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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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そんな妄想


 とある日の放課後だった。
 鞄に教科書を詰めて帰り支度を終えてから、俺はノートを手に席を立つ。
 数学の質問をしに行くためだ。ちなみに清浦に質問してやる気はない。聞けば意外なほどわかりやすく教えてくれるのは分かっているけれど、それが癪なのだ。清浦のくせに教え方上手いなんて生意気な。だから大抵数学の質問は担任か理央先生にすることにしている。今日は多分理央先生いる日だから聞けば教えてくれるだろうと踏んで。
 教室を一足早く出ようとしていたヤマトが俺に気付いて、なあ、と声をかけた。

「職員室行くのか?」
「そ。数学の質問しに」
「じゃあ俺も行く」
「用も無いのにくっついてくんなよ」
「バレー部の顧問に用事ですー」

 ヤマトはもう部活を引退しているが、内部進学が決まっているから顔を出してちょっとした運動がてら後輩に付き合っているらしい。前主将ということもあるから、その関係で顧問に用事なのだろう。その理由なら納得できた。俺も男バスの前キャプテンとして顧問とそれなりに話したりする。まあ、うちの場合現キャプテンがちょいと頼りないってのもあるかもしれないけど。



 揃って職員室に来て、扉を開く。いつものように、失礼しまーす、と思ってもいない軽い挨拶。ヤマトが先に入り、俺がその後に続く。職員室は入って左のエリアが三年、中央が二年、右が一年の教員と分かれていて、一年の教員に混じって講師の先生の席が設けられている。
 男子バレー部の顧問は確か二年の先生だったと思う。理央先生は当然講師だからもっと向こうだ。そう思って理央先生の姿を目で探すと、俺が見ていた方ではなく三年の教員のいるエリアで手招きしている人影があり、一番奥の席にいる人物が、どうやら俺を呼んでいるらしかった。

「水城ー、ちょっと」

 アンドゥーこと安藤先生だ。空先生、夢先生、うちの担任もそうだけど、この学校は名前で呼ばれる先生が多い。その中でも、この人と清浦ほど名前で呼ぶのが似合わない先生はいないと思う。多分それは校内の生徒の共通見解だ。

「ヤマト、ちょっと行ってくっから」

 どうせ元々目的は別なのだから断りを入れる必要ないだろ、と言ってから思った。ヤマトは不思議そうな顔をして首を傾げた。

「アンドゥーにまで手ぇ出してたのかよ流風。手に負えないな」
「そんなんじゃねぇよ」

 これじゃ部分否定みたいだ。他の誰かには手ぇ出してます、みたいに聞こえる。もちろんどっちでもあるわけがない。
 ともあれ、俺は招かれるままアンドゥーの机に近づく。アンドゥーの手には見覚えのあるレポート用紙が五枚ほどあった。ああ、この前っていうか昨日添削頼んだ奴だ。もっと時間かかるかと思ってた。意外と仕事が速い。

「俺に頼むの間違ってると思う」

 俺が目の前に来るや否や、アンドゥーはそう断言した。
 添削頼んだと言っても英語の長文の作文だ。だから英語教師に頼むのは順当だろうし間違ってはいないはず。

「や、英語教師っしょアンドゥー。期待してんだって」
「んなこと言われても専門分野じゃないし。見ろこの辞書! 学生時代以来だぞこんなに引いたの! しかもわざわざ図書館で借りてきた辞書だし!」
「あー、ご苦労さまデス」
「他人事のように労うな!!」

 アンドゥーの机には厚めの洋書が一冊、付箋がたくさん貼られた状態で置いてあった。確かに、英語教師が今こんなに辞書引くことなんてないだろう、あんまり。
 自分の持ってる辞書じゃ到底書けない内容だから、俺も別の英英辞書を使っている。担任が昔使ってたようなのをちょいと借りてるんだけど。
 専門用語ばっかの内容だから、単語ひとつとっても外人だってこんな単語日常じゃ絶対使わねぇよ、ってのがたくさんある。当然、学生の俺は英英辞書だけで足りるわけないし、専門の辞書以外に英和だって死ぬほど引いた。
 赤ペンを指で器用にくるくる回しながら話していたアンドゥーは、そのペンを机に置くとふかーくため息をついた。それからじとっと俺を見る。

「ケレス先生の代役は俺じゃ荷が重い」
「あー、やっぱバレてたか」

 代役、ってわけじゃないけど。アンドゥーと理央先生が二人揃ってくれてたら話もわかるかなあとか思ってたけど、生憎昨日は理央先生いなかったし。
 そもそもうちの担任が突然休むからいけないんだ。何も言わないで休んだから何事かと思って部屋行ってみたけどいなかったし。せんせーがいれば最初からそっちに頼んだっての。

「当然。こんな専門用語だらけの長文、いくら英語できるったって日本人、しかも専門知識ない人間にはちんぷんかんぷんだって。まあ、一応頼られたからには英語教師の端くれとして添削したけど」

 ため息混じりにアンドゥーはそう言うと、俺が渡したレポート用紙とは別のコピー用紙を寄越した。B4サイズの紙の左半分は俺のレポートのコピーで、右の余白に赤ペンで添削した部分が書き込まれている。
 ……え、なんか、リアルにちょっと感動するんですけど。つーか一日でこれ全部やってくれたのかこの人。おかげさまで寝不足だ、とアンドゥーはぼやいて、こきこきと首を鳴らす。

「やっぱり受験英語感が抜け切らないよなー。まあ、それは日本のカリキュラムの問題だし、いずれ論文になる代物なら堅苦しくてもいいんだろうけど、こればっかはいろんな本読んで言い回しを自分のものにするっきゃないな」
「痛いくらい承知してマス。さんきゅ、アンドゥー。見直した」
「勝手に見損なってんなよ! 傷つくだろ!」
「あー、ごっめんごめん。株が上がったって言うんだよな、こういう時は!」
「お前絶対わざとだろ……!」
「そんなことないって! 俺理系だから語彙少なくってさ☆」

 ま、国語も一応全国模試は上の方にいるつもりだけど。
 普段教えてくれる担任のせんせーはああいう人間だから、たまに他の人に教わるとこっちに主導権来たみたいで嬉しいんだよな。いつもの人は有無を言わせませんから、ええ。

「じゃ、俺ちょっと数学の質問あるから行くわ。また頼るかも」
「次は有料な」
「うっわ、知識欲から金取ろうっての? ひっでー」

 レポートとコピー用紙をひらひらと振ってアンドゥーの席から離れる。ヤマトはまだ顧問と話している様子で、今度は机で何か作業中の理央先生に近づく。理央先生の隣の席の講師の先生は今日は休みらしく、俺はその席を陣取ることにする。 
 理央先生はノートパソコンのキーボードを軽快に叩きながら、俺に目を合わせることなく口を開いた……と思ったらそれは意外にもあくびだった。

「寝不足? 珍しい」
「久々に英文と辞書と格闘したからな」

 ……何、……それはもしや俺への苦言ですか。もしかしなくてもそうですか?

「専門家でもないのにあれ一日で仕上げたんだからもうちょっと敬えよ、先生を」
「う、」
「いいけどな。学校は勉学の場だから。頼られないよりは頼られる方がいいし」
「……なんてーか、……アンドゥーと理央先生って揃って結構オトナ?」
「今頃何言ってる」

 理央先生が笑った。
 あー、やっぱり先生は先生ってことなのか。俺がいつまでも単に生徒なのかガキなのか。
 とにもかくにも、この学校にはレベルの高い教員が揃っているらしい。ありがたいことだ、こき使わないと損だと思う。

「数学の質問か?」
「ん、教えてくれる?」
「それが終わったら、そのエセ論文を根本の理論から叩き込んでやる」
「………は!?」

 たんっ、とエンターキーを押して、先生は椅子を回してこちらを向く。それから俺の手からノートを奪うと、これなら十五分あれば終わるな、と呟いて、次にさっきアンドゥーに返却してもらったレポートを取り上げた。

「わざわざ英文の添削させてそのままなんて言わないだろ?」
「や、それはもちろん書き直すけど」
「書き直したのは責任持って安藤さんが見るだろうから、書くための骨子を根本的に叩き直す。いいな」
「……何、そんなに酷いの俺の書いた奴」
「ずっと一人の人に教わってるから考えが偏ってるんだ。心配するな、安藤さんと俺と二人がかりならケレス先生の足元くらいには及ぶだろう」

 俺のこと気にかけてくれてんのか、単にいびりたいだけなのかわかんないな……。
 けどせんせーがいない間教えてくれるってのはいろいろありがたいかもしれない。そういう言葉には遠慮なく乗っかっておく。
 あとでアンドゥー騒ぎそうだな。騒ぎつつも面倒見てくれるのがアンドゥーか。

「何、お前理央先生にまで手ぇ出してたんだ? やるねぇ、さっすが流風☆」

 ようやく顧問と話を終えたらしいヤマトがこちらに来て顔を出した。
 何か話の流れとしては俺が手出したってより出されてる感じあるけど、まあ結果は一緒か。

「今日これから理央先生と放課後の個人授業なんでv 邪魔するなら帰れよ」
「帰る帰る。帰りついでに生徒会にお前が職員室攻略始めたって情報与えてくる」
「お前毎日楽しそうだな……」
「おかげさまで☆」

 にっと笑って一通り言いたいことを言い終えたらしいヤマトは荷物を肩にかけて職員室を出て行く。変な情報あることないことリークされんのには慣れてるから特に引きとめようとも思わない。
 それよりも、せんせーがいなくてもちゃんと勉強しなくちゃな。
 そう思って俺は襟を正して、理央先生に向き直ったのだった。










妹がDCGSのボーカルアルバム買ったのでエンドレスリピート。
取り合えずOP曲と、OPのソロバージョン、それと蒼にーさんと渓にーさんのED曲だけ聴いてます。
稜平さんとかオールドキャッスルとかはクリアしてゲームで初対面したいの! 稜平ソロのOP曲カッコイイ……。つーか出だしがエロい。(断言) けど蒼にーさんも好きなんだぜ大好きなんだぜ!!
渓さんのED曲ちゃんと聴いたけど、やっぱり曲の作詞全部こだまさおりさんなだけあって、キャラソンらしいキャラソンになってるなと思います。一番お兄ちゃんだからたくさん殻を被ってなきゃいけなかったお兄さん具合が良い。蒼さんの儚い感じもいい。儚いっていうか、史桜からたくさんもらってる感じが出てていいなあ。好きだなあ。
妹とカラオケ行って某青いお店行ったからロマンチカの8巻とユキアキ同人誌買って来たんだぜ、あの出会いには運命を感じた。(何)
ええ、ヒロさん可愛いですありがとうございましたァ!!


ってことで、流風とアンドゥーでそんな感じの話を書きたいなと思って。
元々は別の話に挿入されてた部分なんだけど、そこだけ独立させてもどうにかなりそうだと思ったので。
アンドゥーと理央ふたりならケレス先生の足元くらいには及んでくれるはず!
アンドゥーはきっと、ケレス先生休みで流風からレポート受け取って、中身眺めて「これじゃ俺の手に負えねぇ!」と思って職員室で添削作業始めながら理央に電話してヘルプ求めて、夕飯を鈴城さんちのマンションでとって、二人で顔突き合わせて作業してたりしたら萌える。まずい、そういうの好きだ。
奈央がいちいち心配してくれるからふたりして「もう寝ていいから」って言ってあげてたり。最後は理央の部屋に泊まったりしてればいい。
結局論文は、間違ってないんだけど理央が個人的に好きじゃない書き方してればいいと思う!(爽)
ここまでできるならなんちゃって論文じゃなくて真面目にやれ!みたいなね。
態度悪いけど、期待するに値するくらいの生徒、って思っててくれたらいい。


堀江氏の声好きだなあ。
爽やかな曲だから低音がはっきりしてる達央さんの声に違和感覚えるのかも。
良くも悪くも翼さんにしか聞こえない!(爽)

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2008.11.03(Mon) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

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