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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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じゃあ取りあえず。



「これ、ありがとう」

 洞窟の中、ヒサの私有する空間となっている場所に、ルカは足を踏み入れた。
 借りていた本を返すためだ。内容を掻い摘めば幼稚な話ではあったが、言い回しがややこしいのと、古くから伝わっているらしい物語のために、ルカにとってはかなり読みにくい本ではあった。

「元あった場所に戻しておいてください」
「了解」

 そう大きくない本棚には古い本から新しそうな本までいろいろと取り揃えてあり、右から左、上から下までぎっちり本が詰まっている。その一番下の段の一番左に本を戻した。この前までなら全く見当もつかなかったような本たちだが、背表紙の文字を見てなんとなく判断がつくようになっていた。

「世界は広がりましたか」

 本を戻してすぐ、棚の前に屈んだままのルカの背中に、ヒサの声がかかった。
 ルカはすぐに立ち上がると、寝台に腰掛けたヒサに視線を合わせる。

「おかげさまで。あんまり実用的な話じゃなかったけどな」
「物語の類で内容を実用しろという方が無理でしょう」
「そんなの分かってるよ」

 神々のロマンスなど、地上の人間からすれば最もどうでもいい話だ。実用どころか共感もできやしない。けれどこれが土着の民話なら、その土地に向かう以上知っていて損はないだろうと思う。ただそれだけだ。物知らずと非難されることはないかもしれないが、特別利益があるとも思えない。内容は至って単純だったから、そうそう読み返さなくとも忘れる話ではないだろう。
 用事が終わったのですぐにシンゴの所にでも戻ろうと踵を返したが、ふと思いとどまり立ち止まる。

「あのさ、……あんたら何で一緒にいんの、って聞いたら、怒る?」

 それは前々からの関心事だった。
 人は見かけじゃないとはよく言うけれど、間違いなく見た目からして反りの合わない気のする二人だ。性格だって全く違うし、共通の趣味があるわけでもないだろう。とすれば、利害関係だけで一緒にいるということになる。そこにどんな過去があったのか、それはきっと神々の恋愛話なんかよりもずっと興味深いし、面白い話のような気がするのだ。

「怒りはしませんよ。けれど、貴方がたに関係ある話とは思えない」
「単なる好奇心だ。嫌ならいい。適当に想像しとく」

 どんな想像も納得いく結末にならなかったから聞いているのだが、やはりそう積極的に話したい内容ではないのだろうか。
 諦めてルカは今度こそ外に出ようとしたが、不意に掛けられた声に再び歩みを止めた。

「貴方がたはどうなのですか」
「俺とシンゴ? 別に面白くも何ともないけど。興味あんの?」
「単なる好奇心です」

 ヒサはこちらを見ないで、先ほどのルカの言葉を繰り返した。
 ……それはもしかして、こちらが話せば向こうも口を割るということなのだろうか。
 いい方にいい方に解釈して、あえて確認は取らずに壁に寄りかかると、ルカは口を開いた。




またうっざいルカの過去話始まるがそれはもうちょっと。
うみねこアニメ化決まんの早すぎじゃね……? と軽く絶望してみる。
アニメ化だとまた中途半端で終わるのが見え見えだからなあ。
個人的にはひぐらしと同じところでドラマCD化してからのがよかった。まあ、うみねこはひぐらしと違って魔法陣とか出てくるからビジュアルのが分かりやすいんだけれども。
取りあえずひぐらし2期くらいのクオリティで頼みたい……!


行動全部が利他的になることは有り得ないわけで、全部どこかに自分の為に何かしてるっていう要素は入ってきてると思う。それでも普通ならそれでも別に構わないわけだし、募金するでも、自分が食べないもの人にあげたって別にいいじゃない。本貸してあげたっていいじゃない。相手だってそれで満たされるし自分だってそれなりに満足なんだからいいじゃない。
ルカはそこは分かってるだろうと思う。ちょっと前のシンゴも分かってたと思う。でも多分今のシンゴはそういうことも理解できないだろうなあ。全部自分のため、自分の欲望を満たしたいがために自分が背負うべきなんだと思い込んでるから、つまり頭壊れてるんですよねえ。おかしいもん絶対。
ルカは「誰かのために誰かを殺せるか」って聞かれたら、絶対「できる」って答えると思う。
それはシンゴみたいな考えに気付いてないからかもしれないし、自分が苦しめられてた時に「誰かこいつを殺してくれ」って本気で思ったことがあるからかもしれない。全部が殺した人の責任になるわけじゃない場合だって絶対ある。助けられる方が本気で望んでればそれはそいつの利益になるわけなので。
だからやっぱり経験の差なのかもしれない。シンゴがちゃんとした主人公なら、ああいう考えに至った時点で悲壮な覚悟を胸に抱いて云々って流れになるのかもしれないけど。普通なら、重い過去もないようなシンゴみたいなキャラはああいう考えに辿り着かないはずだし、回答としても「俺は殺せる!」って言う気がするんだけど。その辺ルカとシンゴではちぐはぐな感じがする。
どっちがいいって話でもないと思うんだけど。目的の為に完璧に排他的になれるのはシンゴとヤマトの特性かもしれない。奴らは守るものはほんの少しも絶対に穢したくないと思ってる阿呆だ。


だから私リベリオンのシンゴ好きだけど友達には絶対なれないと思います!
でもってシンゴが頭おかしくなるくらいこういうことに固執するのは、自分のためなり相手のためなりに頑張っても頑張っても、どれだけ頑張っても、自分には少しも利益が返って来ないことをわかっているからです。目的遂行してんのに利益がないってちゃんちゃらおかしい話ですが、どれだけ命を削ってもシンゴが得るものは多分悲しい感じだけな気がする。
「ちょっと自分大人になったなあ」なんて感傷じみたものもあるかもしれないけど、それは削った分の命の対価としては寂しすぎるじゃないの。
でも過去には大したことないんだよ! ちょっと頭がかわいそうなだけなんだよ!

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2008.07.17(Thu) | rebellion | cm(0) | tb(0) |

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