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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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それもほんとうのきもち



「あれ、珍しいな。姉さん来てないんだ?」
「体調崩しちゃったみたい。今日お休みだからって部屋で寝てるよ」
「寝かせた、の間違いだろ」
「だってそうじゃないとお姉ちゃん意地でもご飯つくりに来るもん」

 兄さんは一限に語学のテストがあるから早く家を出る、と昨夜言っていた。今ここにいないのだからもう家を出たのだろう。奈央が用意した二人分の朝食。いつもと違って奈央と向き合う形で席に着くと、変な感じ、と奈央が笑った。

「馬鹿だから滅多に風邪引かないのにな」
「お姉ちゃんは馬鹿じゃないよ! ちょっと感性が人よりゆっくりしてるだけだよ!!」
「それはお前もな」
「そんなことないもんっ」

 今日は久々に洋食メニューだ。たまにはこういうのもいいだろう。手軽だし。
 姉さんは料理に関しては死ぬほど手間かけるの好きだから、朝は和食が好きみたいだ。それも嫌いじゃないんだけど、というか、作ってもらってる俺や兄さんが何か言うのはそもそも間違ってる。
 スパニッシュオムレツをフォークで刺して、口に運ぶ。うん、やっぱり料理上手なのは奈央も同じだ。

「熱でも出た? 姉さん」
「ちょっとね。普段風邪引かないから微熱でも参っちゃったんだと思う」
「じゃあ日中姉さん一人なんだな」
「そうなんだよね」
「「……………」」

 姉さんはタイミング読めない人だから、みんなで出かけるっていう日に風邪引いたりしたことは前にあった。でも誰もいないときに一人にされるのは初めてだろう。一人にされる、っていうか、俺らが姉さんを放っておくというのが初めてだ。
 コーヒーを一口啜ると、奈央も紅茶のマグに口をつけた。それから顔を上げる。

「心配だな」
「心配だね」
「姉さん黙って寝てるタイプじゃないからな」
「絶対お掃除とか夕飯の準備とかしちゃうよね」
「それでどうせ夜悪化するんだ」
「うわあ、すごい、手に取るように分かっちゃう」
「ワンパターンなんだよ、姉さん」
「明日まで響いたりしたら仕事も行きそうだし」
「………お目付け役が欲しい……!!」
「ね」

 流石に俺も奈央も学校を休むわけには行かないし、それは姉さんが許さないだろうし。授業が終わってすぐ帰って来るにしても、姉さんの場合それじゃ遅いのだ。こうしてる今だって黙って寝てるとは思えない。参ってるくせに起き出して皿のひとつも割っている可能性がある。
 こういう時兄さんは使えない。兄さんの前じゃ姉さんは強がる生き物なのだ。そういうふうにできている。
 奈央も同じことを考えていたらしく、ふう、とため息をつくと、それから苦笑した。
 
「姉さんに制御装置付けれたらいいのにな」
「それいいかもね。いつもやきもきさせられてるから、あたしたち」
「まあ、姉さんに振り回されない奴なんていないと思うけどな」
「お姉ちゃんの可愛い我が侭制御できる人いたら、お姉ちゃんあげてもいいなあって思えちゃうかも」
「嘘言うのやめろよ」
「嘘じゃないよ! そんなお姉ちゃんも見てみたいなあって、思うよ」

 奈央はそう言って、目を伏せて笑った。朝の陽射しが奈央の色素の薄い髪をまるで金髪のように輝かせる。奈央には朝がよく似合う、と俺は思う。 
 トーストを齧ると、軽い音がした。奈央が言う事は間違っちゃいない、俺だってそう思う。
 でも、それは俺たちの知ってる姉さんじゃないような気がして、ほんの少し複雑な気持ちになるのも事実なのだ。奈央だってそうだろうと思う。
 少し静かになった食卓で最後に思ったのは、

(――兄さんは論外、か)

 それだけだった。 





奈央だって馬鹿じゃないから分かってるよ、そういうお姉ちゃんはきっとすごく可愛いんだろうって分かってるんだろうけど、それでも許せないのは自分の知らないところで紗央が離れて行くから。
理央にしろ奈央にしろシスコンですね。
奈央はどんなにショックでも多分空がやわらげてくれる。「いいじゃん奈央には一生俺がついてるんだから!」なノリで。沸騰石であり緩衝材ですな。空がいなかったら奈央のダメージって半端ないものになってるだろうし、空いなかったら本気で血祭りED有り得る。(笑)
そうやってちょっとずつちょっとずつ、家族みたいに接してたみんなが離れて行くことに理央は寂しさを覚えていたらいい。こんなの望んでたわけじゃない、と理央だけは思ってそうです。
一番子供なのは理央なのかもしれないな。奈央も負けないくらい子供だとは思うんだけど。


理央はそうやってみんなで家族でいたいと思ってるけど、そうしている以上紗央はコンプレックスとか奈央をクッションに使うことから逃げられないので、自覚ナシで心のどこかでは抜け出したいなと思ってたんだろうな。紗央は基本自覚ナシというスタンス。
最終的にケレスさんに告白された後、理央も奈央も圭一もみんな一緒じゃダメなんだろうか、って観点から考え出すんだと思います。まあそれが嫌なんですが。
理央や奈央やアンドゥーといるのはもちろん幸せだし、自分が必要とされてる感じもあるけど、「この人はあたしを褒めてくれてる」っていうのが嬉しいんだと思います。アンドゥーや理央って褒めるときは紗央奈央の区別なく一緒くただと思うので。
それでも一応「なんで奈央じゃないの?」って聞くのは少女漫画だからです。


でもってですね、大和は金持ちとしては庶民派なイメージがある。ていうか公共の乗り物に乗りたがる。新幹線はグリーン車なイメージはあるんだけど、山手線とか乗ってそうだと思ってました!(笑)
要君は寡黙だし医学部だしで見た目から金持ちオーラ出てそうだけど、華道の流派の名前なんて一般の学生は聞いたってわかんないだろうと思うし、ぱっと見ただガタイのいい兄ちゃんでしかないんじゃないかな、と。
ルミはプレゼントはされ慣れてるけど、高級なところにしょっちゅう連れて行ってもらうわけではないです。高級なところに行くのはルミの誕生日の時だけなんじゃないかな。自分が行き慣れてるからあんまり行きたくない、けどルミには特別なことをしてあげたいのでそういうサービスをします。
普段は普通に電車乗って八景島行ったり品川行ったり東京ミッドタウン行ったりナンジャタウン行ったりしてんじゃないのかな、と。ネズミーランドとかね。自分が行ってもルミが行っても肩肘張らずに楽しめるところ。大和の誕生日はルミが手料理振舞う。本筋もご近所も大和は本当に馬鹿だから、合宿でシーマスさんの料理とか食べて美味いなあと思っても、ルミのは別格だと認識してます。ってな感じのを、二人になる時間があったら言ってそう。さすがにシーマスさんがそこまで料理上手いと知ったらルミも危機感抱きそうなので。大和はそのままでいいんです、そのままのルミが、気持ち込めて料理作ってくれて、結果として上達するならそれでいいなと思ってる。
ルミの手料理が好きってわけじゃないから、ルミが作るなら椿が作るような物体でも大和は食えると思う。日本男児だから! 大和魂だから! 武士道だから!(私は一度武士道を読み直すべき)

あ、電車とかバスは乗るけど、面白くないからSuicaとか好きじゃないと思う。「やっぱ切符だろ!!」とわけわからない主張をしそうだと思ってます。乗り換えとかもよくわかってないといい。
「何で横(中央線)はあるのに縦はないんだ?」とか言いそうです。地下鉄使え、縦だろうが横だろうが斜めだろうがいっぱい走ってるぞ。
渋谷・池袋・新宿・原宿とか行きそうだけど、メインの町並み以外のところには踏み入ったことないと思ってます。まず一人でそこまで行くことなんてないし、ルミが万が一にも危ない目に遭うような場所には行かないです。F5連中と遊ぶついでにみんなで練り歩く程度なら十分有り得ると思いますが。
庶民派のくせに金銭感覚間違ってるってちょっと死ねば良いのに。


ご近所を書いてると未来話の椿が書けなくなりそうですが、高校卒業してからの椿とご近所の椿って同じ生き物だと思ってるんで平気かも!(爽)

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2009.03.17(Tue) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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