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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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試しに。


「……何帰ろうとしてるんだよ、誠司」
「もー俺十分待ったもん。だるい、眠い、疲れた、帰る!」

 学校指定の革の鞄を手にそそくさと生徒会室を後にしようとする、この学校の生徒会長――前園 誠司の学ランの裾を、副会長――羽村 侑太郎は左手で、誠司の顔も見ずに完璧に掴んだ。侑太郎の視線は机の上にあり、英語の教材に向けられている。その間誠司は一刻も早くこの教室を出ようとひたすら出口に向かって足を進めるものの、少しも扉に近づくことができない。侑太郎の異様な握力のために、誠司が部屋を出るよりも先に制服が破れそうなほどだ。

「玲子先生に待ってろって言われてるんだから」
「あんなケバケバババァのいう事なんて聞いてられっか!! それと! 召集掛けられたの俺らだけじゃないだろ! 煌一はどうした!」
「高木君は遅刻5回のペナルティで校内のトイレ掃除中」
「そんなのにあいつが従ってるわきゃない!!」

 ふう、と侑太郎が息をつくのが聞こえて、ヤバい、と直感的に誠司は思ったが時既に遅し。
 侑太郎は誠司に視線を移すと両手で誠司の制服の裾を握り、自分の方へ引っ張った。

「どわぁあっ!?」
 
 侑太郎は華奢なくせに異様に力が強いのだ。剣道の道場の息子で、剣道だけではなく武道全般習っているせいなのかもしれないが、それならぱっと見でわかるくらい筋肉がついていてもいいと誠司はよく思っていた。勢いよく後ろに引っ張られ、床に背中を打ちつける。半端なく痛い。
  
「高木君はまだ一年生。遅刻ばっかりしてるようじゃ生徒会の仕事も成り立たない。それにトップは誠司なんだから君がいなきゃ話にならないだろ?」
「ふ、何だよ侑。プロポーズのつもりか?」
「……誠司、僕は話の分からない馬鹿が大嫌いなんだ。出てってもいい?」

 おまけに冗談がまるで通じない。その上頑固者。
 これで人生面白いのか? と誠司が感じることも度々、……いや、かなりあるが、侑太郎も気を抜くべきところは抜いているようだし、ただ少し真面目なだけなのだ。そう思うことにしておく。

「わぁかったよ、いりゃいいんだろ! 侑が俺と付き合ってくれんなら、とでも言おうと思ったけどぶん殴られそうだからやめとくわ」

 誠司は立ち上がると制服の埃を落とし、手近な椅子に腰掛ける。
 侑太郎はそれを確認してから再び英語の問題集に目を落とした。
 それにしても。
 こんな風に生徒会顧問に待たされることなど普段では有り得ないことだ。
 この学校の生徒会顧問は誠司以上の面倒くさがりで、仕事などは全部プリントにして全て侑太郎にやらせている。そのくせ誠司が仕事をサボると怒るのだ。自分は上司の前でだけしっかり生徒会顧問しているくせに。
 
「言おうと思ったけど、って。言っちゃってるくせに」
「愛だばーか!!」
「何だよそれ」

 侑太郎はいつも通り余裕で笑っていたが、それでも今日の生徒会顧問の行動は腑に落ちないらしく、時折腕時計を確認している。もう大分待たされているのだ。これで校内放送で、ドッキリでしたー、とか言ったら絶対ぶん殴る、と誠司は決めた。
 しかしそんな個人的決定事項も空しく、ちょうど良く生徒会室のドアが開いた。

「はーいはい、じゃあ生徒会会議始めるわよぉ! 席に着きなさいっ」

 入ってきたのはこの学校唯一の女教師、重松 玲子だった。この学校に赴任してきたのもそもそも何か下心があるだろうことは明白だったが、それにしても男子校でコレは不味いんじゃないかと誠司が思うほどに玲子の服装は過激である。似合わないならスルーもできるが、顔立ちや髪型に服装がよく似合っているから性質が悪い。嫌でも生徒達の視線を引いてしまう。だからこそ目立ちたがり屋の誠司としてはどこまでも気に食わない存在だ。

「おシゲー、高木クンがいないので会議できませーん」
「いいのよあの子は。さっき説明してあげたから。それと、次それで呼んだらお姉さんが食べちゃうから覚悟しておきなさい?」
「いつ聞いても怖いねぇ、喰われたら骨しか残んねぇな」
「そーよ、精力から魂からぜぇんぶ吸い取っちゃうんだからv」

 重松 玲子。この高校の英語教師。誠司はいつも「おシゲ」と呼んでいるが、当然彼女はいつも怒る。
 今ここには不在の煌一などは「シゲさん」と呼ぶから余計起こる。
 しかし彼女の怒り方と言うのは、「お姉さんが食べちゃうからv」にいつも留まる。怒りの度合いはその発言の後の行動で一発なのだが、誠司が聞くところによれば煌一は本気で喰われる寸前までいったらしいとのことだ。

「先生、話続けてください。僕も誠司もできれば早く帰りたいので」
「そーそー。ちったぁ考えてくれよ、生徒のことも」
「考えてあげたいのは山々なんだけどぉ、しばらく早めの帰宅は無理そうよ。生徒会役員諸君」

 誠司と侑太郎が隣り合って座り、偉そうに――教師なのだから実際偉いのだが、玲子が二人の目の前に腰掛けた。そして持参したプリントを1枚ずつ二人の目の前に置く。

「……学園合併による新生徒会編成……?」
「3ヵ月間の公示期間を経て、その後……?」
「そ、生徒会選挙よv」

 玲子はばっちり美しいウインクを極めたが、その瞬間に誠司の空気がぴしりと固まった。 

「合併って何だよ合併って!!! まっさか隣の花鳥とじゃねぇだろうな!?」
「そこ以外にどこと合併するのよ、誠司クン?」
「ふざけんな!! そんなの聞いてねぇぞ!」
「だってアタシも理事長から今さっき聞かされたんだし! 聞いてないどころの話じゃないのよー?」

 誠司は立ち上がって玲子に向かって大声を出したが、自分だって遺憾だとばかりに玲子はひらりと交わしていく。熱くなる誠司の傍らで、侑太郎だけが冷静だった。

「花鳥の女共と隣の敷地ってだけでもう吐き気すんのに、合併なんて最悪だ……!! 殺す気か!!」
「アタシだって悲しいわよぉ! 折角“風月の美人女教師!”で通ってたのに女子高生が雪崩れ込んでくるんでしょー? 負けない自信はあるけどこれまでより霞んじゃうわよねぇ」
「ババァのことなんてどーだっていいんだよ! どう足掻いても若さには勝てねぇっつーの、この年増!!」
「はぁい、誠司クーン? 今言っちゃいけない言葉いくつも使ったわよねぇ? 覚悟があるなら今すぐ服脱いじゃいなさぁい?」
「誰が脱ぐかざけんな!!」

 二人が口論を繰り広げていると、バンっ、と大きな音が響いた。
 当然誠司と玲子の動きが止まる。侑太郎が英語の問題集を机に叩き付けた音だった。

「話を続けてもらえますか、玲子先生……?」

 頑固だから、馬鹿みたいに真面目だから。侑太郎は怒るとすごく怖いのだ。
 ――この場合、侑太郎じゃなくても怒るかもしれない。
 と少しだけ誠司が思ったのは秘密である。







CV平川だと思ったら(勝手に決定)、異様に侑さんに愛着が湧きました。
何この子……! どっかの漫画にいそうだけどいたら100%私好みのキャラだよ……!
平川だけど腹黒じゃないんだよ! 平川だけど誠ざまぁじゃないんだよ!
なんか、もうとにかく広瀬 諒を目指してみた。けどあんな女々しくない。
しかし彼女には弱い。あんなに頑固なのにメールくるだけで赤面してくれる。
それどんな蛇ルートの諒さん……! どんな人気投票SSの諒さん……!
でもって単身で大和に会いに行ったりする。大和ってこういう人すごく嫌いそうだけどすごく遊ぶの好きそうだからあっという間におもちゃ扱いされるに一票。


前園さんちはみんな変態。
おシゲさんってすげえ可哀想。
煌ちゃんはいずれ。もう焼き直してばっかですな。「しゃーないやんかー」って言います。
ちくしょう煌ちゃんの民法受けたかった!!
紗央と絡めて元恋人で出してもよかったんだけど、奈央の結婚式話を進めてたのでそんな余裕がなかった!(爽)


もっとキャラ増やしたいなあ。いつもと違う感じのキャラを出したい。
けどあんまり個性が強すぎるのは私の世界観だと浮いちゃうので、現実にいたらちょっと可笑しい人、くらいなのがいいなあ。
ていうか今までと同じようなキャラにすると、ツキ高も絡んでくるからそこから進めないっていう。
大和と侑さん書きたいなあ。純情な侑さんを、誠実気取って手玉にとる大和見たいなあ。


続き書くなら女子高編。
女子高の顧問は男、っていうのがやはり鉄板だろう。(笑)

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2008.07.17(Thu) | 絶対終わらない学園ネタ | cm(0) | tb(0) |

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