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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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ワールズエンドワルツ 2



「どこ行ってたんスか」
「ちょっとそこまで」
「ちょっとそこまで、じゃないっスよ!! あー服も汚れてるし! 膝とか気にしたことあります!? そりゃあ王族の方にしちゃそんな服ボロみたいなもんでしょうけど、もうちょい優しく扱いましょうよ! あ! あとブーツの裏の土はできるだけ落としてから入ること!!」
「うっせぇな、お前はどこのジジイだ」
「王子が無頓着すぎるんです!!」

 城に戻ったら慎吾からの質問タイムが待ち受けていた。部屋に出入りするなとは言ったが、部屋の前で待つなとは言っていない。慎吾は俺の部屋の前に仁王立ちになり、俺を部屋へ通そうとしないのだ。

「ったく、何なんだよいきなり。暑苦しい」
「城のお偉方が王子探してるもんで、俺までとばっちり食らったんスよ! 知らないっつっても、どうせ隠してるんだろー、とか言われるし。王子がどこで何して遊んでるかなんて俺が知るわけないじゃないスか! あ、それとカラス部屋に連れ込まないでくださいよ。ただでさえ王子が部屋散らかすのに鳥なんか入れたら余計散らかってメイドさんたちの仕事増えるでしょう! ちゃんと自然に帰してあげて下さい!」
「えー、こいつら慎吾より余程賢くて大人しいんだけどな」
「自分で世話できないものは飼っちゃいけないんですよ!!」
「慎吾が世話すりゃいいだろ」
「どーして俺が! とにかくっ、賢いなら勝手に生きてもらってください!」

 何という心の狭い奴だ。仕方なく両肩に止まったカラスを赤い絨毯に下ろすと、またな、と声を掛けてやる。二羽は相変わらず、ぎゃあ、と鳴いて絨毯の上をぴょんぴょん跳ねていき、開いていた手近な窓から空に飛び立っていった。その様子を確認してからようやく慎吾は息をついた。

「何なんスかいきなりカラスなんか連れちゃって。王子って王族らしくないと思ってたのに目覚めちゃったんスか?」

 突然そんなことを言い出すので、はぁ? と俺が首を傾げてやれば、慎吾に訝しげな視線を向けられた。

「だってそうでしょうが。王子の方が何度も馬車に乗ってるから分かってるもんだと思ってましたけど?」
「馬車? ――あ、」

 すっかり忘れていた。
 二羽のカラス。至る所に存在するモチーフは、これまで俺が理解していなかっただけで王族の象徴となる動物なのかもしれない。国王がカラスを連れているところなんて見たことがないが、なるほど、言われてみれば確かにこのタイミングで俺がカラスを連れていれば慎吾も奇妙に思うわけだ。その上、国王の側近に詰問されたというのだから、先刻足を踏み入れたあの場所が関係していることは間違いなさそうだ。拓海が言っていたように、あの先に何かあるのは確かなのだろう。今はそのどちらもどうだっていい、今夜あの場所に忍び込んでしまえばはっきりする。
 
「で、慎吾。俺は探されてたんだろ? 結局どう撒いた」

 ここに慎吾がいるのは、俺をそいつらの場所へ連れて行くためか、単にあったことを愚痴として報告したいか、はたまた何か別の用事があるかのどれかだ。しかし慎吾に俺を急がせたい様子はない。急ぎなら靴の土云々カラス云々言う前に俺の背を押してどこでも連れて行くだろう。

「俺は王子の邪魔するつもりはないんで、知りません分かりません見当もつきません、長旅の後だしどっかでメイドさんにでも言い寄ってるんじゃないスか、で通しました。ま、実際俺は知らないし分からないし王子がどこで何してんのか見当もつかないんで強ち嘘じゃないんですけど、メイドさん引っ掛けてることはないだろうな、くらいですね」
「でも奴らはそれで信用したんだな」
「そりゃそうですよ、王子の素行見てれば説得力溢れる回答だと思いますし」
「………まあ、いい。納得してやる」

 慎吾とあのクソジジイどもの中の俺がどんな奴なのか分かってきた気がした。そこまで不真面目に見えてたってのか。後で粛清してやる、覚悟してろ。
 
「……何かヤバいことしてるんスか? 向こうは王子にアタリつけてたみたいっスけど」
「ヤバかろうとそうじゃなかろうと、俺が国を継ぎゃいいって話だろ。……やってやるさ、そのためにわざわざ城を留守にしたんだ」

 収穫はあった。俺だけが知っていればいい収穫。
 肩のマントを今一度掛け直すと、部屋の前から動こうとしない慎吾に一歩、二歩、近づく。慎吾は諦めたように軽く頭を下げて、扉の目の前から退いた。

「俺は王子の従者ですから。王子が国王になるのを一番に祈ってますよ、ええ、どんな方法だとしてもね」
「人聞きの悪い言い方をするな。明日の朝には王位継承の儀があってもおかしくない」
「は? ……なんだ、本当にちゃんと仕事してたんですね。安心しました」
「結局疑ってたんじゃねぇかよお前っ」
「とんでもない。素行の悪い王子が悪いんじゃないスか」

 悪びれる様子もなく肩を竦める慎吾を横に、扉に手をかけ押し開く。 
 暗い部屋に廊下の明かりが薄く差し込んでいるだけだ。ルミは言い付け通り出入りしなかったらしい。外出前に散らかしたままになっている。
 部屋に入り、振り向いて「じゃあまた明日な」と慎吾に声を掛ければ、慎吾ははたと何かに気づいたように、王子、と俺を呼ぶ。
 
「言い忘れてました。俺じゃないって弁明も含めてなんスけど」
「何だ」
「書庫の鍵が壊れていたそうで」
「書庫の?」

 ……と、言われても俺は出入りしていないからどこがどう壊れたのか分からない。必要な資料は全部慎吾に取りに行かせていたから、だから慎吾は『自分ではない』と最初に断りを入れたのだろう。

「古かったんじゃねぇのか? 老朽化ってやつだろ」
「まあ確かに古かったんですけどね。でも鍵ってそう簡単に壊れないよなー、と思いまして。俺が最後に出た時も別に異常なく閉まりましたし」
「細かいんだよお前はいちいち。留守中のことだ、気にしたって仕方ねぇだろうが」

 慎吾は腑に落ちない様子で、うーん、と唸っていたが、しばらくすると「そうですよね」と一応納得したらしい。書庫に出入りするのは何も慎吾だけじゃない。慎吾だって俺に用事を言い渡されるまでは踏み入れたことのない場所だったはずだ。俺以外にも資料を使う爺さんはいるだろうし、どうせそいつらが乱暴に扱ったんだろう。一件落着だ。
 欠伸を噛み殺して、散らかった部屋に入る。

「――王子、どこか出かけるなら俺を伴ってください」

 閉めかけた扉の向こうから小さな声。

「……用事を一息に済ませるってことを知らねぇのか」
「いえ、今言わなきゃ、って突然思い立って。……ぞくっ、て、なんか、胸騒ぎがして」
「…………」

 それはさっきも言われた言葉。胸騒ぎがするから気をつけろとルミにも言われた。そしてこいつにも。
 まさかグルになって俺をハメようとしてんのか? だとしたら何のために? でも、慎吾からもルミからも、俺をからかおうとする雰囲気なんて感じられなかった。第一そんなことしても面白くないだろうし、俺が不愉快になれば即首を切られるかもしれないのだ。娯楽のためにそんなハイリスクなことをするとは思えない。慎吾もルミも、馬鹿ではない。多分、本当に胸騒ぎとやらを覚えているからこそ俺に忠告しているのだろう。

「忠告感謝する。だが、足の悪い従者ひとり伴うより自分ひとりで動く方が効率がいいこともある」
「それは分かってます。王子としての事情があることも分かります。ですから、せめて行き先だけでも告げてもらえればと。……さっき上の人が王子探してたことといい、鍵といいカラスといい、変に重なって不気味なんです」
「お前を安心させるために俺がお前に付き合えって? ざけんなよ、身分弁えろ」

 慎吾が言葉に詰まった。
 邪険にしてはいけない、だが必要以上に近づけることもしてはならない。それが主と従者のあるべき距離だからだ。この先は身分を弁えてもらわなければ困る。お前はたまたま俺が拾っただけのクズ騎士で、間違っても王族ではない。慎吾は馬鹿ではない、冷静になればそこまで理解するだろう。
 押し黙った慎吾に、また明日な、と声を掛けて扉を閉めた。その後慎吾が扉にどんな言葉を掛けたのか、俺は知らない。






死亡フラグをばんばん立ててみる。
剣の封印されている部屋に入って、剣を手に取る前にタっくんとちょっと黄金の話をすればいいと思ってる。前の所有者云々のことでも。
5くらいまでには終わるかなあ。でもどうしたらいいのかいまいち分からないので次書きあがったら放置かも。


生田緑地にあるプラネタリウムまで足を運んできました。
交通費が往復で1000円、プラネタリウムは大学生100円、ということは六都科学館行くより断然安く見れちゃうわけなんですね。しかもメガスターを!!!
川崎青少年科学館は、普通のプラネタリウムとメガスターを両方使って投影してくれます。何が違うって、投影できる星の数が全然違う。普通のプラネタリウムは大体6000個、メガスター2は410万個の星を投影できます。
で、中学生の団体と一緒に見てきたんですが、ドームが暗くなって、最初に普通のプラネタリウムで星空を投影。途端に上がる「きゃー綺麗!」「すごーい!」の声。

いや、別にすごくない。(普通のプラネタリウムだから)

どっからどう見ても普通のプラネタリウムの星空です。すごくないです。普通です。これがメガスターだったら心底がっかりする。その後解説員の人が「これは中央の黒いプラネタリウムで投影した星空です」と言って下さった。よかった。ほんと、いい経験してないんだなあ最近の中学生。勉強になるからプラネタリウムくらい行くべき。特に川崎安いんだから何回でも行くべき。
メガスターの星空ももちろん見ました。双眼鏡をひとり一台貸し出してくれて、投影の始まる10分前に双眼鏡の使い方を説明してくれます。ごっつ丁寧です。
メガスターの星空ほんとにすごかった。天の川ってああなってるんだああああああ!!!! ってな。星空がメガスター投影に切り替わった時かなり感動してほろっときてしまった。
アンドロメダ銀河が渦巻いてるのまで双眼鏡で綺麗に見える。天の川も全部星ってのがほんとによくわかる。ジェルの中の小さい気泡みたいに無数の星の集まりなんだなあっていうのが、もう、とにかく、メガスターの星空は見るべき。
福島の空もだいぶ綺麗だと思ったけど、あれでも少ない方なのかなと思うくらいです。まあ、実物とドームじゃまた違うんですけどね。感動は福島のが大きかったかも。

青少年科学館の何がすごいって、100円でメガスター見れるし、晴れてる日は天体望遠鏡覗かせてくれるんです。今日晴れてたので展望台が開いてて、太陽の観測をさせてもらえました。
プロミネンスが見えた! プロミネンスって見える日と見えない日があるんだそうです。日食だとよく取りざたされるから、いつも見えるもんだと思ってた。
プラネタリウムは、投影のビデオ番組じゃなくて45分全部解説員の人がお話をしてくれます。しかも面白い。いちいち面白い。いいプラネタリウムです。
困るのはナチュラルにオニヤンマが飛んでいたことです。そして一瞬の出来事なのにそれをオニヤンマと認識した自分に嫌気が差します。
月に2回星空観測やってるみたいなので、いつか行きたいなー!


あと、すごくどうでもいいんですが次行く時はビューラーで睫毛上げていきます。(笑)


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2009.09.16(Wed) | 聖櫃戦争 | cm(0) | tb(0) |

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