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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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アンダー ザ ブルー スカイ



「おっ、陸ちょんも授業フケてきたんだ?」
「一発で俺って見破んのやめてくんない? 一応流風とそっくりなんですけど」
「だってよく見ると髪の色違うしさ。流風きゅんは陸ちょんと違って授業サボったりしないから」

 俺だってやろうと思えば真面目にだってなれるんだけどなあ。陸ちょんはそう言いながら屋上の床に寝そべり、大きく欠伸をした。昼休みの後、五限って眠くなるんだよねえ。私もご飯の後でお腹いっぱいで眠くなったから授業フケてきちゃいました☆ いい天気だし、絶好のお昼寝日和だ。

「英語の授業タルいもんねぇ。琴先生やっかましいし」
「瑶子に言われたらセンセー自殺するしかないね」
「人の事どうこう言ってないで、成績悪いんだから授業出た方がいいんじゃないですか陸ちょん?」
「お生憎様。俺英語の成績はいいんだ」
「カンニングだ! 流風きゅんのカンニング!」
「ばーか、名前考えろ、俺“りく”であいつ“るか”だぞ? 俺のが前の席なんでカンニングとかできません」
「うわわわわ、信じがたい……!」

 陸ちょんは見た目もチャラければ中身もチャラい。弟の流風きゅんは見た目チャラくても中身は馬鹿みたいに真面目なのに!
 去年陸ちょんとはクラス違ったけど、授業サボる度に屋上で出くわしたりしてたから仲良くなれた。まあ私のこと全然女の子扱いしないでくれてイラッとする感じなんですけどね!
 弟と違って勉強とかしないし、成績悪いのにサボるし、でも何でか2年には上がれたみたい。奇跡か? 底辺の常連なのに。

「陸ちょんよく2年上がれたね」
「俺には美人家庭教師がついてるんで」
「あー、ちぃちゃんか」
「可愛くて勉強になんて身入んないけどね」
「あーあーお惚気ですかぁ」
「ちぃが可愛いのは事実だからさぁ」

 そりゃあまあ? 確かに? お淑やか系で可愛い系で美人って? いいとこどりすぎでしょちょっと分けてよ、みたいな感じがあるけど? しかも陸ちょんと二人揃ってモデルやってるとか……!! 似合うけど、お似合いすぎて羨ましくもならないくらいだけど!!! 私だってちぃちゃんとまではいかないけど、ちぃちゃんの半分くらいは可愛さあるはず。うん、大丈夫私可愛いよ多分。

「けど陸ちょん結構遊んでるでしょ? 平気でいろんな女の子にちょっかい出すしいい顔するし。あんな可愛い彼女いるのに」

 そう、陸ちょんはチャラさのレベルが半端じゃないのだ。ホントに平気でいろんな女の子と遊び歩く。流風きゅんの振りして女の子と付き合ってみたりなんていうえげつないこともする。それでいて「彼女います!」も公言して撤回しない。他の女の子といざこざはあっても、ちぃちゃんと仲がこじれてるところは見たことないし、異様なカップルともいえるかもしれない。
 陸ちょんは楽しそうに笑った。

「俺はちぃしか愛してないし、ちぃだって俺だけなの。だから俺がどう遊んでようと結局帰るのはちぃのところ。心で結ばれてるってやつ?」
「高度なSMってわけですねわかります。さすが陸ちょん、高校生のレベル超えてる」
「褒めるなよ☆」

 私と陸ちょんは隣のクラスのシーマス君やケレス君とよくつるむけど、あの二人と比べても陸ちょんは特別悪い男かもしれない。ろくな死に方しないような気がします。

「あ、それじゃあ私とも遊べるわけ? 彼女いても全然構わないよ、私と付き合ってみる?」
「や、それは勘弁」
「何でよー! 言ってることと違うっ」
「俺のお眼鏡に適う子じゃないと」
「何それっ、来るもの拒まずのくせに!!」

 陸ちょんの隣に私も腰を下ろして、相手を睨みつけると頭を小突いてやった。
 なんか、この何でもない距離感が好きなんだよねえ。変に気張らなくていいし、悲しいことにあまり異性として扱われてる感じもしないから力も抜ける。逆ハーレム状態というのも体験してみたいけど陸ちょん含むあの面子じゃ一生無理そうだ。想像するだけでちょっと気色悪いしねえ。
 五限終了のチャイムが鳴るまではまだ遠い。

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2010.05.31(Mon) | パロディ | cm(0) | tb(0) |

シュガー・スプリング



「いよス、弁当食うなら混ぜてー」

 昼休み、空が慎吾と弁当を食べようと机を突き合わせていたところ、一人のクラスメイトが声を掛けてきた。空がそちらに目をやった時にはもう慎吾は自分の弁当を食べ始めていて、もーちょい待てねぇのかよ、と空はほんの少しだけ思った。ぱっと見、というかどう見てもチャラい上にかなり中性的な外見をしているそのクラスメイトは、コンビニの小さな袋を揺らして立っている。この学校は校則にはうるさいが、髪は金髪に近いほど茶色い。見た目だけでかなり目立つが空には名前がすぐに浮かんでこなかった。このクラスには、目の前の男と同じ外見の男がもう一人いるのだ。

「えーっと、どっちだ?」

 苗字は二人とも同じ、水の城と書いて水城、下の名前は片方は流風、もう片方は陸。一卵性の双子だ。陸が兄貴で流風が弟ということだが、このクラス二組も双子が揃うなんて学校頭悪いんじゃないだろうか、とは空だけでなくクラス中がそう思ったことだろう。もう一組の双子は二卵性で男女の双子のため見分けはつくが、見分けのつかないのは困る。
 空が疑問を投げかけてすぐ、慎吾が口の中のものをごくんと飲みこみ、口を開いた。

「兄貴の方だろ。髪明るいし」
「ご明察! いっやー、野島はほんっと流風のこと大好きだねぇ、よく見てる」
「っざけんな! あんなの好きなわきゃねぇだろッ!!」
「またまたぁ、照れちゃってぇv」

 カラカラ笑いながら手近な椅子を引き寄せ、慎吾が見事当てて見せたクラスメイト――水城 陸が席につく。
 陸と流風、両方が揃っていて、黙っていなければどちらがどちらかはすぐに見分けられる。流風は陸を毛嫌いしているし、陸は見た目も中身もチャラいが流風がチャラいのは見た目だけだ。空は去年から流風と同じクラスだし、慎吾は去年のクラスは違っても一年の頃から同じ部活でよく知る間柄だ。なので、流風と接することはあっても陸と接することはあまりない。というのも陸があまりクラスメイトと休み時間に交流を持たないのが原因だ。大体、彼女である相川千鶴と一緒にいるし、雑誌のモデルにスカウトされてそういう関係の仕事をしているというところからして近づきづらい雰囲気もある。

「陸、今日は相川と一緒じゃねーんだ?」

 空も自宅から持参した弁当に箸をつける。ほぼ同時に、陸もピーナッツクリームのコッペパンに齧りついた。

「今日スケジュールが急に変更になったみたいでさ。ちぃは早退」
「へー、んなことあるんだな」
「興味あんの? 瀬川」
「まあ人並みには。けど俺に向いてるモンじゃねぇしな」
「野島はー?」
「俺はバスケで忙しいの!」

 バスケばっかでオベンキョはさっぱりじゃん。
 陸が言うと慎吾がぐっと詰まった。言い返せないらしい。

「っ、そ、そーゆー陸だって別に成績良くねぇだろ!」
「ん? 俺はね、器は流風と一緒なの。やりゃあできるけど、俺が流風と並んじゃうと何かつまんないだろ? 俺別に何でもイチバンじゃなきゃ嫌とかないし」
「言い訳にしか聞こえねー」

 慎吾はやたらと陸につっかかる。
 元々流風とも仲が悪い。見た目が同じというだけで印象が悪いのかもしれない。

「それにさあ、ちぃって成績いいじゃん?」
「あー、いっつもトップいるよなあ。瑶子と張り合ってる感じ」

 陸の彼女、千鶴の成績はクラスでも間違いなく上位だ。やかましい瑶子に比べ、千鶴は見た目にも淑やかで優等生オーラが出ている。
 コッペパンを半分ほど食べ終えた陸はペットボトルのお茶を一口、二口飲んで、にやりと笑う。それからちらりちらりと横目で空と慎吾を見た。

「こう、勉強教えてもらうっていう家庭教師的なシチュエーションから、ってのも燃えるし?」
「「ッ!?」」
「たまにはそういう気分転換をしないとマンネリ化しちゃうし、趣向凝らすのも大変よ」

 やれやれといった雰囲気で両手を広げてみせる陸に、空も慎吾も箸を置いた。最早どこから突っ込みを入れるべきなのか二人とも判断がつきかねていた。
 『から』なんて変な助詞がついているから妙な想像をしてしまったけれど、健全な男子高校生ならこの想像は間違ってない自然だろ慌てんな、と自分に言い聞かせるのが精一杯な状況である。当の陸は当然動じることなくあっさりしたものだった。

「うわ、何二人とも深刻な顔してんの」
「ッ、お前が変な話するからだろうが!!!」

 今にも飛び掛りそうな勢いで、しかも完璧に赤面した状態で慎吾が怒鳴ったが陸は目を丸くしただけで動揺した様子ひとつ見せない。

「変じゃないだろ別に」
「変じゃなくとも昼飯の時にしれっとする話でもないんじゃね?」
「えー、でもすげえ食いつきいいじゃん。野島なんかコイツ100%桜に勉強教えてもらってるとこ想像したぜ」
「してねぇよ!!!」
「え、何だよそれー! 慎吾って桜が好きだったわけ!?」
「瀬川、あんまりでかい声で言ってやるもんじゃないって。秘めたる想いってヤツなんだから簡単にバラしちゃ風情がないだろ」
「あ、そ、そうか、ごめん」
「何勝手にまとめてんだよそんなんじゃねぇっつーの!!!」

 話題に上る『桜』とは、クラスメイトの桜 千咲。バスケ部の鬼マネージャーとして有名だ。
 顔立ちはどことなく流風や陸に似ていて中性的だが十分美人といえる。千鶴とはまた違うタイプで、少し無愛想でクールな印象もあった。空は去年慎吾とも千咲とも違うクラスだったので詳しいことはよくわかっていないが、空と同じく慎吾や千咲とは違うクラスだった陸が言うことだ、もしかしたら慎吾が千咲を好きだというのはかなり知られている噂なのかもしれない。
 恋愛関係の話題は女子だけでなく男子にとっても関心事である。クラスメイトという身近な存在のこととなれば食いつきも当然よくなる。空だって絶賛片想い中の身分だ、他人の恋路も気になる。
 ずずいと空と陸に顔を突き出されて、渋々慎吾も混ざり内緒話の舞台が成立する。傍から見れば男子三人が顔を突き合わせている構図など異様以外のなんでもない。

「俺、桜って流風と付き合ってるもんだとばっかり思ってた」
「キャプテンとマネージャーが付き合ってるとか王道すぎ。瀬川は少女漫画読みすぎ」
「読んでねぇしっ」
「それに流風はバスケと勉強ばっかで女とか興味ないんだよねー。あーヤダヤダ、あれと俺が同じ顔してるなんて。んでさ、野島? 桜のどの辺が胸キュンポイントなわけ?」
「そんなんじゃねぇっつってんだろ! 桜はうちのマネージャーってだけで、」
「中学で足やっちゃって選手できないって悲劇的設定がツボったかな?」
「!? おまッ、何でそんなこと知ってんだよ!?」
「俺ってば顔広いからさv バレバレだって、野島真面目だからさあ、そういう設定持ってる子が今でもまだバスケに携わってるってだけでキュンキュンするんだろ?」

 そんなシチュエーションは、空でもなんとなく想像できた。確かに慎吾はそういうタイプに弱そうではある。王道だけれど、慎吾らしい。
 次の反応は予測がついた。十中八九、怒鳴る。

「設定とか変な言い方すんな!! 自分が一番バスケしてぇはずなのにマネージャーやって、でも俺達とインターハイ行きたいって言ってくれるんだ、……そういう奴だから、俺はっ」
「「……俺は?」」

 先が気になりすぎる言い方なので思わず聞き返した声は見事に陸とハモり、途端我に返った慎吾が一番先に顔を上げると、ぎゃああああ、と叫び声を上げ、さっき以上に赤面して教室を出て行った。
 空も顔を上げてみれば、バスケ部の顧問と打ち合わせがあると言っていた流風とその付き添いの千咲が揃って教室に帰ってきていた。これは恥ずかしくてこれから慎吾は部活に出ないのではなかろうかと空はほんの少しだけ心配する。

「あーあ、つまんないの。逃げやがって」
「陸でもこういう話題食いつくんだな」
「当然。俺流風と違ってちゃんと思春期してんの。じゃあ標的シフトするけど、瀬川は?」

 まだ食べかけだった弁当をまた食べ始めながら、俺? と聞き返せば、陸は笑顔で頷いた。

「好きな子ならいる。超片想い」
「理央の妹?」
「そ。付き合い長いからさあ、家族みたいな間柄になっちまってて、今更告ったら返事がどうであれギクシャクすんだろうなって。だったらこれまでのままの方がいいかなって思ってる」

 俺なら考えらんねぇなー、と言われると思っていたが、陸の反応は空にとっては意外で、「すげえな」というものだった。

「俺はヤだけどさ、関係壊したくないってことは空にとって妹ちゃんはただの女じゃなくて自分の一部なんだよな。だからその選択は大いにアリだと思うけど、まあでも、付き合える方がハッピーだよなあ」
「そりゃそーだよ」
「うん、俺応援してる」
「応援は遠くからにしてくれよなー。奈央に近づきすぎて万一奈央がお前なんぞに惚れたりしたら俺はどうやって死んだらいいかわかんねぇし」
「おお、その三角関係はこれまた大いにアリ」
「ねぇよ!! 第一お前彼女いんだから三角じゃなくて四角だろ!」

 たまらず怒鳴りつけたが陸は涼しく笑うだけだった。ペットボトルの中身を飲み干すと陸は立ち上がり、「お邪魔様」とドアに向かう。

「彼女が早退だからって授業フケんなよー」

 後姿に声をかけたが「俺流風ほど真面目になれないんで」との声だけが聞こえた。五限は確実にサボるつもりだろう。
 目の前には空になった慎吾の弁当箱がある。赤面して教室を飛び出した慎吾はまだ帰ってこないが、弁当箱を片付けてやるほど自分は優しくないと空は思っているので、自分の弁当箱だけを片付けると自分の席に戻った。
 流風は千咲と一緒に顔を突き合わせ、少し遅めのランチタイムを過ごしながら部活の話をしているらしい。

(慎吾が流風に突っかかるのって、そういうのもあったのかもなあ)

 そう考えると少しだけ面白い。
 取りあえずは赤面中の友人が五限までに弁当箱だけでも片付けに来ることを祈った。


2010.05.27(Thu) | パロディ | cm(0) | tb(0) |

箱庭の恋人


「いよっす、ルミちんっ」

 今日はお弁当誰と食べようかなあ、なんて考えていたら、珍しい人が近づいてきた。いや、別に珍しくはないけどね。照井瑶子という人は、誰とだって仲が良い。他のクラスの人とも異様に仲がいい。でもまあ、結構男子といることが多いから普段あたしの近くになんて寄ってこない。同じクラスなんだからいつでも喋れるし、みたいな感じ? だから他のクラスに遊びに行ってることが多い気がする。
 となると別にお弁当食べるのが目的じゃなくて、何か用事なのかと勘ぐってみる。しかし瑶子さんの手にはコンビニのビニール袋があって、ああ、あたしとお弁当食べるんだ、と他人事のように理解。

「珍しい、瑶子さんがあたしとお弁当なんて」
「んー、タっくんと食べようかと思ってたんだけどね、タっくんってば剣道部のミーティングなんだってー! 普段そんなの参加しないくせに、たまーに律儀に出るんだよねー。そりゃあもう人が変わったかのようにっ」

 そう言うと瑶子さんは、にひひひっ、と極めて怪しい声で笑った。怪しい、怪しすぎる。
 あたしはお母さんに作ってもらったお弁当を机に広げ、瑶子さんはあたしの一つ前の席に陣取り、コンビニの袋の中身をあける。
 瑶子さんは紙パックのミルクティーにストローを挿すと、惣菜パンの袋を開けて中身に齧りついた。それはなんていうか、すごく異様なパンで、結構コンビニに行くあたしも初めて見るパンだ。

「……何、そのパン」
「うー? やきそばおにぎりパン」
「朝ごはん抜いてきたの?」
「やっだなあルミちん、朝ごはん抜くと頭動かないよ? 学校来るなら朝は食べないと」

 ……で、その炭水化物オンパレードなチョイス。あたしに瑶子さんは理解できない。明るくって可愛くって、おまけに勉強もできる、しかも努力を隠したりしない。やってるからできるんだよ、と胸を張って言える人はそう多くない。それに、やっても頑張ってもできないあたしみたいな人も確かに存在するわけで。……なのであたしは瑶子さんは少し苦手だったりする。あたしには少し眩しすぎる気がする。
 瑶子さんが目の前で美味しそうにパンを食べるから、あたしもお弁当に箸をつけた。お母さんお手製のお弁当、おいしい。

「……瑶子さんって、」
「うん?」
「付き合ってるの?」
「だれと?」
「芹沢と」
「うんにゃ」

 むぎゅむぎゅ口を動かして、中のものを飲み込むと、瑶子さんはきょとんとした顔で首を横に振った。それから大笑い。

「だぁってタっくんってさあ! あの子、えーと、紗央ちんにLOVEずっきゅんって感じじゃん? 私が介入する余地ありませーん」
「でも仲いいじゃない? 紗央さんと芹沢付き合ってるわけじゃないんだし、瑶子さんとならアリなのかなー、とか」
「ないない。タっくんも私は無いんじゃないかなー。ま、私はフランクな付き合いならウェルカムですけどねっ」

 そう自信を持って言う通り、瑶子さんは入学当初から噂の絶えない人だ。フランクすぎるくらいフランクで、いろんな人に話しかけるから『瑶子さんはあいつと付き合ってる』なんて噂は毎日のように聞いていた。しかも毎回相手の名前が違うっていう。当人はしれっとしたもので、事の真相を聞かれると「違うよー?」とあっさりしている。
 芹沢拓海と瑶子さんは去年も同じクラスで、キャラが近いのか話しやすいらしく、学年が上がっても続けて噂が流れている。見た目はともかく、学力面ではそう釣り合っている感じはしない。瑶子さんは努力家の才女、芹沢は態度は大きいけど成績自体は可も無く不可も無くといったところで、ぱっとしない感じ。
 まあとにかく、ふたりは付き合っているわけではないらしいということがわかった。それは収穫だ。噂が流れ、本人は否定してても、普段噂を聞いているだけの人間からすれば真偽を自分で確かめない限り納得することは不可能だ。
 焼きそばパン部分を食べ終えた瑶子さんは続けておにぎりパン部分を齧ろうとしていたが、かぶりつく動作を途中で止めると、にやにやしながら口を開いた。

「そういうルミちんは? 彼氏いんの? それとも彼女? もしやエンコー?」
「その選択肢絶対おかしいからね瑶子さんっ」
「いいじゃんいいじゃん、答えなよー! 彼氏いんの?」

 あたしは卵焼きに箸をぷつりと刺した。
 お母さんが作ってくれただし巻き玉子だ。

「…………うーん」

 どうなんだろう、あれは、どう言ったらいいんだろうなあ。

「その顔は、いますよー、って顔だな。いいなー、羨ましいっ」

 瑶子さんがそう言っても、あたしは素直に頷くことができなかった。
 好きな人なら、いる。
 あたしと付き合って欲しいって言った。断られなかった。
 けどそれは週に一日、二日あるかないかだし、時間にして三時間あれば長い方。
 会える場所も決まっている。
 隠れるようにしか会うことができない、あたしの好きな人。
 その人が、

(………芹沢だなんて、言えるわけないよね)

 件の芹沢拓海なのだった。





2010.05.25(Tue) | パロディ | cm(0) | tb(0) |

本日の成果

頑張った。
舞台は高校で、現在時間で全員高2。
クラス編成は以下の通り。

____________________________________

<担任:みのり  副担任:真紘>
壱郎  叡一  貴久  六津  裕次  玲  パスカル  至貴  栄
クレメンティナ  嵩皓  白菊

____________________________________

<担任:炎而  副担任:椿>
ケレス  シーマス  聖  宮内  要  風哉  アンドゥー  清浦
綾奈  夏  夢

____________________________________

<担任:冬二  副担任:与一郎>
拓海(=大和)  流風  陸  空  理央  ミナト  慎吾  エンドゥー
紗央  千鶴  奈央  瑶子  ルミ  千咲

____________________________________

教科担任は以下の通り。

体育:冬二・みのり
情報:与一郎
英語:琴也
現代文:菊仁
古文:久弥
家庭科:絹
理科:炎而
公民:真紘
数学:樹理
音楽:美代治
保健医:水希

あと適当に椿も古文で織夏は社会科かなあとか思ってる。



部活は7種類。( )が担当教員。

水泳部:空・アンドゥー・至貴  (みのり)
バスケ部:流風・慎吾・千咲  (冬二)
合唱部:奈央・ルミ・クレメンティナ  (椿)
天文部:エンドゥー・玲・綾奈・ケレス  (久弥)
室内学部:六津・嵩皓・玲(掛け持ち)・清浦  (美代治)
手芸部:叡一・白菊・聖  (絹)
剣道部:要・夏・拓海  (炎而・真紘)

あとは適当に帰宅部。
パスカル君と瑶子さんはあちこち部活ふらふら遊びにいく万年仮入部員。仮入部の担当は与一郎君。



委員会も7種類。( )が担当。

クラス委員:六津・宮内・ミナト  (冬二)
図書委員:貴久・聖・エンドゥー  (菊仁)
体育委員:至貴・風哉・慎吾  (炎而)
保健委員:叡一・要・奈央  (水希)
風紀委員:壱郎・夏・空  (与一郎)
放送委員:栄・シーマス・瑶子  (琴也)



調子に乗って一年前のクラス割も考えてみた。
こっちはバランスが割といい方かもしれない。(謎)
担任とかは考えてないけど、「こいつら一緒だったらいいなあ」なパーツから組み合わせた。

_________________________________________________________

叡一・宮内・エンドゥー・玲・陸・シーマス・パスカル・理央
紗央・綾奈・千鶴・嵩皓

割と真面目に見える組。

________________________________________________________

栄・拓海・空・六津・壱郎・貴久・ケレス・流風
瑶子・クレメンティナ・夏・奈央

成績良さそうな一方で足を引っ張るのも多い組。

______________________________________________________

裕次・ミナト・清浦・アンドゥー・至貴・風哉・慎吾・要・聖
ルミ・白菊・千咲・夢

多分ここが一番仲良しで団結するんだと思う。


___________________________________________________________



この世界の瑶子さんは理央とくっつきそうにないなあ!
紗央もタっくんに惚れるとか気配すら感じられません。
瑶子さんは1年の時からケレスさんにちょっかいを出し、休み時間のたびに隣のクラス行って陸さんとかシーマスさんとかと遊んでそうです。やることはやるけど基本的にチャラい。
放送委員とか超楽しそうです。


2年の時私のキャラのクラスには樹理のお母ちゃんキャラが転校してきて、流風が世話を焼くんだと思います。
それよりも私はタっくんが気になるぞ!
叡一くんがいいお兄ちゃんやってくれてるのできっとタっくんはジェラって大変なことになるんだと思います。
ごめんね頭が可哀想で! 許して叡一くん!


さて、もう眠いので寝ようかな。
点呼どんが何か書いてくれるって私信じてる!

2010.05.22(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ナグルファルの船上にて

希実香可愛いよ……。よもや電波ゲーでほろりとするとは思わんかった。
最後の方なんてあれですよ、普通に爽やか学園系の、天文部のお話みたいだったし。
救世主様wwwと希実香たんのやりとりが電波ゆんゆんしててキラキラしてて可愛かった。
ラストもなんか、うーん、うん、嫌いじゃないけど私やっぱりハッピーエンド好きだからさ! いや、あれはハッピーエンドか、うーん。謎です。

このゲームは音楽がやっぱりいい。ボーカル曲はたくさんあるけど、今のところ「ナグルファルの船上にて」が一番好き。希実香ルートって感じがします。
イベントじゃサントラとか主題歌CD出してるみたいで、公式でも通販やるっぽい。超楽しみです。サントラも欲しいけど取りあえずは主題歌。


本当はルミと大和の話書こうと思ってたのに! 救世主様が意外とちゃんと男らしかったのでまあ許す。


よし、もう寝ます。

2010.05.21(Fri) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

素晴らしき日々
1章終わりました。
意味不明は相変わらずだけど、終ノ空ってこんなんだったなあ、って感じでした。
ゆきちゃんカッコイイです。


学園設定のルミと大和だけ書きたいんだけど難しい。高校生な宮内さんとかもすごいカッコイイんだろうけど成績がインフレ(笑)
あと久々にご近所とか書きたい。


寝ます!!
連休でリフレッシュできたことだし!

2010.05.19(Wed) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

行ってきた!
久々に池袋でゆっくりした気がします。
いばらの王、5時の回を2時くらいに着いてすぐチケット買って、サンシャインで服とか雑貨とか物色して、青いお店行って色々あるなあと感心して、スタバでフラペチーノ飲んでゆっくりして、妹と合流するまでゲーセンでマジアカ三昧。フェニックスにまた上がってしまった。単独正解連発してびっくりしました。福山うぜえwwwww


映画ですが、前情報はテレビでやってた予告編とちょっとの解説、あと公式ページを眺めた程度なんですが、個人的にはかなり楽しめました。私実写映画だと途中間延びしてる感じがして飽きちゃったりするんですが、テンポがよくて面白かったです。まあ原作6巻分を2時間につめなきゃいけないと思うと、原作ファンからすると詰め込みすぎな内容なのかもしれないけど、次から次、って感じだったし飽きる暇がなかったっていうか。伏線回収してくれないとすっきりしないっていうか。
ただオチは最初の方で予想できてしまうっていう!(笑)
何かに雰囲気似てるなあと思ったらカオスヘッドだった。カスミはまんま杏里ですよね、見た目も声も。
ラストのあたりはカオスヘッドとエヴァとラピュタを混ぜてみましたみたいな感じ?
なかなか素敵な作品だったと思います。トリックはテレビでもやるし見やすいけど、ああいうのは見よう!と思ったときじゃないと見れないので、よかったのかも。
しかし正直、私あんな姉ちゃん嫌だ。あんな妹も嫌だ。
森川がかっこよかったです! 三木眞一郎が意外と早く退場したのでびっくりしました!
あと音楽が素敵でした。制作がサンライズで音楽が佐橋とくればガンダムレベルってことですよね。
主題歌も素敵です。あの曲欲しいなあ。MISIAなんて久々に名前聞きました。


これから何しようかなあ。
ゲームするんでもいいんだけど、学園設定の続きもちょっと書きたいかも?
一昨日店で買ってきた、ほろよいの青空りんご味をさっき飲んだのですがただのファンタでした。
白いサワー味は前に飲んだけど、カルピスソーダというよりアンバサソーダでした。
それでも私顔が赤くなるのでおかんに笑われました。うるさいやい。
明日は所沢行ってリップブラシ買おうかなあとか思ってる次第です。今使ってるの100均のなのでそろそろ替えないと。







ゲームちょっとやってみた。



……ごめ、正直、無理。



体験版が1章みたいなんだけど、女の私には1章が苦行でしかない。
レビュー見てると流し読みでもいいみたいだからバンバン流してるんですけど、それでもキツい。
別に百合がダメとかじゃないが、姉の方にマジで、イライラがノンストップでどうしよう。
ついに声消したからね私! メッセージも最速表示にして読まない勢いで流し読みしてエンターキーを超高速連打してるよ!
ざくろは前作に比べてちょっと人間ぽくなりましたね電波ですが。
2章から電波全開らしいんで楽しみにしつつエンターキーと戦います。
百合展開が嫌なんじゃなくて、ツンデレがそれっぽい立ち振る舞いするなら何だって許されるでしょ展開が嫌。もう、イラァアアアアってなるwwww
紗央もこんな感じなのかな! でもあの子好きな人にはツンの部分ほぼ出さないからな! 基本デレで構成されてるからあいつより可愛いんじゃないかな。と思わず紗央の方が可愛いと思ってしまうほどイラッとしてます。



ああ、このイライラする感じ、ひぐらしの皆殺し編で初めて羽入見た時と、四葉魂のエロ全開な双子を見てる時によく似てる! ああイライラする!(爽)
四葉魂とか懐かしいですね、結局コンプしてないよ!
耐えろ、耐えるんだ私……!



音楽はAIRに似てる感じで割りと好きです。綺麗だなあと思います。


2010.05.18(Tue) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

イッツ ア スモール ワールド


 そいつは俺の部屋に来るなり、鼻で笑いやがった。
 顔の周りに「やれやれ」の四文字が見て取れる。
 黒髪の入り混じる金糸の髪。薄い緑色の瞳。水城樹理はそういう、性格の悪い人間だ。

「文句あるなら出てけよ」 

 俺がそう言っても、「いいえ?」と妙な疑問文を返すだけ。それがまたイラッとさせる。

「僕がいくら片付けても片付かないですよねこの部屋。芹沢の血って恐ろしいですねー」
「だぁから、嫌なら帰ればいいだろうがっ」
「嫌ですよ。僕がいくら言ってもあいつ片付けないんですから。なら血で片付けられない可哀想な真紘さんの部屋の方がまだ納得がいきます」
「お前は納得しても俺はこの上なく不愉快だ」

 そこまで言っても樹理は動じない。へえそうなんですかあ、と棒読みして右腕を上げた。樹理の右手には紙袋。大体中身の想像はついているが、一応「何だそれ」と聞いてみる。

「真紘さんのお母さんからレモンパイの差し入れです。ここ来る前に向こう寄ったら持たされました。なので勝手にお茶淹れさせてもらいます」

 俺は普段自分でお茶を淹れたりすることはない。自分でやったら食器が割れたりとか大変なことになりかねないからだ。いつも飲んでいるのは浄水器の水か、買いだめしているペットボトルのお茶だとか。樹理はここに来ると勝手にお茶を淹れるので、したいようにさせている。
 樹理は勝手知ったる手つきでティーセットを出し、母さんが前に寄越した紅茶の茶葉を用意した。樹理自身は芹沢によく世話になってたからか緑茶好きだが、パイに緑茶を合わせるほど無粋ではない。
 椅子に腰を落ち着けて樹理が茶を淹れるのを待ちながら、ふと思い、口を開く。

「なんでまたわざわざ向こうに」
「たまたま授業も休講になったんで、暇つぶしですよ。お父さん研究日だったな、と思ってマンションに顔出して、喫茶店に顔出して、そしたらパイ持たされたんで致し方なく真紘さんのところにも足を運んだわけです」
「その恩着せがましい言い方やめろ」

 やかんに浄水器の水を入れた樹理は湯が沸くまで俺の目の前に腰掛けた。
 
「真紘さん、試験ってどうなってるんです?」
「本命が最初だったからな。日曜に別の試験、後は六月だ。全部ダメなら九月に賭けるから」
「まあ真紘さんなら本命で受かりますよ。大学四年間、酒にもサークルにも女にもかまけずなーんにも遊ばないで勉強だけしてたんですから」
「大層な褒め言葉をどうも」

 確かに俺は四年間、世の大学生とは違う時間を過ごしていたんだろう。
 サークルもしてないし、彼女も作らなかった。酒も別に好きじゃないし、したことと言えばバイトと、免許をとったことくらいで、去年琴が学生のくせに地味な結婚式じゃなくド派手に披露宴まで挙げたせいで祝儀を渡さなきゃならなかったのが癪だ。俺や周りの人間からすればあいつらの付き合い始めもお前らようやくかよ、という時期だっただけに祝儀なんか取らずに全部自費でやりやがれ、とはよく思ったものだ。

「で、本命の試験が終わった瞬間に気ぃ抜いたんですか?」
「あ?」
「ツキ高の番長によもや女の影が見えようとは」
「番長言うな! なんだよ女の影って!!」

 樹理からまさかそんな言葉を聞くことになろうとは思わなかった。全く心当たりが無いので樹理を睨みつけたが、緑色の瞳は華麗に俺の視線をスルーして、ホラ、とキッチンの隅を指差してみせる。

「真紘さんって、お母さんから何か届けられても返すことないじゃないですか、皿にしろ容器にしろ何でも。空のタッパを綺麗な紙袋に入れて、芹沢の血引いてる真紘さんが大事に保管してるなんて誰かに渡すものとしか考えられません。普通に考えて男性にそういったものを渡すとは考えにくいですし、あ、いえ、もちろん真紘さんがマイノリティの嗜好をお持ちの方でしたらそうではないかもしれないですけど、え、まさかもしかして」
「言いたいことはわかったから勝手に俺をマイノリティ扱いするのはやめてくれ」
「じゃ、女性の影があることは認めるんですね」
「影ってほどじゃ」

 そんな大層なものではない。ただの優しいご近所さんだ。片付けだの何だのは苦手だが、借りたものを綺麗に返すのは人としての礼儀だ。

「魚の煮つけと漬物貰ったんだよ、入れ物は返すのが当然だろ」
「もしや例の盲目の老女ですか?」
「盲目でも老女でもない。お前あの子に謝って来い」
「いえ、実際に見るまでは真紘さんの妄想という線も消せないので」
「さっき散々推理しといてその予防線は卑怯だろ!?」
「なんですか細かいことをちくちくと」
 
 やましいことはひとつもない。普段口数が少ない樹理がここまで言うってことは、動揺のサインと見ていいだろう。俺に女の知り合いがいることがそんなに意外なのだろうか。……わからなくもないが。サークルも入ってないし、ゼミで多少関わりがあるにしても部屋に呼ぶことなんて一度もなかったわけだし。

「あ」

 あの子に料理を貰った時のことをふと思い返して、気づいた。

「なんですか」

 俺が何かに気づいたらしいことに、樹理も気づいたのか問いかけてくる。

「その女の子の名前っていうか苗字なんだけどさ、ツヅキって言うらしい」
「一般的ではないですけど特別珍しい苗字でもないと思いますよ。僕の苗字だってそんなにメジャーじゃないですけどそこまで珍しいわけじゃないですし」
「けどさ、一般的なツヅキって都に建築の築で都築、だろ? その子の部屋に掛かってた表札見たんだけど、築の一番下の木がないんだよ。筑波の一文字目だよな」

 テーブルの上に指先でその字をなぞる。反対側から見ても言葉で説明している分、樹理にもその字は理解できているらしい。水希、の苗字は、都筑。
 その言葉で俺が問いたいことも、馬鹿じゃない樹理ならわかるだろう。

「都筑くん、……えーと、都筑炎而くんと同じ字ってことですか」
「あいつもそうだよなあ……。こっちの字当てるのって珍しいだろ、多分」
「じゃあ何ですか、都筑くんの妹か何かとでも? 親戚とか? そこまで世界って狭くないと思います」

 馬鹿にしたように樹理が言う。そう、俺もそう思う。特別あいつに似てるとか思ったわけでもないし、ただ、あの字で苗字同じって珍しいなって思っただけだ。それだけだから、馬鹿にしたように返されるのは不本意極まりない。不愉快だ。うるせえよ、と適当に返しておいたが、樹理はその後何かに気づいたように笑った。

「もしその子が本当に都筑くんの妹で、真紘さんがまかり間違って惚れちゃったりしたら面白いですね」
「はぁ?」
「万が一結婚するなんてことになったら都筑くんが真紘さんの兄になって、都筑くんが人の道踏み外して椿と結婚でもしたらそりゃあもう芹沢が大変なことに。いいですねそれ、僕応援するんで真紘さんちょっと頑張ってみてくださいよ」
「そんなに世界狭くないとか言ってたのはどこの誰だ」
「僕は世界が狭い方が生きやすいので、寧ろ奨励します」

 世界プレーヤー目指してる人間の発言とは思えない。
 ただ俺も、広すぎる世界で孤独を感じるよりは、狭い世界で人口密度の高い生活をしている方がいいかもしれない。
 樹理が母さんから預かったという紙袋からホールのパイを取り出すのを見て、余ったパイはせっかくだから彼女に持っていこう、と思った。


2010.05.17(Mon) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

お久し振りでする

月曜火曜と連休です! 久々の連休だ……。
買ったゲームもやりたかったけど、取りあえず月曜は映画見に行きます!
トリック見たかったけどちょうどいい時間がないので、妹と協議の結果いばらの王見ることにしました。
トリックは今度見に行こう。金曜集まる前に立川で見るのもアリかなとか思ってたりする。
薄桜鬼の外伝っていうか新作の黎明録(?)の新キャラにドキドキしてます。
関智一と中田譲治……!!! 智一の声合いすぎで良い。やべえフルボイス聞きたい。


あのしょうもない学生設定をちょっと考えたので今書いてこようかと思ってます。
ちゃんと書けるかどうかは知らん。ていうか眠い。


2010.05.17(Mon) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

社会人だもの!
「終ノ空」なる電波ゲーを随分前に世に出したケロQが新しく電波ゲーを出したらしい、しかも終ノ空のリメイク。という話を目にして密林に飛び込んだところ絶賛されてるじゃないですか、「素晴らしき日々」。
社会人だしいいよね!という意味不明な言い訳でさっきカートに入れました。しかも当日お急ぎ便。無料体験ってことで手数料かかんないし最高ですね。
五月病になる前に電波ゆんゆんしたいと思ってます。
ただあの手のテキストは眠くなるのが難点だと思います。


ツタヤに行って更新がてらCDたくさん借りました。
abingdonのアルバムも借りれたし、最近聞きたかったスガシカオとか、何やら巷で噂の相対性理論とか(あれボーカルやくしまるえつこだったんですね)、CooRieのちょっと古いアルバムだとか借りました。
ついでにラーメンズのDVD借りたんですが、死ぬかと思うほど笑いました。頭悪いwww
スガシカオの「アシンメトリー」はタっくんな感じがするんだ。


さてネタの話でもします。明日研修で柏行くんで朝5時起きだけどしゃべることはしゃべるよ。土曜12時出勤だし大丈夫だよ多分。
タっくんと大和はどこぞの紳士同盟みたいに双子の兄弟で影武者とかDQNな設定でいいんだ! タっくんが家の用事で抜けられない時とかだけ大和が代わりに学校に行く。成績にムラが出るといけないから試験は大和が受ける。でも大和は毎日授業受けられるわけじゃないから自力で何とかしてる。ていうかタっくんは教科書一式大和に渡してるから自分は何も持ってかないんじゃなかろうか。
でもってタっくんは薄幸の美少女(笑)な感じの紗央に一目惚れで、大和が影武者で学校行く時もちゃんとちょっかい出しとけみたいに命令する。大和の相手はルミって決まってるからあれですよね。
ルミは奈央と同じ合唱部で、奈央がすごく上手いもんだから結構嫉妬してたりして云々。部活やめようかなあ、とかルミが思ってる時に喋る機会に恵まれたらいい。
同い年なら瑶子さんは絶対タっくんをタっくんって読んでると思うんだ。付き合ってるわけじゃないのに平気でベタベタしそう。恋人同士じゃないのにスキンシップ過剰な男女っていますよね。
瑶子さんは髪染めてるしぱっと見ルミよりも遊んでる風なのに成績は女子ではトップクラスだと思う。流風も一目置く感じ。
紗央は中学時代いじめられて鬱状態、あんまり学校には来ない。よく理央が家まで行って説得したりするんだろう。寧ろタっくんから道明寺の匂いがしてきます。あいつマジでバラの花束とか渡しそうだ。


叡一くんが幼馴染だったりしたら、小中と離れてて高校で再会みたいな。「貴方があの時の男の子……!?」展開ウェルカム。
作者ごとにクラスが分かれてればいい。うちのクラスだけ馬鹿でサーセンwwwwww
うちのキャラでは瑶子さんだけが最初にタっくんと大和の区別がつけばいい。大和のときはスキンシップ控えるよ、多分。点呼どんのクラスと秋臼さんのクラスの成績が半端ないことになりそうです!
うちは基本的に流風と瑶子さんで持ってる感じ。まあ空も悪くないし理央も悪くはないけどな。
ただうちは運動会とか本気で頑張りそうだ。キャラがキャラだし。
そして点呼どんと秋臼さんのところはインテリな上にイケメンばっかりなんですねちくしょう。
同い年なら瑶子さんあたりはシーマスさんとか聖くんとも仲が良さそうな気がする。ていうかあの人に苦手分野ないな、うん。


さすがにもう寝るぞ!!!!



2010.05.14(Fri) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

しょうもないことを

ご近所とは別で、未来話は含まないで、ツキ高の先生と生徒とかその他のキャラがみんな同い年スタートだったらどうなるんだろうなあ、という想像。
タっくんは大和の双子の兄ちゃん。兄ちゃんなので跡継ぎですがその内出て行きます、ええ。
高校生くらいで考えると青春真っ盛りで楽しそうです。
タっくんはどう考えても紗央に一目惚れだと思います。紗央は中学時代容姿云々で嫌がらせ受けて不登校気味な子だと思います。タっくんは瑶子さんといいダチ関係を築けそうです。
けど同い年だったら紗央は絶対タっくんになんて惚れないと思うので、たまに登校した時にアンドゥーに会って優しくしてもらっちゃったりしてちょっと気になっちゃったりしてそうです。
流風と慎吾が同い年だと慎吾が敵意剥き出しなのでバスケ部が大変活発です。瑶子さんと理央は年の差があるからいいのであって、というのがありますが、実際は出会った順番かもしれない。
タっくんと瑶子さんはすごくいいコンビっぽいぞ! タっくんは教科書持ってくるとかいう発想がない上に置き勉してるわけでもないからいつも見せてもらってそう。紗央とタっくんは隣の席で、たまに紗央が登校するとちょっかいかける。
クラス委員は空がやってそうです。理央がフォロー入れてそう。



そろそろ眠いんで寝ます。明日休みだー!


2010.05.13(Thu) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

たしかなこと



「……二十歳になって早々喫煙たぁ、お前もとんでもねぇガキだな」

 振り向けばにやにやとした笑みを浮かべた父さんが立っていた。後ろから誰かがついてきているのはわかっていたから、もしかしたら、とは思っていたけれどやはりという感じだ。まだ火をつけて間もない煙草を携帯灰皿に押し付けてベンチの背もたれに思い切り寄りかかる。何のために家を出てここまで歩いてきたと思っているのか。父さんは「勿体ないことしてんじゃねぇよ」とか言いながら俺の隣に腰掛けた。

「見つけたからには紗央にチクらねぇとな」
「バラしたきゃバラしゃいいだろ」
「バレちゃマズいことなのか?」

 その問いかけには即答することができずに黙り込んだ。父さんは馬鹿みたいに大口開けて笑って、マズいことならするんじゃねェよ、と言う。
 別に、俺ももう成人したことだし何もかも親の許可をとって生きる時代は過ぎたと思っている。でも、今日は特別だ。家族に二十歳の誕生日を祝ってもらっているのだから、なんとなく、そんな報告をする気は失せる。誕生日自体は先週だったのだが、バイトだの何だので都合がつかずこの日になった。祝うと言っても普段実家を離れて生活しているから、顔見せがてら実家で夕飯をとるくらいのものだ。大層なもんじゃない。毎年来る一日、それが今年も来ただけなのだ。母さんは毎回特別なことのように扱うけれど。
 夕飯の時間が終わったので、一人になりたい気もしたし、散歩がてら近くの公園まで来た。ポケットの中には二十歳の誕生日当日に興味本位で買った煙草のケースとライター、それから最近買った携帯灰皿。それを父さんにアタリをつけられるなんて、俺ってそんなに読みやすい性格してんのか。

「父さんっていつから吸ってんの」
「あ?」

 俺が買ったのは父さんが吸ってんのと同じものだ。身近に喫煙者があまりいなかったから、父さんが持ってたものしか見覚えがなかった。
 父さんはヘビースモーカーではないが、たまに吸っているところを見かける。俺がガキの頃には吸ってたから、結構長いんじゃなかろうか。

「三十になった辺りだな、多分」
「げ、思ってたより遅ぇんだ」
「お前みてぇな悪ガキじゃなかったんだよ」

 なんかすげえ反発したい、あんたが元悪ガキじゃなかったら誰が悪ガキなんだってくらい悪いことしか考えてないくせに。

「十五くらいから吸ってるもんだと」
「んなことさせる家じゃねぇよ」

 即答だった。
 ――父さんの過去を、俺は良く知らない。
 芹沢家との繋がりもちゃんと聞いたわけではなくて、椿といとこ同士だってことだからまあ、どっかで関係してるんだろうな、くらいなもんだった。
 それじゃあ何で俺と椿で苗字が違うのかとか、母さんも旧姓があるみたいだし、とにかくよくわからない。あまり話したいことでもないんだろうから聞かないのが礼儀だろうと思って今までスルーしていたことだ。みのりも同じように、この問題に関しては目を瞑っている。

「……二十歳の頃何してた、父さん」

 やっぱり家の話題には触れない方がいい。そう思って出したパスは父さんが芹沢を出てからのことにした。

「人間が絶滅すりゃいいのにと思ってた」

 聞いた俺が馬鹿だったか、と思ったが、父さんが意外なほど真剣にそう言っていたので、茶々を入れることなんてできなかった。

「家いんのが面白くなくていっそ潰れりゃいいのにと思って外に出て、戸籍も書き換えて、寮だったから生きるのに苦労はしなかったが、思い通りにならねぇのがこんな面倒なモンだとは思わなかったもんでな」
「意味わかんねぇよ、じゃあ何で家出たりしたんだ。あんなどでかい金持ちの家だったのに」

 横目で父さんを見ると、「あー」とだるそうに声を上げてから父さんも俺を見た。
 まあお前ももう二十歳だしな、と続けた父さんは、初めて俺に生い立ちらしい生い立ちを話して聞かせてくれた。
 本当に芹沢の長男として生まれ、育てられてきたこと。次期当主としての教育を受けてきたから花の腕はそれなりだったが、父さん自身は別にそこまで花が好きではないこと。金も権力も何もかもを十代の時点で得ていた父さんは、なんでも手に入る軽い世界に嫌気が差してとっとと芹沢を出た。一時期本家では揉めたこともあったらしいが、物分かりのいい妹と、いざとなれば次男が継げばいいということで父さんは桜井の籍に入ることになった。芹沢のままじゃ新しく生きるのにも窮屈だ。
 警察官になって、普通の人と同じように仕事して生活して、束縛される生活の面倒さに気づいたこと。芹沢を出たことを多少後悔したこともその時はあったらしい。だんだん生活に慣れてくると、束縛の中でどう生きるかを考えることが楽しくなったという。純粋に、それなりに仕事にやりがいを見出したのだろう。
 ――母さんと出会ったのは、そんな頃だったらしい。

「少し前の自分なら掻っ攫って逃げてたかもしれねぇが、俺もすっかり一般人が板についたっつーことなんだと思ったな」

 父さんと母さんは九つも年が離れている。だから父さんは、母さんが自分を好いていることはわかっていた。自分も母さんのことを悪くは無いと思っていたから、とりあえず相思相愛の状態ではあったのだろうが、父さんは仕事を失うわけにいかなかったのだ。まだ高校生の母さんに手を出したりしたら免職は免れられないだろう。
 結局父さんは母さんの前から姿を消した。当ても無く家を飛び出した自分にやっと理由をつけられそうなところなのに、全部失うわけにいかないと思ってしまった。
 父さんがらしくもなく後先考えてしまった。それで母さんは傷ついたらしい。聞けば聞くほどに、俺という存在の危うさに気づかされる。
 いなかったかもしれない。一分、一秒何かがずれていたら、俺はいなかったんだろう。

「……お前、母さん苦手か」

 俺の表情を見てか、父さんは苦笑気味に問いかけた。俺は父さんと目を合わせることなく、答える。 

「母親なんだから、得意も苦手もねぇだろ」
「けど、できれば顔合わせたくないから一人暮らしするなんて言い出したんだろうが。紗央が反対するのなんて目に見えてたくせに」

 ……当たってる。
 なるべく母さんと顔を合わせたくなかった。あまり母さんとの繋がりを感じたくなかった。この右目が何よりも繋がりを主張しているとしても、それでも俺はできるだけ母さんと同じ場所にはいたくなかったのだ。有り得ない事とはわかっているが、桜井真紘という俺個人は、両親からではなく自然に発生したのだと思いたかった。
 一人暮らしをしたいと告げた時、母さんはものすごく反対した。芹沢の血、というか、父さんの血を継いでる以上俺は家事も整理整頓もまるでダメだ。ひとりで暮らせるわけがない。母さんの言うことは正しかったが、最初から聞く気はなかった。

「……父さんなら、母さんを説得してくれると思ってた」

 実際そうだ、母さんを宥めたのは父さんで、「やってけなきゃ帰ってくるだろ」と言ってくれたらしい。母さんは父さんの言うことなら素直に聞く。それを見越した上での行動だった。

「……お前が何を思って家を出ようと思ったんだか知らねぇが、」

 横目で俺を見る父さんの表情は、何もかも見透かしているようだった。見透かされているなら言う必要はないし、そう見えるだけで本当は何でもないのなら尚更言う必要などない。俺は黙ってその目を見た。

「紗央は女だし、人間だ。紗央には紗央の人生がある。紗央には紗央の与えられた時間があって、お前の存在はゴールじゃない。お前もみのりも俺も、紗央にとっては通過点でしかない。だが、お前とみのりのスタートは確実に俺と紗央の時間の中に組み込まれてる。数直線ならかぶってる部分だな」
「それがなんだよ」
「ちゃんと理解しろ、真紘」

 父さんにちゃんと名前を呼ばれるのが久々な気がして、背筋がぴんとなった。

「ガキじゃねぇんだ、理解できねぇなら経験を積め。そうだな、手始めに女遊びを覚えろ。お前女っ気無さ過ぎて気色悪ぃんだよ、琴を見習え」
「はぁ!? 意味わかんねぇよ」
「わかんねぇならわかるまで考えろ、お前は俺とか紗央と違って馬鹿じゃねぇんだから」

 そう言って父さんは大口開けて笑った。夜だってこととか、近所のことも考えずに笑っていた。
 一頻り笑うと父さんは俺に片手を差し出して、「煙草一本と火寄越せ」と言ったのだった。



2010.05.12(Wed) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

ありがとうの温度



 紗央が、倒れた。
 幼稚園が休みだった真紘と俺の休みがたまたま合って、せっかくだからと出かけようとした矢先だった。
 倒れた拍子にバスケットが床に落ちた。中身が散らばるまではいかなかったが、大きなそのバスケットの中には朝早くから紗央が準備した弁当が詰まっている。あまり家族三人で出かけることなんかないから、真紘と同じくらい紗央も張り切っていたのだろう。
 突然のことに泣き出しそうな声で駆け寄った真紘の頭を紗央は優しく撫でた。

「おかあさんっ」
「平気だから、心配しないの。ほらタク、行こう?」

 アパートの部屋の扉を軽く開けていた俺だったが、しばらくそのまま固まっていた。
 真紘はまだ泣きそうな声で「だいじょうぶ? だいじょうぶ?」と何度も紗央に問いかけている。
 その度に「大丈夫よ」と返事をする紗央の顔は、青い。

「ヒロ、今日は母さん休ませてやろうな」
「ちょっ、タク! あたし大丈夫よ! せっかく休みなんだから、」
「うるせぇよ」

 真紘を抱き上げながらそう言って、睨むように紗央を見れば、紗央の青い瞳はほんの少し潤んで、それから少しだけ肩を震わせた。
 ――ビビらせるつもりなんてねぇのに。

「黙って俺の言う事聞いてろ」

 誰の命より何より紗央が一番大事だから、外出の予定の一度や二度はどうってことない。真紘がそれで多少寂しい思いをするとしても、それでも俺は紗央を優先するだろう。
 幸い真紘はそこまで薄情なガキでもないし、聞き分けが悪いわけでもない。まあ文句言おうもんなら引っぱたいてでも言うこと聞かせるだけなんだが、しなくていいならそっちの方がいいに決まっている。
 不機嫌そうなのは当の紗央だけだった。




「……珍しいですね、お義兄さんがこっちに来るなんて」

 紗央に付き添って病院へ向かい、診察結果を得てから紗央を家で寝かせた。俺は真紘を連れて仕方なく芹沢邸に足を運んでいた。大和が家を継いでからは割と来るようになった場所ではあるが、それでも毎回毎回懐かしい感じは拭えない。同時に、二度と戻りたくない場所であることも認識させられる。
 門で俺と真紘を出迎えたのは、着物姿がようやくサマになってきた義妹のルミだ。不思議そうな目で俺達を見ると、取りあえず母屋へと歩き出した。俺は真紘の手を引いてその後に着いていく。

「突然の訪問ご容赦ください、家元夫人」
「家元夫人、なんてわざとらしいからやめてください。それと敬語も」
「照れるなよルミちゃん」
「うわ、気色悪いです」
「お前も言うねぇ」

 実際、大和よりも余程肝が据わっているのではないだろうか。まあこんな家に嫁入りした女だ、腹に何か隠しててもおかしくはない。
 ルミは「芹沢の嫁ですから」と笑顔で付け加えた。やれやれ、強い嫁さん貰うと大和も大変だろう。

「せめて“大和の嫁ですから”にしてやれよ。いくら大和が肝の小せぇしょうもねぇ男だったとしても、芹沢の嫁なんて言い方じゃあ金目当てに聞こえんぞ」
「あたしも一応芹沢背負わせていただいてるもので。家を守ることが夫を立てることに繋がりますから」
「おお、言うねぇ」

 なかなか賢い切り替えしをする女だ。大和よりこっちの方が断然骨があるだろうな。そりゃあガキの頃から温室育ちで実家におんぶに抱っこだった男に比べりゃ、一般家庭に生まれて育って恋愛でこんだけでかい壁にぶち当たったルミの方が精神的に強いのは当然だろう。

「真紘くん、今日はどうしてこっちに来たのかな?」

 俺と話したくないのか何なのか、ルミは真紘に話を振る。俺とルミが下らない言い合いをしている最中、真紘はずっと俯いたままだったから、それが気になったのかもしれない。
 真紘はルミの声に顔を上げると、左右色の違う瞳をまた潤ませた。

「おかあさんがたいへん」
「? お母さん大変なの?」

 こくこくと頷くと鼻をすすり上げる。紗央が傍にいる時は全然泣く素振りなんか見せてなかったくせに、一丁前にカッコつけてやがるのかこのガキ。

「お義兄さん、真紘くんどうしたんですか?」

 真紘にいくら聞いても要領を得ないのか、ルミは俺の顔を見た。真紘だってよくわかっていないんだから聞いたって答えられるはずがない。
 門から長いこと歩いて、ようやく着いた母屋の玄関で靴を脱ぎながら俺はその問いかけに答えを返す。

「紗央が倒れたんだ」

 続けて、真紘の靴を脱がせる。何の反応も無いから顔を上げると、ルミは目をぱちぱちさせていた。どう見たってアホ面だが言わないでおく。

「そ、それでっ、奥さん放って油売ってて大丈夫なんですかお義兄さん!!」
「ああ、どうせ二人目だろうと思ってたからな。さっき病院連れてったが案の定だった」
「え」

 沈黙。ルミのまばたきの音がいちいち聞こえる気がした。
 
「それはおめでとうございます、……でも、真紘くんに教えてないんですか?」
「おお、そうだ。ヒロ、お前兄ちゃんになるんだぞ」
「遅っ!! 一番心配してるのにどうして教えてあげなかったんですか!」
「ついうっかり」
「うっかりじゃないですよ自分が安心すればそれでいいんですか!」
「まあな」
「~~~っ、ああもうっ、真紘くんが将来お義兄さんみたいになったらと思うと背筋が寒くなります」
「褒めるなよ照れんだろ」
「大和以上に面倒な反応するのやめてください!!」

 真紘を抱き上げて母屋に上がりこむ。いつもなら真っ先に広間にでも向かうのだが、俺の足は広間に向いていない。それが分かるとルミは早足で俺の横を歩き、「どこ行くんですか」と声を掛けてきた。

「第一、紗央さん放って何しに来たんですか、こんなところまで」
「ああ、言ってなかったか」

 嫁放って来たくもないところにわざわざ来たんだ、やることはしっかりやらねぇとな。

「粥の作り方を教えてくれ」

 ルミのまばたきの音が一層大きくなった気がした。



 芹沢が毎日食ってる質のいい米を多少ぶんどって、帰りは芹沢の人間に黒塗りの車で家まで送らせることにした。用事で少し屋敷を留守にしていたらしい大和は帰ってくるなり厨房を覗き、ものすごーく嫌そうな顔をして俺を見たが、真紘の手前俺に文句を言うこともできず、俺も俺で家元に対しての恭しい態度を忘れることはなかった。尊敬してるっスから、いやマジで!(笑)
 高級車の後部座席に座ると、疲れたのか真紘はすぐに眠り込んだ。そんな真紘の頭を撫でながら俺は窓の外を眺めて、ぼんやり思う。
 ガキなんか欲しいわけじゃなかった。欲しいわけじゃないどころか要らないとさえ思っていたし、今だって俺個人の考えはそのまま変わらない。ガキなんざ要らねぇ。真紘だって俺が心底望んだものだったかと聞かれれば首を捻る。俺には、紗央がいればそれでよかった。未来だとか自分の遺伝子だとかそんなもんどうだってよかった。俺が俺の生きたいように生きることができればそれでいい。子孫を残すっていう生物の本能をまるで無視することであっても、やりたいようにやるのが俺のやり方だった。昔からそうだ、じゃなきゃあんなでかい家捨てるかっつーの。
 ただ、……ただ、紗央を愛する限りは紗央の欲しいものは与えてやりたいと思う。二人で生きるからには、相手が大事にするものも大事だと思って生きていかなければいけない。まあ紗央は昔からあの性格だし心底俺に惚れてる女だから俺がいりゃ良かったのだろうとは思うし、紗央から何を言い出すこともなかった。ふと気になって、ガキとか欲しくねぇのか、と聞いたらひどく驚いた目をしていた。それから俺の機嫌を窺うように小さい声で「欲しくないわけじゃ、ないけど」と返した。俺が子供好きなわけじゃないのを見越してってことだったんだろう。
 紗央に必要なものは、俺にだって必要なものだ。紗央の存在がまるごと必要な俺には、紗央の要求を蹴る理由なんてどこにもない。ガキは嫌いでも、紗央の子供なら誰よりも愛せる自信がある。紗央が望むものは、俺も望むものだ。結果生まれた真紘はどっからどう見ても俺と紗央の子供、な見た目をしていたわけで。俺に似てるってことは俺が一番嫌いだった頃の大和にも似るってことで複雑な気分ではあったが、不思議と嫌ではなかった。仕事ですぐには駆けつけられなかったが、紗央はそんな俺を病室で初めて見た時、真紘を抱いて泣きながら俺にありがとうと言った。あたしと一緒にいてくれてありがとう、と。初めてのことだらけで、病院でもほとんど一人で不安だっただろうに、俺に何の文句を言うこともなく紗央はありがとうと言ったのだ。何度も一人きりにさせておきながら、それでも紗央がそうやって泣きながら笑えたのは確実に真紘の存在のお陰なのだろう。感謝こそすれ、憎んだり疎んだりという感情が湧き上がるはずもなかった。
 ――で、二人目たぁ俺も随分余裕出てきたじゃねぇか。
 そう思って苦笑する。一人で十分な気もするんだけどな。真紘が手のかからなかった分、次に生まれるのは多少厄介でも面白そうだ。面倒でも、それでも俺はその子も紗央と同じように愛せるのだろう。三十年前の自分が見たら大爆笑しそうな人生だが、俺は一切後悔なんかしていない。世界で一番綺麗なものを手にして後悔するなんてどんな人間だ。





「えーと、……何、コレ」

 湯気の立つ椀を差し出すと、紗央は恐る恐る受け取って顔を顰めた。

「おかあさん、おかゆだよ」
「おかゆ?」

 その時紗央は、「これが?」という目で俺を見たような気がする。被害妄想か。
 パジャマ姿の紗央はスプーンを片手にまだ口をつけるべきか戸惑っている様子だった。そりゃそうだ、俺が何もできないのを紗央は一番よく分かっている。

「……文句あるならルミに言えよ、教えたのルミだからな」
「ルミがね、……わざわざ聞きに行ったんだ?」
「おう」

 くすくす笑ってようやくスプーン一杯分、椀の中身を掬った。そのままそれを口許に運び、スプーンをくわえると紗央の眉間に皺が寄った。
 
「……これ、真紘も一緒に作ったの?」

 その質問に真紘は上機嫌で「うん!」と大きく頷く。
 続いて俺の顔を見た紗央は、ちろりと小さく舌を出した。

「やっぱり真紘も芹沢の子ってこと?」
「悲しい運命を背負わせちまったということか」
「片付けも家事も期待できないわね。……でも、おいしくなくても嫌いじゃないわよ、タクと真紘が頑張ってあたしのために作ってくれたんだもの」

 そう言ってまた一口食べようとする紗央の手から椀を奪った。俺が作るものだから美味いわきゃ無いとは思っていたが、栄養にもならんものを食わせるわけにはいかない。

「子供死んだらどうすんだ、こんなモン食って」
「だって、……作ってくれたのはタクじゃない」
「たまにはそれらしいことしたかっただけだ」
「それらしいこと?」

 首を傾げる紗央と、紗央の傍にうつぶせに寝転がって足をばたつかせる真紘の頭をぽんぽんと軽く叩く。
 真紘の左右違う色の瞳と、紗央の真っ青な両の瞳が俺を捉えた。

「ヒロ、兄ちゃんになるんだからちゃんと母さんの手伝いしような」
「うん! おれ兄ちゃんになるからがんばる!!」
「……真紘、本当にできる? お兄ちゃんになるの難しいよー?」
「できるっ」

 子供の言葉の無邪気さったらないな。これ以上信用できる言葉というのもないだろう。

「……お前をヒロだけに任せるわけにいかねぇだろ、今度は俺もちゃんと、傍にいる」

 今度は俺がありがとうを言えるくらいに、十ヶ月を一緒に生きていきたい。お前だけの経験にはさせない。
 
「真紘の時はそんなこと言わなかったくせに」
「そうだな」
「……嬉しいからいいけど」
「そう言うと思った」

 紗央と真紘の傍に膝をついて紗央の額に唇を寄せる。少し熱っぽいか。まだ寝かせておいた方がいいかもしれない。
 真紘を抱え上げて部屋から出ることにする。あまり長居しても疲れさせてしまうだけだ。
 真紘を部屋の外に出して下ろしてから、もう少し寝てろ、と声をかけて部屋の電気を消すと、もぞもぞと紗央が布団に潜り込む音がした。 

「タク」

 暗がりの中で紗央の声がする。

「……ありがとう。ごちそうさま」

 どんなに暗くても、紗央がその時嬉しそうに笑ったのが、俺には分かる。愛の成せる業という奴だ。

「それだけじゃ足りねぇな」
「欲張り。大好き」
「それでよし」

 寝室の扉を閉めると、にこにこした真紘が出迎えた。
 邪気がなさすぎてびっくりする。俺はガキのときこんな風に笑っただろうかと思うくらいだ。

「おとうさんは、おれとおかあさんどっちがすき?」

 何と言う率直な質問か。さっきまでの俺と紗央のやり取りを聞いていたからこその質問だろう。
 しかし俺は迷う必要なんてない。答えは最初から、決まっている。



「母さん、かな」


2010.05.08(Sat) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

真紘とか
こう考えていくと、真紘をちょっと擦れてる感じにしたくなってきた。
酒は好きじゃないけど煙草はたまに吸ってたらいい。タっくんは煙草吸う人なので、20歳の誕生日にタっくんと同じ銘柄買ってみるとかな。
家族に祝ってもらったあと散歩しに外出たりして、タっくんはなんか察して途中で乱入したらいい。
バイク買ってひとりでツーリングする時も誰にも迷惑かけないし持ってくんだろう。
入院した時に紗央とか水希ちゃんにバレたらいい。


真紘の意味不明な恋愛恐怖症を治すには、きっと琴也のところに子供ができなきゃいけないな、と思う。
全部危ういもんだとわからないと真紘は進まない気がするよ。


もう眠いんで寝ます。

2010.05.03(Mon) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

そうだ!


真紘は暇な間多分免許とか取ってる。一年と二年の間でバイトして金貯めて、後は勉強しつつ教習所通って普通自動車と普通二輪取ればいい。大型似合いそうだけど使う機会なさそうだしな。
真紘は車よりもバイクのが似合いそうだから、4年になって試験受かったらバイク買いそうです。合格祝いに何か買ってやるとかいう話を紗央とかタっくんからされた時に、バイク買うからちょっと援助して欲しい、みたいに言えばいい。紗央はすごく反対しそうです!
大事な長男だもん、バイクなんて事故って死にそうだし。そりゃ心配だろう。
タっくんはそういうとこ心配してない。タっくんは免許は持ってるけど使わないから乗ってなさそう。バイクも持ってない、けど持ってないものは大体弟に交渉すれば以下略なので。
バイク買って、バイトして貯めてる金でふらふらどっか旅に出たりすればいいと思います。
面白いから一回くらい事故ってもいい気がするよ。琴也がマジで心配して病室来たりしてな。きっと織夏も心配してくれる。そういうのを見て、なんだか一層寂しい気持ちになればいい。
恋愛方面に疎いっていうか、意識的に自分をそういう場面に持ち込まないようにしてるような気がする。嫌悪感にも近いのかもしれない。けど憧れてもいる。やっぱり真紘は両親の影響が強い気がします。両親の馴れ初めを聞かされると、自分の存在がすごく危ういものに思えてなんだか怖くなるんだろう。だから変に怖いもののような気がしてしまったり。本当は自分は存在しなかったかもしれない、父と母は再会しなかったかもしれない、それだけじゃなくてもしかしたら紗央はアンドゥーと結婚してたかもしれないわけで、それを思うともっと怖くなる。
付き合うとか別れるとか真紘の中では何となくホラーめいてて怖いもので、煩わしいものでもある。
琴也と織夏はきっとずっとあのままだな、って安定性を感じるのでちょっと羨ましいんだろう。
危うさを感じない関係性には依存する子だと思います。琴也なんかは、はとこだし親友だし、がっちり安定。
家を出たのは、紗央とアンドゥーに昔色々あったことを知って、真紘の中での親子関係が危うくなったから。
うん、そう考えると、恋人同士という期間は真紘にとって疑問でしかなくて、でも結婚してる状態については憧れてるんだな。だんだん裏打ちができてきました。
やっぱり情緒不安定な子です。合コンとか行かないよ! 面倒なだけだもん! だから酒とか飲み慣れてなさそうです。
しかしやべえよこいつの大学時代、マジで面白みがゼロです。大丈夫かこの子。
後の設定を作りやすいように考えてみたけど、真面目に水希ちゃんみたいなタイプが合う気がしてきました。
本当に空気みたいに感じられる子がいいんだと思う。いて当たり前で、いてくれないとダメなような子がいい。
真紘は何も経験してないのにぐらぐらする位置にいる子なので、きっと恋愛のごたごただとか危うさを経験したら壊れちゃうんだと思います。弱いなあおい。真紘は紗央みたいな経験は絶対できない。そう考えると弱くて仕方ない紗央もちょっと強い子に見えてくる。



真紘はちょっと底がまだ見えないのでなんだかなあ。
キレたら確実にタっくん譲りの黒さを発揮すると思うんだけど。
何かとてつもなく黒いものを持ってそうな気もするし、何もない気もするよね。
水希ちゃんと一緒にいるのが心地良くて、恋愛感情とかもよくわからんまま変に独占欲とか嫉妬とかが生まれたらこの子ものすごく自己嫌悪に陥りそう。何それ、私そういうの大好きなんだけど!!
こんな風に思っちゃいけないのに、とか思いつつ悶々としそうです。楽しいな。


そして流石にもう寝ます! はいおやすみ!!

2010.05.02(Sun) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

さわぐ
せっかくなので真紘と琴也とかいろいろ考えてみる。


琴也は個人的に慎吾と同じ路線にいるので、私の中ではカッコイイ方に分類されてます。
ポジティブシンキングでヒーロー気質なんです。だからちょっと抜けてるのはお約束。
琴也が元々織夏のことをどういう目で見てたのかが私は気になります、ええ。
「え、もしかして俺のこと好きなの!?」とかちょいちょい言ってくるくせに、気があるようには見えないし、かといって妹みたいに見てるのかというとそれも違う。
それを言い出すと他の女の子と付き合ってる時も多分普通の友達と遊んでるくらいの感覚しかなかったんだろうなあとか思う。でも多分椿のことは普通に可愛いと思ってるんだろう。
抜けてる人だからいろいろ気づくのも遅い。慎吾路線だから反応も慎吾っぽい。
慎吾が千咲さんと結婚できたのだって、慎吾がどうこうしたっていうよりも千咲さんが慎吾に手出したって感じの方が強いし。慎吾は千咲さんを選手として見なきゃいけないと思ってて、女性として見たら失礼だとか考えてたし。
琴也の織夏に対しての態度もそんな感じなんだろうな。毎年クラス委員立候補するのも、消極的な自分を変えようとしてるんだな、とか考えて、穿った考え方したら織夏に失礼だと思ってんだろう。
理央の子なので変に真面目だし、誠実さはある子だと思うんだ。ちょっとアホなだけで。
ライブの度に差し入れしてくれたのが織夏だってわかったら、そういう目で見ていいんだ、って思うだろうから、これまでのこと思い出して一気に可愛く見えてくるんだろうな。織夏は一切告白とかしないけど、琴也の方から言い出しそう。
今まで相手が織夏だったから手を抜けたところとかたくさんあるだろうしね。
理央の子だから何日も寒空の下で待ったりできるよあの子! 筋は通す子だよ!
変なところ理央に似て微妙に体弱いとかも面白いかなと思うんだけど。遠足前日に熱出すとかな。(笑)
学生結婚は大いにありえると思います。大学2年とかでインディーズでCD出したりして、いろいろ順調に行けば3年のうちに「俺ら結婚するんで!」とか言い出しそう。
瑶子さんは心配もするだろうけど、琴也が平気っていうなら信じて背中押しそうな気がします。理央は要らん心配してそうだけどな、いつまでも、



でもって真紘は何故か空の路線にいる子なのでネガティブでブラックな印象があります。
中三くらいからおかしくなり始めたんだろうな。高校入って暴力沙汰に巻き込まれるようになって番長フラグ。
恋愛方面にまるで興味がないのは何でなんだろうなあ。アイドルとかに興味はないだろうが、テレビ見てて可愛いなと思うことは普通にありそうだけど、親がそれなりに綺麗だから現実味が湧かないのかもしれない。
もしくは実はずっと織夏が好きだったんです、でも面白そうな気がしますが、その後を考えるのが面倒なので却下です。やっぱり両親の影響が大きい気がします。みのりは両親の影響で興味湧いてきた感じだと思います。
落ち着いて見えるけど情緒不安定でもあるし、高校時代は吹っかけられた喧嘩でストレス発散する部分もあっただろうけど大学時代どうしてたんだろう。こいつの大学時代すごく鬱屈としてそうです。怖い怖い。
サークルに入るわけでもなく、ただ学校行って授業受けて帰るだけで彼女がいるわけでもなくて、4年間何してたんだろうこいつ。何も考えないで肉体労働系のバイトしてそうです。
水希ちゃんには目が死んでる男のように見えたんじゃなかろうか。初めて会ったの大学4年だよな……。試験受かったら受かったですることないし、毎日バイトして、金貰ってもそんなに使わないしで貯まるだけ貯まっていきそう。そしたらお世話になってるんだから水希ちゃんにプレゼントとか買ってあげればいい。
仕事始まったら最初は警察学校だしなかなか会えなくなるんだろうな。配属も交番だもんな。
そういう環境になったら、水希ちゃんみたいな子が傍にいたらより癒されそうです。居心地いいもんだから、付き合うとか全部すっ飛ばして結婚って言い出すのもわかる気がしてきました。
男は大抵マザコンだと思うので、真紘も例に漏れないと思います。甲斐甲斐しく世話してくれて、料理がうまくて可愛い女の子は潜在的に求めてる女性像だろう、多分。琴也はそういうのないと思うけどね!
無愛想ではないがあんまり感情表現豊かな奴ではないので、好きだとか何だとか言うところが全く想像つかない。そこはタっくんにも大和にも似てないな。その辺紗央っぽいのかもしれない。態度でわかるとか思ってるんだろう。ウザいなこいつ。
うん、ちょっと書きたくなってきたぞ。



本筋の椿は酒癖が悪いということで話が落ち着いたのでそんな感じのも考えたいです。
樹理あたりが見たら「なんか想像はしてたけど実際見るとウザさが百倍増す」とか言い出しそうです。
本当にあいつらは憎まれ口しか叩かんな。幼馴染のはずなのにどうしてそうなった。
炎而くんは椿と樹理が幼馴染って知らないだろうと思うので、知ったら驚きそうな気もします。


さて、寝ようかな。7時間寝れるぞー!

2010.05.01(Sat) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

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