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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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女三人寄ればなんとやら



「……なんていうか、嬉しいは嬉しいんですけど、ヤツの頭の周りにお花畑が見えるっていうか」
「暗くて澱んだ風景しか見えないよりマシよ」
「そうよ、大和なんて頭から花咲いてるんだから。お花畑のビジョンくらいで騒がない騒がない」

 F5の彼女たちにはF5の彼女たる理由が必ずあるはずなのだ。一癖も二癖もある男と付き合えるのは、同程度の女性だけ。つまりなんだ、あたしは相談相手を間違えた、と。
 大学も後期が始まってしばらく経つ。あたしと冬二が付き合ってからもそれなりに経ったわけで、今日は諸々の相談のために大学近くのイタリアンレストランに集合してもらった。椿はお話にならないから置いとくとして、ルネさんはもちろんお仕事だし、ルミさんは暇だからいいよーって快諾してくれて、ルミさんが紗央さんに連絡。ちょうど今日は休みだとかで大学近辺まで出てきてくれた。
 レストランおすすめのランチセットを三つ頼んで、ほのかに酸味のあるレモン水を口にしながら話を続ける。

「鳥尾なんかいい方よ、普段まともだもん」
「普段まともで二人でいる時にそうやって褒めちぎってくれるなんて素敵じゃない。いい男だと思うけど? 冬二って」
「えー、紗央さんも褒めちぎられたりべたべたされたりしてるでしょ絶対っ」
「アレがそんなキャラに見えるんだったら目の手術した方がいいわよ、ルミ」
「見えないからこそ想像するしかないんじゃないですか。違うんだろうなあ、って」
「家に一緒にいるくらいじゃ普段と何も変わりないわよ」

 ああ、それすっごく羨ましいです。呟くと紗央さんが苦笑した。

「冬二は二人でいる時のギャップが酷すぎる、と」
「大学でも普通に可愛いとか言ってくれて、もちろん嫌じゃないし憧れてた部分もあるんですけど、……あれすら大学だからちょっと抑えて言ってるように聞こえてきて、最近」
「二人でカラオケ行ったらマイク片手に何叫ぶかわかんない感じ? ごめんみのりちゃん、あたしそれすっごい面白いと思う」
「うう、他人事だと思って!!」
「他人事だもの。あたしやルミにはまず起こり得ないことだし」
「あたしは万が一起きても受け流すだけかなー。はいはい、って。適当に曲入れたら黙りそうだし」
「付き合って一ヶ月や二ヶ月でそれやったら最初の修羅場ですよね……」
「冬二なら大丈夫よ」
「そうそう、鳥尾なら平気平気。みのりちゃんには盲目だし」

 あたしの人生経験が少なすぎるだけと言いたいのかこの人たちは。それとも本気で言っているのだろうか。
 ……この人たちのお相手は、あの大和さんと、あのケレスさんだ。冬二がF5として周囲に追加メンバー扱いされる前からF4とか呼ばれて一目置かれてた人たち。そりゃああの身長と見た目、大和さんや要さんについて言えば家柄も加えて、それだけあれば注目されないわけがない。大和さんはおぼっちゃんで金銭感覚が馬鹿で、そのくせルミさんのことになるととことん一途で、周囲からすればかなり面倒くさい人だ。あたしにはあの人を操れる気はしない。ケレスさんはあの見た目だしあの性格だしあの口調だしで、あれに物怖じしないで言い返せてラリーが続くのってもしかして紗央さんくらいだったりして。睨み効かせて黙らせるような人についていける自信はやっぱりない。
 そう思うと、冬二って「あれ? もしかしてすごくいいヤツ?」と思えてきてしまう、不思議だ。F4のバランサーとして追加されただけある、本当に。
 確かに甘い言葉にいくらか憧れていた時期がありましたよあたしだって。そりゃあ素敵な人に素敵な言葉をかけられたいと思ったことくらい何度もある。で、今あたしが冬二と付き合ってるのはもちろん嫌々なんかじゃなくて、自分で納得できるくらいには好きだと思っているからだ。あたしは付き合う前までの冬二しか知らなかった。真面目で、どこまでも真っ直ぐで、たまにツッコミに疲れて、何故かあたしには馬鹿みたいに優しくて。普段の真面目っていうかカタブツ具合と、あたしと接するときのギャップは確かに素敵だと思った。思えば、あの歓楽街で出会って、バーでカクテルを出してくれた時、あの時とかすごくよかったかも。

「でもこの豹変は詐欺だと思うんですよね……」

 当然です、こんなにデレデレしちゃう人だと思ってなかった。あたしと一緒にいるときの冬二の頭の周辺には綺麗なお花畑が見えるのだ。うわああ、すごくうれしそう。それが手に取るように分かってしまう。
 そこまで話したところでパスタとバケットが到着。三種類のパスタ、和風とトマトとクリームを一種類ずつ頼んだから、どれにするか取り合えず話し合う。結果、あたしが和風を、ルミさんがトマト、紗央さんがクリームのパスタを食べることになった。和風味のパスタってさっぱりしてて好きだ。

「あたしとしては別に詐欺でもないと思ってたんだけど」

 トマトのパスタを口に運びながら、ルミさんがさらりと言った。

「みのりちゃんに告白する前から鳥尾ってああだったもん」
「あー、確かにそうだったかも。ケレスの家で騒いでると大体冬二がからかわれて、流れでキレるのよね」
「そうそう。俺には俺のプランがあってみのりを大事にしてるだけなんだ!! とか言ってもう止まらないのなんのって」
「え、……そんなこと言ってたんですか? うわ、想像つかない」

 あたしの知ってる冬二はそんなキャラじゃなかった。前からあたしには甘かったし、あたしのこといろいろ考えてくれてたし、可愛いとか言ってくれたりしたけど、あたしの知ってる冬二は今の冬二の片鱗を見せるような男じゃなかった。だからルミさんと紗央さんがさも当たり前のようにその話をするのには、すごく違和感がある。

「高校生ったって二つしか年違わないのにいやに固執してたから、鳥尾」
「やっと本音言いたい相手に言えてるってことよ。我慢させすぎると男って怖いんだから」
「わー、経験者ってすごーい、説得力あるぅ」
「この説得力にかけては誰にも負けない自信あるわ、あたし」

 なんか、……それを聞くとちょっと納得してしまうかもしれない。ちゃんとした手順踏んであたしを安心させようとしていたんだろうか、あの冬二は。なら何、今現在進行しているお花畑シンドロームは反動ということ? 言いたくても言えてなかったことを言いたいままに言ってるってこと? 

「……それならもうちょっと小出しで長持ちする方がいいなあ」

 パスタをフォークに絡めながらぼんやりそう言うと、お? とルミさんと紗央さんが顔を見合わせる。

「へぇえええええ、単なる馬鹿じゃないことがわかったら惚れ直しちゃったって寸法? みのりちゃんかっわいい!」
「え、ちょ、そんなんじゃ、」
「あーあー、否定するだけ無駄無駄。顔に書いてあるもの、頑固で真面目で馬鹿な冬二が好き、って」
「ちょっと紗央さん! そんなんじゃないんですって、」

 お姉さんふたりはなかなかあたしの否定を聞き入れてはくれない。そればかりか、

「うーん、こう考えると鳥尾ってかなりお得物件だったってことよね。大和の相手してる場合じゃなかったか」
「あら、今からでも遅くないかなって思ってるあたしは間違い?」
「え、ずるいなぁ、紗央さんくらい綺麗だったら鳥尾簡単に落ちちゃいますって!」
「褒めてくれてどうも。さてと、それじゃあ冬二にメールのひとつも送ってみようかしら――」
「だ、ダメです!!!!」

 そんな話まで始まってしまったから、あたしは焦ってしまって大声を出した。お客さんの視線が集まるけど気にしていられない。
 冬二はルミさんとはよく話が合うし、紗央さんは本当にすごく綺麗な人だし料理だって完璧だ。この人たちがどうにか動き出したらあたしなんか見てくれなくなっちゃうかもしれない。
 携帯を片手にしていた紗央さんはしばらくして笑い出した。続いてルミさんも。

「冗談よ。日常的に歯の浮く台詞言ったりする男は御免なの」
「あたしも、下手に遠慮してくれたり落差のある奴ってダメ」

 しれっとそういう二人の表情はすごく大人だ。ああ、あたしはこうはなれない。でもやっぱり、そんな諦めよりも先に怒りがふつふつと沸いてくる。

「もうっ、あたし怒りましたからね!! あたしの分奢ってくださいよ! デザートにティラミスも食べますから!!」
「あーあ、みのり怒らせた。ルミのせいよ?」
「違いますよ、絶対紗央さんです。あたしの財布の紐は固いんですから!」
「あたしだってそうよ。無駄遣いは家計の敵」

 そこで、三人揃って「あ」と声を上げる。顔を見合わせて、三人で携帯を片手ににやりと笑った。

「一番先に来てくれたのがいい彼氏ってことで」
「うわー、あたしダントツで最下位じゃない」
「じゃああたし優勝候補ですね。お騒がせ張本人が最下位とか絶対殴ります」

 慣れた仕草でボタンを操作。耳に当てる携帯の向こうでコール音が響く。 
 さて、あたしの王子様はどれだけあたしのために頑張ってくれることやら。




点呼どんがあまりにもGJだったので私もGJ返しをしたかったんだけどBJ止まりでした、サーセンww
季節無視サーセンww 点呼どんのが年明けなら、やっぱり新年度だろうか。


この三人がいいかな、と思います。何でかって、相手の男キャラの持ち主が被らないから。(笑)
この後三人一斉に彼氏に電話掛けて、誰が一番に来てくれるかな、ってな勝負。
私の予想では大和が最下位なんじゃなかろうかと。(笑)
レストランが理系キャンパス寄りだったから冬二くんとケレスさんはすぐ出れて、文系講義だった大和がスタートで既に不利。奢らされるに決まってます。
そういうのいいなあと思って。冬二くんとケレスさんは同じ授業取ってるとかで、スタートが一緒とか。
男連中がいかに自分の彼女がいいかという話をするなら、逆だって当然あるんだと思います。
愚痴から始まってフォローに変わり、最終的に「こういうところだけはカッコイイ!!」という限定句つきの自慢とかになってそう。
ここでのルミと紗央もさり気なく主張する、と。紗央は日常的に歯の浮く台詞言う男とか無理。そういうのはここぞって時以外じゃないと響かないタイプだと思う。ルミに至ってはスルーを覚えたのでなんとも。だから遠慮のある関係って嫌なんだと思う。
せっかくだから大学の授業に混じる紗央とかも面白そうだなと思います。大教室だったらバレないな。
「一回大学生味わってみたいんだけど」
「オープンキャンパスにでも来い」
という会話をしてほしい。結局4限とかついてくると思います。HEROのOP映像のごとく歩く6人。(笑) 圧巻だ。


点呼どん、ごめん! 冬二くんの頭に花畑作っちゃった!(笑)
でもみのりにはそう見えてると思うんだ! デレデレしすぎで若干引くくらいが持ち直しがいがあるかなと思う。大和は花が咲いてしまっているらしい。ケレスさんは暗くて澱んだ風景らしい。
私は彼らを何だと思っているんだろうか。
みのりは冬二くんとふたりでカラオケに行ったら死亡フラグな気がしてきました。このモードの冬二くんはあれですよね、名前のところの替え歌やっちゃう的な子ですよね、信じてます。(何)
だんだん冬二くんが可哀想な子になってる、どうにかしないと。
もうF5の前でも腑抜けた顔してればいいと思うんだ、でもって「うわキモーい」とか大和に言われてそう。でもって、「お前、世界で一番好きな女の子と一緒にいられるんだぞ、こうなるだろ?」とか問いかけて、どう見ても普段どおりの表情のF4を目にすればいいと思う。(笑)
私は冬二くんを何だt(ry)


紗央とケレスさんの話の翌日話を書いてるんですが、安藤さんちの明かりはすごく優しい気がしてきた。私はアンドゥーが好きです。(何)

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2009.03.27(Fri) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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