プロフィール

軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.--(--) | スポンサー広告 |

やさしい恋人のよう


「鈴城ー、お前最近彼女できたんだって?」
「くだらない話してる暇あったらとっととレポート仕上げろよ」
「しかも年上で院生だって? そんなのどこで捕まえたんだか!!」
「人の話聞く気ないのに質問ふっかけるとはいい度胸だな」
「彼女できたのに友人に一言も報告しないなんてお前も相当いい度胸してるよな」
「第一彼女じゃないし」
「はッ、よく言うぜデートし放題のくせに!!!」

 この手の輩に彼女でないといくら主張したところで聞く耳を持ってくれる可能性はゼロに等しい。考えは変わらないだろうし、そう思われていたからといって理央自身に何か害があるわけでもない。相手に迷惑はかかるだろうが、元はと言えば相手こそが撒き散らした種だ、嫌なら弁解は自分でやってほしい。
 実験の後は提出を課されるレポートは、毎回学生を苦しめてはいるけれども、理央はあまり困った経験がなかった。サークルにも入らず、堅物と呼ばれても差し支えないほど真面目な学生生活を送っているからだろう。実験が終わればその後二日以内にレポートは大体出来上がっている。学生もっと楽しめよお前、と同級生に言われたところで、簡単に自分のサイクルが変わるとは思えなかった。

「でー? 今日もデートっスか、鈴城センパイ」
「からかうなよ。彼女じゃないし、今日は真っ直ぐ帰――」

 鞄を肩にかけ、帰る、と続けようとしたその瞬間、理央の携帯はポケットの中で震え始めたのだった。





「……僕じゃなくて彼氏でも呼んだらいいのに」
「いたら手伝わせてないよー」
「法学部の図書室のしかも書庫に理学部の僕がいるなんて不自然すぎるでしょう」
「そんなことないない。学校の施設はどの学生も平等に使えるんだから」
「はあ、でも理解のある同級生とかに頼めばよかったんじゃないですか」
「それがねっ、みんな授業だったりレポートだったり担当教授と博物館巡りしてたりで捕まらなくって!」
「だからってそこで学部生でしかも理学部の俺呼び出すって選択肢はないと思います」
「あれ、言わなかったっけ。私院からこっち来たから」
「他に友達少ないっていうんでしょう? 聞きました」
「なら分かってるじゃない。はいっ、もう一冊よろしくー」

 研究室での一件から二十分後。理央は法学部御用達の図書室、その書庫にいた。図書室といっても蔵書量が半端ではないので最早図書館と言っていいほどだ。四年間足を踏み入れることなど有り得ない場所だ。そう思うとこれも理学部学生としては貴重な体験なのかもしれない。 
 薄暗い書庫で脚立を使いながら目当ての本を棚からするりと抜いては渡してくる瑶子の後姿を理央はぼんやり眺める。
 ――今日はひとつに結ってるんだな。
 いつもは下ろしている髪が結われているというのも、なんだか不思議な気分だった。目に付いたことをそのまま口にしていいような気軽な関係でもないので、思ったことは口にせずに仕舞っておくことにする。

「レポートですか」
「レポートっていうか、軽い論文かな。本当は課されてないんだけど、たまに書いておかないと鈍る気がして」
「熱心ですね」
「そりゃま、わざわざ実家出て一人暮らしして通ってる院なんだし、真面目にこなさないことには」

 よっ、と声を出して瑶子が脚立を下りる。

「それで全部! 手伝ってくれてありがとね」

 そう言って理央の腕に積まれている本を受け取ろうとするので、理央は首を横に振った。二十冊もの本、新書や文庫レベルの厚さではないのだ。付き合ってやったのだから最後まで付き合いきるのが筋だろう。こんな重いものを女性にすべて押し付けて帰るなんて男のすることではない。フェミニストなわけではないが、これくらいは普通の考え方だろう。

「どこまで持って行けばいいんです? 仕方ないから最後まで付き合いますよ」

 その代わり僕の荷物持ってもらえますか。問いかけた時、瑶子の表情はきょとんとしたものだった。何かおかしなことでも言っただろうかと勘繰ってしまう。瑶子はすぐに我に返った様子で、もちろん! と返事をする。
 理央は文系学部の校舎に馴染みが無いため、道が分からない。案内役となる瑶子を先頭に、階段を上ってまずは書庫を出て、図書室を出る。瑶子の所属する院はこの図書室の二つ上のフロアにあるとのことで、エレベーターでその階まで向かう。二台しかないエレベーターはちょうど両方とも一階へ向かったらしい。このフロアは五階だ、戻ってくるにはまだ少し時間がかかるだろう。

「……一人暮らし、なさってるんですか」

 本を抱えたまま、そんな話題を振ってみる。先刻彼女自身が口にしていたことだ。瑶子はまたきょとんとした表情をしてから、うん、と笑顔で頷いた。

「ほんとは大学からそのまま上がるつもりだったんだけど、お世話になってた先生が今度ここで教鞭とるって言うもんだから。せっかくだし一人暮らしもいいかなー、って」
「けど研究しながらって大変じゃないですか?」
「まあね。こうして大学で勉強して、お金もかかるからバイトもしなきゃいけないし、料理とか家事は自分でしなきゃだしね。おかげさまで充実しすぎ、って感じ」

 えへへ、と瑶子が照れくさそうに笑ったところで、右側のエレベーターの扉が開いた。中には数人の学生がいたが、皆図書室に用があるらしく全員ぞろぞろと出て行く。空になった箱の中に乗り込むと、外を軽く確認してから瑶子が扉を閉める。

「あ、料理はね、実家にいた頃からやってたから自信あるんだよ? 理央ちゃん妹さんが料理上手みたいだからあんまり威張れないけどね」
「それはうちの妹に対して、ですよ。僕は何もしちゃいないから大いに威張ってください」
「そお? じゃあ威張っちゃおうかなー。是非振舞ってあげたいけど、理央ちゃんって見るからにおぼっちゃんだから庶民の味とか合わなさそう」
「よしてくださいよ。僕自身は金持ちでも何でもないです」
「いいねー、そういうの。好感度アップする」
「それはどうも」

 箱が止まる。扉が開くと、そこには男性が一人。瑶子が頭を下げたので、理央も頭を下げた。恐らくは教授なのだろう。学部が違うと教授の顔も全くピンとこない。それはどこの学部にいても同じだろう。

「ごめんね、こんなところまで付き合わせちゃって」
「いえ、嫌なら断ればよかっただけですから」
「あはは、優しすぎると罪作りな男になるよー?」
「僕みたいのに罪作らせる物好きなんていませんよ。えーと、どこまで運べば?」
「……あ、あ、えっとね、こっち!!」

 ほんの少し慌てた様子で瑶子が小走りに廊下を駆ける。理央はゆっくりその後を追う。
 目的地は、フロアの一番奥の部屋だった。広い室内に、いくつか大きめのデスクが並べられている。院生用の机なのだろう。ここ、と瑶子が指し示した机にどさりと本を置くと、ようやく重さから解放された腕がじんと痺れた。

「えーっと、お茶でも飲んでく? 淹れるよ」
「あ、いえ」

 ぱたぱたと忙しない瑶子の動きを言葉で遮って、数度腕を曲げて伸ばしてを繰り返し、痺れが取れてきたところで、瑶子が側に置いてくれた荷物を肩にかける。

「論文、ちゃんと書いてもらわないと。僕が働いた意味なくなりますから」
「そんな気遣ってくれなくていいのに。でもそうだよね。ちゃんと仕事します」
「そうしてください」
「けど、ひとつお礼くらいさせてね」

 もう部屋を出る準備は万端だったのだが、そう言われては出るに出られない。瑶子は自分の荷物から財布を出すと、しばらく中を探し、あった、と小さく声をあげた。
 はい、と手渡されたそれはファミリーレストランのクーポン券だ。

「私のバイト先でしか使えないし、夏までので申し訳ないんだけど。食事無料になるし、近くに寄ることあったら使って」
「はあ、どうもすみません。本運んだだけなのに」
「お礼は私が言うのが道理でしょ? ありがとう、理央ちゃん」

 道理だの筋を通したいのならちゃん付けで呼ぶのをどうにかしてほしいかもしれない。そう思いながら一礼して部屋を出る。
 ――なんか、これは行かざるを得ないじゃないか。
 手にしたクーポン券を見て、上手く乗せられた気がする、とエレベーターへ向かいながら息をついたのだった。







年上のお姉さんの片想いって、なんかいいじゃないか。
少コミあたりで連載してたらまず間違いなくコミックス買うと思うんですが。そういうテーマ好きです。
ああでも、少コミって基本男が魔王みたいにブラックで押せ押せでとんでもなく攻め一本のくせにツンデレとか意味不明な属性が多いイメージがあります。(笑)
そーゆーんじゃなくて。理央はそういうタイプじゃないし、瑶子さんも少コミの少女っぽくはないと思う。
ひととようの「てんとう虫」な感じです、瑶子さんと理央って。ひととようをメドレーで聞いてるからどうしても影響されてしまう。


瑶子さんは一目惚れに近くて、理央は最後の最後まで鈍感を貫き通してくれるといいなと思ってる。瑶子さんに絡まれるのも、うわー俺女運ないなー、とか思ってるといい。
論文が口実だとは思わないけど、頼む人は本当はいた気がするんだよね。同じ院生にちょいちょいからかわれてたりして。おぼっちゃんでサークルも入ってないから合コンもさして出たことなくてここまで鈍感だと苦戦しそうです。頑張れ。
馬鹿みたいに真っ直ぐお人好しなところが好きなんだと思います。紗央は理央のそういうところが好きじゃないんだと思います。真っ直ぐ「で」お人好しなんじゃなくて、「真っ直ぐお人好し」なのが理央。
多分私は、理央は石田ボイスだというので、「……俺の負けです」って困ったみたいに言って欲しいんだ。そういう石田キャラはすごく好物な気がします。
瑶子さんは奈央紗央ともすぐ仲良くなれそう。一回理央の家遊びに来ないかなあ。「うわあああほんとにおぼっちゃんだ、じゃあ妹さんは写真で見るよりきっとずっときらきらしてて麗しいんだ……!」とか家の前で口に出して騒げばいい。


ツキ高本編でも、アンドゥーは空よりも理央に込み入った相談してたらいいなと思いました。
空じゃお話にならん!! と思ってて欲しいなとか。
瑶子さんとは付き合ってるけど、彼女は今も留学中、とかね。別れてないしそれから彼女作る気ないし、まだ続いてるんじゃ? みたいな軽いノリ。別れてても全然構わないわけですが。


七姉妹の声優が決まったみたいで。けいおん!ばっかか。よくわからんがまあいい。
ルシファーとマモンだけでも素晴らしければそれでいい。欲を言うならベルフェもお願いします。
6話からもうEP2って、すげえハイスピードだな……。ひぐらし1期を彷彿とさせます。あ、でもひぐらし1期は鬼隠し~罪滅しまで6エピソード詰め込んだからああなったのであって、うみねこはEP4までこなせばいいんだからもうちょっと余裕持てるのかな? けど解答編が適当になっちゃうのも嫌だなあ。
天草! 天草はお願いだから谷山で……! 谷山が理想ですが、万が一T海さんとかI藤K太郎とか言い出したら合ってようとなかろうと諸手を挙げて歓迎します。(ダメな人だ)
ダメですか、もしかして小野Dがそのまま務めたりしますか……? 
あと例の小此木さんはどうするんでしょうか。あの年になって声変わりとか嘘言っちゃいけねぇよ。まさかゲーム版で成田剣持ってくるんじゃなかろうな。
ええと、あとは鯖魔女とガプさんとロノウェwww キャスト気になるなー。重要なキャラだから知ってる人がいいなあ。


私政治とか詳しくねぇよwwwww
寝ます。
スポンサーサイト

2009.07.23(Thu) | Always I Need | cm(0) | tb(0) |

この記事へのトラックバックURL
http://hechima1222.blog88.fc2.com/tb.php/485-c8f4c926
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
Name
E-Mail
URL
Title

password
管理者にだけ表示を許可
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。