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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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番外はこっちに。



「やほっ、理央くん!」

 空港のターミナルで彼女を待っていると、彼女がやって来るだろう方向から声がして、そちらを凝視したけれど俺の想像した相手はいない。けれど声がしたのは確かなので視線を泳がせてみると、見覚えのある色の頭が見えた。それに、紺の太いカチューシャ。待ち人来る、と思ってそちらに一歩踏み出す。そこでやっと、違和感の正体に気づいた。
 大きなキャリーを引きながら照れくさそうに微笑む彼女。前にこの空港で彼女を見送った時とは明らかに違う。

「……瑤子さん」

 彼女の薄茶色の髪は、確かに腰まであったはずなのに、今は俺と張れるくらい短くなっていた。





「機嫌直してよー! 仕方ないじゃんっ、理央くんがロングヘアー好きなんて知らなかったもん!」
「別にそんなんじゃないですけど、そんなバッサリ切ったなら写真くらい寄越したっていいじゃないですか」
「普段写真撮ったりしないし」
「知ってます? 今の携帯って写真撮る機能ついてるんですよ」
「知ってるよそれくらい!!」

 空港までは車で来ていたので、助手席に瑤子さんを乗せて走る。再会してから俺たちは終始そんな感じで問答を繰り返していた。傍から見ればこれが俗に言うバカップルという奴なのかもしれないと自覚しつつ、もやもやする複雑な感情は隠しきれなかった。
 そもそもそこまでロングヘアーが好きなわけではない。それは本当だ。

「瑤子さんくらい長い髪の人がそんなに短くするって、紗央がショートにするのと同じくらい驚くもんですよ」

 言えば、あー! と瑤子さんは頬を膨らませる。

「何でそこで紗央ちんの名前出すのー!?」
「単なる例えじゃないですかっ」
「理央くんの場合、単なる例えに肉親使いすぎなの! もっと第三者的なものを使った方がいいと思うっ」
「自分にとって身近なもの使ってこその例えだと思いますけど」
「ううん、理央くんに限っては不安だもん! 私にとって奈央ちんと紗央ちんは敵です、敵!」

 肉親に不安云々言うくらいならどうして単身渡欧なんてしたんだか。俺にはそっちの方が疑問だ。……別に、留学して欲しくなかったとかそういう訳では決してない。俺と瑤子さんが出会ったのは、瑤子さんが大学院に居たときだ。院なんて、研究をしっかりしたいと思わなきゃ進んでない。俺と出会う前からその道を志していた瑤子さんの邪魔をするつもりは毛頭ないけれど、……でも矛盾してる部分は気になって当然だ。

「……だあってさあ、髪長いって洗うのも面倒だし綺麗にしてるのも面倒なんだよー?」
「あー、それは紗央もよく言ってます」
「あ、ほらまた紗央ちんの名前出した!」
「今のは同意の意味で使っただけじゃないですか!」

 信号に差し掛かってゆっくりブレーキを踏む。完全に車が止まってから横目で瑤子さんを見ると、瑤子さんはこちらを凝視していて、なんだかすごくやりづらい。

「……綺麗にしてたって見せたい人もいないし」
「……いない所に行ったのは、瑤子さんじゃないですか」
「あー、ひどいんだーそういう言い方」
「半分冗談ですよ」

 綺麗にしてたって見せたい人がいない、と瑤子さんは言う。その相手に俺が入っているのなら、今日綺麗な髪を見せてほしかった、と少しだけ思う。
 ……まあ、さっきの一言は普通に考えれば殺し文句なわけで、殺し文句に冷静にケチつけるのもどうかと思う。この話題はここで終わらせておくべきだろう。

「俺が悪かったです、すみませんでした」
「いいよ、別に。理央くんが紗央ちん以外に浮気しないでてくれたってのがよーくわかったから」
「だから、紗央は違うし俺は浮気なんて、」
「あーもうっ、そういうのはいいの! 理央くんって学生の頃からほんっと鈍感! 直す気ないんでしょ」
「鈍感とかじゃないですよ、それだけ髪切ったくせに颯爽と現れるから悪いんじゃないですか」
「だぁからっ、それは謝ったでしょー? そんなに気にすると思ってなかったんだもん」

 信号が青になる。不貞腐れた彼女の顔から視線を外して前を見る。

「………おかえりなさい」
「本当は空港で言って欲しかったけどなー。ちゃんと目見てハグしてくれなきゃ」
「無茶言わないで下さいよ」
「はいはい、おねーさんはそういうの寛大だから。車から降りたらちゃんと抱きついてただいましたげるね」

 瑤子さんを空港で見送るまでの自分なら、そんなの要らないです、と断っていたはずなのに、疲れているのか何なのか、今日は断る気が起きない。 
 疲れているなんて言い訳だろうか。やっぱりこれは、自分が瑤子さんに会いたがっていた証拠なんだろうか。その辺は区別がつかない。

「……じゃ、楽しみにしてます」
「おー? ちょっと見ないうちに甘え上手になったね、紗央ちんのおかげ?」
「あのですね、何だかんだって自分から名前引っ張って来てんじゃないですか」
「冗談だよ」

 顔は見ていないのに、余裕の表情で顔を綻ばせる瑤子さんが隣に居るのがわかる。彼女はしばらくすると何も喋らなくなった。長時間飛行機にいてゆっくりすることもできなかっただろうから、きっと疲れているのだろう。と言ってもそれで今日紗央の部屋に泊まると言うのだから、この時間くらいはゆっくり寝かせてやるべきなのだろう。俺より先に向こうでの話を聞くのが紗央っていうのがなかなか不本意な気がするが、ここは彼女の意思を第一で考えてやるとして。そのまま俺は安全運転に専念することにした。







別口で書いている話の番外。理央と瑤子さんを書いてみたかったのもあって。
試しに落書きしたら公子さん(CLANNAD)でした。


バカップルを書くとイライラします。それが理央だと「死ねばいいのに」と呟きます。
かろうじて留まっていられるのは理央のイメージボイスが石田だというからです。石田キャラに言って欲しい台詞、いてほしいポジションを理央に投影させて満足してます。年上のおねーさんに振り回される苦労人石田キャラとか絶対好物だ私! 理央なら断る!
点呼どんがよこたんはショートのイメージ、というので髪を切ってもらった。そしたら案の定理央が不貞腐れた。そんなバッサリ切るなら切った後でも教えてくれたって……、って感じです。


よこたんはヨーロッパ留学中。別れてはいないけど、理央のことだから「他に好きな人ができたって言われたらそれでいい」って思ってそう。良くなんかないくせにカッコつけてんのか何なのかそうやって考える理央は爽やかに殴ってあげたいです。
2こ下って気分的にどうなんだろうな。デートとか告白とか何もかも瑤子さんからなんで、どっかでリード取りたいと思いつつも、「でもあんまりがっつくとガキだと思われる」とか考えてるあたり、うわああああああ、と思うくらいヘタレですね!
ヘタレすぎるのよりもちょっとブラックなくらいの石田が好みなので、対角線に居る気がします。
理央は他人には基本的に一人称「僕」で通します。ツキ高設定だと、空とかアンドゥー、むっちゃんあたりには「俺」で、他の人には「僕」なのかなと思う。瑤子さんには告白の返事をするときに一人称が変わったらしい。 ど う で も え え が な … … !



そして秋臼さんありがとうございました。私が太子やら渚の家系図で萎えてたときに頑張ってくだすって! 秋臼さんの読んでから、「あ、私そんなん書いたんだ!」と思い出して吐きそうになりました。私は、なんてことを……!
自分主体で書いたシナリオでも別視点を他の人が書くと紗央も別の人みたいに見えます! うちの紗央はどうして可愛くないんですか? とりあえずご近所紗央は本筋紗央がタっくんに対する時くらいデレたらもうちょい可愛いんじゃね、と思います。本筋の紗央はもうちょい大人だからあとちょっとくらい何か考えてる。
そっか、ちょこちょこコメント欄で無茶振りしたらいいんだね! 学んだよ!(爽)
あとご近所では紗央の異動話とか、大和とルミが仲直りするあたりとか書きたいけど、それはまたぽつぽつ書いていきます。
翌日死ぬほど後悔してる紗央とかめためたにおちょくられてる紗央とかはちょっと見たい。前者はちょっと書きたい。(笑)



我慢強くないくらいがいい。と私は思うので、我慢強い割に精神の弱い大和って何なんだと思います。タっくんはガキの頃は我慢強くないし短気だしで、だから大和の中で怖いイメージが残ってる。大人になってからは、我慢強くもあるし精神も強い人だと思う。ただ切れると怖い。むしゃくしゃして皿割るとかしょっちゅうやってそうな気がするよ。間にいるのが紗央だといいなと思ってる。警官だけどあの男変に紗央に声かける男がいたら顔面粉砕する勢いでぶん殴ると思うんだ! あとは適当に大和脅して金で解決、と。うわダメな大人だ!! しかも26までガキとか、うわ、うわ!! 
紗央と別れてから「俺はロリコンじゃねぇぞ……!」とひとり苦悶してたらすごい笑うんだけど。
理性が強いわけでもないけど、忍耐力あって精神もそれなりにしっかりしてる、やっぱりうちのキャラでは慎吾かな……。流風と慎吾で努力家と天才、弱い人と強い人の対比になってるみたいですね、知らず知らず。
空の何がダメってんじゃないけど、空は奈央のためなら全部捨てられる気がするんだよね。
その点で言えば慎吾は、今の自分を作ったもの全部を捨てるわけにいかないから、どうするのがいいのか足りない頭でひたすら考えそうです。


明日スーツをクリーニングに出さねば!
暇だし出かけようかなあ。何時に起きられるかが問題だな……。
とりあえず10月になったらマジコイ買うよ……。御大買うよ……。
妹にサンプルボイス聞かせたら、「この声の鈴村は好きじゃない!」と断言しやがりました。
ええと、奴から弟声とお兄さん声を抜いたら何が残ると。妹よ、言っておくが沖田の分類は弟声だと思うぞ。
小西がいつもと違う声でびっくりしました。小西が軽い声出すとああなるのね。

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2009.09.25(Fri) | 触発されました | cm(0) | tb(0) |

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