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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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横断歩道



 絶対に許せないものが、あって。



 学校のない日は部屋で膝を抱える日が続いていた。動くのも億劫。本当は学校にだって行きたくない。普段はあの面子とは学部が違うからいいけど、教職の授業でケレスと会うのも鬱屈した気分になる。数日前のあたしならこんなこと絶対思わなかったのに、ケレスだってF5の一員なんだから大和の気持ちとか全部分かってたんじゃないかと思ってしまう。そんなこと、きっとないってことは分かっているのにどうも後ろ向きな気分になって、自分に嫌気が差す。あたしと大和の間だけに線を引けばいい。何も無理矢理他のメンバーとの間にあたしから線を引かなくたっていいのに。
 元々、無条件にあたしの全てを好きだと豪語する大和は疑問だった。全部、本当に好きなの? 気持ちは疑わない、でも内容は疑っちゃう。あたしは大和の全部を無条件で好きでいることなんて多分できない。あるラインがあって、そこを踏み越えた大和を許せるとは思ってなかった。金銭感覚のズレだとか、尊大すぎる態度とか、そういうのは生まれてきた環境のせいだから仕方ない、その環境で育たなきゃ大和は大和じゃなかっただろうし、その辺はあまり気にしたことはないけれど、――信じればいい、気にするなと言っておきながら、大和自身があたしとの間に線を引くことは、どうしても許せなかった。
 それはあたしの努力じゃどうにもならないことだから。どんなに頑張っても、最終的に大和の意思に介入できるわけではない。自分の殻に閉じこもられたら、庶民のあたしはその殻を開ける力もなければ殻に辿りつく前に門前払いされてしまう。手を差し伸べることしかできないのに、大和が握ってくれなきゃどうしようもないのに、当の大和が今まで殻に閉じこもっていたなんて、ピエロもいいところだ。
 普通の女子大生になろうと思ったはずなのになかなかなりきることができなくて、これまで大和の隣を歩くことでどれだけ自分が驕っていたのか思い知らされる。普通じゃないとでも思ってたの? 自分が周りからどう見られてたかわかってる? 考えれば考えるほど痛くなって、いつも一緒にいたはずのF5や紗央さんやみのりちゃんの視線さえ悪意あるものだったんじゃないかと。ダメだ、あたし人間として酷すぎる。



 でも、許してあげることなんてできなかった。



 あたしと大和がこれからの時間も一緒にいるためには、必要な境界線だった。



 なのに、それを分かっていてくれなかったのがショックだった。



 大和にも理由があった。あたしに迷惑をかけまいとして、「俺と椿の問題」と言えばあたしが傷つくと思って、カテゴリを大きくした。芹沢の問題、という言葉は大和なりの配慮だ。冷静になればそれは分かる。大和の気持ちは疑わない、信じろと言われたからその姿勢は崩さない。だから、はっきり「俺と椿の問題」と言ってくれればよかった。大和と椿ちゃんの間に何かがあったんだろう。椿ちゃんがあんなこと言い出すなんて、椿ちゃんの心に何かあったからだ。大和は椿ちゃんのお兄ちゃんみたいなものだから、放っておくこともできなかったし、家のことにはナーバスになってしまうのも仕方ない。何があったのかはわからないけど、何かあった。そんなの、あの場を目撃したあたしにだって推測くらいできる。大和と椿ちゃんの間に「何かあった」ことがあたしにも推測できるんだから、はっきりそう言ってくれればそれでよかったのに。あたしが大和を取り巻く女性に嫉妬したことなんて一度もないこと、大和が一番よく知っているはずなのに、……多分、だからこそ、決定的な場を見られたと感じた大和は、直接的な表現を避けたんだろう。嘘は言ってない。嘘は言わないと豪語していたから、「何でもない」と逃げることだけはできなかった。
 大和は、どうでもいいところであたしのことを考えてくれている。嬉しいけど、そんなの望んじゃいない。あたしが一番優柔不断だ、優劣をつけられない大和が好きで、優劣つけてくれなくていいと思っているあたしが、一番。家は捨ててくれなくていいと思ってる、あたしのことも捨ててくれなければそれでいいと。だから極端な話、あたしは多分、芹沢という名目で線さえ引かれないのなら、大和が好きだと言ってくれる以上、何番目の彼女だって別に構わなかった。あたしが大和のことを信じてれば、自分がそう思っていればそれでいいと。これを聞いたらきっと大和はすごく怒るんだろうけど。
 あたしがこうして膝を抱えて部屋から出られないのは、そんな後ろめたさから。



 大和が芹沢という名目で線を引くのと同じように、あたしだって庶民という名目で大和との間に線を引いている。



 それを見透かされるのが、ひどく、怖い。






書いておきたかった。


大和が線を引くのと同じように、ルミも線を引いてる。お互い離れなきゃ絶対にわかんなかった。
それ差し引いても絶対ルミの方が頑張ってたと思うので、ぼんやりキノコやりながら大和がいろいろ思いを馳せてくれればなと思ってます。
ルミは「あたし以外見ないでよ!」っていう、「あたしが一番じゃなきゃ嫌!」ってタイプではないと思う。大和が「一番好きだ」って言うからそれを無条件に受け入れてるだけです。大和が必要としてくれるなら、大和の言葉を鵜呑みにします。大和嘘つかないから。大和は逆にそういうの気にしそうです。ちょっとくらい嫉妬とかされたいもんじゃないか! 他の女と喋ってたら気にしてくれたっていいじゃないか! みたいな。でもルミの場合、「今の人誰?」で「同じゼミの女」とか言えば「へー、ゼミ以外で話しかけたり話しかけられたりするのっていいわよねー」ってなるので。
嫉妬されるのがいかにウザいかなんて冬二くんとかケレスさんとかわかってそうなもんですね。



聖櫃戦争のメモもしておこうかと思う。
ゲーム期間は9日がいい。それだと最後大和が目覚めた後多少魔術師の血が云々ってのに言い訳ができる。オーディンがルーン文字を手に入れたのは自分の体を槍で刺して生死の境を9日間彷徨った果てのことだった、と思います。確認せねば。
大和の馬の名前はスレイプニルで!(笑)
大和の国が直系なら女王を認めているのは、王が呪術だったか魔術だったかの使い手だから。寧ろ女の方が好ましくないか、セイズ呪術。降霊術で、神を男と見立てて受け入れる魔術だったそうで。資料集めるのとか面倒だからその辺細かいことはそれっぽくするつもりはないですが。
奈央は魔術の方に適性があるってわかってから持ち上げられて、古今東西の魔術を覚えさせられてればいいと思ってる。でも結局流風はギリギリまで知らないといいな。でも結局血が混じっているので大和のところの魔術が一番肌に合ってるといい。
最後は領地割譲云々の話をするついでに、奈央に話を持ちかければいいと思う。そこで散々奈央に嫌味言われりゃいいんだ、「剣を振り回すしか能がないくせに少し力を取り戻したくらいで何をいい気になってるんです?」「子供の思いつきじゃないんですよ、貴方程度の力でできるはずないじゃありませんか」とかな。それ以上に他面子からもチクチク言われるなんてざまあみろ!!
呪われてる剣と、紗央がしてた黄金の首飾りを術をかける軸にすればいい。大和が紗央を殺す直前にパーツ散ってるけど、一応元凶だし大和が粗方拾ってればいい。でもパーツがひとつ足りないとかになって、それを叡一くんが持ってたりしたら俄然いい展開だと思います。


寧ろタっくんの設定を決めたくて仕方ないんだが勝手に妄想だけで構築しようと思ってます。
タっくんは黄金郷行き来できる人、じゃないと面白くない。(笑)


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2009.08.27(Thu) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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