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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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退屈しないモラトリアム




「あ、やっと来たわね、大和」

 店のドアを押して開けると、奥のテーブルからそんな声が聞こえた。ルミの声じゃない、こいつは紗央の声だろう。
 案内しに来た店員に、あっちに連れがいるんで、と断りを入れてからそちらに向かえば、そこにはルミと紗央だけじゃなく、みのり、ケレス、冬二の姿まであった。

「おー大和、俺らにこぉんな遅れをとるようじゃ、愛が足りねぇんじゃねぇか?」

 席についている冬二はにやにや笑いながらコーヒーを口にする。何も言わないがケレスも同じようにカップに口をつけていた。
 ほう、こりゃ何だ、こいつらも自分の女に唐突に呼び出された、と。

「同時に呼び出したんなら俺が元々不利なの当然だろうが!」
「嫌ですね、大和さん。冬二はケレスさんと同じ授業取ってたのに、ケレスさんより三分以上早く着きましたよ」
「冬二は盲目だから手の施しようがねぇんだよ」
「大体ね、あんたちょくちょく授業サボるくせにこういう時だけ何で律儀に出席してんのよ」
「ばぁか、この時間は演習なんだよ、簡単に出られるかってんだ」

 腹が立つので俺もアメリカンを頼むことにする。
 うちの大学は、文系、理系、芸術・体育系とキャンパスが三つに分かれている。それぞれがそう離れているわけではないが、走って三分、歩いて五分くらいはかかる。で、このレストランは理系キャンパスのすぐ近くにあるのだ。三限が休講だったりしてルミと予定が合えば割と利用するが、俺もルミも文系だからそう多く利用するわけではない。文系キャンパスで演習受けてた俺が出遅れるのは当然だ。

「で? 呼び出しの理由は?」

 俺がそう問えば、冬二から苦笑、ケレスからため息が聞こえる。それで何となく察した。――理由、特にナシ。と。
 冬二はみのりからの呼び出しなら嬉しくて仕方ないといったところだろうか。教室出て猛ダッシュでここに辿りついた冬二には確実に犬の耳と尻尾が見えたことだろう。ケレスなんかはこうして大学の近くで会うなんて学生っぽいことはまずないからそれなりに新鮮なんじゃなかろうか、とは思ったが、様子からしてそうでもないらしい。面倒なだけか。俺はまあ慣れちゃいるけど、ゲームの駒にさせられるとは思わなんだ。

「てっきりケレスが最後か、最悪来ないんじゃないかと思ってただけ意外よ」

 デザートなんだろうクレームダンジュをスプーンで掬いながら言う紗央の言葉からは、嫌味はあまり感じられない。本当に意外だったということなのだろう。それは俺が遅かったことに対してではなく、ケレスがちゃんと来たことに対してだ。そりゃ俺だって驚く。まあ、帰ってから文句言われることと秤にかけたらこっちの方が面倒じゃないよな。ケレスの行動も分かる。

「愛が足りないってことで、まああんたには痛くも痒くもないだろうけど、会計よろしく」
「何故不可抗力で負けたのに俺がそんな罰ゲーム受けなきゃなんねぇんだろうな?」
「ここカード払いできるからあんたにも優しい店よね」
「俺の話聞く気あんのかー?」

 女三人のテーブルの隣に男が三人。俺のアメリカンが届いて、店の奥にこの六人が勢ぞろいしている。同席してる俺が思うのも何だけど、周りからみたらすごいだろうな、コレ。

「ていうか、みんな次の授業ないなんてすごい偶然?」
「俺はあれで終わりだったが、冬二、お前は」
「俺? まあ一回くらいどうにでもなるだろ。大教室の授業だし、自主レポートでいくらでも挽回可能」
「うわー、あたしそれ絶対無理。自主レポートとか出したことないし」
「大学の授業って複雑そうね……」
「こいつら適当に生きてるくせに成績いいんですよ、帰ったらケレス殴っていいですからね、紗央さん」
「へえ、それは殴る価値ありそうね」
 
 ルミの言葉に紗央が嫌な目で頷いている。ルミは成績悪いわけじゃないが今ひとつだ。毎回授業には出ているのにその成績ってことは、試験で大事なポイントを書き逃してるからなんだろうが、本人は気付いていないのかもしれない。学部が違う俺がどうこう言えるもんでもないんだが。それと、ケレスを殴るのは全くもってお門違いだろうな。俺が毎度ノートふんだくってんだから俺より余程まともに授業出てるってことだ。そりゃあ普段の無愛想さと仏頂面と酒盛りした後の撃沈現場見てりゃ信じたくないのも分かるっちゃ分かる。

「勉強できねぇ奴の僻みは怖ぇな」

 コーヒーカップに口をつけて、ケレスが一言。俺も否定はしない。紗央は律儀に反抗してケレスにひらりとかわされている。これがやりたくてわざと言ってんだろうか、ケレスは。だとしたら見事に高尚な趣味だなと思う。冬二はどうなのかといえばケレスの隣で苦笑していた。それを目ざとくキャッチしたのがみのりで。

「うっわ、冬二までひっどい! どうせスポーツ推薦のあたしなんて脳まで筋肉でできてる馬鹿だって思ってんでしょ!?」
「は!? んなことあるわけないだろ!!」
「騙されないでみのりちゃん、鳥尾って何か小難しい学科だし前々から怪しいと思ってたのよあたし」
「怪しいって何がだよ!! 葉山お前みのりに適当なこと吹き込むなー!! 大和ッ、お前何とか言ってやれよ!」
「いや、俺も実は前々から同じことを思っててだな、」
「お前ら全員俺をどうしたいんだ!?」

 あーあ、からかいがいのある奴。
 俺とルミが笑い出せば冬二はもっと機嫌を悪くしたが、みのりに慰められてその態度をまた一変させていた。ガキなのか犬なのかどっちなのか、考え出せばキリのない奴かもしれない。退屈しない奴らめ。アメリカンを一口啜って、のんびりそんなことを思った。
 








冬二くんって大型犬でいいんですよね?(笑)
絶対ダッシュでレストランまで来て肩で息しながらばばーんとドアを開けて、「みのりー!!」って入ってくるのが想像できます。なんて分かりやすい子なんだ。ケレスさんはあっさり入ってきて、「あんたもうちょっと急ごうとかいう気ないの?」って紗央に聞かれて「ない」って即答する人だと思ってます。
大学生って楽しそうですね!(爽) うちの大学は小さいしキャンパスひとつだしで想像しがいがありません。でかい駅に挟まれてはいるんだけどね。点呼どんのところが何か羨ましいです。学生街って感じがして。うちはヒエラルキーでいえば幼稚舎がトップなので(笑)、セレブなお母様方とかをよくお見かけいたします。


罰ゲームが支払いとかなら大和はあんまり気にしないと思う。まあそれくらいいいかな、くらいでしょうかね。一芸披露とかのが多分嫌がる。そりゃそうか。
冬二くんの学科のどこが怪しいんだかルミと大和に尋問したいところですな。打ち合わせしたわけでもないのにF5とその彼女たちは冬二くんをからかうのに長けてそうです。私は冬二くんをなんd(ry)
冬二くんは授業休んでもその分レポートとか自主的に出してるイメージがあります。大和はそんなもんやりません。ルミは私と同じ視点に立ってて欲しいので、「え、自主レポートって自主なんだからやんなくていいんでしょ?」でいいと思う。大和を除けばF5の面子は勉強に対して真面目ですね。大和も演習とかゼミには出るんですよ、それだけは出るよ多分! あとは出なくても何とかなる。


よく見に行くサイトさんが四月馬鹿企画で私が考えてたのと全く同じネタやってて吹いた。やはり鉄板ネタ!(笑) でも彼のスルーのスキルはどんだけ高いのかっていう。
みのりが冬二くん引っ掛けるネタとしては、「陸上で留学することになったの……」とかもアリだと思ってる。ルミとか大和とか思いつきません。だって大和嘘つかないし。


鬱屈としてきたので喋り倒したい時期になってきました。
文字にしてるだけでもいくらか吐き出してる感はあるんですが。うーん。
とりあえず青木が好きです。渡久地がカッコよすぎます。カイジの2期はいつやるんですか。その前に実写映画ですねありがとうございます!


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2009.04.01(Wed) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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