに命中率のいいエーデルワイス号なんて違う! ラルゴもあんなに命中率高くないよ!!」


ヴァルキュリアフィーバー中です。2の発売が楽しみです。
2もオーダーがカッコイイ! 公式サイト見てたら「あれ? CPめっちゃ使わね?」と驚きましたが、まあいい。
オーダーはアバンが出すんですね。ゼリも出したらいいじゃない……。
ヴァルキュリア2は士官学校の話だから、オーダー出すにも命令っていうよりお願いっていうか伝達っていうか、そんな感じなのがいいと思う。「みんな、聞いてくれ!!」ってアバン、いいなあ。
アバンとゼリとコゼットはどう見ても空理央奈央なんですが、単体で見るとアバンは断然慎吾。
支援兵の金髪副会長使いたいです、君に決めた!!! あとはイーディの妹とか、可愛くないかあの子……。
アニメのヴァルキュリアのファンブック発売、だと……? 私を破産させるつもりなのか……!!
資料集ばっかり欲しくて攻略本には興味ないってどうなんだろう。私勲章集めるのとかあんまり興味ないからなあ。


22日だか23日に資料集届いたら近代戦の続きを書こうと思ってます。舐めるように読むよ私。
風哉くんとかも出したいなあ。早く5年前から卒業させたい。
舞台裏もいいなあ。みのりと仲良しなタっくん。

「お母さんばっかり綺麗な服着ててずるいー!! あたしだって不可抗力ならああいう服着たいのにっ」
「その機会は嫁入りまで取っとけよ、みのり」
「へっ、どうせあたしなんてそんな機会ないですよーだ。ずっとお父さんとお母さんにパラサイトするんだから」

とか言ってて欲しい。後ろで冬二くんはなんか、やきもきじゃなくてうじうじじゃなくて、そんな感じでいればいいと思ってる!
私論文いつ書く気だろうね! メールの返信は明日します。ヴァルキュリアやりすぎてメール返すのすっかり忘れてた。よし、寝ます。

2010.01.19(Tue) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

遅刻した

日曜はバイトに遅刻しました。ヴァルキュリア2予約して、「うへへへへー」ってなってたら寝過ごした。焦るよマジで……。しかし私が遅刻する時って何故か必ず店長が不在。なんだ私、わかっててやってるのか。
明日は5時からだから余裕です。余裕でもうすぐ寝ます。


ヴァルキュリア2が来る前に1をどうにかしたいので頑張ってますが、さすがにナジアル後編は無理だった。
随分首尾よく進むなあ、拠点占拠楽勝だなあと思ってたら挟み撃ち。
ヴァルキュリアは戦術練るのが楽しいゲームですが、私の脳では戦術も何もあったもんじゃありません。
それでも一度マップ見て、負けてから、次どうしようかな、って考えるのが楽しい。一回その戦場の動きとか見てみないと兵士をどう動かしたもんか考えられない。挟み撃ちとか、私事前情報ナシなので寝耳に水だしな。
取りあえず手前にシャムロック号置いとくことにする。アリシアはこっち攻撃しないからとっとと占拠してしまうことにするよ。明日にはナジアル終わらせたい。早くファルディオに会いたい。
ウェルキンのオーダー、「潜在能力覚醒」も素敵ですよね。「君ならできる、僕は信じてるよ!」って、たまたまアリシアに使ったんですが、もうこいつら戦場でいちゃつきやがって!と思わずにはいられませんでした。
イサラが死んだ時は割と冷静だったのに、アリシアに関しては結構取り乱すよなウェルキン。だがそこがいい。
アリシアには「第七小隊のみんながアリシアの家族なんだ」って言ってる割に、ウェルキンは違うよな。イサラって本当の家族だったわけだし。なんだかんだでウェルキンっておぼっちゃん。一人になったことがない人だと思う。ロージーにしろラルゴにしろ孤独を経験してるけど、隊長だけがおぼっちゃん。イサラがいなくなっても割と冷静でいられるのはアリシアがいるからで、そのアリシアまでも失うかもしれないと思ったらそりゃ取り乱すよな。
ってキャラの心情を考察すると萌える。こう考えると、アリシアからウェルキンへの気持ちよりも、ウェルキンからアリシアへの気持ちの方が断然でかいよな。そしてそれを踏まえてのアニメのブルール奪還戦、とか、なんというドラマ……!!
アニメ見直すか。やばいな、アニメヴァルキュリアはじまったな。(終わってます)
ヴァルキュリアの攻撃シーンは迫力あってPS3すごいなと思いました。「戦車さん逃げてぇえええええええ」「シーマ兄ちゃん逃げてぇえええええ」と画面に向かって叫んだのは私です。


さて、はなまる幼稚園見てたんですが、けんじ君とひいらぎちゃんいいですね。可愛い。
年上なのに年下に「ししょー!」って言うの可愛いよな。
そのまま成長してくれちゃったりしたらお姉さんはにやにやが止まりません。けんじ君には是非私の想像通りに成長して欲しいと思います。
ひいらぎちゃんのお父さんって天文学者なんですか、小西ボイスの天文学者で子持ちですか、やっべえそれどこのアニメですか!(混乱してます)


アンドゥーが叡一くんと接触して、紗央を取り返すにはそれしかないと踏んだらトリオの言うことも聞かないよな。
けど瑶子さん降格させて自分が入ったからって少佐レベルだしなあ。どうするんだろう。平和的な国だから王女様取り返すのに協力的になってくれるのかな。
炎而くんが筆頭で大反対して、真紘と樹理も珍しく反対に回ればいい。アンドゥーが次に王様になるからこそ、短絡的な判断をして欲しくない。紗央を取り返したいならもっと安全で着実な手を考えるべきだって思ってる。
その頃はもう紗央が結婚させられるかどうかの瀬戸際だから、結婚されちゃうと絶対連れ出せないし、その時しかないんだろうなあ。
その前後の空と奈央いいなあ。考えるのは楽しい。政略結婚させられたお姫様と駆け落ちする空とか、空っぽい感じがしていいな。本筋の空はそういうのが嫌なんだろうけど、空っぽさってあるんだよ。わかってくれよ。
大和が与一郎くんとかを登用したのは、無能でない奴なら誰でもいいから手を貸して欲しかったからです。人間性は二の次です、とにかく手が足りなかった。だから後々与一郎君にちくちく言われて、登用したこと本気で後悔すればいいと思ってる(笑)


琴也のライブの話をちょっと考えてる。
カバーばっかやってるけど、最後のライブの最後にオリジナルを1曲だけ歌えばいい。全英歌詞で。
他のメンバーが日本語作詞して、琴也が英歌詞にして、音つける。
琴也はどうやら英語と家庭科は真紘よりできるらしい。英語は瑶子さんの影響なんだろうな。琴也が小さい頃から瑶子さんが英語教えてそう。英語の試験だけはクラストップとか学年トップレベルとかな。
琴也のイメージは、「デュラララ!!」に出てる宮野ボイスのキャラみたいな、しょーもないけど楽しい感じ。
面白そうだから漫画買ってみようかなあ……。けど声付きがいいんだよなあ……。


さて、寝ようかなあ。

2010.01.18(Mon) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

明日晴れるかな

桑田の曲が好きだ……。
サザンも好きだ……。


昨日も今日も帝国軍と激戦を繰り広げました。へちまです。
マルベリー海岸の遊撃戦闘、EASYモードだけどAランクもらえた。やっぱ慣れだな、あれ。
まあ遊撃戦闘って1回やったとこだし、兵士の配置も分かってるし、あとは突撃するだけなんだけども。
ナジアルの前編は2回目でどうにかなりました。1回目はセルベリアにエーデルワイス号撃破されて終了。あの無様っぷりはなかった……。頭隠して尻隠さずの戦車とかないわ……。
2回目にしても、セルベリア弱らせるのに何回戦車動かしたことか。その上ザカもウェルキンも外すしよ……。
1フェイズまるまる戦車だけに使ったし。もうちょっと命中の精度とか上げないとダメだなあれは。
地雷原で「よしヘルバート君行け! 全部除去してこい!」と出撃させたのにうっかり地雷踏ませて戦闘不能に。除去する係の子が地雷にやられてどうすんの……。その後ホーマー君が地味にフォローしてくれました。
ヘルバート君が「反撃に備えてみた」って言うのがすごい好き。ていうかヘルバート君が好き。ツェザーリ君も最近命中の精度上がってきて嬉しいです。いいライフル装備させといてよかった。
ロージーの断章の戦闘ではアイカたんを死なせてしまった。ヴァイス君とラブラブしてんの見るの好きだったのに……。オスカー君を死なせて以来、隊員死なせないようにしようと思ってたのにやっちまった。
どうでもいいですがヴァイス君の元キャラの声って関智一なんですね。智一だったら絶対毎回出撃させるのに。
ファルディオがどうも狙撃兵ぽくてドキドキしてます!!!! カッコイイ。かっこいいよファルディオ!!!
でもシチュエーションはアニメのがやっぱり好き。ロージーの家族の設定も微妙に違うんだな。
アニメ版ファルディオは櫻井の演技がマジで好きでした。続きが早く見たい。でも勝てる気しない。
とりあえず2と資料集予約してくる。


そうですか、シュヴァルツシルトがガンダムを発明したらしいという情報が流れればいいんですね。(違)
ガンダムとか作ってるならローテブルクの前に直接攻撃した方がいいよ絶対。優秀なパイロットがいるとも限らないけどあの国なら人工的にパイロット作り出しそうだしな。
それはともかくとして。
手を組みやすいのは勿論冬二くん。成功率が上がるのは大和。けど紗央が来てしまうと、対外的にもう退けなくなると思うので、大和も甘えを捨てそうな気がしてます。「すいませんでした」って紗央を返すのは簡単だけど、それだと国の面子に関わるしね。なので紗央が来てしばらくしてからタっくんと大和によって軍事国家としてまともに機能し始める可能性がある。
叡一くんと手組んだのはいいけどどうしたもんかと日々考えてた矢先にクーデターだったりタっくん殺しがあったりするとストーリー的には良さそうなもんです。
タっくんがいる以上退けないだけであって、大和は積極的に戦争したいわけじゃない。基本的には政治的な部分を任されてるだけなので、そっちからの条件聞かされたら結構納得しちゃいそうなもんだけど。叡一くん側から出された条件で揺れてるってのもアリだと思う。結局どっちだ(笑)
流れとしては、
①アンドゥーたちが紗央奪還にやってくる
②ヴァルトハイムとローテブルクで戦闘になる
③ヴァルトハイムが目先の敵と戦ってる間に叡一くんがクーデター起こす
④なんだかんだで紗央奪還成功する
⑤タっくんの耳にクーデターの話が入ってくる
⑥ローテブルクなんて小国だから後回し、ってことで攻撃目標をシフトさせる
⑦というところで椿がオイシイとこ持ってく
みたいな感じかなあ、とか思ってるんだが。
こうなると叡一くんはアンドゥーとも話ができてれば俄然有利に進むよね。ローテブルクとしてはシュヴァルツシルトとの交流を切りたかったわけでもなんでもないし。
アンドゥーが叡一くん側と話ができててもトリオは止めそうです。「この国の兵力で時間稼ぎなんて数秒持てば良い方です!」とか炎而くんに散々言われればいい。相手は小さい自治区に総攻撃仕掛けた国な訳だし、一国が相手となれば本当に総力をかけて潰しにかかるかもしれない。王家断絶はもちろん、町だって焼け野原になる可能性が十分ある。
でも瑶子さんは理央の国だからそんなことさせないんだよ。経験積んでる戦車兵だから! 最早アンドゥー眼中に無しなのかこの人。
小さい頃からずっと見てきた王子様が王様になる決意し始めたとか、それを自分だけに打ち明けてくれるとか、瑶子さん的にはかなりオイシイシナリオだよね! 本筋の瑶子さんなら「脚本GJ! 年齢差さえ犯罪くさくなければ!!」と言ってくれそうです。


ヴァルキュリア2、兵科が30以上、だと……? それなんてFFのジョブシステム?
楽器で隊員を鼓舞するとか、いいね。発想が。戦車も100万通り以上でカスタマイズできるとか、操作楽だといいなあ……。
戦車ぶっ壊したいです。あの兵科になりたいです。PV見る限り、アバンとゼリとコゼットの、なんか、うん、超私好みな学園くさい。イーディの妹いるし! アリシア・ギュンターだし! 
資料集と一緒に予約してきました。楽しみ!


旅行代金振込みの案内が来たのですが、一括みたいでどうしよう。
29日が期限なので、それまでに一度できたら集まりたいんだけど。明日にでもメールします。
よし、朝からバイト! 寝る!!

2010.01.17(Sun) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ヤマトナデシコ七変化
亀梨は短髪のが絶対カッコイイよねえ、と妹と語り合いました。
何故ヅラにしたし……。切れよ。切れってば!!


今日こそ美術館行こうと思って10時半に目覚ましをかけ、起きたのが2時。何故。
仕方ないのでひばりが丘で買い物してました。マフラーとか元々買おうと思ってたものが、冬物の値下げでちょっと安く買えたのでまあよかったかな。ストラップも可愛いの見つけたから、まあこれでいいか、と買ってきた。無印じゃお気に入りの書きやすいペンが半額で売ってたので黒4本とピンクと黄緑っていう妙な組み合わせで購入。ついでにハンドクリームも3割引になってたので買ってきた。
欲しいものたくさん買えたので満足です。


ヴァルキュリアをちょっと進めた。やっと次ナジアル平原!! 私にしては珍しくフルコンプが見えてきた!
2発売前にちょっと頑張っておこう。
マルベリーは感動してほろっときた。やっぱりイサラは死んじゃうのね……。
ロージーとのやり取りとか、中盤はアニメが好きかな。心情描写に結構力入れてたと思うし。ただファルディオが空気なのが寂しい。
アニメはちゃんとロージーの歌聞けたんだよね。ゲームやってると聞けなかったイサラしか知らないから、ちょっと感動度が増すかもしれない。あとラマール君がいないとやっぱりねえ……。代わりがクライスなのかな? クライス絶対イサラ好きだろ……。リオンでもよかったのに! 寧ろリオンが乗って爆走するエーデルワイス号が見たかったかもしれないwwww
ウェルキンについてですが、ゲームの方がウェルキンらしいですね。アニメは人間らしい。アニメだとイサラ死んでからウェルキンの病み具合が半端じゃなかったので。オスカー君たちが昆虫とってきてくれたのに「それどこにでもいる奴だから」とか冷たいにも程があるだろっていう。病んで後悔して悲しくて悔しくて、ブルール奪還戦の後自宅で吼えるように泣いたウェルキンは人間らしいと思う。けどゲームではあんまり取り乱さないし、奪還戦のときもちゃんとリーダーシップ発揮して臨んでる。「自然もイサラも元には戻らない」ってウェルキンらしい台詞だなあと思いました。失われるばかりじゃないけど、失われるものもあるってわかってる。
まあ、ただあんまりアリシアといちゃいちゃするのはどうかと思う! 「この戦争が終わったら伝えたいことがあるの」「……うん」ってお前ら、抱き合ってるくせに何それ、プレイヤー馬鹿にしてんの? 私馬鹿にしてんの? とまあ思うわけです。
マルベリー戦でウェルキンのオーダー多用したんですが、救護要請だか何だかのオーダーがかっこよくて好き。「前線から本営!」って連絡するのが、ね。千葉さん声いいなあ。


「デュラララ!!」で今しゃべってる神谷みたいのが叡一くんだったらすげえテンション上がる。
何あのドSキャラ。うわああああああ、あいつカッコイイなちくしょう!!!!! この黒さすげえ好み!!
実況でした。


で、近代戦パロですが。
タっくんがローテブルクに攻撃しかけるまで5年あって、その間は領土増やしたりそこで足場固めたり命令系統整えたり、やることはやってると思うんですが、ローテブルクに実際に仕掛ける直前にはシュヴァルツシルトで何か動きがあった方が腰を上げる気になるかなあと思ったりした。別にヴァルトハイムが攻撃されそうとかそんなんじゃなくていいんだけど、と点呼どんに打診してみる。
7年前にアンドゥーとか紗央とか理央とか奈央とかの誕生パーティーにお呼ばれしてその時から紗央狙ってましたとか言ったら超☆吹くんですが、どうしようかな。その辺の理由はどうだっていいんだけど。攻め込んだその時に一目見て気に入ったとかでもいいし。その辺のやり取りも想像するのはすごく楽しい。庇って欲しいのにケレスさんが守らざるを得ないのは奈央で、イライラしてるところに撤退の交換条件出されたら、ああいう性格の紗央なら余裕気取って「行くわよ! それが国のためだものね、王女の務め果たしてやるわ」って言うんだ。
「あたしはローテブルクの第一王女なんだから、手荒な真似したら許さないわよ。丁重に扱いなさい!」
「おー怖い、他国の王女に手荒な真似するほど、うちは下卑た国じゃねェよ」
ってタっくんは言うけど、他国の王女に対しては丁重でも捕虜扱いなら容赦ないよこの人。
その後の瑶子さんとシーマスさんとかもいいなあと思う次第。
アンドゥーと理央は意外と真面目に国のこと考えてて、いつかアンドゥーが国を継いだら分割して理央と一緒に治めようとか考えてたりして、理央にもその辺の話は割ときっちり二人でしてたらいい。理央は瑶子さんにそれをちょっと打ち明けてたらいい。瑶子さんは理央が座学の面では完璧で読書家でもあることを知ってるから、あとは経験が伴えばいい王様になれるだろうなと思ってたりして、いつかそうなったら理央の国を守ってあげたいとか考えてたらいい。
そんな矢先に理央が死んだら悲劇性も倍増する気がする。


さて、「デュラララ!!」も、たまたまつけたらやってた「キディ・ガーランド」も終わったのでそろそろ寝る。
明日も朝からバイトかああああ……。


今CM見て思い出した。運命の映画来週からですね! 見たい。杉山見たい!!!
それとヴァルキュリアをウィキったら2でアリシアとウェルキンも偵察兵で使えるみたいじゃないの。んなの買うに決まってんだろうと。何だよアリシア・ギュンターって。新妻か!! 新妻なのか!!
ついでにファルディオも使えるみたいなので喜び勇んで密林にお願いしたいと思います。ファルディオが使えるとか、夢のようですありがとうございます。
ユリウスさんとラマール君も使えるとかもう豪華すぎやしないかヴァルキュリア2。熱いな。
今度こそ寝ます。

2010.01.16(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ひとつのカケラ

バイト中暇だったもんで、また悶々と考えてみる。
理央のが終わったことだし、新しいIFストーリーでもと思って考えてたのが、樹理のおかん補完世界。

本筋で流風が樹理連れて帰ってくるのと同じ時に、ローラさんも連れて帰国。
実は要君が大学時代研究してたのがローラのかかってる病気とかだったらご都合主義的でいいなと思ってみた。研究者としてはある程度名前が知られてて、数例だけ助かってるとかな。そしたら当然連れて帰ると思うんだ。
そしたら猫の叡一くんとかとも繋がり持てていいかなあ、と思ったんだけど、「あれ? そういや要君って行方不明になるとか言ってなかったか?」とふと思い出したので撃沈。でもそんなカケラもあっていいと思う。
日本語は樹理と一緒に覚えたらいいんだ。料理は奈央と紗央に教わればいいんだ。万が一困ったことがあっても芹沢家というスポンサーがいれば怖くないっていう。
そんな完治フラグもいいかなと思う。要君とか流風はもちろん、大和も仕事柄英語喋る機会はあると思うんだ。大和は書くのは苦手だけど喋れる人っぽい。ルミ涙目wwww

ローラはこどもだけど、考え方ばっかり大人びてきてる子だと思う。
もうこれ以上生きられないから家族が欲しいって樹理を産んだのに、もっと期待させてしまう真似は申し訳ない。流風の人生めちゃめちゃにしてるのもわかってるし、いろんなものを貰ったからもう十分って気持ちもある。
そんなん大和とルミが聞いたら、いや聞かないが、「お前はあの子の爪の垢を煎じたりしないでそのまま食った方がいいぞ」「感動台無しにするのやめてもらえる?」という会話がなされそうです。
陸さんとか千鶴さんも最初はびっくりするんだろうけど、……いやまあ千鶴さんは最後まで微妙そうだが、悪い子じゃないので協力してくれそうな気がしないでもない。
病気治ったら千鶴さんが雑誌の仕事とか紹介してくれそう。雰囲気北欧系だから需要はありそうだ。

ケレスさんがいなかったら流風はアメリカ行ってないし、ローラはかなり感謝してそうです。
嫁連れて帰ってきたら流風の学校での態度もちょっと変わりそう。学校終わる頃樹理と一緒にローラが校庭に来てるのを窓から見かけて、「迎えに来なくていいっつったのに!」って窓から叫ぼうとするんだけど、流風に気づいたローラが思いっきり手振って駆け寄ってきて転んで、下校中の生徒の視線を浴びればいい。
「嫁って言うか、……娘?」とか思われてればいい。

樹理はどういう子になるかなあ。母親が抜けまくってるからしっかりした子になるかもなあ。
本筋ほどツンデレにはならないと思う。母親いるとルカに構わない気がするからあのコンビの形は変わるかもなあ。

おおかみかくし見たら寝る。
ひだまりスケッチ結構おもろいな。

2010.01.15(Fri) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

月と共に満ちてゆく  5



 俺たちは、瑶子さんの部屋のある方角へ向かって歩いていた。この前居酒屋の帰りに瑶子さんが俺を連れてきた公園、あの方面に案内して欲しいと俺が彼女に頼んだのだ。そこからなら、瑶子さんもすぐに家に帰れる。夜道を送るついでにもなるからちょうどいいだろうと思った。この前は一度駅前まで出たから距離があったらしいが、ここからならそう遠くないらしい。
 瑶子さんが俺の数歩前を歩き、道の分からない俺はその後に続いた。自然、俺が彼女に話しかける時は背中に向かって、ということになる。

「……何から話したら納得してもらえるか分からないんですけど」

 まずはその前置きから入った。
 言い訳と取られるのかもしれないとは思ったけれど、俺がここにいるのはもう単なる自己満足だ。瑶子さんは言葉を押し付ける対象でしかない。
 瑶子さんは返事をせずに、ただ黙々と、でもゆっくり歩いた。続きを促されているような気がして、俺は瑶子さんの後ろを歩きながら、言葉の続きを考えながら口にする。

「……俺が電話したの、気づいてました?」

 俺の問いかけに、瑶子さんは小さく首を振った。その仕草はあまりにも小さくて、否定の返事と断定するのには十分でなかった。しかし瑶子さんはそのアクションの後、ほとんど電源切ってたから、とこれもまた小さく答えた。返答が小さくとも、これで答えは得られたわけだ。

「メールもしました。電話もしました。けど、返事はないし、たまに繋がっても留守電で。瑶子さんの古い携帯、俺からの着信ばっかりで気持ち悪いことになってたでしょうね」

 それを思うと自分でも笑えてくる。滅多に俺から連絡なんてしなかったのに、瑶子さんの携帯には俺からの着信がたくさんあって、それは想像するだけで気色悪い。携帯替えたくなる気持ちも分かる。俺なら気持ち悪いから替えるだろうし。

「自分でも、瑶子さんに何を言いたくて電話かけてみてるのか分からなくて。何を言ったらいいのかなんて分からないし、告白の返事なんて考えてもいなかった。でも漠然と、どうにかしないと、と思ってたんです」

 告白の返事なんて少しも考えていない。ただ、変な焦りばかりに支配されていた。拒絶するように流れる留守番電話や圏外を伝えるトーキーが更に俺を焦らせた。
 人との繋がりが切れることを、ここまで深刻に考えたことがあったろうか。こんなに、恐れを抱いたことがあっただろうか。俺が、普段の生活を狂わすほどに動揺したことなんて、これまでにない。

「……それじゃただのイタ電になっちゃうよ、理央くん」

 瑶子さんがやっと口を開いてくれた。そうだ、俺もそうだと思う。そうですよね、と口にして頷いた。

「多分電話した理由は本当に単純で、さっきやっと実感しました。……瑶子さんの声聞きたくて電話したんですね。耳が馬鹿になってるのかもしれません」
「え、……えっと、」

 瑶子さんがどもる。いつも俺の言葉に動揺した素振りを見せていた瑶子さんらしい反応だ。狙って言ったと教えたら怒るだろうか、……怒るだろうな。

「ば、馬鹿になるって、言い方ひどいと思うっ」

 取り繕うような瑶子さんの言葉に俺も返事をする。

「俺の耳馬鹿にした瑶子さんが悪いんじゃないですか。そう思ったら今度は本当に電話繋がらなくなるし、今度こそ本当に焦りました。瑶子さんは俺のこといろいろ聞きだしましたけど、俺はひとつも聞いてない。俺が知ってるのは瑶子さんの研究室と、携帯の番号、メールアドレス、それからアルバイト先。学校は終わりましたし、携帯の番号もアドレスも変えられたら、俺は貴女と繋がる手段をなくしてしまう。それは嫌だったんです」

 瑶子さんは馬鹿じゃないし、初心でもない。それなりに経験のある人だから、ここまで言えば俺がどうしてここにいるのかも分かっているはずだ。察してくれていようと何だろうと、俺はただぶつけるだけだ。彼女の耳がちゃんと動いているなら、耳を塞いだって聞こえてしまうくらい、何度でも。

「告白の返事云々なんて言い訳で、……俺が、このまま貴女と何もなくなるのは嫌だと思ったんです。昨日今日と寒空の下何時間も待ってでも会いたいと思うくらい、醜いくらい必死でした」
「き、昨日も!? 私昨日バイト入ってないし、……昨日は駅前でクリスマスケーキ販売のバイトしてたし」
「なるほど。売れ行きはどうでした?」
「まあ、……悪くなかったと思うけど」
「瑶子さん真っ直ぐですから。勧められたら買っちゃう気も分かる気がします」
「人を押し売りが得意みたいに言わないの!」

 いつもの調子だ。瑶子さんの小さい背中、白いコート姿を目に入れて、深呼吸を一回。自分の顔はきっと何か諦めたような表情を作っているんだろう。一度周囲に目を向けると、もう見覚えのある公園の近くまでやって来ていた。
 ゆっくり進む目の前の背中に、声を掛ける。

「――瑶子さん」

 彼女のブーツがアスファルトを叩くのをやめた。くるりと振り返った彼女の目の前に立つと、高いヒールを履いていてもやっぱり彼女は小さいんだなと改めて実感した。大きいのは態度だ。少しくらい小さいところがあってくれないと男としては困る。

「……貴女が好きです」

 ゆっくり、ゆっくり、瑶子さんが目を見開いていく。元々大きいと思っていたけれど、驚いたらもっとだ。
 自分から正直に気持ちを言うのは誰が相手でもこれが初めてで、想像していたよりずっと緊張したけれど、どこか落ち着いた感じもあった。思っていることをそのまま伝えるだけだから、難しいことはない。俺の場合、返事を気にする必要はないのだから緊張の度合いも普通よりぐっと下がるのだろう。そうだ、俺は返事を気にする必要が無い。そもそもただ気持ちをぶつけるためだけに会いにきたのだから。
 瑶子さんはそのまま俯いて黙り込んだ。しばらくそのままでいたかと思うと、勢いよく顔を上げた。

「嘘言わないでよ!!」

 想定外の言葉に一瞬唖然としたが、彼女がそう思うのも尤もだ。嘘じゃありませんよ、と答えると、嘘だよ! と強い声でまた否定された。ここまで真っ向から否定されるとは思ってなかった、流石に。

「奈央ちんに言われたの? それとも紗央ちん? 私が可哀想だからって、しょうもない女だから付き合ってあげなさいって言われたんでしょ? じゃなきゃ有り得ないもん、ぜったいっ、有り得ない!!」

 自分は好きになれるのに、相手に同じ権利を与えないってどういう了見だ。差別だろそれ、政治学専攻してんのにそれで大丈夫なのか?
 少し彼女に不安を抱いてしまう。それと同時に、同情にも似た感覚。確かに、この人は可哀想なのかもしれない。けれどそこに奈央やら紗央やらを持ち出されるのは心外だ。
 暗闇に白い息をぽわぽわと吐き出して息を荒げる瑶子さんを真っ直ぐ見つめる。

「確かに、突然すぎるから瑶子さんにそんな風に思われるのも仕方ないのかもしれません。瑶子さんの言葉を否定できる要素は俺にはないでしょうし。でも俺は俺の意思で昨日も今日も貴女を待ちました。あんな別れ方したままじゃ嫌で、返事をしたくて、声を聞きたくて、ずっと待ってました。俺にはそう主張することしかできません。あとは瑶子さんに信じてもらわないと」

 あれだけ振り回されたんだから、最後に少し俺を信じてくれるくらいいいじゃないか。
 今、瑶子さんが俺をどう思っていようとも、俺の気持ちくらい素直に受け取ってくれたって罰は当たらないと思う。まあ、信じてもらえないような非も俺にはあるだろうが。
 そう思ったら、信じて欲しいなんて何と軽薄な言葉だろうと自分を嘲笑ってやりたい気分になった。そうだ、それも伝えないと。

「……と言っても、俺は瑶子さんに信じてもらえないくらい酷いことをしたって自覚は一応あるつもりです。告白を安易に受け入れるなんて、誰に対しても失礼ですよね。そこから気持ちが始まることもあるのかもしれないけど、俺にはその前例がないわけですし、もう少し慎重になるべきでした。どうせあの時告白受けてても、俺はきっともう貴女に惹かれていたと思うので振られるのは時間の問題だったと思います。でも、こう言えるのは今こうして貴女に告白できるまでに至ったからで、あの時の俺はあの時の俺にできる範囲のことしかできなかった。今の俺はあの時の行動を心底恥だと思っていますけど、俺にはきっとああするしかなかったんだと思います」

 瑶子さんは何も言わなかった。
 どう思われていても仕方ないことをした。普通なんてわからないけど、きっと瑶子さんにとっては最低の男に映ったことだろう。あの時の俺を恥じると同時に、あれが無ければ俺はここにいて今の気持ちを伝えることもなかった。複雑な気分だ。
 受け入れてもらえるなんて思わない。ただ俺は、気持ちを伝えに来ただけだ。あの時の瑶子さんのように、貴女に気持ちを置いて、帰る。

「……電話番号も、メールアドレスも変えられて、連絡つかないようにされても仕方ないことをしたと思ってます。だから俺も、瑶子さんと会うのはこれで最後にします。嫌な男の顔なんてそう見たいもんじゃないでしょうし、大学でもできるだけ理学部棟から出ないようにするので、安心して勉強なさってください」

 最初から、彼女とどうこうなりたいとは思っていなかった。
 電話番号もメールアドレスも変えられた、紗央は知っているようだったから、あれは明確に俺を拒絶しての行動だったのだろう。そこまでされてポジティブな解釈をできるほど俺は図太くない。
 ただ、気づいた気持ちを伝えないことほど彼女に失礼なことはないと思った。それに、彼女の声が聞きたかった。俺はこの先何度そうして彼女の声を懐かしむことになるのだろう。それは想像するだけで途方も無く永く、苦しいもののような気がした。しかし、それがこれまでに対する報いだと言うのなら、俺は受けなければならないとも思う。
 
「それじゃあ、俺の話はそれだけなので。聞いてくださってありがとうございました。ここから瑶子さんの部屋、近いんですよね? ここから見送るんで、心配しないで帰って大丈夫ですよ」

 部屋まで行ったら変に不安がらせてしまうに違いない。ここから、彼女が見えなくなるまで見送るのが最善だろう。
 いつものミルクティー色の長い髪も、紺色のカチューシャも、夜の闇の中ではその色を深くするばかりだ。その姿を見るのももうこれで最後になるのだと思うと、卒業式なんかとは比べ物にならないくらいに胸が痛む。それじゃ嫌なんだと騒ぐ心を押し殺して、俺はただその場に立っていた。
 瑶子さんは俺の目の前から動こうとしない。どうしたんですか、と声を掛けようとしてよく見れば、彼女が肩を震わせて、その大きな瞳に涙を溜めているのがわかった。瑶子さんに涙って、不似合いすぎて動揺する。

「……なんでそんなこと言うの……? 意味わかんないよ理央くん……!」
「意味、わかんないって、」

 それはこっちの台詞だ。手の甲でぐっと目の涙を拭う瑶子さんを前に、俺は何も言うことができなかった。

「……なんでもう最後とか、見送るとか、帰れとかっ、勝手なことばっかり言って、何なの? 私のこと好きって言ったくせに、私だって好きなのにっ、そんなのおかしいよ!」
「け、携帯の番号もメールアドレスも変えられて、連絡手段ひとつもなくなって、やっと会えたかと思えば逃げられて、だから最後にした方が瑶子さんのためになるに決まってるじゃないですか!」
「なんでよ! 他の女の子の告白受ける直前だったんだよ、理央くん! わかってる? そんな男の子に告白したって断られるに決まってるじゃない! 好きになってもらえるなんて、思わないもん、……同じ番号だって、アドレスだって、絶対連絡なんか来ないのに、寂しいだけだもん……」

 瑶子さんの目には、拭っても拭っても涙が溢れていた。街灯の明かりが反射して、水滴がきらりと光る。

「……好きになった人に、すきって、言ってもらえたことなんて、ないんだもん、……一回もないんだもん、頑張ったって期待したって伝わってないことばっかりだったんだから……」

 それを言い切ると、今度こそ瑶子さんは泣きじゃくった。止まらない涙を何度も何度も手で拭っていた。
 ……だから、瑶子さんは『有り得ない』と断言したのだろう。俺自身の意思で告白なんかするわけがないと。彼女のこれまでの統計が、俺の行動は誰かに唆されたものだと主張したらしい。瑶子さんはいつも同じタイプを好きになってしまうのだと言った。懲りないのだと。俺もそのカテゴリに入っていたのなら、これまでの経験からそう判断しても仕方ない。俺の行動は瑶子さんの統計からするとあまりにもイレギュラーで、初めてのことで、だからあんなにも不信感をあらわにしたのだろうと思う。それは分かるのだが、……俺の行動ってそんなにおかしかったのか? そうではない気がする。

「……今だから言いますけどね、瑶子さん」

 まだ泣いている瑶子さんに近づいて声を掛ける。瑶子さんはまだ、何度も肩を震わせていた。

「……瑶子さんみたいに、聡明で、すごく可愛い人に真っ直ぐ気持ちをぶつけられて、心が動かない男なんていないと俺は思います」

 震えていた肩が止まったので、その両肩に俺の両手を乗せる。

「だから、瑶子さんが振った男たちは、瑶子さんが勝手に抱いてくれてたクールなイメージのために自分の気持ちも言い出せずに別れてやることしかできなかったんじゃないかなと思ってます。俺は感謝しますけどね、その人たちに」

 そうでなければ出会うこともなかった。その人たちが瑶子さんのためにイメージを崩さずいてくれたから、今の瑶子さんがここにいてくれる。あの時図書館で律儀に職員に名前も所属も教えていた自分を褒めてやりたい気分だ。やはりそれもなければ、彼女と出会うことは叶わなかっただろう。
 研究室に飛び込んでくるような彼女の性格を作り上げた環境にも、全部俺は感謝しなきゃいけないだろう。軽く背を押してくれた奈央と紗央にも、一応。

「わ、……私も、理央くんが馬鹿真面目で律儀だったことに、感謝しちゃうよ」
「何ですかその悪意に満ちた発言は」
「だってそうでしょう? 律儀に今はちゃんと俺って言ってる」

 そっちだって呼び方変えたくせに、よく言うよ。
 そう心の中では悪態をつきながら、やっと笑顔を取り戻した彼女の目尻を親指で拭ってやってから、返事をする。

「……別に、明確に自分の中で区切りがあったわけじゃないですけど。今はもう、これでいいかなって」

 漠然と、他人に対しては僕を使っていたし、近しい人間には俺と使っていた。途中でシフトさせることもあったけれど、こんなにごっちゃになったのは本当に瑶子さんが初めてだ。
 他人にも、近い人としても、どちらでもいてほしくて、でもやっぱり気を使わないでいられる関係でいたいと思ったということらしい。我ながらよくわからない。
 あ、と瑶子さんが声を上げてがさがさコートのポケットを漁って、じゃん、と俺に手にしたものを見せつける。そこには俺が見たことのあるものとは違うデザインの携帯電話が握られていた。

「電話番号とアドレス、教えるね。晴れて両思いという奴なら、私毎日だって電話しちゃうんだから!」
「瑶子さんは昼夜問わず電話してきそうですね……」
「私に自重という言葉を教えようと思うほど理央くんは愚かじゃないよねー。それに、理央くんならいつかけても出てくれるんじゃない?」

 それを言われると否定しきれないのが悲しいんだが、否定できないのは事実だし仕方ない。電話云々は想定の範囲内だし、それも込みだと思えば何てことはない、か。
 新しい携帯を操作する瑶子さんを眺めながら、冷えた手をポケットに突っ込む。赤外線で送信するから携帯出して! と騒ぐ彼女から、さっきまでの泣き顔は面影すらも見出せない。たまに見る分には新鮮だろうけど、あんまり見て気分いいものじゃないし、瑶子さんははしゃいでる方がよく似合う。携帯を出してまた初めて会った時のように連絡先を受け取ると、一段落した実感が湧いてきた。

「それじゃあ、最後に部屋まで送らせてくださいね」

 俺の提案に瑶子さんはさっき以上に嬉しそうに笑う。

「うん、寒いからお茶でも飲んでいきなよ」
「いえ、部屋の場所知りたいだけですし。じゃないと明日迎えにも行けないですから」 
「明日?」

 約束なんてもちろんしてないんだから、俺が勝手に言い出したことだ。勝手ではあるけれど、瑶子さんなら嫌がらないかな、という予測も一応立てている。
 昨日が23日、今日は24日、なら明日は。

「クリスマスまでに彼氏欲しいって言ってたらしいじゃないですか。まだ何も用意できてないですけど、折角ですから明日出掛けませんか? 勿論予定がなければでいいんですけど」

 瑶子さんなら嫌がらない。その予想は見事に的中したらしく、彼女はぶんぶんと首を縦に振った。そんなんで頭痛くならないんだろうかと心配してしまうくらい大きく振っていて、幼稚園児くらいの小さい子供を見ている気分に近い。

「行く! 行きますっ! バイト入ってるけどそんなの全力で蹴っちゃうもんね、恋の病なんです! とか言って休むんだから!」
「お店に申し訳ないですけど、そう言ってもらえて有難いです」
「いいのいいの、理央くんとクリスマスにデートなんて夢のまた夢だったんだから! ……ていうかっ、クリスマス云々って何で知ってるの!? 紗央ちんだよね、紗央ちんが悪意を持ってバラしたんだよね!?」
「悪意があったかどうかはわかんないですけど、紗央から聞きました」
「ああもう恥だよね、好きな人にそんなのバラされるとか、紗央ちん今度シメる」

 拳を固く握り締めた瑶子さんは不敵な笑みを浮かべながら踵を返し、こっちだから、と俺に一言告げて先を歩き始めた。拳が解かれていないところを見ると、余程ご立腹らしい。

「……別に恥なんかじゃないと思いますよ、俺は」
「恥なの! がっついてる可哀想な子みたいじゃない」
「そんな風には思いませんし、寧ろ俺なんかで申し訳ないくらいです」

 瑶子さんの長い髪が規則的に揺れるのを後ろから眺めていたが、俺の言葉の直後、彼女はまた足を止めて振り向くと俺を睨んだ。
 目が大きいから眼力はあると思うけど、紗央ほど怖くは無い。そんな彼女から次に出た言葉は。

「理央くんの馬鹿っ、鈍感っ、イケメン!」

 板についたいつものあの台詞。久々に聞いたな、と思いつつもその単語の並びにはいつも嘆息してしまう。
 ――貴女に対してだけですよ。
 そんな言葉も思いついたけれど、我ながら寒すぎるので口にするのは自重しておいた。彼女に感化されたのだろうが、それでも程度というものがある。それは、俺のキャラじゃない。
 きんと冷たい冬の夜。空に浮かんだ満ちる寸前の月を見上げながら、少し歩幅を広げて彼女を追いかけた。


2010.01.14(Thu) | Always I Need | cm(0) | tb(0) |

新アニメ週間
これから「ソラノヲト」見ます。


「ダンス・イン・ザ・ヴァンパイア・バンド」(長)はとりあえずまりほだと思えばいいんですかね。シャフトだし。
1話が意味不明すぎてどうしようかと。まだ導入にも至ってない感じだからなあ。
ついさっきは「聖痕のクエイサー」を見てましたが、とりあえずお前下着つけろと言いたくなった。豊崎声の子が爆乳なだけであって、まふゆさんは普通だと思うんだ。それを残念呼ばわりって、ロシアどんだけwwwwww
DTBの続編にそんなグラマラスな方いらっしゃいましたっけwwww 見てないからわからん。
茅原声のテレサさんは非常に可愛いと思います。でも話としては、うーん、って感じ。
あ、神父でブラックな声の千葉進歩GJ。あの番組見る価値がテレサさんと神父以外に見出せない。千葉さん声の神父とかマジでやばい……。聖櫃戦争のアンドゥーはあんな感じなんですね、わかります。萌える。


ヴァルキュリア、レベル上げのためにちょいと訓練中。
ファウゼンとバリアス砂漠をEASYモードでやったけどやっぱり戦闘評価Cから抜け出せないwwww
そりゃあれだけ死んでりゃ仕方ないか……。
バリアスではいつザカがやられるかと気が気じゃありませんでした。EASYだからトドメはささないでくれてたみたいなんですが。コンピューターに慈悲もらうって私……。
レベル10にはしたいんですが、まだ9にもしてあげられない。
ヘルバート君の使い勝手のよさといったらない。ヘルバート君は支援兵なので気分屋のポテンシャル発揮でも弾薬の補充ができるんですが、スージーとかの「博愛主義者」のがイラッとする。気分屋は行動開始時にもう攻撃も回復もやる気ないってのがわかるけど、博愛主義者って攻撃の照準合わせて引き金引いたところで発揮じゃん……。お前何しに軍隊いるんだよ……。


これ母体はどうなってんだ……。5人の小隊てすごいな……。
女の子だけの戦争モノなんて……そんなの邪道だ……。ていうかすごいな! 近未来なんだな! 戦車すごいな! それでいてあの戦車が旧時代なんですか!!
なんでこの子ひとりでカリカリしてんですか? あんなんで戦闘とか平気なんですか? 戦闘以前に訓練ももたんだろうああいう性格は……。
(見てみたらこれもう2話なんですねえ)(見忘れてたのか……)
ミミズクかわいいなあ。いやブサイク!! 気持ちわるっ!! アニメで表現するとこんなに気持ち悪いのな!(笑)


「ソラノヲト」、ちょっと緩すぎるけど軍隊の日常風景とかはいいかもな。近代戦パロ書きたくなってきたかもしれない。国旗と軍旗に敬礼したりとか、朝のラッパとか。ローテブルクは朝のラッパ似合いそうです。
当直とかもいいよなあ。当直は下っ端がやるだろうから流風とかだよな。空は朝のラッパ吹くのとか良さそう。無意味に早起きして車庫でメンテやったりしてそうだし。
ああああ、やっぱり欲しいなあ設定資料集! どこまで書いてあるんだろう! 買うか、やっぱり買わなきゃダメか……!!! アニメも見ちゃったし、もう声目当てなのでストーリーわかっても支障ないしな。千葉さん声良過ぎる、うん。
アニメノチカラはA-1picturesだからアニメヴァルキュリアと同じとこですね。けいおんとキャラデザ一緒でも制作会社でこうも違うもんですかね。


きっと当直は各小隊からひとりずつ毎日出されて、3人のうち2人が見張り、1人仮眠みたいな感じでローテーション。流風と樹理がどっかで会話したらいいのに。隊長は基本的に当直とかしないよね! 空も「悪い! 俺夜はパス!」って寝そう。代わりに朝が早い。
樹理はなんか不眠症ぽい気がするので夜でも歩き回ってたらいい。
瑶子さんが流風に「そんなにお姫様に食って掛かっちゃダメよー」って釘刺す感じでもいい。「君がここに来た理由が何であれ、ここにいる以上王族の方をお守りするのが義務なの。今、君が振りかざしてるのはただの権利。ま、確かに姫様もやりすぎって感じはするけど、押さえて押さえて」ってかるーく諭してあげればいいと思ってる。
他の誰が言ったって火に油って感じだろうし。


眼鏡とスーツの似合うイケメン弁護士にシーマスさんで、刑事がケレスさんで、瑶子さんは「イケメン対決見たい見たい!!」と騒いで、貴久さんはお茶飲んでる。(何)
聞いてたドラマCDでそんな弁護士VS刑事のシーンがあったもんで。中井和哉声の組長は「カツ丼出してくんねーんだよこいつらー」とか「警察の取り調べ受けることとかほとんどねぇし(笑)」とか仰ってたので、ほぼタっくんでした。ケレスさんならCDの刑事のようには折れないと思う。不利になったら貴久さんが即加勢とかいいよね!
奈央の方はいっそ理央がそういう弁護士的な役割を担ってればいいと思う。奈央はやっぱり賢くないからね。
タっくんの組は男所帯で若いのとかも屋敷にいたりして、食生活が乱れているので紗央が来て最初は不満が出ても、ちゃんとしたご飯が出てきて「うおおおおおお姐さん最高っス!!!」みたいになったら馬鹿すぎて私がすごく嬉しい。タっくんも驚くといいよ、見た目で惚れたのに料理までできて性格も俺好みとかまさにデスティニーじゃね? とか思ってそうです死ねばいいのに。嘘です。
いざとなると真紘も怖い。きっとこういう世界ならごくせんみたいにみのりも強い。


明日が雨みたいなので渋谷行くのは金曜に延期しまして今日は夜更かしします。ヴィクトリアン・ジュエリー展早く行きたいんだけどなあ。
シャムロック号のHPがすごく低い状態で行動開始するとザカが「まだまだ壊れませんぜ!」って言うんだけど、やっぱりキャラ迷走してる(笑)
ここはひとつ、「っ、まだ壊れやしねぇよ、心配すんな」くらい言ってくれたら私のテンションがガチで上がるというのに、セガは上手いことやるなあ。
そういえば黎と櫂の見た目のイメージはバカテスの島田さんと吉井に近い。テンションもあんな感じだしな。



という記事を書いたのが昨日の深夜。間違って下書きのまま保存してた。
今日は服を買いに行ってみたり古本屋眺めてみたりしてました。久々にバイト休みだったし!
来週辺り旅行代金の残金振込用紙が私のところに一括で届くって話だった気がするので、届いたらまたみんなに連絡します。オプショナルツアー、どれ申し込むんだか忘れたんだがどれが何日目だったかな……。
ていうかネットの皆さんGMバトラに萌えすぎだと思うの!!!(笑)
ルドルフは確かによかった……。しかしもうちょい出番が欲しい。

地味に虐待話っていうかネグレクトっていうか、な話も考えてました。
大和を巻き込むか理央を巻き込むか。でも理央だとその後琴也を動かせなくなるのでやっぱり大和かなあ。
あとは地味に暴力団www ルミ姉さんはきっとカッコイイ。義妹が4つも下ってどうなの……。


そろそろ夕飯時かなあ。寒いからリビング行く。

2010.01.12(Tue) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

彼女なりの敗北宣言



「な、っ」

 緑色の盤面。その上は真っ黒に彩られている。まだいくつか空いているマスは残っているが、黒一色のために白の入り込む余地は当然有り得ない。ゲーム盤を目の前にして、紗央はわなわなと震えた。

「なんで8回も連続であたしが負けるのよ!!」
「弱いからだろうな」
「しかもその内7回は黒だけになってるし!」
「俺もここまで弱い奴は初めて見た」
「アメリカと日本ってルール違うわけ!? ご当地ルール教えないなんて卑怯じゃない!」
「オセロの発祥は日本だろ」

 第一、8回のゲームで毎回変なルールをひとりだけ適用していたらいくら紗央の読みが浅すぎるといっても流石に気づくだろう。そんな議論をするまでもなく、単にこの勝負の結果は紗央が弱いからもたらされたものだ。盤面を前にまだ唸る紗央の向かい側で、ケレスは煙草の先に火を点けた。
 休日に暇だからとやってきた紗央がリビングの隅でオセロを見つけたのが発端だった。前に流風が遊びに来たときに相手をした覚えがあったので、流風が忘れていったか意図的に置いて帰ったものだろう。オセロは得意だと紗央は言い張っていたが、それは最初から虚言のような気がしていた。もしくは思い込み。終わってみれば後者の方が正しかったようだ。
 しばらく唸った紗央だったが、まだ納得しきれない表情で盤上の駒を片付け始めた。

「あたしオセロじゃ圭一にも理央にも負けたことないのよ?」

 あと奈央にも、と付け足された一言で、ケレスは彼らの苦労の一端を見た気がした。自分は負けてやるほど優しくなかったから、こうして紗央が不貞腐れているわけだが。
 紗央とのゲームほど先の読めるものはない。幼稚園児とのババ抜き並みに考えが顔に出ているので、手駒をどこに置くと嫌がるのかが丸わかりだった。8戦も結果の分かりきったゲームをするのは骨が折れたが、相手の嫌がる位置に手駒を置いてその表情を楽しむのは悪くなかったかもしれない。

「お前、負けないの不自然だと思わなかったのかよ」
「あたしが強いんだもの」

 何年付き合いがあって負け無しなんだか、と思わずにはいられない。
 それが当然だとでも言うように、自分が強い、と主張する紗央はおそらく彼らの苦労には微塵も気づいていないのだろう。ケレスからの返答がないと、紗央はむっとした表情を作って、だってね、と身を乗り出した。

「だって負けたらアイス買ってくるって罰ゲームなのよ? しかもハーゲンダッツなんだから! そんなの誰だって本気でかかるに決まってるじゃない!」
「何も賭けてない状態でソレだろ、お前の本気」

 片付け途中の盤面をちらりと見て言えば、紗央は言葉に詰まったような顔をした。

「ち、っ、違うわよ! 何も賭けてないから手を抜いたの!」
「ほー、じゃあ何か賭けてやってみるか」
「い、今は遠慮しておくわ。次の機会までせいぜい練習しておきなさい」

 マグネットで緑色の盤面にくっついていた駒をすべて片付けると、ゲーム盤を箱に戻して紗央は仕切り直すようにひとつ咳払いをする。

「夕飯の買い物行ってくるから」
「ああ」

 時計を見ればもう五時を回っていた。買い物にはちょうどいい時間だろう。
 ハンドバッグを手に立ち上がって玄関へ向かう紗央を、煙草を銜えたまま見送っていたが、廊下に通じるドアの手前で紗央はふと立ち止まってこちらに振り向いた。その表情は、どこか拗ねているようにも見える。不機嫌そうな青い瞳が、不本意極まりないとでも言いたげに揺れる。さて、次の言葉は。


「……アイス、いる?」

 

2010.01.11(Mon) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

月と共に満ちてゆく  4



 目の前のナマモノに火を通してください。
 ナマモノですから、そのまま口に入れると腹痛を起こす恐れがあります。
 あなたの選ぶ食材はいつも少し変わっていますので、ちゃんと火が通ったかどうかは一見してはわかりにくいかと思われます。
 それでもあなたの調理法は確かです。いつまでも火が通らないなんてことは有り得ません。
 目の前のナマモノに火を通してください。
 それはただのナマモノですから、諦めないでしっかり火を通してください。
 




 今日で二日目。昨日、今日、と、本気で天罰なんじゃないかと思ってしまうほどの寒気に襲われた。普段着の上にコート、マフラーをしていても驚くほど寒い。夏生まれは冬が苦手だとか言うけど、この寒さは日本人なら誰だって得意なもんじゃないだろうと思う。
 昨日今日と俺がいるのは、瑶子さんのバイト先、の外。他にバイトしてるのかもしれないけど、それは俺は知らない。学校以外の瑶子さんを俺はここしか知らないから、ここに来るしかなかった。昨日、23日は姿を見かけることはなく、そのまま翌日に持ち越し。クリスマス時期なら書き入れ時で人手も必要だろうし、辞めてなければきっと来るはずだ。混む時間帯としては昼から夜だろうが、出勤の時に鉢合わせしても向こうが困るだろうし、それならこの前上がりの時間だと言っていた五時以降なら不都合も少ないのではないかとアタリをつけた。……上手くいくかは別問題として。
 長い時間待つのは慣れていない。奈央は時間を守るし、紗央と出かける時は大抵奈央もいるから暇にはならない。これまで付き合った相手も、比較的時間はよく守っていたように思う。明るければ本でも読むのだが、十二月の五時以降ともなれば辺りは真っ暗で、こんな環境で本なんて読んだら今以上に視力が低下する。だから俺は、壁に寄りかかったまま、来るかどうかもわからない相手をひたすら待つしかなかった。
 呼吸をするたびに、ほわりと白い綿のような息が暗い空に昇る。瑶子さんもいつもこんな気分だったのだろうか。一寸先は闇、そんな言葉がぴったり合う気分。どう転ぶか分からない、安心したい、そんな気持ちだったのだろうか。ただ単に真っ直ぐな人なのかと思っていたけれど、計算もしていたろうし、やはりかなり強かな人だったのかもしれないと思う。俺はそんな瑶子さんにどう接しただろう。そういえばたまにひどく驚いた表情で俺を見ることがあった。思い返そうとすると、考えていたよりずっと鮮明に、これまで一緒に過ごした時間を思い出すことができて、自分でも驚く。出会ったのなんてもう半年以上前。なのに、ここまで鮮やかに思い出すことができるなんて、――紗央に馬鹿にされても仕方ない。
 時計を見ると七時を回っていた。頬はすっかり冷え切っている。口許のマフラーを直していると、従業員の通用口から出てくる人影があった。そんなのも、昨日から何人も見ている。昨日はその影の中に彼女を見つけることはできなかった。今度だって目的の人物ではないだろう、と思いつつもそちらに視線を向けると、出てきた影の人物もこちらに気づいたらしく、

「……あ、」

 と、思わず漏れてしまったような声が聞こえた。声が聞こえると、姿も一緒になってはっきり見えた気がする。たった一音だけだったのに、その声が彼女のものだと分かってしまうこの耳が憎らしくも頼もしくもある。
 久し振りに聞く声に、まだいてくれてよかった、と心底安堵する。本当に、久し振りだ。
 
「瑶子さ」
「~~~っ!!!」

 声を掛けて近づこうとすると、彼女は脱兎のごとく逃げ出した。走り出したのではなく、これは明らかに逃げ出したという表現が正しいだろう。俺の傷つき具合といい、これを逃亡と言わずに何と言うか。
 一瞬呆気にとられたが、ここで逃がしたらこの二日が台無しになる。幸い向こうはヒールの高いブーツを履いているようで、全力で走っているといってもそこまでのスピードは出ていない。すぐに追いつける。人通りは少ないが、それでもゼロじゃない。ハイヒールのブーツで逃げる女と、追う男。この構図、第三者からはどう見えているのやら。
 カツカツカツカツ、と早い間隔でアスファルトを打っていたヒールの音は段々とその間隔を緩めていく。疲れてきたのだろう。軽くスピードを上げるとあっという間に追いついた。俺の顔を見ようとせずに肩で息をする瑶子さんの右腕を掴む。びくんと瑶子さんの肩が、運動直後とは関係なく震えた。

「……逃げないでくださいよ、いきなり」
「に、っ、逃げるよっ、だって、追っかけてくるからっ」
「追いかけるより前に逃げたの、瑶子さんじゃないですか」

 俺の手を振りほどこうと、瑶子さんは肩を動かす。放してやる気は毛頭ない。

「は、放してよ」
「……歩きながらでいいんで、俺の話聞いてください。じゃなきゃ放せません」

 瑶子さんは最初は困った顔をしていたが、条件を呑まなきゃ放してもらえないことを察したらしい。

「わかったから、放して? 痛いよ、理央くん」

 その声を聞いて、俺は慌てて手を放した。
 瑶子さんは俺の手が掴んでいた場所を摩っている。――軽く掴んだつもりだったのに、力が入っていたらしい。どんだけ必死なんだ俺。

「す、すいません、つい」
「珍しいの。理央くんが、つい、なんて謝るなんてね」

 気にした様子を感じさせず瑶子さんが笑ってくれたので、安心した。ああ久し振りだ。確かに焦っていたはずなのに、変に落ち着いている自分がいるのが分かった。


2010.01.10(Sun) | Always I Need | cm(0) | tb(0) |

ついに来たか!!!

戦場のヴァルキュリア、Development Artworksが20日に出るらしい。
2の発売に合わせたんですね。けどゲーム1本分くらいする。4000円て……。でもそれなりの価値があるものだとは思う。世界観とか戦車とか戦車とか武器とか!
ちょっと悩んでおきます。2も初回特典が欲しいから予約したいんだよなあ……。うーん。


もののけ姫は途中まで見てました。11時からMXでコルダやるみたいだったんでそっち見てた。
やっぱり土浦は理想の大和……! カッコ良すぎだろ……! それでいて普通の人の域を出ないのがいい。
火原もむちゃくちゃ可愛いよな。ルミの声はもはや高木礼子でいいと思うんだ、土日だ土日!!
ガールズトークを教室でしてるもんだからなかなか入れない男性陣っていう構図もものっそい好み。土浦が動いて喋るたびにバンバン机叩いて喜んでいたのは私です。大和あんなにかっこよくないけど、あんなんだったら素敵です。お前日野のこと大好きだろ!!と怒鳴りつけてやりたくなる感じが、ね!
コルダ見たら教育テレビで「ひかりごけ」見てた。原作は読んだけど、確か原作って戯曲っぽいつくりなんだよね。前半が見られなかったのが悔やまれます。前半こそクライマックスなのに。
検事(?)とか裁判官(?)との問答がいい。しかし船長の言うこともわかるよなあ。どうしようもなくて、そうするしかなかった、その果てに起きた犯罪を、ぬくぬくと毎日を送っていた人間が本当に裁けるのかと。無理だろ、と。でもそういう人が裁かざるを得ないから司法は難しい。ひかりごけは題材としては大好きです。高3の頃思い出します。


磁石の続きをちょっと書き、理央と瑶子さんのをちょっと書き、終わりません。
そういえば興味本位でドラマCD探してみたら、BL作品で中井和哉が暴力団の組長やってんのがあったのでネットでサンプルとか聞いてみた。がっついてるなあ(笑) がっついてる感じがすごく似合うよなあ。
シーマスさんとか顧問弁護士だったりするとカッコイイなと思うんですが。警察と対等に渡り合って欲しい。
聖櫃戦争はじめ、いろんなパロディは本筋キャラのお芝居みたいな感じで脳内で構築してます。ご近所は別です。
なので、私が変な妄想する度にキャラみんなに新しい衣装が渡されて、って感じ。本当はタっくんと大和とかかなり意気投合してたら面白いんだけど。この任侠設定ならかなりタっくんと大和は仲良さそうだ。



寝ます。もう眠い。
そして明日もバイトさ……。月曜まで毎日バイトさ……。
ヴィクトリアン・ジュエリー展は火曜にでも行こうかなあ。そういえばバイト無かったんだよなとさっき思い出した。


2010.01.09(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

琴也はただの馬鹿



「突然だが真紘っ」
「なんだよ」
「俺の将来の夢は内閣総理大臣になることです!」
「ああ、聞き飽きた」

 高校に上がって最初の中間が終わった翌日。俺と琴は同じクラスの上に出席番号が連番なので俺の後ろはいつも琴がいる。そりゃあもう、朝のホームルームから帰りのホームルームまでずっとだ。試験中に唸る声まで聞こえてくるし、休み時間の度に背中を突かれるのは正直ウザいの一言じゃ済ませたくないくらいの苛立ちを覚えさせてくれる。
 試験が終わったので今日から続々と試験が返却される。今日は二時間目と四時間目に返却があって、今は昼休み。弁当を広げていると、コッペパン片手に琴が襲来してきて、冒頭の会話、というわけだ。琴が総理大臣になりたいなんて抜かすのはガキの頃からだし、瑶子おばさんの影響だって分かりきってるし、深く突っ込んだら負けなのでいつも放っておくことにしている。しかし本当に突然だな。いや、琴のやることは大体いつだって突然なんだが。

「……で?」

 琴は馬鹿だが、ただ付き合ってやるほど俺の心は広くない。その先を促して、何もないならぶん殴ればいいだけの話だ。
 母さんが毎日律儀に作る弁当をつつきながら言うと、琴はコッペパン――多分つぶあんとマーガリンのヤツ――をでかい一口齧って眉を下げた。

「……俺二者面談で言葉の暴力を受ける気がする」
「自覚があるなら怖くねぇだろ」
「何それ! 何なの!? 俺の夢馬鹿にすんの!?」
「別にそんなつもりはないけど」

 琴は俺のひとつ前の席に座って、じとりと俺を睨んだ。俺が後ろを向けば琴も自分の席で話せば済むのだろうが、わざわざ琴とメシを食いたいと思ってるわけでもなく、つまり俺はそこまで心が広くないのだ。
 中間の結果を受けて、二者面談がある。うちは付属の大学があるから進路は大体みんな決まったようなもんだが、一応年度の初めには生徒と担任とで簡単な面談を行なうらしい。まだ進路云々を深く考える時期ではないし、成績の確認程度だろう。普通に考えれば怖い要素なんてあるはずもない。

「いや、このままこの発言を面談でしようものなら言語の暴力をですね、」
「聞いていいか。何でわざわざ聞かれもしないような、しかも暴力を受けそうだと思う発言を自分からするのか」
「そいつは勿論、俺の漲るパッションがだなあ」
「じゃあ漲ったパッションのままに暴力も撥ね退けてこいよ」

 面談が始まるのは来週の月曜から随時、ってな感じだ。琴がここまでビビってんのは、担任がぱっと見怖いからだろう。外国人なのに担当してんのが化学ってとこからまず意外だ。俺達はまだ一年だから化学を教わることはないが、生物の先生が休む時は代理で授業することがままあるという。その生物の先生ってのが琴の父さんなんだが、まあそれは置いといて。この先生が結構怖い見た目してるからクラスではまだビビってる奴も多い。女子なんかは完璧に二極化してるし、男子も積極的に関わろうとしてる奴は少ない。先生もそれでいいっぽいからいいんだろうけど、確かに「俺の夢は総理大臣です!」なんて言ったら暴力の前に鼻で笑われそうだ。それだけで琴のヒットポイントはゼロになるに違いない。いや、寧ろ、
 
「つーか、スルーされんじゃね? 言葉の暴力だとか鼻で笑うだとか以前に。くだんねー、って」
「ちょ、おま、……それ一番やっちゃいけねぇだろ、教師として」

 確かに琴の父さんの理央おじさんなら言葉の暴力もしないだろうし鼻で笑うこともスルーもしないだろうが、そりゃあ人柄だ。多分俺が教師やっててもそんな生徒シカトしたくなる。絶対。

「そもそも嫌なら言わなきゃいいし、言っても見合うだけの成績があるなら笑われたりもしねぇだろ。お前、今日返ってきた分の成績は?」
「うお、やべ、つぶあんが胃から逆流してきた」

 嘘つけ。どうせしょうもない点数取ったんだろ。
 とは言わないでおいてやる。俺はこいつより大人なもんで。
 そいつは大変だな、と棒読み口調で言いながら、弁当の隅の里芋の煮物を箸で摘んだ。


2010.01.08(Fri) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

見た

バカテス見ました。
予想外の面白さだった。バカだろあのアニメwwwww

ゲームかと思ってたら元はラノベだった。
主人公バカスwwww 設定恥ずかしいwwww
しかし達央ボイスのキャラがバカっていいですね。でも神童レベルって。ちゃんとやれば超賢いって……!
しかもドラマCD版だと声谷山なんですね。うわああああ、そんなの絶対カッコイイ……!!

「実は賢い」キャラは絶対必要ですが、主人公がちゃんとバカなのが嬉しいです。
大塚さんいい声すぎるwww 担任の先生聞いたことある声だと思ったらテニプリの乾だった。
面白いので見ることにします。
このアニメがアリってことは、ビタミンも絶対アリだと思うんだよなあ。ビタXアニメ化しないかなー。
OVAでもいい。


そういえば今日の水曜どうでしょうも24時間釣り対決とか馬鹿すぎて吹いた。
よし、もう寝よう。

2010.01.07(Thu) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

今日から


新アニメが続々始まる感じですね。
とりあえずOP目当てで「おまもりひまり」と、気になるので「バカとテストと召喚獣」は見ようかなと思ってます。
OP端折りやがった!!! 伊藤誠wwwwww
と思ったらラストで流してくれました。やっぱりあの子歌うまいよなあ。可愛いしなあ。志田未来ちゃん似だ。
年齢的にあのアニメは相応しいのかどうなのかという問題はあるけど、上手い。グランプリの人よりも声質が好きだ。
グランプリの人の曲も、いいっちゃいいと思うんだけど、何かの二番煎じ感が拭えない。
HIMEKAのカバーアルバムは買います。ええ。選曲もいいし、HIMEKAの「Last regrets」が聞けるとかもう何それ!!! もっとたくさん曲出してソロアルバムも出して欲しいなあ。
とりあえず何が言いたいかって、ヴァルキュリア2期EDのあれは耳を腐らす音楽だった、ということです。


楽しくなってきたのでちょっとばかし暴力団調べ始めたんですが、実子には継がせないんですか。
じゃあごくせんとかマイボスマイヒーローとかってどうなるん? まあマイボスの場合は元が韓国の作品だからちょっと勝手が違うだろうけど。
したらタっくんが組長で大和が若頭だとしても、血縁に継がせないなら次の組長はタっくんの一番の子分ってことだよな。………冬二くん?(疑問形)
ていうかタっくんいくつなんだ。紗央と9つ差はデフォだけども、個人的には25と16で萌える。タっくんはその時若頭とかで、紗央はごたごたがあって組継いでたりな。何故だ。その辺はごくせん理論を使って、おじいちゃんから譲られたとかでいいとこどり。
他の組の女に手出したりしたら不味いんじゃないのか。しかも相手組長とかリンチじゃ済まねぇだろ普通www
タっくんと紗央とかもうデキ婚でいいと思う。結婚しなきゃどうしようもない状態にならないとどうにもなんなかったんだろう。タっくんも所詮タっくんだから結婚させてくれなきゃ組抜けるとか抜けないとか言い出したんだろう。もう跡目相続って決まってたから組としても困る感じで。
「指? あ、俺マジ詰めますよww」くらいの勢いだと思う。
冬二くんはみのりが生まれた頃から世話してればいい。ついでに関西に風哉くんがいたら完璧だと思う。


貴久さんは完璧デスクワークに徹する感じですよね。走り回るのは任せました的な。
雑草魂のレベルで走り回る皆さんと本庁でデスクワークと連絡係の貴久さんと。
ていうか二課と科捜研ってそこまで関わりないんじゃないかというイメージがふと湧きました。(笑)
いっそ事務職とかでもいいけどな、壱郎くんは。
しかしケレスさんのがマフィア顔というのはグループの中の共通見解だと思う。
瑶子さんが理央がどうのこうのって騒ぎ始めたら絶対、「でもケレス君のがぜーったい暴力団顔だよねー」と言い出し、貴久さんが「わざわざ口にするまでもないでしょう」とか言い、アンドゥーも「あー、俺もそれ思ってました」ってところで何故かアンドゥーだけガン飛ばされればいい。「何で俺だけ!?」みたいのがいいと思う。
したら「あー、圭一くんがケレス君怒らせたー」って小学生のような台詞を瑶子さんは言ってくれるはず。
瑶子さんは紗央と小学校の同級生だったとかでもいいかなと思う。近くに住んでたとか。


ついでに椿もいろいろ考えてみたけど、リベリオンの設定流用で拾った子みたいのでもいいかなと思った。
拾った設定だとそれなりに献身的でいい子になるんだよね。
椿が赤ん坊の頃に本当の親を殺しちゃったとかでも通るかなと思う。近代戦みたいに大和殺されちゃ敵わないので。


さて、磁石の続きでも書こうかなあ。

2010.01.07(Thu) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

打ち込みしつつ


目指せ毎日更新、だったけどもう無理くさい。(挫折早)


折角大まかな設定組んだんだし、昨日の任侠設定をもうちょい詰めてみる。
理央奈央がいるなら紗央も元々そっちの出がいいよなあ。紗央がトップとかwwww そいでタっくんと結婚するとかそれどんなバジリスクwwwwww
いっそ奈央反転させてもいい。奈央は紗央にしか興味なかったけどタっくんに紗央持ってかれて以下略。紗央と理央が姉弟で、奈央が従弟な感じで。反転させてもさせなくても空の立ち位置は変わらないといいよ。理央って穏健派だからトップとか向いてないんだよ、第一王子とかも無理なんだよあの子。
紗央は黒い着物、ルミはきっちりスーツ着てるといい。極妻wwww
タっくんと大和はどっちも和服な気がするけど、いつも和服なのはタっくんだけで大和はスーツもよく着てたらいい。年離れてるけど顔立ち似てるから、たまに大和がタっくんになりすましたりとかすればいいと思ってる。
大和がタっくんになりすましたらその間タっくんと紗央はデートしてたりして、警察とか抗争相手とかに見つかって逃げるスリルを楽しんでたりする。ルミは「義兄さんと義姉さんも物好きねー」って言ってりゃいい。
「おかげで俺は座ってるだけでいいから楽なんだけどな」
「そんなに楽になりたいなら義兄さん殺してその椅子奪ったらいいじゃない」
「っは、冗談! 責任とかメンドーなモンは大ッ嫌いなんだよ」
大和とルミはいやに生き生きしてます。
王道設定を詰めるのは非常に楽しい。


さて、もうちょい何かやってみるかな。

2010.01.06(Wed) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

rights and duties


 冬二の耳にその報せが届いたのは、朝食を終え庭に出て、この自治領の象徴である大きなモミの木の下でみのりに剣の稽古をつけていた時だった。
 屋敷の者が三人、転がるように庭にやって来て、冬二さん!! と騒ぎ立てる。そのただならぬ様子に冬二もみのりも剣を振るう手を止めた。

「何事だ」
「も、ッ、森の国が、森の国が、大挙して、せ、攻め込んできますッ」
「森の国が!?」

 森の国と言えば、隣のヴァルトハイムのことである。資源の供給を巡って価格の争いは何度もあったけれど、その度に双方で合意が得られるよう交渉は重ねていたはず。攻め込まれるようなことは何もしていないはずだし、攻め込むことにメリットがあるとは思えない。

(……いや、)

 冬二は思い直す。大挙してこの小さな自治区に森の国の軍が押し入ってくるとする。それにかかるコストより、この地を占拠して得られる資源の利益の方が莫大だ。侵略など、誰もやろうと考えなかっただけで、実行する余地はいくらでもあった。ただ、誰もやろうと考えなかっただけで。

「……爺さまには報告したのか」
「別の者が今報告に向かってます」
「敵軍の到着予想時刻は」
「戦車と歩兵とで誤差はあるでしょうが、二時間後から四時間後の範囲かと」
「……なら二時間で来るだろうな。こんな狭いところ、そう戦車いくつも使う意味が無い。親父の指示に従えばいいと思うんだが、……降伏の準備することになるだろう」 

 ――わざわざ戦車持ち出していらっしゃるんだ、白旗揚げて許してもらえるとは思わねぇけどな。
 言葉にせずともそれはこの場にいる者全員に共通した考えだっただろう。二、三指示を与えると、冬二は剣を手にしたまま何の事やらと呆けた表情のみのりに向き直った。
 この地域を指揮しているのは首長であるみのりの祖父。冬二の一族は代々首長一族の護衛と補佐を任されているのだが、冬二自身は首長の孫娘であるみのりの世話役を命じられている。家柄だけ見ればお嬢様そのもの、しかし残念ながら中身はそれと全く違う。お転婆もいいところだし、座学が大嫌いで、さっきまでのように冬二と剣を合わせることが日課になっている。家柄に似合わず身体能力は非常に高い。だが、今回ばかりはお嬢様らしく扱ってやらねばならないだろう。表情を見るに、やはり状況は理解できていないようだ。

「みのり、聞いてたか」
「聞いてた、けど、……何の話?」
「森の国が攻めて来るらしい。デマじゃないだろうが、……理由は俺にもまだ分かんねぇ」
「……戦争、するの?」

 いつも真っ直ぐな瞳が悲しそうに細められる。冬二は緩く首を振った。

「いや、……したって勝ち目がひとつもない。最初から白旗だ。無駄な犠牲出すよりそっちの方がいい」
「なんにも悪いことしてないのに?」
「悪いことしてないのに死人増やすことの方がもっと悪いと思わねぇか? ……大丈夫だ、みのりはちゃんと俺が守る」

 低い位置にある頭に手を置いて軽く撫でてやると、もう子供扱いされるのは嫌なのかじろりとこちらを睨んできた。その成長の過程も見てきた冬二にとっては怖くもなんとも無いものなのだが。
 程なくして自治領全体に緊急のサイレンが響く。降伏するにも武装の準備は必要になるだろう。

「うちの地下に隠れてろ。損害は少なくするつもりだけど、どうなるかはまだ分かんねぇからな」
「と、冬二は? 一緒にいてくれないの?」
「俺はお前の家守んなきゃなんねぇからな」

 むき出しのままだった剣を鞘に収めると、みのりが服の裾を小さく引っ張った。
 子供として扱えばいいのか、そうではないのか、線引きがとても曖昧だ。どうしてやればお嬢様は満足するのだろうか。わからないから今はただ頭を撫でてやることしかできない。――これは子供扱いというのか。

「……万が一掴まっても身分は言うなよ。俺の使いってことにしろ」

 攻め込んでくる以上、首長一族の身は危険に晒されるだろう。その側近として働いていた冬二の一族の一員ということにしておけば、情報を得る手がかりとして最悪の事態は避けられるかもしれない。
 降伏の姿勢を取る以上、首長が屋敷でない別の場所に隠れ忍んでいることは許されない。対話に応じるためにいるべき場所に身を落ち着かせるだろう。だが、相手が対話に応じてくれるとは限らない。万が一の時のために、みのりだけはどうしても無事でいてもらわなければならないのだ。
 拗ねるような表情のみのりが納得しきっているようにはとても見えない。戦争、といっても実感が湧かないのは冬二とて同じだ。冬二には守るべき対象が目の前にいるから、少し気の持ちようが違うだけで条件はみのりと何ら変わりない。それでも自分の一族が代々守ってきた家を守るため、そして目の前の少女への“それ以上の?”感情のために、少し強いくらいの力でみのりの手首を引っ張った。向かうのは勿論、自分の家の地下室。
 そこには元々保存用の食料などを置いているから、万一なかなか外に出られないことになったとしても数日はもつはずだ。地下室に下りると、そこには連絡を受けたのだろう冬二の母や、小さな子供やその母親、老人などが数人身を寄せていた。男は一応外に出て事を見守ることにしているらしい。何にせよ、門番は必要だ。

「絶対こっから出るなよ、……俺が迎えに来るまで、絶対だ」

 軽く肩を押して、母の方へみのりを追いやれば、慌てたようにみのりは振り返った。

「や、っ、やっぱりやだ!! あたしも行く! おじいちゃんとお父さんのところに連れてって! 邪魔しないから、だって、あたしだって、冬二にたくさん教えてもらったもん、あたしだって自分の家守るために戦えるんだから! あたしにも手伝わせてよ!!」

 確かに教えた。剣を振り回すのが日課になったのは最近のことだが、体術にしても小さい頃から教えている。でもそれはあくまでも護身用であって、誰かを傷つけるために教えたのではない。その武術が人を傷つけることができるにしても、真っ直ぐ育ちすぎたみのりがそれをできるとは冬二には思えなかった。
 できるなら、何も知らずに育って欲しい。何も知らずに、あのモミの木の大きさだけ、自分の一族が費やした膨大な時間に身を委ねて、時の流れるまま生きてくれたらよかった。そうさせたかった。それが叶わないのなら、せめて、強引にやってくる恐ろしいものから、みのりの視界を守ってやりたいと思う。

「……母さん、お嬢を頼む」
 
 それだけを言い残して地上へ続く階段を上る自分の背に向かって、彼女が何と叫んでも、喚いても、守ってやることが一番の使命。守られることが彼女の義務。
 戦車の履帯ががりがりと大地を削って近づく音が、まだ姿も見えないのに耳のすぐ傍で聞こえる気がした。




2010.01.05(Tue) | 近代戦パロ | cm(0) | tb(0) |

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。