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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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ごめ、無理。



 仕事で遅くなるとだけ奈央に連絡を入れて、ある程度仕事を終えたら瀬川と一緒に安藤先生の部屋にお邪魔していたその日。いまだに俺を子供扱いする世話焼きの奈央のこと、帰宅すれば「誰といて何時くらいに帰るかくらい連絡くれてもいいじゃない」とでも言われるかと思っていたのだが、玄関のドアを開けてくれた奈央から小言が出てくる気配はない。

「機嫌いいな、紗央でも来たのか?」
「ううん」

 玄関からリビングまでの廊下を、奈央の後に着いて歩く。やはり奈央はいつもより機嫌がいい。
 リビングの食卓は栗皮色のクロスが敷かれ、それにナチュラルなベージュのディナーマットが三人分。卓の中央にはガラス製のフラワーベースに水が入れられ、赤い薔薇の花がふたつ浮いている。普段瀬川や紗央が来てもクロスを変えたりすることはないから、普段来ないような人間が訪ねてきたに違いない。

「さて、誰が来たでしょう? 当ててみて」

 相変わらずの上機嫌で奈央はそう問うけれど、さっぱり思い当たらない。奈央の交友関係はあまり広くないし、大体俺や瀬川と被っている。その俺と瀬川は安藤先生といたのだから、安藤先生ということは有り得ない。いや、思い当たる人物はいるのだけれど、ディナーマットが三枚引かれていることがネックだ。一枚は奈央として、その人物が他の人間といるところをなかなか想像できない。

「……清浦先生、とその執事」
「わ、その名前が出るとは思ってなかったよ」
「だよな」

 上着を脱いでソファーの側に置き、ネクタイを緩めながら腰を下ろすと、奈央はその隣に陣取る。どうにかして俺に答えを出させたいらしい。ということは、話のネタになるような意外な人物ということだろうか。でも俺だって想像力の限界がある。誰だよ、と声をかけると、降参したのが嬉しいのか満面の笑みを浮かべる。

「ヒントは、要さん」

 やっぱりだ。その名前はまず出るだろうなと思っていた。肝心のもう一人は全く浮かばないけれど。響にだって学生時代の知り合いだとかはいるだろう。その交友関係の中から、まとめて奈央が夕飯に招待できる相手なんているのだろうか。クリニックの関係者なら俺は知らないわけだが、問題にされているのだから俺も知っているはず。

「時間切れ、ってことで、正解は?」

 これ以上考えても埒が明かない。俺からそう切り出せば、奈央はくるりと表情を変えて不機嫌そうに頬を膨らませた。

「えー、つまんないよ、知ってる人最初から挙げてくかと思ったのに」
「俺が知っててお前が知らない相手なんてたくさんいるんだからやるだけ無駄だろ。ケレス先生とかだってお前会ったこと」
「はい正解っ」
「……は?」

 で、また笑顔に戻った。俺は相当驚いた顔をしているらしい。それが嬉しくて仕方ないのだろう、性格の悪い妹だ。

「今日ね、仕事終わって買い物して帰ったんだけど、クリニックに携帯忘れたの思い出して。荷物置いてからまた要さんのところ行ったんだけどね、要さんとケレス先生ふたりでお酒飲んでたみたいで」
「……で、招待?」
「要さんってお医者さんだけど不摂生でしょ? それで」

 それで。で、話が通ったつもりなのか。俺にはいまいち理解できない。響とケレス先生が知り合いなのは分かった(もちろん意外だけど)、奈央はクリニックで働いているし響の食生活には対瀬川よりもうるさい。そこまでは分かるが、これでは一方通行だ。奈央は確かに知り合いをよく食事に招待するけれど、初対面の人間をすぐに引っ張っていくタイプではない。会って話して誘いをかけて後日、というパターンが多いだろうが、そもそもケレス先生となんて会ったことないだろう、こいつ。

「あれ? 話したことなかったっけ、前に商店街の近くで会ってね、ちょっとお話したことあるんだよ」
「誰と」
「ケレス先生」

 瀬川が聞いたらぶっ飛びそうな発言だ。会ったことはなくとも有名な先生だ、見た目の特徴さえイメージできていればそりゃあ本人かどうかくらいはわかるだろうが、……ケレス先生と奈央、雰囲気的にも色合いとしても全然合わない二人だと思う。

「初耳」
「そっか。びっくり?」
「かなりな」

 取り合えず瀬川がこの話を聞かないことを願う。瀬川の耳に入ったらうるさそうだ、本人ではなく俺や紗央に。そうなると紗央が余計なことを言って更に騒がしくなるだろうから、それだけは避けたい。
 響にケレス先生、そりゃあなかなかうちになんか来ない面子だ。奈央が気合い入れる気持ちも分からないではない。洋食は紗央ちゃんの方がずっと上手いんだよね、と常々言っている奈央のことだ、外国人のケレス先生に食べてもらうのもいい機会だと思ったのだろう。紗央の方が上手いとか言ってるが、俺にはふたりの腕の違いなんてさしてわからなかったりする。本人たちがそう言って納得しているのならそれでいいだろう、くらいの気持ちだ。

「要さんとケレス先生が揃うと、すごーくインテリって感じの雰囲気になるよね。空君と理央じゃ、ああはならないなぁ」
「悪かったな、低学歴で」
「そんなこと言ってないよ。理央だって十分賢い先生だし」
「無理に褒めなくていいっての」

 響は医者だし、ケレス先生は聞くところによればあの名門大を飛び級で卒業したとかで、正直、なんで日本で教員なんかやってんだ? といまだに首を傾げてしまうような人だ。瀬川だって一応国立大卒ではあるが、世界的に有名な大学とはさすがに張れない。まあ、張り合うといっても化学と日本史で張り合えるわけがないのだが。
 そのインテリな雰囲気の中で奈央がどう立ち回れたのかは定かじゃない。奈央はあまり社交的とは言えないし、響だって人付き合いが上手いとは言えない。ケレス先生も、一度会っただけの女と会話しながら食事というのは難しかったのではないだろうか。せいぜい給仕係ってところだったのかもしれない。――ご機嫌だしそれはない、か。

「でもね、事前に準備してたわけじゃなくて急に呼んじゃったからちゃんとしたもの作れなくて。おいしいって言ってくれたけど、今度はちゃんとフルコース作るから! その時は理央、ご招待してね?」
「その時は俺も混ぜろよ」
「えへへ、理央いなくちゃあたし話についていけないもん」
「やっぱりな」
「ワインがおいしかったからちょっとは頑張れたけどね」
「……なるほど、俺に黙っていい思いしたから上機嫌ってわけか」

 横目で奈央を睨んでやると、えへへへ、と奈央が更に顔を綻ばせる。奈央は酒には強いから酔っているわけではないのだろうが、珍しい人を家に呼ぶことができて満足なのだろう。それはそれで、まあいいか、と思ってしまう。そんなだから理央って呼ばれるのよ、とまるで理不尽な紗央の怒りの声が聞こえた気がした。






ランティス祭り一応予約してみたー。どうなるかなあ。


要君とケレスさんならインテリ組でも、空と理央じゃそうはならない。アンドゥーだってそうはならないと思うんだ。なんですか、見た目なんですか。空だって一応国立大なのに! 頑張ったのに!
理央が気持ち悪いです。そして私は眠い。


部長が早速上げてくれて滾った。やっぱり本元が書くとちゃんと杉田の声っぽい気がするんだよね。
タっくんとケレスさんとアンドゥーと、紗央の相手をしてくれる人はいますけれども、やっぱりアンドゥーは例外だよね。本筋にしろご近所にしろ。
タっくんとケレスさんは存在する世界は違うけど、ありゃ初恋とかいう奴でしょう? ご近所のアンドゥーを初恋に含めるのかそうじゃないのか微妙ですが、まあ。ご近所のケレスさんは約束破らなそうだし、そもそもご近所の紗央には約束云々の傷がないので別ですか。
どの世界でも紗央はただ普通でいたいだけで、普通に当たり前に近くにいてくれたらいい。考えてることは普通なのに、妙に固執してしまうからちょっと歪んでるように見えちゃうんだと思います。
部長が書いてくれてるルートの紗央は本筋の紗央なので、ひとりにされることに敏感なんだと思う。デートに誘ったなら最初から最後まで。誰かと会って、別れる時のふっと何かなくなるような寂しさがすごく嫌なんだと思う。
個人的にアンドゥーと紗央は、肝心な言葉がないままずるずる付き合ってるイメージがあります。紗央は世話焼きって自分の性格をいくらでも言い訳に使えるし。タっくんを忘れるのが怖い。でも、ずっと思い続けたままひとりでいるのも、もう嫌。いっそ流されたら楽なのに、考える余地もなく流されればうだうだ悩んでなくて済むし。とか思ってる。アンドゥーはアンドゥーでそういう紗央には踏み込めないと思ってるだろうしで結局言葉のないままうだうだ。お互い好きとも嫌いとも言わないまま、漠然と結婚を意識してたりしたらすげえ萌える。紗央がアンドゥーの部屋に通ってる通い婚生活で、これがそのまま定着するのかなあ、ってぼんやりお互い思ってたら滾ります。


初恋シュプールの続きですが、何書いても納得いかない。
結婚式に出るために一時帰国してる流風とケレス先生の話とかちょっと書こうかなと思いました。
タっくんは、実家が実家なのである程度交友関係とかが制限されてたりすればいいと思う。だから長続きする恋人もまずできないし、家を出たことで得た自由ってそんなになかったりして。下手に子供つくられて、いろんな権利主張されたりしたら困るし。高卒で警官になってるんで、紗央と初めて会った時はもう8年くらい勤めてる。自由なのに檻のある生活にちょっと飽きてた頃に紗央と出会った、とかだったりして。紗央とは出会ってすぐ異動になったから芹沢の手が伸びなかったとか。
そんなバックグラウンドを今適当に作ったが、そんな背景があったら、いろんなところにふらふらしてた紗央よりも、タっくんの方が実はずっと紗央のこと気にかけてたりして。異動の度に思い出して、今どうしてるんだろう、何歳になったんだ、とかいろいろ考えたり。親父っぽいな。
理央に「会ってやって」と言われて足を運んだけど、髪を切ってしまった紗央に想像以上にショック受けてたりとか、あまりにも想像通りに成長してていろいろ動揺を隠せなかったりとか。
その上で、紗央になんて声をかけるんだろう。とか考えると止まらなくなります。下書きしながらいろいろ喋らせたけど、多くは語らないで欲しい。好きだの愛してるだの会いたかっただの、そういうんじゃなくって。難しいなあ。暫定中井ボイスなんだがなんていわせればいいんだろう。


ああもう眠い。流石にもう寝ます。うう。


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2009.06.29(Mon) | 触発されました | cm(0) | tb(0) |

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