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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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夜明けの波打ち際




上げろっていうので追記にしときます。

これのあとに「Home Sweet Home」が続く。



みのりと椿の学部も必要だったんだろうか。みのりは体育学部の体育学科で、椿は文学部の日本文学科。大和の後輩か……。



やっちまったな、という気持ちはある、だが書きたいやりとりを詰め込んだので後悔はしていない。
勝手な妄想だがこんなやり取りをしてくれると思っている私。今回自重しなかったので基本的に例の手順の最難関、③を適当にした。
ケレスさんが流れを読む男と公認をいただきましたので(何)、一安心です。
ご近所の奈央はギャグキャラなんじゃなかろうかと最近思い始めた次第です。
その奈央は怒ってやっぱりアンドゥーと理央のとこ行くと思うんだ。そして安藤兄弟はため息つけばいいんだ。またなのか、と。常習犯か。(笑)
冬二くんは「自重って何? おいしいの?」キャラということで合意が得られたようですね! 大和は付き合いが長すぎるから言わないだけであって、ベクトルとしては冬二くんと似通ってると思います。他のメンバーの彼女の方が可愛かったり綺麗だったりってのはわかってるから特別自慢することがないだけです。言えって言われたらきっといくらでも言えます。

紗央は言葉を端折られるときっと穿った見方をしまくって沈んで行くタイプなんだと思います。いや、だってね? 付き合うとか全部ケレスさんが初めてで、普通がどんなもんかわかってなくて、アンドゥー事変もあったわけなので、必要以上に説明を求めてる子が紗央なんじゃなかろうか。
どういうこと? どういう意味? って聞きまくったらウザいってことはわかるから、受け止めたら自分なりに頑張って解釈しようとはするんだけど、ああいう性格なのでうまくいかずに沈没するような気がする。はっきり言われたら言われたで照れるし怒るけど、言わなかったらそれはそれで沈没していくってそれどうしたらいいの?(爽)
紗央よりはみのりの方が断然サバサバしてますよね。まず冬二くんは言葉を端折ることがないだろうが、よくわかんないな、と思ったら「ちょっと意味わかんないんだけど」ってさらっと言っちゃうと思います。通じてない!? って冬二くんはショックでも受けたらいい。みのりは所詮紗央の娘だったキャラだからとかく頭が弱い。紗央も弱い。小難しいこと言われても、「?」ってなるの当然。
点呼どんがこの前書いてた因数分解云々の、一応大学に進んだみのりだから聞いていられるけど、あれに似たようなのをケレスさんが言ったら解釈もできないので紗央はブチ切れると思います。まあまずないからいいんですけど。


視点変えっていうかザッピングっていうか、が私はすごく好きなのでこういう(勝手に)リレー型企画はやる気になります。
愛してるだの好きだのってケレスさんが言うのは意識して紗央をいじめる時だけだと思ってましたすいません。(私自重しろ)
それでも紗央は嬉しいと思うんだ。普段言ってくれないから言ってくれることが嬉しい。なんだやはりドMじゃないか。(だから私自重しろ)


合宿は誰かが書き出したら便乗するという計画です私。
私なんてそんなもんです。


じゃあ追記。
ケレスさんこんなんじゃねぇよ死ねよお前、という罵詈雑言は受け付ける。(笑)
だが後悔はしていない。





 瞼を薄く開けると、遮光カーテンの隙間から光が差し込んでいた。軽く身じろぎして体勢を変えようとすれば、ずくんと鈍い痛みに晒される。
 意識にもまだ靄がかかったようにはっきりしない。第一ここはあたしの部屋じゃない。ずっと使っていたあの客間でもなく、それならここは?

「…………あー……、そっか、……そうよね」

 ひとり呟く。この匂いは、ケレスの部屋だ。ケレスの煙草の香り。口の中にまだ煙草の苦味が残っている。
 だんだん意識がはっきりしてくると、昨夜あったことも全部思い出してきて、あまりの恥ずかしさに毛布を頭までかぶる。この部屋には誰もいない。何をしていても怒られないだろう。
 部屋にひとり。昨夜は間違いなく隣にいた人間の姿は、そういえば見当たらない。毛布から頭を出して一応もう一度部屋を見回してみたが、誰もいないようだ。
 普通が分からないあたしでも、こんなのってない、と思う。

「……信じらんない、普通部屋にひとりで置いとく? デリカシーなさすぎなのよ!」

 自分は好き放題しておいて。好きなら何してもいいってわけじゃない、……好きだから嫌だったわけでもないけれど。
 そういえばこの曜日は朝から大学に行っていたはず。壁に掛かる時計を見ればもう九時を回っている。いつもなら家を出ている時間だ。あたしがいても日常は崩さないということなのかもしれない。それなら、仕方ないのかもしれない。一応向こうは学生なんだし、あたしは社会人で、今日は休みだし……。
 だからってそう簡単に納得できるわけもなく、毛布をぎゅうっと抱きしめて体を丸めるとシーツに顔を埋める。

「寂しいじゃない、ばかっ」

 好きとかいうならもう少しあたしのこと考えてくれたっていいじゃない。こんな日にひとりで置いてくなんて馬鹿みたい。それでも、強引な昨夜の出来事をすべてチャラにしてもいいと思えるほど好きだと思っているあたしはもっと馬鹿かもしれない。
 ふう、とひとつため息をついて天井を見上げてすぐ、キィ、とドアの開く音が聞こえて強盗か何かかと驚いてしまう。体を曲げて扉を見れば、そこには見慣れた金色の髪の男がいる。

「……いたんだ」
「いちゃ悪ぃのか」
「……別に」

 いないと思ってたから、いてくれて嬉しい。また毛布を頭まで被って丸くなると、すぐ近くにケレスが腰掛けたのが分かる。

「……学校、あるんじゃないの?」
「午後から行く」
「ふうん……」

 なんとなく気まずいような、変な空気が流れる。昨日は誰よりも近くにいたはずなのに、何でこうも気まずいんだか。これが普通なのか普通じゃないのかもあたしにはわからない。分かるとすれば目の前の男だけだけど、こいつがそう簡単に今までどうだったかをあたしに気取らせるわけがない。こいつの昔がどうだったか分かっちゃったらまた要らない不安を抱えそうだから知りたくもないと思う。

「……一応心配して来てくれたわけ?」

 毛布から目まで出して問いかけると、ケレスの手が伸びてあたしの頭に触れる。びっくりして目を瞑って損だった。

「……無理すんな」

 ……気色悪い。
 ぽつりと呟いた声は聞こえただろうか。心配されたかったし優しくされたかったけど、これはこれでらしくない気がする。それを言ったら、じゃあお前はどうしたいんだと怒るだろうか。そんなのわからない。あたしだって初めてのことばっかりで気持ちが浮ついててよくわかってないのだ。

「……あたしが無理しなきゃならないような状況に追い込んだって反省は?」
「俺が反省する理由がどこにある」 
「はぁ!? 何それ、何考えてんの!?」
「反省する理由なんかないからないっつってんだよ」
「あんたやっぱり性格と思考回路に重大な欠陥あるわよ」
「お前だろそれは」
「馬鹿の一つ覚えみたいにそれしか言えないの?」
「それもお前だろ」

 そう言われて、また頭まで毛布を被った。
 あたしは同じことばっかり言ってる。ケレスも同じように返す。違う言葉が欲しいとも思う。でもそれじゃあらしくないとも思ってしまう。どうしたいんだろう。欲しい言葉全部くれるケレスなんて、そんなのただ気色悪いだけだ。だからあたしは同じようにしか言えない。好き、なんてどんなに思っててももう言ってあげない。全部の言葉の裏に見えないように隠しておく。欲しい言葉全てをくれるわけじゃないから、さっき頭を撫でてくれて、あたしはすごく嬉しかったのだ。
 毛布を被っても、まだすぐそこにケレスが座っているのが分かる。

「………服、着たいんだけど」
「着りゃいいだろ」

 ……ええと、これにはどう返して欲しいのかしら。
 毛布に包まったまま、足でケレスをげしげしと蹴ってやっても動く気配がない。その上ケレスは大げさにため息をついたのだ。毛布かぶってても聞こえた。

「今更照れることじゃねぇだろうが。第一お前、洗濯する時自分の下着まで俺に押し付けるくせに、」
「それとこれとは全ッ然次元が違うのー!!! いいから出てって!!」

 毛布を体に巻いたまま起き上がって枕を渾身の力でぶつけてやる。枕なんて大したものじゃない、ケレスの頭に直撃した枕はばふんと音を立ててベッドに落ちた。
 その、まるで理解できない、って顔がムカつくのよ、わかんないのはこっちだってのに!! これって人種云々の問題? デリカシー以前の問題? 何だってのよもう!!
 あたしがそうやって威嚇したからか、ケレスはやっと腰を上げてドアへと向かった。閉まるまでしっかり見送ってやろうと思う。
 ドアに手を掛けて開き、ドアの向こうに出て行ったケレスは、扉を閉める直前、ずっと睨むようにドアを見ていたあたしに声を掛けた。

「――寂しい、んじゃなかったのか?」
「~~~っ、うるさい!!!」

 また枕を投げつけたけど今度はドアが閉まるのが早かった。扉に阻まれて目的に当たらなかった枕は、やっぱりばふんと床に落ちた。
 ……性格、悪すぎる。無茶苦茶悪いじゃない、改善すべき点ありすぎ。なんであたし、あんなのをこんなに好きになっちゃったんだろう。我ながら意味不明もいいところだ。






「……学校、いいの?」
「午後から行くっつっただろ」
「別に、行けばよかったのに」

 朝の情報番組ももういい時間で、ニュースなんかとは縁遠い、節約術やら何やらを特集していた。ケレスが焼いてくれたトーストに、ブルーベリーのジャムを塗って食べる。朝にパンを食べる時はあんまり塗らないけれど、たまに食べるとおいしい。何よりお腹が空いていたらしい。……まあ、仕方ない、か。 

「……お前、取り合えずもう帰れよ」
「………うん」

 それを切り出されることはなんとなくわかっていた。もうここにいる理由がない。圭一と顔を合わせづらくてここにいて、もう二ヶ月。結局、圭一はあたしの家族なんだって落ち着いた。それでこの男とこういうことになったんだから、ここにいる意味はないわけで。自分のことばっかり考えて、あたしがいない間奈央が家にひとりでいるってことをすっかり忘れていた。
 千切りながらトーストを食べるあたしの目の前で、ケレスはコーヒーを啜る。ブラックだ。煙草といいコーヒーといい、どうしてこいつはそうも苦いものが好きなんだろう。お菓子の作りがいがない。

「……鍵、部屋だからちょっと待って」

 途端に会話がなくなってそう切り出せば、別にいい、と返事がきた。
 ちょっと意味がわからない。借り物は返すべきだ。取り合えずこの話は置いて、次に伝えるべき言葉を言う。

「持ってきた物の整理もしなきゃいけないわね」
「それもいい」
「……なんで?」

 意味が分からない。あたしがこの家に出入りするのに使ってた合鍵はあたしのものではない。そして、ここに来る時にあたしが持ってきたお菓子作りの器具なんかはここにあったってケレスにとっては邪魔でしかないだろう。自分じゃ絶対使わないだろうし。
 ケレスは相変わらずコーヒーを啜りながら、テーブルに置いてあった新聞を広げる。そこには相変わらず英語が書いてあって、相変わらずあたしには理解できない。

「料理の道具も服も置いておけ。身ひとつで帰ればそれでいい。あとは鍵使って好きな時に来りゃいいだろ」
「いいの? あたしが勝手に入って夕飯作ってても?」
「ああ」
「帰ってきてあたしがいたらびっくりしない?」
「これまで毎日そうだっただろうが」
「……急に泊まるって言っても?」
「歓迎する」

 新聞をめくって、ケレスはさらりとそう言った。
 何も変えないで、変わらないで、家に帰れということだ。今までずっとこうして一緒に生活して、そこから離れるなんて普通逆じゃない? と思わないこともない、けど、そんな何日も会えなくなるほど遠くないし、歩いて二分かからない程度の距離。ちょっと寂しくなるくらいが普通なのかもしれない。とかくあたしには初めてのことが多すぎて、普通がわかってない。

「……じゃあ、帰ろうかな」

 疑わないで、まず全部受け止めてみる。寂しくなって一緒にいたいと言っても、泊まりたいと言ってもケレスは嫌がらないでくれるという。帰っても、そこではあたしの家族が待っててくれるだけだから、不安に思うことなんてひとつもないのだ。



 ケレスが学校に行く時間、一緒に家を出た。




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2009.03.29(Sun) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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