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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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君はまだシンデレラさ



「いいか冬二、お前制服を変態とか抜かす奴は男じゃないぞ」
「いやどう考えても変態だろ」
「考えてもみろ、あのみのりって子が浴衣着て祭りに来たら、ああ可愛いなってずきゅーんと来るわけだろ?」
「そりゃまあ、あ、話の方向が読めたぞ。無駄だ大和、浴衣云々じゃなくみのりはそのものが可愛いんだ」
「ほー、それはつまり服なんざ廃棄しちまえと。きゃあ大胆!」
「ざけんなそんなこと言ってねぇだろ!!」 
「いいやそういう意味だね! あー嫌だ嫌だこの手の男は欲望抱えてるくせに奥手で」
「ケレスがここにいたらお前ばっさり斬られてんぞ、奥手なのはてめぇもだろ、って」
「馬鹿言うな、俺は家の看板守るために誠実貫いてんだよ。シーマスの行動力を若干羨むことがあったとしても、お前やケレスに貶される覚えはこれっぽっちもないね。つーことでお前にも制服の魅力を十分に分かってもらおうと思」

 そこまで大和が気持ちよく喋ったところで、あたしは鞄で思いっきり大和の頭を殴りつけた。
 今日はミクロもマクロもあった。分厚い教科書が2冊も入ってべらぼうに重いバッグだ、相当痛いだろう。

「グッドタイミング、葉山」
「ほんと、人前で何を大声で言ってんだか。死んだらいいのに」
「ほんとだな」
「鳥尾が話通じる相手で助かるー。こいつ含め他の四人なんて人の話聞く気ないもの」
「口ばっかで耳ついてねぇんだろうな」
「あはは、それ当たってる」
 
 あたしのバッグの襲撃を受けてまだ撃沈している大和の隣に腰掛ける。鳥尾は次の授業までの暇潰しなのだという。暇潰しでこんなのに絡まれたらたまったもんじゃない。鳥尾って根っからのお人好しなんだな、と感激してしまった。お人好しじゃなかったらこんな奴と休み時間喋ろうなんて思わない、絶対。

「今日は二人だけだったんだ? いつも結構集まるのに」
「さっきまでシーマスがいたんだけどよ、椿とデートだとか言って出てった。制服デートなんだと」
「制服、なるほどそれであんな会話、…………って、あの男椿ちゃんに手出してるの!?」

 身を乗り出して鳥尾に聞きながら、あたしは沈んだ大和の後頭部に肘をお見舞いした。ぐ、と呻いて大和がより深く沈んで行く。

「何でさらっと見送っちゃったのよ! 椿ちゃんまだ高3って知ってるでしょ!?」
「……いや、それは俺も痛いところがあるっていうか」
「鳥尾とシーマスじゃ生物学的に別物じゃない!」
「それもそれで心苦しいんだが……」

 信じられない、何故高校生とデートするというあの男を野放しにして「いってらっしゃーい」と言えるのだろうかこの男共は。鳥尾は普通だと思ってたあたしの思考回路が間違ってたという事なのか。
 ……いや、鳥尾を責めるのはやっぱり可哀想だ。となれば悪いのはやっぱり。

「あんたは自分の婚約者が手出されるってのによくもそんな悠長に座ってられるわねぇ……!!」

 ようやくゆっくり頭を上げた大和の左耳を掴んで渾身の力で引っ張ると、図体でかいくせに痛いと叫んでテーブルをばんばん叩いた。
 鳥尾は呆気に取られてその様子を眺めている。

「ギブギブ!! 痛ぇよ!!」
「痛ぇよ! じゃないの!! あんたの思考回路ほんっとにわかんないわ……」
「第一そもそも婚約者じゃないっつってんだろうが、椿が誰と会おうが関係ないね」
「へー、椿ちゃんも芹沢の人間よ? 万が一何かあったら芹沢の看板に泥が塗られるわけでしょ? あんたが一応頑張って守ってきた看板にね。そしたらあんたただ図体と態度がでかいだけのヘタレじゃない」
「な、っ、………お前いつか泣かすから覚悟しとけよ……」
「いつになることやら」

 鳥尾はしばらくあたしたちのやり取りを眺め、あたしが勝ったのだとわかるとささやかな拍手を送ってくれた。何年付き合ってると思ってるのよ、こんなことしょっちゅうなのに。
 大和があたしに手を出さないのは芹沢を守るためだ。それがわかっているからあたしは何も言わないし何も思わない。でも、大和が原因じゃなくその看板が汚されてしまったら、大和が今までやってきたことが全部ダメになる。だからあたしは大和を庇ってあげたい、というわけではない。誰が庇いたいなんて思ってやるものか。あたしはただ単に椿ちゃんがシーマスに狙われてるってのが心配で心配で心底心配なだけ。大和ひとりが困る分にはあたしは一向に構わない。

「しかしほら、大人の階段上る、ってやつだろ。うん、椿もちょっとずつ世間知って行かないとな」
「シーマスみたいなタイプって知るべき順序つけたら最後の方だと思うんだけど」
「芹沢の冠かぶってんだから男で遊ぶことも遊ばれることも学ばないと」
「あんた次期当主だけど遊んだり遊ばれたりしたわけ? わー、初耳ー」
「………冬二、頼む、俺を助けてくれ」
「葉山が正しいだろ、どう見ても」

 当然だ。もう少し自分の罪の重さを知ったらいい。
 ……まあ、こうして大和を叱ったってどうにもならないことはわかってるんだけど。椿ちゃんがちゃんとした判断を下せる子だと信じるしかない。流されるタイプではないとは思ってるけど、やっぱり世間知らずのお嬢様なのだ、心配だ。

「あたしとなんか付き合ってないで椿ちゃんと結婚すればいいのに」
「いや、葉山、それはどうかと思うぞ」

 ふう、とあたしと鳥尾がため息をついたのはほとんど同時だった。







この連中といる冬二くんの心労が心配されます。



今日筆記試験あるんですけど何やってんだ私。
ルミのシーマスさんに対する態度はただ気に食わないなーと思ってるだけなので、奈央のケレスさんへの態度とは根本的に違います。そりゃそうか。
大和はルミに勝ったためしがない。ルミのが断然強いです。


椿は本当に単に世間知らずのお嬢様なので、深いことなんも考えてない。ただ流される子ではない。芯は強いです。
みのりも椿もシーマスさん知ってるからいいけど、みのりがシーマスさん知らなくて、椿とシーマスさんが2人で歩いてるの目撃したら間違いなく割って入りますね。
「ちょーっと何やってんのよ! この子お嬢様なんだから下手に手出したら怒るわよ!」ってな感じで王子様します。みのりは女の子扱いされるの慣れてないだろうなあ。いつも王子様ばっかやってるから。
ルミはそんな椿が心配で仕方ない。大和と結婚させられそうだったってだけで悲劇モノなのにこうなるともっと心配になる。早く誠実でいい人が見つかるといいのに、って思ってる。だってルミはシーマスさんがどんな人かまるで知らないわけだし。


しかしF5の連中って馬鹿であればあるほど可愛いですな。
一度本気でコスプレ談義を書いて見たいかもしれない。シーマスさんと大和の対談形式で、何故か冬二くんが引っ張られてる、と。
ちなみに相手そのものが十分可愛いと思ってるのは大和も同じです。その上で、プラスアルファが制服だと思ってる。伊藤健太郎はチャイナが好き、と。


そろそろ寝ます。ええ、寝ます。


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2009.03.15(Sun) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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