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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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新しい
トレンチコートを買ってきてしまった。最近コート買ってばっかだなあ。
トレンチは一枚ほしいなあと思ってたので後悔はしてない!

同期とリア充ぽい一日を過ごしました。(笑)
東京ドームで世界らん展を見る。フラワーデザインのコーナーガン見してきた。大和はいけばなだけじゃなくてアレンジメントにも興味あるんだよなあと初期の設定を思い出しつつ、あんなきらきらした綺麗なのを大和が作ってたら気持ち悪いwww でも本当にきれいだった。
ただ人が多かった……。すげえ疲れた。

それから表参道行って、レネレイドの青山本店に行く。パリで買ったのはどう使えばいいのかわからんくて無駄にしてしまった感があるので、今回はちゃんとネックレスを買う。2万弱したけど後悔してないんだぜ……。何せ高校の頃からの憧れのブランドなので、自分の金で買えるようになったんだなあと思うと感慨深い。
アンティーク調のデザインが好きで、お花とてんとう虫とカエルとかがついた可愛いネックレスです。やっぱいいなあ、レネレイド。

昼はスペイン料理食べて、歩いて原宿まで行く。高3卒業前の初詣以来だったわ……。竹下通り歩いて、雑貨だの服だの見て回って、ラフォーレも眺めて、古着屋も見て、クレープ食って、FOREVER21で買い物して、H&Mも見てきた。
そして最後になぜか池袋行ってまた買い物wwww シュシュほしかったからいいんだけど。
春物のストールがほしいなあ。今度物色する。

キャサリンはようやっと最終ステージ。ヴィンセントが最初の頃に比べてイケメンになっててにやにやする。
三石キャサリンマジ天使だわ……。
ジョニーちょうがんばれ!!!と思っているのは私だけではないはず。



金曜はぐだぐだして、今度の火曜にシュルレアリスム展と「アンチクライスト」観に行こうと思います。
3月の日曜は27日が休みっぽいから、その日で合えばいいけど合わなかったらタミフル優先で遊んでください。あ、でも暇な人いたら27日遊びませう!


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2011.02.23(Wed) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

もうちょっと!

妹とおかんとあーでもないこーでもないとリトライを繰り返し続け、やっとカテドラル到着!
三石キャサリンルートなんで、最終ステージニヤニヤが止まらないwwwwwwww
ヴィンセントの声かっこよすぎる……。ちょっとキャサリンそこ代われ!と本気で言いたくなるwww
双子ばあさん好きだわ……。


明日ってか今日は東京ドームに世界らん展見に行きます!
そいで普段行かない都心行っていろいろ見てくるww シュルレアリスム展いついけるかなー。
映画行ってその帰りとかかなー。
近々同期と東京地裁行くことにしたwww なんかもうチョイスがいろいろおかしいwww


部長があっちの紗央のサウンドトラックを上げててにやにやしました。
こっちの紗央は、いろいろ考えたけど料理する時はカフェで流れてそうなゆったりした曲(クラシックのアレンジとか、邦楽のオルゴールアレンジとか)で、アーティストならスガシカオとか、宇多田、ケミストリーとかはありそうな気がする。私が好きなだけですwww



さて、そろそろ寝ないと起きれなくなる!
今度はシフトちゃんと提出できるように作るぞー!!

2011.02.22(Tue) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

三石キャサリンマジ天使www

途中までしかやってないが、いい彼女や……。
時計塔抜けて、聖堂です。毎回ラスボスが怖くて仕方ない私。いややってるのは妹だが。


いろいろ気になって煙草の銘柄をいろいろ調べてみる。
この前コンビニでLARKの綺麗なパッケージ見てどんなのか気になったんだけどわからんかった……。
流風が吸うなら、最初はケレス先生と同じのに手出すんだろうけど、帰国したらちょっと軽いのにしてそうです。でもたまに原点回帰で持ってる、みたいな。赤マル持ってんのはにやりとするけど、似合わないwwww
流風はどっちかってーとフィリップモリスとかパーラメントのが似合いそうです、パッケージが。
ご近所シーマスさんがラッキーストライク持ってたらちょっとにやりとします私。原産国的にはケレスさんなんだろうけど。ハイライトってどこがライトなのwwww 重いwwww
うん、パーラメントかな。ぽいな。
ローラたん生存ルートでいくと、ケレスさんは「昔のルカとおんなじ匂いがするー!」って言われるわけですね。


ローラたん生存ルートにおけるローラたんとケレスさんの接触についての考察。
・ケレスさんが流風をつついていじって遊ぶ
・ローラたんが目撃する
・「ケレス!(多分呼び捨てにする) ルカは本当に本当にすっごい学者先生でドクターなんだから、そんなにいじめたらダメなのよ!!」とか庇う。多分ローラたんはケレスさんよくわかってない。ケレスさんがいたから流風がアメリカに来れた、って事実しか知らなそう。
・「その俺の先生だから、そんな庇ってくれなくていい」とか流風が言う
・ケレスさんはもっとすごい人というイメージが生まれる
・流風の高校時代のあることないことケレスさんが吹き込む
・「なあんだ、ルカあんまりすごくないのね!」って笑顔でローラたんに言われて流風撃沈。
というのを今日ずっと考えてました。暇人ですね!


よし、とりあえず寝る!
今度同期と東京ドームの世界らん展見に行くことになった!
「アンチクライスト」見に行こうって誘ってるけど全然乗ってくれないwwww
ほんと、だれか一緒に行かないか……。絶対おもしろいよ……。


2011.02.20(Sun) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ティーズティー

TEA’S TEAのベルガモット&オレンジティーを毎日のように飲んでます。
アップルより好きなんだな。毎日飲んでるんでペットボトルが大変なことに。


ルミ死亡ルートの続きをもそもそ書いてたんですが、挫折。息抜きに秋臼さんの随分前のケレスさん死亡ルートを読んで「うわ懐かしいwwwwww」ってなる。
この前だかいつだったか、ケレスさん死亡ルート後の流風が煙草吸うのが云々って話をしたような気がするのですがもしかすると私の妄想かもしれません。個人的にはケレスさん死亡ルートの流風は歯食いしばって生きてく感じ。煙草なら、秋臼さんと使ってるブログのIFストーリーまとめた世界観での方が合う気がする。
樹理連れて帰ってきて、真っ先にケレスさんとこ行って「これ俺のガキだから!」って紹介できる流風。大和とルミはくっつかなくて、理央と瑶子さんもくっつかなくて、紗央とアンドゥーがくっつく世界。(私の好みを集めた世界)
IF世界の流風は前向きにしっかり生きてそうな感じがするので、高校で勤務始まってからケレスさんと喫煙室で雑談、みたいなちゃんと大人になった感じもいいかなとか思ってる。流風が胸張って生きていられる世界もたまには必要だよね、とか思ってみる。
椿もたいがい不幸だけど、炎而くんという王子様がいるのでチャラかな! みのりは親に似てアホだし冬二くんカッコイイからやっぱりチャラかな!


なんかもう考えれば考えるほどに、アンドゥーと紗央って綺麗だけど真っ黒みたいなイメージになります。
修道院って聖域にいるのに、一番欲望に忠実。もう何がゴールなのかわからない。信仰が手段みたいになってるよね。前までは瑶子さんも二人を綺麗なもんだと思ってみてたんだろうけど、貴久さんと出会ってから不快な気持ちが溢れてきちゃった感じ。綺麗過ぎて歪んでる、うまく言えないけど気持ち悪い感じがしてたらいい。
GG世界は瑶子さんがひたすら可哀想キャラで好きです。どの世界でも瑶子さんは愛されたがり(笑)ですが、GG世界は切羽詰ってる。確認しないと生きていけない。表面的なものでも多分満足すると思うので、シーマスさんとかうちのタっくんとか、あの辺のノリがいい人が相手ならもう少し楽だったんだろうけど、今回貴久さんなのでそうもいかず、不安定。それこそ神様に縋りたい気分なんだろうなwwww
利用されてるなら利用されてるでもいいから、その意思表示が欲しい。何考えてるかわかんないのが一番不安なんだろう。まあ、がんばれ。(他人事)


よし、そろそろ寝ようかな。


2011.02.09(Wed) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

設定がwww


瑶子さんが元々シスターってのがいい、という話から点呼どんには超お世話になりました。
おかげさまでいろいろ中二的妄想が広がってきました。
神様を捨てたっていうか裏切って、信仰の対象をシフトさせてしまったから、瑶子さんは貴久さんに捨てられてしまうともう縋るものがひとつもなくなっちゃうんだよね。夜しか生きられないし、誰かを犠牲にしないと生きられないし。だからどうしても貴久さんといたい。でも嫌われちゃ元も子もないからあんまり思い切った行動には出られない。血を分けてくれてるだけで一応嬉しいんだと思う。


キリスト教系の大学行ってた同期に「教会の写真集とか持ってないの?」って聞いたら「あんたがなにいってるかわかんない」と言われましたwwww
ついでに私サイコパス診断されました。しかし自分でもちょっと覚えがあるwwww


流風と椿をいろいろ考えたら楽しくなってきた。
椿引き取った流風は、月に一度くらい樹理も連れて3人で結構高いお店に食事行けばいいと思う。
椿が芹沢に戻った時恥ずかしくないように、なんでも残さないで食べなさい、とか、食器は綺麗に使いなさい、とか、箸とかナイフ・フォークの使い方とか全部ちゃんと教えてると思う。樹理はついでwwwww おかげで樹理もマナーが身につくので、見た目だけ貴族のおぼっちゃんww
小学生椿の服見立てる流風とか、いかん私、そういうのすげえ好みだ。あいつ椿には親馬鹿炸裂だと思うから、何着せても似合うって俺の教育のおかげじゃね? とか思ってる。
流風と椿が仲良いと、何に嫉妬したらいいかわからない樹理もおいしいわ私www
一番疑問なのは大和とルミの子供なのに椿が可愛いことだ。謎だ……。
この設定考えてると小林深雪のキラキラした恋愛小説思い出すわww 好きだったなあ、小林深雪作品。



魔法少女まどか★マギカをちょっと見てるのですが、マミさん………。
さすが脚本虚淵なだけあるよね、って感じです。
ニトロで魔まマのゲーム出してくれないかな! マジでマミさん一本だわ。
それと、オトメイトから出る新しい乙女ゲーで、要って名前で諏訪部ボイスのキャラがいるんですがネタでしかないwwwwwwww
あと、俺の妹がこんなに可愛いはずがない、の1話だけ見た。桐乃かわいいよ桐乃wwww
桐乃が男だったらもっと面白いと思うんだ。妹が18禁エロゲやってるって非現実的にも程があるぞ、私じゃあるまいし。


明日勉強会で10時半に来いって! 起きれるかな私!(爽) いやいつもと同じ時間に起きるつもり満々なんですが。

2011.02.07(Mon) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

歪みねぇキャラたちについて
一番ブレがないのは私の好みである件。


いやもう本当にこれ楽屋裏楽しいわー。
水城さんちと野島さんちはバスケで忙しいので今回お休みなんですね!
アンドゥーも流風もケレスさんも抜けたら大変なので理央は仕事してるんですね!
「理央くん理央くんっ、どうしよう私普段みんなとあんまり絡まないのに口説かれちゃったりするかも!!」
「瑶子さんの馴染み具合は異常ですから心配しなくて大丈夫ですよ」
「またまたぁv 私のこと心配だからってそんなこと言わなくていいのにぃ」
とかいう鈴城さんちなんですね。
今ぴくしぶでヤンデレ講座見て、瑶子さんはポジティブ型だけど病んだら時折すげえネガティブになりそうで面白そうだと思いましたけどどうにもなりそうにないのでメモだけしておきます。
そしてアンドゥーはタっくんからすげえ嫉妬の視線を送られるわけですね、わかります。


瑶子さんとタっくんの何が合わないのか真剣に考えてみた結果、瑶子さんが賢くてタっくんは馬鹿だから合わないんだということがわかりました。
瑶子さんって基本的に馬鹿は嫌いなんだ! 賢くて且つイケメンがいいんだ! 理央とかシーマスさんとか貴久さんとかは瑶子さんの基準クリアしてるんだよ! タっくんは馬鹿だからいかん。
タっくんも、計算高い女は嫌いなんだ。誘導される感じが好きじゃないんだと思う。紗央はそういうの無縁で、計算とかできないから自分で一生懸命考えて空回りするタイプなので、そういうのにきゅんとするんだと思う。
瑶子さんは、どうすれば自分が気に入ってもらえるか、どうすれば可愛く見せられるか分かってる人。
でもこれで瑶子さんに紗央みたいな一途空回りスキルプラスしたら、紗央勝てるところなくなっちゃうと思うんだよね。



そして拉致監禁話が書きたい私はどこへ行けばいいですか。
本当はタっくんと紗央でやりたいところなんだが、よりうみねこパロらしくするには、ルミ死亡ルート後の大和と椿がおいしいか……。ごくり……。
大和と椿だったら椿そんなに小さくなくてもいいかな。小学校の高学年くらいで屋敷に軟禁。うっわ危ねぇわこの男!
脳内で椿を閉じ込めてみたら炎而くんが迎えにきました。やはり王子様ですね!
そういえばルミ死亡ルートのファイルが消えました。まあブログにあげてる分しか書いてないのでブログのをコピペしてまた作り直せばいいんですけど。



シフト作るの忘れてたんでさっき必死に作ってたら、おかんに「それまだ終わってなかったのwww」といわれました。終わってねぇよwwwww
寝ます! みんな頑張れ! そして11日で大丈夫なんだろうか今月。
いつ六本木行こうか考え中。どうしよっかな!

2011.02.05(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

ひつじくんのちんもく



 町の夜は、どこまでも深く、暗い。要と別れて、入り口の鉄柵を閉めると俺はため息をついた。ここは城下町ではないからそこまで厳しくはないが、それでも門限の時刻を過ぎれば外に出られないわけで、門を閉じられてしまえば俺は家に帰れない。ランタンの明かりを頼りに、家路を急ぐ。あまり遅くなっては椿を心配させてしまう。
 いつもはここまで遅くはならない。日が暮れる頃には墓地を出ているのだが、今日は貴族墓地だけでなく共同墓地まで手を伸ばしてしまったため、なかなかキリのいいところまで作業が終わらなかった。対価に見合わない仕事はするもんじゃないと心底思った。共同墓地なんて金にならないんだから手なんて出さなきゃよかった。……とは前々から思っていたのだが、それでも荒れてりゃ気になるってもんだろ。要もいちいちどこが荒れてるってぽつぽつ独り言みたいに報告してくださるし。まあ、いいんだけどさ。金にならないってわかっててやってんのは俺なんだし。
 ここ最近多発している吸血鬼事件やら何やらの影響で、人の影はひとつも見えない。元々この時間に人なんて出歩いちゃいないが、もう少しくらい物好きがいたと思う。物好きさえ引っ込む時間だ、警吏に見つかって変な嫌疑かけられんのも嫌だし、暗い路地を早足で通り抜けていく。
 
「っ、と」

 細い路地を曲がったところで、人影とぶつかる。ランタンの明かりが揺れた。
 悪い、と言いつつ明かりをかざす。俺はあまり衝撃を感じなかったから、相手はおそらく小柄だろう。明かりの下で確認してみると、相手は本当に小柄な女だった。相手は「いたいー」と額を押さえている。多分俺の胸にぶつかったんだろう。

「悪い、急いでたんだ」
「悪い、じゃないよ! もうっ、こんな時間に出歩いてちゃダメでしょー!?」

 次いで女はぱんぱんと服のほこりを払い落とし、腰に手を当てて怒り始めた。出歩いちゃまずいのはお互い様ではないだろうか。
 腰ほどまである長い髪を揺らして、女は頬を膨らませた。行動と見た目のギャップがあって、年齢がよくわからない。俺と同じくらいに見えないこともないし、ずっと年上のようにも見える。

「出歩いちゃまずいのは俺より寧ろあんただろ」
「? なんで?」
「なんで、って……」

 いちいち聞くことか、それ。夜なんか暗いばっかで何もいいことなんかない。何がいるか分かんねぇんだし、家に鍵かけて篭っておくのが正解のはずだ。俺にだってそれくらいわかる。
 時間は気にかかるが、知らない奴とはいえ女を一人で夜に放っておけるほど俺も馬鹿じゃないし無情でもない。

「家どこだよ、送ってく」
「え、それもなんで!?」
「最近物騒だってことくらい知ってんだろ。吸血鬼だなんだって、夜だし変な奴いないとも限らねぇし」
「あー、そかそか」

 女はやっと理解したとでも言うように明るく笑う。……やっぱ年齢不詳だ、読めねぇ。
 笑いながら、男の子に心配してもらったって言っても妬いてくれないだろうなぁ、と独り言を呟き、それから「どうも」と俺に頭を下げた。

「ご心配は嬉しいのですが、私そーゆーの全然怖くないので! ご安心ください!!」
「怖くないって、気の持ちようと実際に遭遇するかどうかは別問題だろ」
「うーん、それはそうなんだけど。私強いから多分襲われないっていうか、いざとなったら最愛の王子様が助けに来てくれるので」

 ……いや、まあ、俺も早く帰りたいわけで、本人がそう言うなら構わないんだろう。これで明日の朝こいつが死体で発見されたとしても俺には何の責任も無い。多分その最愛の王子様とやらに会いに行く途中なんだろう、と思う。夜に出歩くのはあんまり関心しないだろうけどな、その王子様も。

「それじゃあ俺は」
「ところで」

 もうここを離れようとしたところでそんな声が掛かる。
 女は左手の人差し指で自分の下唇をそっとなぞりながら、上目遣いで俺を見る。先ほどまでと雰囲気が変わった気がして、何故か背筋がぞっとした。

「なん、だよ」
「君はもしかして、薄給激務でコキ使われている墓場の庭師君ですか?」
「……肩書きはアレだが、まあ、間違ってはいない」
「じゃあこれから壁の外に帰るんだね。妹ちゃんは元気?」

 目を見開く。
 初対面の女に言われる情報か、これ。
 
「なんで、それを」
「うふふ、おねーさんはお友達が多くってね。この町のことは大体わかってるつもりだよ? 君が朝早く壁の外から来て、一日中墓場のお手入れして、かと思えば教会のお手伝いもさせられて、帰るのは夜遅く。妹の具合が悪くても生活するためにはお仕事休めないもんね。それだけ大変なことしてるのに、支払ってもらえるお金は本当に微々たるもので、――かわいそうだなあって思ってた」
「……るせェよ、あんたには関係ない」

 女は笑う。見下したように、ではなく、本当に面白いものを見ているかのように笑うから、余計に苛立った。
 俺に同情なんかいらない。同情するなら俺じゃなく椿にしてやってくれ。町に入ることができず、誰と顔を合わせることもなく壁の外側で毎日ひとりきりでいるんだ。かわいそうだと思うなら、椿に思ってやって欲しい。俺なんてただの守銭奴だ、生きるためにその微々たる金を必死こいて稼いでる。

「妹ちゃんがいなかったらもう少し自由なのにね、君も」

 ランタンの取っ手をぐっと握る。光源が不安定に揺れる。 

「っ、ざけんな、俺はそんなこと、思っちゃいない」
「うん、思ってないだろうね。けど客観的事実ではあるよ? だって君ひとりならこの町に住むことだって不可能ではないし、もう少しいい環境で働くこともできるだろうし。ただでさえ対価と働きが見合ってないのに、そのわずかな対価さえ自分のためには使えないんだもんね」
「あんたには関係ねぇって言ってんだろ!!」

 俺が声を荒らげれば、女は少し驚いたように目を大きくした。その後不満そうに目を伏せ、一歩俺に歩み寄るとまた俺を見上げる。

「ごめんね、要らないこと言って。からかいたいんじゃないんだ」
「からかいたいんじゃなきゃ何なんだ」
「うん? 年上のおねーさんに興味はないのかなあ、って」

 は? と聞き返そうとして開いた唇が、そのまま動かなくなる。女が背伸びをして俺の首に腕を絡めた。とっさのことでどうしたらいいかわからずに後ずさると壁にぶつかる。追い詰められている。得体の知れないものに出会ったような、恐怖にも似た感情に支配された。冷や汗とも脂汗とも自分では判別のつかないものがじとりと体を湿らせているのがわかる。


「私なら、君を自由にしてあげられるよ」

「おねーさんが手取り足取り、ぜぇんぶ教えてあげる」

「君が知らないいろんなこと、時間掛けてゆっくり、教えてあげるよ……?」


 甘ったるい声、が、耳元でする。
 今までこんな状況が自分の身に降りかかるなんて考えたこともないから、どうしたらいいのか分からない。振り払おうにも、女からふわりと漂う、甘い香りで、うまく頭が働かない。
 でも脳はひっきりなしに警報を鳴らして、早く逃げろと俺を急かす。
 女が俺の首筋をゆっくりと舐め上げる。生温かい舌の感触にぞわっと皮膚が粟立つ。くすくす小さな笑い声といっしょに、かわいい、と呟く女の声。
 女が息を吸う音。
 やばい、と目を瞑った。



「おーい、こんな時間に逢い引きとはけしからんぞー」



 遠い路地の向こうから声がする。ぼんやりとランタンの明かりも見えた。横目でそちらを見ると、どうも警吏の巡回らしい。ぐっと手に力を込めると、動けるようになっている。もうこの機会しかない、と女を振り払う。

「ッ、あれ巡回の警吏だろ、用があんなら送ってもらえよ、それじゃあ」

 ランタンの明かりを大きく揺らして、全力疾走。門が閉まらないうちに。ああ早く、早く帰らないとどうにかなりそうだ。 
 現実に戻った途端心臓がばくばく言い出して、止まらなくて、息の仕方も分からなくなるくらいに走った。
 粗末な家の粗末な扉を乱暴に開けた時には汗で服が濡れていた。

「にいさま?」

 肩で息をする俺に椿が声を掛ける。その表情は見えないが、さぞ驚いたことだろう。

「にいさま、大丈夫ですか?」
「ああ、……平気だ。お前こそ大丈夫だったか? 悪かったな、こんなに遅くなっちまって」
「いえ、夕方までブラウが遊びに来てくれましたから、寂しくなかったですわ」
「そうか、なら、よかった」

 後ろ手で扉を閉める。しっかり鍵を閉めて、施錠したことももう一度確認した。
 椿が、今日は用心深いですわね、と笑う。用心深いに越したことはないだろ、と俺は曖昧に笑って返した。
 
「あら」

 ベッドの上の椿が、不意に部屋をくるりと見回す。

「甘い香りがしますわね。兄様、高価なユリでも取り扱ったんですか?」
「あ、……ああ、そう、だったかも、な」

 甘い香り。甘ったるい声。気持ち悪くなるくらい甘い時間だったのに、何故か死と隣り合わせだった気がしてならない。
 頭を振って、さっきまでの出来事は夢か幻だと割り切ることにした。
 窓の向こうで、夜が更けていく。






「あらあら、どこの馬鹿がいちゃついてんのかと思ったらヨーコちゃんじゃない」

 笑いながらこちらに近づいてくる警吏がふたり。かわいそうな羊くんは全力疾走で逃げ出してしまった。近づいてくるふたりには聞こえないように、小さく舌打ちをする。
 久々にいい出会いがあったと思ったのに、空気読まない男は嫌われるわよ、私に。

「あらあらあらぁ、あのタイミングで声かけてくる野暮な男はどこの誰かと思えばシーマス君にケレス君じゃないっ」
「だぁれが野暮だ、仕事してるだけだろうが」
「普段まともに働いてないくせにそーゆー時だけ仕事持ち出すなんてね。欲求不満なんじゃないの?」
「年下の男の子食おうとしてたヨーコちゃんに言われたくないなー。うん? そんなに相手欲しかったんなら俺に相談してくれればいいのにー」
「つーかお前、ゴシュジンサマ一筋なんじゃねぇのかよ」
「もちろん! ヒサくんの右に出る男なんて現世にいるわけないでしょ!」

 え、既にここにひとりいますけど! と手を上げるシーマス君はスルー。 
 もちろんヒサくんが一番好き。大好き。でも、ヒサくんはなかなか触れさせてくれない。一緒のベッドで寝るのはいいみたいだけど、ヒサくんにとって私は多分人型のペットみたいなもので、一緒に暮らしている以上の何にもならないんだろう。それがとても歯がゆい。私がどれだけ愛しても、返ってくることはない。ヒサくんは私が欲しいと言う時に血をくれるけど、直接触れさせてはくれない。最初はグラスに少し入れて渡してくれていたけど、その切り離された感じが寂しくて、最近は入れたてのコーヒーや紅茶に数滴混ぜてもらうだけにしている。それだけでも十分私は彼を味わうことができる。彼が私をまだ生かす気があるのだという事実を噛み締めることができる。例え何も返ってこなくても、彼の視線が壁の肖像画にばかり向けられているとしても、構わない。その分溜まった鬱憤を他で晴らすくらい構わないじゃない?

「逃げてったあの男さあ、墓場の雇われ庭師君じゃないの? あんなの土臭いばっかだしガキだし何の経験もないし、面白くないと思うけど」
「馬鹿だねえシーマス君。だからこそ美味しいしお互いイイ思いができるってもんでしょ?」

 ふふん、と笑う私に、「まるで魔女だな」とケレス君が言う。うん、それいい褒め言葉だわ。

「あーあ、何かもう気が殺がれちゃった。帰ってヒサくんにべたべたする」
「振られちゃったもんねぇ、帰るしかないよねー」
「そこうるさい! はい、じゃあ邪魔した罰として私のナイトをなさい! 吸血鬼とかで物騒だもんね、私可愛いから襲われちゃうもんね、町の平和を守るおまわりさんとしてはこんなかわいこちゃんは放っておけないもんね!」
「おいシーマス、仕事戻るぞ」
「そーだね、路地裏で困ってる美女とかいるかもしれないし」
「人の話聞きなさいよー!!!」

 私を置いて行こうとする警吏二人の間に割り込んで二人の腕をがっしりガードして歩き出す。
 路地を曲がって、一度だけ振り向いてみる。


 ――羊くん、今度いつ会えるかなあ?




2011.02.05(Sat) | Grave Garden | cm(0) | tb(0) |

帰ったら書きます。
唐突ご近所。

ご近所のルミって大和が何をしたらプロポーズ受けてくれるんだろう、って暇な間ずっと考えてた。

やっぱりルミは、大和が芹沢大和だから好きなんだよね。大和が当たり前のように芹沢大和でいることにすごくときめくんじゃないだろうか。

って考えたら、テンション上がった。秋臼さんが書いたシーマスさんとルミの話読み返したし余計に!


ああ眠い。寝たい。

2011.02.02(Wed) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

わたしのくびのむき




 久しぶりに、夢を見ました。




 誰にも内緒で飼っていた、小さな野うさぎ。
 初めてその子を見つけた時、その子は足に怪我を負っていて、家族の元に帰れないみたいだった。
 帰りたいのに、帰れない。その子の瞳がとても悲しげに見えて、あたしはその子の世話をしてあげることに決めた。
 目を盗んでは会いに行く。少ないご飯の中から野菜をちょっとだけ取っておいて、その子に食べさせてあげる。
 真っ暗で、楽しいことなんてなんにもなかったあたしの毎日の中で、その子と会う時間だけが楽しみで、本当に本当に、心の底から、あたしはあの子を可愛がった。



 ある日、うさぎがいなくなった。
 怪我が良くなって、家族や仲間のところに帰れたのかもしれないと思って、安心した。
 その夜、ご飯にシチューが出た。鍋の中に入っていたのがあの子だとわかったのは、すっかりそれを食べ終えてからだった。
 気が狂うほど泣いて、何も吐けなくなるまで吐いた。そうしたら体が何の食べ物も受け付けなくなってしまった。


 
 あの子はどんな気持ちだったのか。
 きっと怖くて、怖くて、怖くて、何度も何度も助けを呼んだに違いない。逃げようとしても満足に走れなかったんだろう。
 あの大きな瞳で、自分の首が折られるその瞬間も、見たのだろうか。




 あの子が首を折られるその瞬間を、夢に見ます。
 できることなら代わりたかったと泣き叫ぶあたしがいました。
 不思議な方向に首が曲がったうさぎの瞳が、きろりとあたしを見ます。
 すると今度は、うさぎの姿が今のあたしの姿にかわりました。
 首が曲がっているあたしの姿。もちろんこれは夢なので、あたしは自分の死体を見てがくがくと震えるのです。




 そしてこう思うの。




 うさぎと代わってあげたかったのは十年前のあたしで、今のあたしではない。
 あの家にいる大事な人と離れたくない。
 だって今のあたしの毎日は真っ暗なんかじゃないんだもの。




 うさぎの悲鳴を聞いた気がして、反射的に目を開く。反射、という割にはゆっくりした動きになっているのは寝起きだからで、仕方ない。
 目を開いたその正面に、赤い瞳であたしを見つめるロートがいた。腕を伸ばして、その頭を撫でる。

「ごめんねロート、心配させちゃったかな」

 ロートの赤い瞳がすごく心配しているように見える。何度か頭を撫でてあげると、ロートもあたしの手のひらに頭をこすり付ける様に擦り寄ってきた。

「おまえはいなくならないでね。ずっと一緒にいてね」

 まだ外は真っ暗。月明かりも差し込まない時刻なんだろう。ロートの赤い瞳だけぼんやり見える。
 ロートはとてもいい子だ。本当にずっとずっとあたしと一緒にいてくれる。

「叡一さんと、みんなと、ずっと一緒だからね」

 
 手のひらにロートの温かさを感じながら、また眠りの淵へ落ちる。






 久しぶりに、夢を見ました。




2011.02.02(Wed) | Grave Garden | cm(0) | tb(0) |

突如ご近所に飢える。

昼間あまりにも暇だったんでご近所見直してみたりして、ご近所も楽しいなあとか思ったりして。
紗央が異動するところ書きたいなあと思ったけど続かなそうなので保留。


ぴくしぶ見てて思ったんだ、キチロリって私、すごく好きなんじゃないかって……!(何)
正直、ろりおん手篭めにするキチティントンさんはタっくんとすごく気が合うと思うんだ。
昔手出したガキがいい感じに成長したもんだからどうしたもんかと悶々とするキチティントンさんとタっくん、おいしいですごちそうさまです。
本当おいしすぎるわキチロリ……! 
残念ながらりおんさんと紗央の性格が違いすぎるっていうのが痛いwww そして紗央は絶壁さんじゃないっていうwwww
なんていうか、俺様なんだけど嫁に手綱握られてて、でも凄めば絶対優位ってポジションがそっくりだと思うんだ。ウィルは煙草吸ってないっていうか、やめたって設定だとおいしいなと思ってる。SSVD辞めてストレスも減ったから禁煙したんじゃないかな! りおんさん煙草あんまり好きじゃなさそうだし。


煙草で思い出した、真紘の話も放置したままだな。
仕事中に、真紘とタっくんはラークの赤かクラシックっぽい、と思ったんですが、ラークの赤って12mm……。重いんじゃねぇの……。
悪いケレスさんがラークのブラックラベル吸ってたら私のテンションが上がる、というのは何か前もしゃべった気がする。悪い人があの真っ黒なの持ってたらいいよね!!
真紘が事故った直後のシーンあたりから書きたいwwww 見知らぬ、天井的なものをやりたい。


ついったで点呼どんとしゃべってたネタをまとめる。

◆紗央とアンドゥー
下町で孤児だったところを教会の管理をしている貴族に引き上げられて、修道院で育てられる。で、修道院任されるまでになる。貴族にも下町の人にもどっちにも理解があるため、安易にどちらかの肩入れをすることがない。
でも下町の人間には後ろ指指されるポジション。お互いに絶対裏切ったりしないって神様に誓ってる。
修道院にいるわけだから結婚とかまるで頭にないけど、恋愛だとかいう次元を超えて、死んで天国に行っても一緒とかお互いに思ってたら私が禿げ上がるほど萌える。


瑶子さんなんかは欲望に忠実に生きてるから、紗央とかアンドゥーみたいな生き方が偽善にしか見えないんだろうなあ。大和相手にもそう思ってそうです。


◆奈央
叡一くんが虐げられてた奈央を誘拐して助けてくれたらしいwww ツボるwwww
そして10年前から墓場にいるってことは、その頃には一緒に行動してたってことかね。
17歳が8歳誘拐するとか、もう、いいよね!!
奈央は叡一くんをお父さんみたいにもお兄ちゃんみたいにも思ってて、お手伝いでいいからずっと傍にいたいと思ってる。下手に空を出すよりもこのままの関係の方が綺麗でいいと思うの!



この世界がお芝居だとして瑶子さんが理央に台本なんか見せた日には、瑶子さんは嬉しそうだろうけど理央は、なんていうか、瑶子さんがいつ誰にビッチ呼ばわりされるか気が気じゃないと思うwwwwww
私女キャラの人間関係ではかなり遊ぶけど男キャラでは遊ばないな。流風と慎吾は多少使うけど、大和も空もタっくんも理央も相手固定だわwwww
仮にタっくんと奈央とか、考えるだけ不毛だと思うの。奈央うるさいし、やかましいとタっくんキレるし、で「うるせェよ、黙ってろ!!」とか言われたら紗央なら黙るけど奈央は絶対反論するし。和解ポイントがないwww


フランス式とイタリア式の庭園についてもちょっとだけwikiったんだ。
よくわかんなかったけどな!!


さて、望まずして池袋に行くことになってしまったので、寝ます。

2011.02.01(Tue) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

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