プロフィール

軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.--(--) | スポンサー広告 |

きづき  5


 文化祭二日目、午後。俺はクラス出し物の衣装である袴姿のまま、ホールの一番上の隅の席に陣取って、ひとりでパンフレットを眺めていた。
 一時まであと五分ほど。合唱部の発表を聞きにきた奴らは、お世辞にも多いとは言わないがゼロではない。広いホールにはちらほらと生徒や保護者の姿が見える。そいつらは大体前の列に座っていて、こんな一番後ろに座っているのなんて俺くらいなもんだ。もっとギリギリになれば人も入るのかもしれない。運動部に比べると文化部の活動ってのは地味に見える。パンフレットを見る限り、大会やなんかで割と成績は残しているらしい。それでも学内ではマイナーな存在なのだろう、認知度の低さがうかがえる。
 舞台袖からはちらちらと合唱部の奴らが客席を覗いていた。客の入りが気になるのだろう。そんな気にしたってそう増えたりしねえよ、と思いながらまたパンフレットに目を落とす。曲目は全部で八曲。オープニング、一年部員、二年部員、三年部員、女子のみ、男子のみ、部内選抜、エンディング。一時間ホールを貸し切っているのだから、まあそんなもんだろう。このパンフレットを見て初めて気づいたが、葉山は部内選抜のメンバーに入っているらしい。選抜メンバーと言っても四名しかいない。男女混合で、全部で四名。つまり、部内のパート代表ということだろう。
 ここまで考えて、ブザーが鳴った。ナレーションが入り、客席の照明が落とされる。舞台がライトで輝く。ぞろぞろと出てくる合唱部員は男子も女子も白いベレー帽に白いケープを身に纏っている。これが文化祭での恒例らしい。部員たちは舞台いっぱいに三列に並ぶ。どうやら手前から一年、二年、三年という順らしい。三年の列には知った顔がいくつかあった。

(………ん?)

 一番知ってなきゃならん顔がない。葉山は女子の割に背が高いから、いればすぐ見つけられると思ったのだが、何度目を凝らしてもそれらしい顔は見当たらない。
 昨日のメイクのこともあるし、もしかしたら髪型も変えているのかもしれないとも思ったが、そうでもなさそうだ。となると、部員数はもっといて、これはオープニングのメンバーってことか。
 となると聞く意味もあまりないので、気を緩めた。三年部員の曲の時には出てくるだろう。それまでは気を抜いていいということなので、頭の中で後夜祭の曲を思い出す。流風ほどではないが、多少は練習した。あとは伊賀奇の体力の問題だが、流風のことだからきっとどうにかしただろう。空先生はピアノ元々できる人だし、うちの担任はあれで何でもこなすから心配はないだろうし。あれ、俺が一番不安材料じゃね? いやいや、俺だってやりゃできるだろ。実際それなりにやったんだし、それなりには。
 そんなことを考えていると、時間は驚くほど速く過ぎて、あっという間に三年部員の演目になった。今年最後の文化祭だから、あいつもそりゃあ気合いを入れていた。ぞろぞろと舞台に現れる三年の部員たち。そいつらを目で追い、おかしいと気づく。まだ葉山がいない。そんなことがあるだろうか。三年部員全員での演目なのに、あれだけ張り切ってた葉山がいないなんて。おかしいおかしいと思っていても曲は始まってしまって、そして数分で終わる。次の演目である女声合唱の曲にも葉山の姿はなかった。
 今日は登校はしていたはずだ。朝の準備の時にすれ違って、「今日の売り上げは絶対A組抜くからね!!」と豪語していたからよく覚えている。なら、途中で体調不良とか? でも、あれだけ張り切っていたのだから、あいつなら多少の熱を出しても舞台に立っただろう。怪我か? いや、そんな噂は全然流れていない。葉山がこの舞台を欠席しなければならないような事故が起きていれば、もっと噂が流れるはずだし、それが俺がこのホールに入ってからのことだったとしたなら、流風なり風哉なり、知り合いから何らかの連絡があったっておかしくない。それならば、何が。
 なんで俺が焦ってんだ。意味わかんねえ。落ち着くために息をつくと、男子部員の合唱が始まった。そこでホールの一番後ろの扉――俺のいる席のすぐ近くの扉が開いた。入ってきたのは数人の女生徒で、全員メイド服を身に纏っていた。

(C組の女子か?)

 見知った顔もあったので、それがC組の連中だということがわかる。葉山がここに来れないなら、それを一番知ってるのはC組の奴らなんじゃないのか? メイド服の女子たちは俺の席の少し前に座っている、他のクラスの女子と合流して席に着く。上演中なので声は控えているが、他のクラスの奴に状況を説明しているらしく、ほんの少し耳に入ってきた。

「男子がごっそりバックレちゃって、他の子もちょうどダンス部の発表とかあって抜けちゃってさ、ルミちゃんクラスから出られなくって」
「え、マジで? ルミちゃん可哀想……」
「空先生は行っていいって言ってくれてたんだけど、正直ルミちゃん抜けるとホール誰もいなくなるからキツくって。今さっき交代来たから急いで来たの」
「じゃあ選抜には出られるんだ。よかった、いやよくないけど」

 クラスの出し物?
 そんなもんのために、三年間の成果を無為にするつもりだったのか?
 俺には少しも理解できなくて、そいつらを睨むように見ていることしかできない。
 男子の合唱は程なくして終わり、すぐにまた次の演目に進む。次は、例の選抜メンバーの曲だ。袖から出てきたのは、まず男子がふたり。それから、女子がひとり、少し遅れて、葉山が現れた。おそらく走ってここまで来て、急いで着替えたのだろう。肩で息をしているように見える。全員同じ白の衣装に、葉山の緩く波打つ茶色い髪がよく映える。
 ピアノの音がホールに響いて、四人だけの歌が始まった。

「――――」

 正直、息が詰まった。葉山のこんな真剣な表情をこれまで見たことがなかったし、真剣そうなのに楽しそうな表情に目を奪われた。四人とも部内の各パートで一番上手い奴なんだというのはよくわかるが、それでもやはり、葉山の声はダイレクトに響いて聞こえた。さっきまで肩で息してた奴とは思えないほどの声量、さっきまでの曲がすっかり霞んでしまうほどの存在感。葉山はアルトのパートらしく、メインのメロディーではないけれど葉山の声が曲自体に深みを与えているのがよくわかる。曲自体を支えるように聞こえる歌声が耳に心地よく馴染む。これを、葉山はずっと練習していたのだろう。忙しい合間を縫って、クラスの出し物とも両立させて。今回だけじゃなく今までずっとだ。勉強と、バイトと、部活と、いろんなことにこいつは、一生懸命取り組んできたんだろう。この場に流風を連れてこなかったことを、俺は少しだけ、後悔した。下手な嫉妬に駆られたことを後悔した。葉山はきっと、流風にだからこそ聞かせたかったに違いないのに。流風に会うまで、全部には全力投球できなかった葉山を確かに変えたのは流風なのだ。
 綺麗な声がホールに響く。曲が終わった後の拍手はそれまでで一番大きなものだった。四人は一緒に頭を下げて、一度袖に下がる。葉山は胸に手を当てて深呼吸していたようで、袖に引っ込む寸前、一瞬目が合った気がした。本当は全部に出られなくて悔しかったはずなのに、葉山はにこりとやわらかい笑みをこちらに向けて、小さく手を振った。
 結局葉山が歌ったのは選抜の合唱と、エンディングの二曲。葉山が満足そうに笑うから、だからこそ俺は、「出られただけでもよかった」なんて葉山に思わせたのであろうそいつらを、許すことなんて絶対に、できない。





 合唱部の発表が終わってすぐ、俺はホールを離れた。葉山と顔を合わせる気になれなかった。流風を連れて行かなかった後ろめたさもあったし、あれだけ存在感のある歌声を聴いた後だから、いつものような軽口はきけそうになかったというのもある。
 後夜祭の準備が始まる時間までどうにか時間を潰そうと、屋上に向かう。クラスの片づけはクラスの奴らがやってくれるだろう。あれで割とやる時はやってくれる奴らだ。クラスの片づけ云々よりも、後夜祭に担任が出るなら最前列で応援! と余計なことに息巻いているのではないだろうか。
 重い鉄扉を押し開けると、隅の方で数人の男子が固まっているのがわかった。俺はすぐ反対の隅に向かったのだが、そいつらは扉が開いたことに驚いたようで、「やべえ!」と声をあげて一斉にこちらを見たようだった。ちらりと窺うと知った顔があったから、それが三年の集まりだということがすぐにわかる。そいつらは、「生徒でよかったー」「だから鍵どうにかしろっつったろ」「どうにかってどうだよ」とかごちゃごちゃしゃべりながら中央に置いた缶の中に何か捨てている。どうせ吸殻だ。教師も全員を監視はできないから、イベントごとの時に目を盗んでこういうことする奴はたまにいる。それは仕方ないことだと思う。

「チクられたらやべえからもう戻るか?」
「別に見られてねーだろ?」
「つーか戻っても葉山うっせえだけだろ」
「あー、あいつなあ」
「気が付くと委員長ヅラしてっから腹立つよなあ」
「悔しかったら可愛く生まれ変わって出直してこいって感じだな」
「昨日のあいつ見た? 頑張ってもしょうがねえくせにメイクしてやんの」
「うわマジで? 全然気づかんかった。メイクとか無駄すぎる」
「あいつ最近A組の水城とか芹沢と仲良いから何か勘違いしてんじゃねえの?」

 頭の中でばちんと音がするのに時間はかからなかった。拳の疼きにセーブをかけるのも、やめた。躊躇う理由を探すことも、やめた。俺は、俺がやりたいようにする。
 流風なんてどうだっていいだろ。流風がいるから何なんだよ、俺は俺が、やりたいようにする。数日前のあの時の流風の質問に、今なら俺は断言できる。あんな茶を濁したような返事はしない。


『……葉山のこと好きなんだろ、ヤマト』

 
 ああそうだ、そうだよ、悪いか。最近あの女のことしか考えてねえよ、だから何だ。ご存知の通り俺はあの女に惚れてるよ!!
 ぎり、と歯を食いしばって、頭の中でその質問に大声で答えるのと、くだらない話をしていたそいつらのうちの一人を渾身の力で殴るのはほとんど同時だった。
 そこからは、時間の感覚はほとんどない。相手は何で自分が殴られてんのかわかってないみたいだったが、俺の噂は知っていたようで、誰かが「芹沢だ!!」と叫んでいたような気がする。負ける気は少しもなかった。右手の皮がめくれても、そいつらの顔がボコボコになっても俺はやめなかった。相手の血やら涙やら鼻水やらが皮のめくれた部分に沁みて痛みもあったけれど、どうだってよかった。殴って、殴って、蹴って、踏んで、相手の反応がなくなっても俺はやめられなかった。
 鉄扉が開いたのには気づいていた。反応のない相手をまだ殴ろうとしているところを、俺は空先生と安藤先生に取り押さえられた。その後ろには、またメイド服に着替えた葉山の姿が見えた。

「大和!! 何やってんだよお前は!!!」
「……うっさいっスよ先生。そいつら神聖な学び舎の屋上で煙草吸ってたんで、シバいてやったんです」
「お前、……だからってやっていいことと悪いことがあんだろ。やりすぎだろこれは!! 死んだらどうするつもりだったんだよ!!」
「え、死んでないんスか。殺すつもりで殴ったんスけど」

 葉山の後ろにはもう一人いた。どうやらひとり逃げ延びて助けを呼びに行っていたらしい。そんなことにまで頭回ってなかった。取りあえず手ぇ痛い。
 葉山はメイド服姿のまま、小刻みにかたかた震えていた。可愛いと思った。俺にどんな言葉をかけたらいいのかわからない様子で、俺の様子をちらちら窺っては言葉をさがしているように見えた。
 空先生が倒れてる奴らの安否を確認して、どうやら全員失神してるだけだったらしい。俺は安藤先生に強い力で引っ張られ、屋上を後にした。



スポンサーサイト

2012.06.27(Wed) | きづき/ゆらぎ | cm(0) | tb(0) |

エデンのドアが開いただけ


 目の前には、切っ先が鋭く光る、ナイフ。
 真っ暗な地下牢。明かりは、隅に置いてある小さなランタンだけ。その中で、その刃はいやにきらきら光って見えた。
 牢の中で膝をつく私は、牢の外に立つ人を見上げる。まだ若い、男の人。私をここにつれてきた人だ。

「“それ”が君の食事だよ。“それ”が食べられないなら君はもう要らない」

 優しい声だけれど、その言葉が何を意味しているのか、幼い私でもわかる。
 ここから出たいなら食べなさい、と。
 生きたいなら食べなさい、と。
 たったそれだけの話だ。元々孤児だった私がここを放り出されても、誰を頼ることもできない。それではきっと死んでしまう。そもそもこんなこと言う人たちは、私が要らないからといって、出してくれるはずはないのだ。食べなければ、どうしたって死んでしまうに違いない。

「“それ”を食べたら次の食事を持って来るから」

 そう言い残して男の人は去って行った。かつかつと石の床を叩く音が小さくなっていく。それを見届けて、私は冷たい床に腰を下ろした。
 目の前にはいやに光るナイフ。
 傍らに横たわるのは、私を拾ってくれた、もう高齢のシスター。これが私の食事。
 それから何日経ったのか、数えなかったわけではない。数えたかったけれど、太陽の光がなければ時間の感覚なんて崩れ去ってしまう。することがないから膝を抱えて眠って、眠れば一日が終わった気がして、眠って起きるだけで一日が終わるなら、何日を経過しただろう。それすらも考えることをやめたから、よくわからない。
 最初は、何日かすればあの男の人がまたやってくるだろうと思っていた。でも、私が何もできないことを見透かしたかのように、誰もこない。シスターは、何日経っても起きない。ひょっとしたらもう死んでしまっているのかもしれない。だとしたらあの人は私の何を試そうとしているんだろう。
 もう何日も、何週間も? 何か月も? 何も食べていない。空腹をしのぐために手足の爪を齧った。だから足も、手も、爪は限界まで減ってしまって、残りを食べようと思ったら何かではがすよりほかないだろう。ナイフを爪と肉の間に入れるのは、とても痛そう。
 何も口にしない状態が、何日も、何週間も? 何か月も? 続いた。他に食べるものはないのか探した。残念ながら牢の中には食べられそうなものは何もない。そんなの、ずっとずっと前に確認したことだ。ならば髪は? 私の髪は長い。これが食べられるなら、少しは何かの足しになるかもしれない。ナイフで毛先の何センチかを切って、口に運んだけれど、それは喉の内側に張り付いて取れなくて、水もないこの状況では苛立ちを高まらせる効果しかなかった。
 なけなしの唾と一緒に髪を吐き出して、私は思う。


 できることは全部試した。


 なら後は、最後の手段に出るだけだ。かなり抗った。頑張った。でもこれ以上は無理。
 

「いただきます」


 ナイフを手にして、手を合わせる。
 それから大きく振りかぶって、その刃を振り下ろす寸前、今まで一度も目を覚まさなかったシスターがぱちりと目を開いて、私を見た。
 一瞬で事情を察して、でも理解できない、ただただ恐怖しているその瞳を、私はきっと忘れない。

 浴びる血の温かさ、その甘さ。これを甘美と世界は言うのだろうと思った。
 正確に心臓を一突き。そこから体に刃物を入れるのは最低限にとどめた。食事は静かに美しくしなさい、とシスターも仰っていたから。
 少し前まで脈打っていたはずの心臓をむき出しにする。既に鼓動はなく、それはただの肉塊。
 真っ赤な“それ”を、私は齧る。齧る。齧る。筋肉でできている“それ”は、とてもとても固かったけれど、噛みごたえがあって、とてもとても美味しく感じられた。
 滴る血を啜る度に、腹の奥で何かが蓄積されていくような、妙な違和感は覚えていた。でも、いい。こうしなければ生きられないと、私の人生は保証されてしまったのだから。
 とても噛みごたえのある肉塊をすべて飲みこんで、流れた血を粗方啜り終わって、私は血まみれの手の甲で口元を拭った。きちんと拭えているかどうかは、さっぱりわからない。
 それでも、私は食べ終えて、冷たい床に腰を下ろす。夥しい量の血液を、石の床が吸い取ってくれるはずもなく、そこはただの血溜まりだった。
 私は、手を合わせる。


「ごちそうさまでした」







「圭一くんもエグいこと考えるね。顔によらず」
「顔って。一言余計でしょ絶対」
「褒め言葉だよ? この温厚で人畜無害そうな青年が、孤児の幼女に恩人殺させて食わせるなんて、どんな狂人だって想像できない」

 地上では、薄暗い図書室の隅で水晶玉を覗き込む男女の姿があった。
 女はにこにこと笑いながら、男は淡々と、当然のことだとでも言うかのように。

「しかもしかもっ、あの子が殺すことを決意するまでシスターを眠らせておくなんてニクい演出までしちゃってさあ! 悪い男だよね、このこのぉ」
「うわ、痛っ、瑶子さんテンション上がりすぎですよ!」
「興奮もするでしょ、そりゃあ。あんなシナリオ見せつけられたら」
「別に、必要なことだからやってるだけですけど?」

 傍から見ればただの好青年、女が言うように人畜無害そうにも見える。
 その青年の口から零れる淡々とした言葉に、女はにこりと満面の笑みを見せた。

「圭一くんひっどぉい、最低っ、惚れちゃうかもv」
「瑶子さんは気が多すぎ」
「自分の気持ちに正直なだけですー」

 水晶玉のその向こうでは、恩人を食らった少女が檻の隅で膝を抱えたまま眠っている。食べ物らしい食べ物をようやく口にできたことで、眠気が襲ってきたのだろう。
 女はその球体の表面をそっと撫ぜる。

「ここまでできる子なら見込みあるよね。私たちの代で箱が開くかもしれないなんて、やっぱり普段の行いがいいからかなあ」

 女の戯言に男は耳を傾けず、冷たささえ感じられる眼差しでじっと水晶玉の奥を見つめた。

「あの子には“たくさん食べて”“英気を養って”もらって、……あとはあの子を飼い馴らすご主人を見つけてやらないと」
「それまでに壊れないといいけどね、あの子」
「大丈夫でしょう。このために壊れない子をわざわざ見つけてきたんですから」

 そう言って男は水晶を片手に席を立つ。女もその後に続いて歩き、それもそうね、と呟いた。

「瑶子さん、次の餌ちゃんと準備してくださいよ」 
「まっかせなさい! ちゃんと圭一くんの指示通り、あの子の孤児院でのお友達、連れてくるから」
「お願いします」

 図書室の大きな扉が開く。古めかしい扉が、ぎいい、と不安な音を立てた。外からはぼんやりとした灯りがこちらに漏れて入ってくる。
 二人が揃って図書室を出ると、広い図書室は元の薄暗さと静寂を取り戻したのだった。



2012.06.22(Fri) | 聖櫃戦争 | cm(0) | tb(0) |

つづき


「へえ、さすが付属大あるでかい高校は規模が全然違ぇなあ」

 自転車に乗るさおちゃんに先導されて、ゆるやかな坂を上りきると広大な敷地面積を誇るであろうその学校は姿を現した。
 私立月見ヶ丘高等学校。偏差値もそれなりの学校で、噂によれば教員陣もかなり癖のある奴が揃っているらしい。

「でもなんでまたここに用事なわけ? ここで教えるの?」
「違うよ。うちの学校とここの学校が姉妹校提携結んでんの。今度の夏休みに研修でご一緒することになったから、うちの学校を代表してゴアイサツ」
「あんたなんかに挨拶頼むなんて、学校のレベルが知れるわね」
「おいおいおいおいさおちゃん、今のは超余計なひとことじゃね?」
「何よ、間違ってないでしょ?」

 手厳しすぎるだろ!! 俺だって思っても言わないでおいたっていうか心の声にすら出さなかったのに!
 とまあこんな感じでさおちゃんのフリーダム具合は変わっちゃいない。さおちゃんは有名な宝飾店の社長令嬢。俺は一応国内ではそれなりに名の知れた革製品メーカーの三男坊だ。どっかのパーティーかなんかで初めてさおちゃんを見かけた時は、四つも年下なのにこんな美人がいんのかと感心したもんだ。その美しさは今でも変わっていないし、警察学校で仲良くなってから分かってきたフリーダムすぎる性格的な面も変わってない。俺が警察やめてからもう数年経ってるから、スタイルは変わったな。うん、高卒であのスタイルなら十分だと思ってたが、ちゃんと大人になって更に磨きがかかっているというかなんというか、制服というアイテムにさおちゃんのスタイルがベストマッチしているというか、エロさ増してんだろこれ。男子高生とかに見せちゃいかんな。

「さおちゃんはここの先生方と仲良いの?」
「まあね。あたしの従弟がここで先生やってんの。央樹おじさまはパーティーとかあんまり出なかったから、あんたは顔見たことないと思うけど」
「ふーん」
「あとはまあ、たまに飲んだりする面子もいるかな」

 なるほどねえ。結構深い付き合いをしているらしい。何かあったらさおちゃんに聞けば情報は引き出せるってこったな。
 校門前でさおちゃんは自転車を降り、押しながら校舎へと向かう。職員室の場所までは知らないのかと思いきや、校内地図まで粗方把握しているらしい。どんだけ学校に介入してんだよ、と思ってしまう。
 授業はもう終わっているらしく、グラウンドからは部活中であろう生徒の声が聞こえる。この活気はどの学校でも変わんないな。

「さおちゃん今彼氏いんの?」
「さあね。どう思う?」
「絶対いない」
「……そう即答されると腹立つわね」

 さおちゃんはふくれながら、どうせいないわよ、と付け加えた。
 さおちゃんは昔から女子と付き合うのが上手くない。だからおそらく、さっきの“たまに飲んだりする面子”というのはほとんど男だろう。で、さおちゃんの性格的に彼氏がいる時は他の男と飲みに行ったりは絶対しないのだ。以上、証明終了。
 この容姿だから女子からは敬遠されがちで、男子からは悪く思われない。典型的だ。

「じゃ、せっかく再会できたし電話するよ。番号変わってないよな」
「変わってないよな、って自分は変えてたくせに」
「いやあ、転職したし気分一新と思って。寂しかったならごめんなあ」
「誰が! あ、」

 来客用受付の近くに自転車を止めると、さおちゃんは声を上げて俺の背後を見ていた。
 振り返ると、まあ割と背の高い(俺よりは低いけど)男が数冊の本を手にひょっこり顔を出していた。なんつーか、冴えない感じ?

「紗央さんうちに何かご用事だったんですか?」
「まあね。コレをここまで案内してきただけ」
「コレ?」

 目の前の男は俺の顔をまじまじと見る。女の子に見られる分には構わないけど、男に見られるとゆーのはそこまで気分いいもんじゃない。俺のイケメン分が吸い取られたらどうしてくれる。

「渡会 穂積っつーもんです。百合ヶ浜高校で政経担当してます」
「そ。こんな顔してセンセイやってるみたいなの」
「こんな顔は余計でしょさおちゃん」

 さおちゃん、と相手は小さく呟いた。お? これは何かあるわけ?

「安藤 圭一と申します。ここで英語担当しています」
「はー、英語の先生でしたか」

 英語、となると、茜先生か。お悔やみ申し上げます。
 とはいえるはずもないので心の中に留めておく。

「お二人、随分親しそうですね。お知り合いなんですか?」
「え? あー、うーん、まあ、そんなとこかな。大した仲じゃないんだけど」

 明らかに様子の違うさおちゃん。そして安藤氏の俺を見る目はちょいと厳しめのままだ。俺もさおちゃんも一応勤務中だから、そういう社会的ルールみたいなもんに厳しい人なのか、それとも?
 ルールに厳しい奴ならすぐわかるだろうし、俺は割と人の人間関係引っ掻き回すの嫌いじゃないので、それとも、の方に賭けてみることにする。なんでもなきゃそれでいいわけだしな。

「さおちゃん、安藤先生いるんだしここまででいーよ。交番戻んな」
「そりゃ、そうするけど。帰り道覚えてるの?」
「後で聞いてみるし。最悪さおちゃんに電話するから大丈夫」
「電話って、」

 さおちゃんの視線が少し泳いで、安藤氏を見たのがわかった。
 オーケー、そゆことなら俺全力で楽しむ。ちなみに俺、さおちゃんは美人だけど対象外です。一晩遊ぶくらいだったら役得だし楽しいだろうけど、これ彼女にすんのは骨が折れるでしょ。
 安藤氏も爽やか青年の面構えだが、胸に蟠りを抱えているのがありありとわかる表情です。
 さおちゃんは一度停めた自転車のスタンドを上げると、それじゃあ戻るから、と背を向けて校門へ向かって行った。来客用の出入り口には、自然、俺と安藤氏だけが取り残される。

「職員室? 応接なのかな、場所はお任せしますけど、案内してくれます? 安藤センセ」
「……紗央さんとはどういったご関係なんですか」

 先に校舎の中に入った安藤氏は、受付にある来客用名簿に記帳をするよう俺に促す。すぐ近くにあったボールペンで必要事項を書き入れている間に、彼は来客用のスリッパを用意してくれていた。

「実は俺の実家、さおちゃんの実家とちょいと交流がありまして。その頃からの仲なんです。さおちゃん美人だし、俺としちゃ役得なんですけど」

 用意してもらったスリッパを履き、靴を指定された下駄箱に入れる。この辺はあまり生徒は来ないらしい。しんと静かな廊下には生徒はおろか他の教員の気配も感じられない。

「ご実家同士の関係で、今でも交流を?」
「……その辺は回答を慎ませて頂きます。一応これでも勤務中なもんで」

 前述通り、俺とさおちゃんの間にはなんにもない。クリーンかつピュアでしかない。就職するまではお互いほとんど面識もなかったが、警察学校で顔合わせてからはそのほんの少しの面識から仲良くなって、まあ俺もさおちゃんもこういう性格なのでさおちゃんの一人暮らしの部屋にお邪魔したり泊まったりすることは度々あったけどクリーンです。俺はシロです。
 何にもないんだからそう言えばいいだけなんだけど、こういう言い方されたらきっとカチンと来るんだろうなと思う。事実、目の前の安藤氏の表情は硬い。
 さおちゃんを横取りしたいわけではない。対象外なんだからどうだっていいってのが正直なところだ。それでも俺がこんな意地悪いことすんのは、

(――あんま、好きくねえ、かも)

 目の前の、純朴な好青年を素直に気に入ることができないからだ。多分、俺とは違いすぎる思考回路を持ってる。気に入らない奴ってのは第一印象からわかるもんだ。きっと相手も俺のことを気に入ってはいまい。それは棘のある視線からも明らかだ。
 不自然なほどの沈黙を先に破ったのは、安藤氏だった。そろそろ職員室なり応接室なりに案内してくれるのかと思いきや、彼の口からはわけのわからない言葉が飛び出た。

「それで、渡会先生、でしたっけ。今日は本校にどのような用件で?」
「は?」
「来年度の職員募集の面接とかですか?」
「はああああ?」
 
 意味わからん。安藤氏はそれまでの刺々しい視線のまま当然のようにそんな腹の立つ台詞を平気で言ってのけている。こいつ頭大丈夫か。

「面接う? どのような用件かって? おたくねえ、そりゃ失礼ってモンでしょうが。俺はこれでもユリ高の代表で来てんですけど!」
「はあ、姉妹校の百合ヶ丘高校ですよね。それは知ってますけど」
「ユリガオカじゃねえよ百合ヶ浜だ! 間違えんな馬鹿!」
「ば、っ、馬鹿とはなんですか!! あーはいはい失礼しましたねえ!」

 お互い気に入らねえオーラをばしばし出しつつ睨み合っていると、近くにある階段の上がやたらと騒がしくなった。すぐに、ばたばたばたと誰かが駆け下りてくる。小柄な影、生徒だろうか。そいつは、アンドゥー! アンドゥー大変だ!! と連呼してこちらへ駆け寄ってくる。

「こんなとこいたのかよアンドゥー!」
「何ですか空先生。あと職員室の外でアンドゥーって呼ぶのやめてください」
「んなこと今はどうだってよし! 大っ変なんだよ、さっき校長が職員全員集合させてさ、夏休みに姉妹校と合同研修やるんだって話で、今日先方の代表の人がうちに挨拶に来るらしくって、」

 どうもこのおチビさんは同僚らしい。当の安藤氏はチビくんの言葉を聞いてぴしりと体が硬直した。
 つーか、うちの校長も話突然すぎんだろと思ってたけど、上を行く校長が存在したとは。心中お察しするってもんです。

「あ、その代表の人って俺っす」

 しかし名乗らないわけにはいかないので控えめに手を上げると、今度はチビくんの動きも固まった。
 
(――やれやれ)

 先が思いやられるねえ。
 俺の溜息と同時に、安藤氏の腕から本がばさりと落ちた。




2012.06.10(Sun) | ユリ高 | cm(0) | tb(0) |

合同研修話導入



「あー……、やっと着いた」

 その駅に降り立ち、俺はホームでがっくりと肩を落とす。無論、落ち込んでいるわけでも何でもない。単に疲れたのだ。
 職場からここまで、電車で片道二時間。こっから更に歩くって言うんだから、トータルではよりかかる計算になる。自宅までだって一時間半で十分遠いってのに、こんなところまで俺が何故来ているかといえば、それは俺が副担任という立場で「別にお前会議出なくていいから先方に挨拶行って来いよ」という無言のパワハラを受けたからに他ならない。
 俺の職場、私立百合ヶ浜高等学校と姉妹校提携を結んでいる、私立月見ヶ丘高等学校。ユリ高と同じくそれなりに偏差値の学校ではあるが、一番大きな違いは月見ヶ丘高校、通称ツキ高には付属大があるという点だろうか。そんなツキ高と、今年から新たな試みとして夏休みと冬休みの期間中に交換留学制度を設けようということになった。夏はユリ高で、冬はツキ高で、一部生徒を選抜して授業を受けさせる。教員も、たまには別の環境、地域が全く違う生徒に教えるのもいい刺激になるだろうとかなんとかいうよくわからん理念があるらしい。つまり教員連中にとっては研修という扱いになる。まあ、成績に響く試験が行われるわけでもなし、生徒にとっては臨海学校みたいなもんだろう。それが今年の夏から始まるのだ。
 まだ学校からは離れているのをいいことに、ネクタイを少し緩めてシャツの下に風を通す。六月に入ったからクールビズでもいいんだろうが、なんとなくネクタイがないと締まらない感じがして、俺はいつもネクタイを締めている。生徒や同僚から「暑苦しい」と言われることもしばしばだが、そこは「ネクタイしてた方がかっこいいだろ?」といつもの調子でスルーしている次第。

「ええっと、そいでー? こっからどう歩けってんだ?」

 校長から手渡された簡略化されすぎた地図を眺めるが、正直、略しすぎててわからん。つーか何故学校の公式ページとかから印刷しなかった。何故お前が書いた。というツッコミどころ満載の地図だ。そもそも今日俺が先方に挨拶しに行くのもついさっき決まったことだし、夏に交換留学やる、研修やる、ってのは知ってたけど挨拶しに行くなんつーイベントがあるって知ったのも今日のことだ。昼休みに入った直後の校長の台詞、絶対忘れねえ。「あ、忘れてたけど今日例の交換留学の件で誰か先方に挨拶に行ってねー」と、プリントの束を手にして奴は言った。配られたプリントをよくよく見れば、今日の予定というのはひと月前にもう決まっていた。プリントの発行の日付がひと月前だったからだ。
「ごめん、配らなきゃと思っててすっかり忘れてた」とか言いつつ配ってた。てへぺろ☆じゃねえんだよ……! と思ったのは俺だけではあるまいが、実際ここまで足を運ぶことになったのは俺ひとりなので校長にムカついていい権利は俺だけにあるものと考える。
 ユリ高から向かうには時間がかかる場所ってのは分かってた。午後授業がないのは俺とキノで、それなら若くて人当りもいいキノが行きゃいいと思ってた。面倒だったし。キノも自分が行くと言っていたが、結局、「城崎先生か渡会先生? 今日臨時で学年会やるから渡会先生行ってきて」という校長の一言で俺に回ってきた。学年会って、俺も一応副担なんスけど、と抗議したものの、副担だから別に出席しなくてもいいよ☆ 会議の詳細はあとで城崎先生に聞いてね☆ みたいな対応だった。ふーみんとともちんが肩を震わせながら笑っていたのは言うまでもない。
 頑張って自力で辿りつこうかとも思ったが、付属大(大学が隣接されてるわけではないだろうが)がついているような規模のでかい高校なら、誰かに聞きゃ一発だろうと踏んで、交番を探すため出口に向かった。
 どの駅も交番のある場所というのはそう変わらない。この駅もそうだ、出口を出てすぐ目の前に交番があり、近くには営業途中のサラリーマンや学生なんかが集まる喫煙スペースがある。
 そいつらを横目に交番に近づく。今は誰の対応もやっていないようで、外から見える範囲では綺麗な黒髪の女性警察官がひとり、書類の処理をしていた。

「すんませえん、道教えて欲しいんスけどー」

 声を掛けながら、スライド式のドアから中を覗きこむ。書類に目を落としていた女性警察官もその声で俺の存在に気づいたらしい。
 書類をとんとんと整えながら、「はい、どちらまでですか?」と懐かしい声で問いを返される。……ん? なつかしい?
 自分の中の違和感は、彼女が顔を上げた瞬間に確信に変わった。それは向こうも同じだったらしい。

「げ、さおちゃん」
「え、……穂積? ちょ、えっ、なんで!?」

 彼女に一度会ったことのある人なら、この容姿を簡単に忘れるわけはない。
 艶のある長い黒髪、透けるように白い肌、そして何よりも目を引くのは、冷たく澄んだアイスブルーの両目だ。
 数年連絡をとっていなかったから、こんなところにいるなんて思っていなかった。彼女の名前は鈴城 紗央。でっかい宝飾店の社長令嬢のくせに警察官になった、よくわからん女。俺が高校の頃に何度か家の都合で顔を見かけることがあって、その数年後、よもや警察学校で同期として出会うことになろうとは思っていなかったお相手だ。まあそんないきさつはどうだっていい。取りあえず彼女がここにいるってことは、ここで勤務してるってことなんだろう。つーかそれしか有り得ないし。

「……いや、いま、ちょっと、センセイやっててね」
「はあ!? センセイ!? あんたが!? 何で!?」
「なんで、って……。そこはまあ、お察しくださいとしか」
「第一なんで辞めたのか意味わかんないし……。上司の女に手出したとかじゃないでしょうね」
「さおちゃんは非常によく俺の特徴を捉えてるねえ。傷つくけど」

 その後もさおちゃんの尋問は数分続いたが、俺が詳しいことをしゃべらないことがわかると、ひとつ大きなため息をついて気持ちを切り替えたようだった。
 腰に両手を当てて、明らかに不機嫌そうな顔で、目の前の女性警察官は問いかける。

「それで? 交番に何の用なのよ、センセイ?」 
「月見ヶ丘高校の場所、教えてくんね?」
「教えてください、でしょうが!! あんた丁寧語も使えないくせに教師やってんの!? ほんっと信じらんない!」

 四つ年上を初対面の時から呼び捨てで罵倒できる気概のあるさおちゃんの方が俺的には信じらんないけどなあ。
 


2012.06.06(Wed) | ユリ高 | cm(0) | tb(0) |

つり球
ガチで今期一番はつり球な私です。
あとは王子が最終話で女の子になるのを待つばかりです。髪切って男らしくなったのに根っこがすげえ可愛いんだ王子、ちくしょう……! 王子が女の子だったらユキもそれ以上さみしい思いしないでくっついて俺得だったのに。さくらちゃん可愛いし、王子はその上を行く可愛さだし、8話マジ永久保存。
ブレスレット作り直そうとする王子可愛いですありがとうございました。
しかしなんといってもアキラですな……。アキラいい子だわほんと。いつの間にあんなに溶け込んだの!
「徒然モノクローム」聞くたびににやにやしてます。
ケイトに自分がいろいろため込んできた気持ちを吐露するユキのシーンもすげえ好き。聞きながらケイトの瞳が一瞬きらって光るのがすごくよかった。
やっぱりユキだって寂しかったんだよな。だから妹もいて、お父さんもいて、お母さんになるかもしれない人もいるナツキが羨ましかった。ユキにとっては両親がいない生活が日常なわけで、現状が寂しいのかどうなのかなんてわかんなかったし、転校ばっかで誰かと触れ合える機会も少なかった。ナツキは初めて(?)できた友達だから、ナツキのまわりを見る気持ちもこれまでとは全然違ったんだろうな。
と考えると、ユキもすげえいい子だし、親がいないって話を聞いた後のナツキの心情も後悔とか謝罪とかいろんな気持ちがぐちゃぐちゃになったんだろうな、と思ってぐっときた。
あと何気にハルが人の気持ちをちゃんと考える子になってて安心した。
あと2話で終わっちゃうとか、もう……。王子の可愛さで一週間生きてるようなもんなのに。


フェイトゼロは先週私が死にました。おじさん見てられなかった。爆発した。
もう、ずっと「うわあああああああああ」「うわああああああああ」って言ってた。
次はライダーか……。早いなあ。
切嗣の声は何回聞いても、どうしても私は鷹村にしか聞こえなくてですね……。


合同研修話の導入を書いてます。穂積がツキ高に挨拶しに行きます。
穂積と紗央って4つ違いなんですよね。タっくんと紗央が9つ差、タっくんと穂積が5個差なので。
ということは穂積と紗央って大卒と高卒で同期wwwwwwwwww
ってことでそんなのをネタに書いてます。
しかも家の都合で昔に数回顔合わせたことあるとかな。


平井堅の新曲ダウンロード始まったから即落とした! うおおおおお神曲……!
あとついでなのでkarafinaの「to the beginning」と「満天」。
おいしいです。つり球のサントラほしい! 栗コーダーカルテットほんと好きだ……。


(追記)
久々にぴくしぶ見たらつり球8話で爆発してる人多すぎwwwwww 同士多すぎwwwwww
「ずっとこのままがいい」ってまさかナツキが言うと思わなかったよな、普通ユキだよなwwwwwww
スタッフ絶対狙ってるとしか思えん……。
あと皆さんアキラ・アガルカール・山田(25)好きすぎwwwwww
確かに5話あたりからアキラさんものすごい追い上げですよねwwww 地球人と宇宙人に絆されるアキラさんおいしいです。
なんかまた見たくなってきたな。8話マジで永久保存。おいしすぎ。登場キャラ全員が現時点で最高に可愛いです。そして私はユキ夏派です。ナツキみたいのと一緒にいたらからかうの楽しすぎてSっ気の階段上るだろいくらユキでも……。


2012.06.02(Sat) | しゃべり隊 | cm(0) | tb(0) |

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。