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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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たまには強い瞳で


 インターホンを押してすぐに賑やかな足音が近づいてくる。ばたばたばたばた、がちゃ。扉が開くと、外灯の明かりを金色の髪が反射した。

「おとーさんだ!! おかえりなさい!」
「ただいま、樹理。あーほら、靴下のまま玄関出たらダメだろ」

 笑顔で出迎えにきたわが子を抱き上げ、家の中へ。リビングへ入ると、ソファーに座ってレゴブロックと格闘していた父が顔を上げた。

「おう、おかえり」
「ただいま。何してんの」
「見りゃわかるだろ。こういうの見ると、こう、俺の爆発的芸術センスが疼くんだよ」
「樹理が遊べるようにちゃんとばらして片づけろよ。あんたのおもちゃじゃないんだから」

 顔のよく似た父は、年甲斐もなく頬を膨らませて「はーい」と拗ねた返事をする。あんた何歳だ、と流風は当然思ったが言わないでおくことにした。
 樹理をソファーに下ろし、鞄を床に置くと自分もソファーに腰かけた。一日出かけた後だと足もやはり疲れる。バスケしてる分にはそんなこと感じないのに、これも時の流れなのだろうか。ひとつ溜息をつくと、樹理が膝の上に乗ってきた。こちらを向いて、きらきらと緑色の瞳を輝かせる。

「おかーさんは?」
「ん? お母さんな、もうちょっと病院長くなりそうなんだ」
「いたいから?」
「お医者さんに痛くなくしてもらわなきゃならないからな」

 そっか、と樹理は言う。樹理は驚くほど聞き分けのいい子だ。反動でいつかすごいことをやらかすのではないかと心配していた時期もあったが、結局そんなことはなく、父の言うことも祖父母の言うこともよく聞いている。母親が大変だということをこの年ですでに理解しているらしい。

「なんだ、ローラちゃんまだ長引くのか」

 左手に赤いブロックの塊、右手に緑色の小さなブロックを持って何やら悩んでいる父が流風に声をかける。

「ああ、でもできるだけ早く手術受けられるように要せんせーが取り計らってくれてる。つーか、早く帰って樹理と遊びたい遊びたいってローラがうるせえんだ。病人ならもっと大人しくしてろってのに」
「四つも年下の病弱なお嬢ちゃんに子供産ませちまった男の言うことかねえ、それが」
「そうだよ。今の俺はあいつを大人しくさせとくのが仕事なの、そのうち樹理とめいっぱい遊べるように」

 その返答に陸が吹き出した。膝の上に乗せた樹理の髪をぐしゃぐしゃと撫でながら、流風はそんな父を恨めしそうに睨む。笑われるようなことを言った覚えはない。事実は事実として受け止めているし、自分が世間から褒められることをしたとも思っていない。わかってもらう必要もない、ただ、自分と彼女がこの子を望んだのだ。それだけの事実の前に他のどんな言い訳を付け加えろというのか。その事実を当事者が理解しているのなら、後ろ指を指されようとも関係ない。後先考えず欲望に走った男だと罵られることも嘲笑われることも、今の流風にとっては何の苦でもないのだ。

「お前、変わったなあ」
「あ?」
「流風はガキん時からちっとも変わんなかったからなあ。初めて成長らしい成長したんじゃねえの?」
「ダイレクトにすげー失礼だな」

 樹理の頭に顎を乗せ、流風は思う。
 親が、お前は変わった、と言う。でも流風自身は日常しか続けていない。自分から外れた行動をしたつもりはない。
 幼い頃、あの月の夜に思い描いたビジョンはいつも心の中にあった。日本を発ってからはより深く考えるようになった。理想は一度も捨ててはいない。

「変わってねえよ。俺はずっと賢くてカッコイイ水城流風のまんまだ」

 それを維持していくことも、自分だとわかっている。なんだって一番じゃ気が済まない自分がいるのもちゃんとわかっている。だから何も変わってはいない。
 ただ、一番にも種類があるのだと気づいただけ。本当になりたい一番になれれば、本当はそれで満足なんだとわかっただけ。自分の本質をほんの少し理解したに過ぎない。
 
「つーことで樹理見てて。煙草吸ってくる」
「……そーいやお前吸うようになったんだよな。やっぱ変わったって」
「るせぇよ、嗜好品だろ。二十歳になったら酒飲むのと変わんねぇよ」

 ほら樹理あんまりお父さんに近づくとくさくなるぞー、と陸が樹理を引き寄せる。きょとんとした緑色の瞳が、流風を見上げる。ソファーから立ち上がって小さく手を振ると、小さな手はめいっぱい振りかえしてくる。
 樹理の笑顔に流風も微笑みを返して、リビングを出た。 




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2011.03.23(Wed) | IF世界 | cm(0) | tb(0) |

価値観の相違
ふと思い出すと学園パロ(直近のやつなんで、未来話の子供が教師やってるやつ)も面白いよなと思ったりする。
そうやってたまに考える分には楽しいんだけど、なんで企画として長続きしないんだろう。


紗央のおはなし。
私と部長殿との間で紗央に対する認識の違いがかなりあることを改めて実感しました!!(笑)
蔵人どんの紗央は、なんていうか、かっちょいい女的な空気が出てる。
うちの紗央はただのだめんずうぉーかーなんで、こう、負け犬オーラがにじみ出ている。
アンドゥーとくっつくノーマルエンドいいじゃない! こじんまりとまとまっててもそれがいいんじゃない!
紗央は見た目がアレなだけで、中身は普通の女の子だと思ってます。タっくんがかなり特殊な人だから、タっくんを想い続けている限りは普通ではいられないかもしれない。けど普通に幸せになったって全然構わないんじゃないの、って私とか奈央とか空は思うわけです。
空なんかはかなりアンドゥー推しだと思う。アンドゥーと友達ってのもあるし、待つのも追っかけるのも、時間がかかることは辛くなることが多いって知ってるからなおさら。
ノーマルエンドの個人的構想としては、告白は紗央からだけどプロポーズはアンドゥーからってのがいい。
紗央からの告白は海がいいと思う。海はやっぱり思い出の場所だから、そこで終わらせたいしそこから始めたい。
アンドゥーが「俺についてこい!」的なのも私はにやにやするが、紗央はきっとそういうタイプにはどうしたってタっくんを見出してしまうだろうから、下手にかっこつけるより今まで通りがいいんだろうな。二人三脚でもないし手つないでるようなイメージもない。アンドゥーが先歩いて、紗央が背中叩きながら後ろくっついて歩く感じ。
でもいつも支えられてるのは紗央の方だと思うんだ。そういうのがいい。
タっくんと紗央はどっちも馬鹿なんで相互依存って感じだけど、アンドゥーと紗央ってどう見ても紗央が一方的にどっぷり依存してるだろ。そういうのが、いい。


アンドゥーが困惑するほどデレる紗央を見たいというのが本心です。
一悶着終えるととんでもなくデレるのがうちの紗央です。ご近所ケレスさんは扱い上手いが、アンドゥーがどうなるのかちょっと想像できないので、考えるのが楽しい。
デレ始めたらケレスさんと理央あたりに愚痴という体の惚気話をし始めて、アンドゥーが後で殴られればいい。
「なんで俺が!?」みたいなアンドゥー、有効です。


そして寝ます。
私アンチクライストいつ観に行けばいいんですか!!!! 金曜日健康診断じゃん!!!
いいよもう火曜あたり行くから!!! あーでも応援の次の日じゃん疲れてんじゃん!!!
メガネも作りたいし、髪も切りに行きたいし、財布も替えたいし……。
噂のマクロスF劇場版も見たい。アルシェリ派な私がにやにやすること請け合いらしい……。ごくり……。

2011.03.10(Thu) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

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