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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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オオカミ少年と赤ずきん


「わ、悪い、奈央!! 待ったよな、ごめんっ」

 目の前で手を合わせ、深く頭を下げれば奈央は苦笑を返した。そんな気にしなくっていいのに、そんなに待ってないよ。そう奈央は言うけれど、空にとっては一大事なのだ。奈央と出かけることは前からの約束だし、時間だってその時に決めていた。それでも目の前の仕事を優先しなければならない社会人という立場を歯がゆく思う。こんなことなら付属大に進学すればよかった、と若干の後悔も最近はしているところである。大学時代の自由さは他の何にも代えがたい。その貴重な四年間を遠距離恋愛で過ごしたとは、鍛えられはしたが些か勿体無いことをしてしまった気もしているのだ。

「出てきて大丈夫だったの? お仕事ちゃんと終わった?」
「もちろん! 俺はそんじょそこらのアンドゥーと違ってデキる男だからな」
「安藤さんはそんなにたくさんいないよー」

 そんな他愛も無い導入から、喫茶店の前を離れる。
 どうやら奈央はわざわざここまで出てきてくれたらしい。余計な手間を掛けさせてしまったことを食いつつ、足を駅へと進める。
 夕飯を外で食べよう、という話は前からしていたけれど、それは夕飯を食べることがメインというよりは、外へ出る口実みたいなものだ。もちろん休日に遠出することはよくあるけれど、夜に出かけることはあまり多くない。奈央の兄である理央の目が怖いというのもあるし、早く家に帰さないと、という高校生的な感覚がいまだに空の中で働いているのが原因だ。これからクリスマスシーズンを迎えるにあたって、夜に出かける方がたくさん綺麗なものを見られる気がするから、積極的に外に出たいという気持ちはある。

「最近会えてなかったじゃん? なんか変わったことあった?」

 一昨日まで試験期間だったために教員である空としてもやるべき仕事が多く、最近顔を合わせる機会はそう多くなかった。とは言ってもほんの数日程度。奈央もそれを分かっているからか、三日四日くらいじゃ何も変わんないよ、と笑った。そっか、そうだよな。と返せば、数拍おいて、「あ」と何か思い出したような声。

「この前ね、買い物帰りにケレス先生に荷物持ってもらっちゃった」
「よし、ちょっと俺あいつ殺ってくるわ」
「なんで!? 荷物持ってくれたのに!」
「邪な考えがあったとしか考えられない……!! 虎視眈々と奈央に接近するチャンスを窺ってたに違いない……! 重い買い物袋を持つ奈央の背後からバイクで忍び寄り、その荷物を――って、そうだ、あいつバイク通勤じゃん。何、両手放しで運転してたわけ? コケりゃいいのに」
「違うよ。バイク、車検に出してたんだって。だから電車乗るのにあの辺歩いてたみたい。空君散々悪く言ってるけど全然そんな人じゃないし、寧ろすっごく優しい人だよ? 悪く言っちゃ駄目だよ」
「奈央はあいつの本当の恐ろしさに気づいてないだけなの!」

 言葉にはしないが、空が現在悶々と考えている主張は以下の通りである。

・特別優しい奴じゃなくたって奈央が困ってたら声をかけるはず
・奈央には助けてあげたくなるオーラが標準装備されている、それは奈央の可愛さのひとつである
・でもそれが奈央の本質じゃないことを俺は知ってる(ここ重要)
・よって、重そうな荷物持ってる奈央に声をかけてその荷物を持ってやることは優しさでもなんでもなく奈央の魅力が引き出す抗いきれないことである
 
 言っても奈央には納得してもらえそうにないので自分の胸の中に仕舞うことにした。

「夕飯に誘ったんだけど断られちゃって。今度は来てもらえるように空君もお願いしといてね」
「はぁ!? ぜってーやだ、無理! 俺だけ除けもんにして前あの公然わいせつと金髪とで奈央の手料理食ったって聞いただけでイライラすんのに! つーかっ、奈央みたいに可愛い子が夕飯なんかに軽く誘っちゃ駄目だろ! しかも手料理って! そんなん男は普通勘違いするポイントなの! 俺に気があるかもって夢見ちゃうの!」
「どうして? あたしが空君とお付き合いしてるのってみんな知ってるよね?」

 きょとんとした奈央の視線が痛くて、空は視線を逸らした。ああ、奈央に世間一般の恋愛観を植え付けるにはどうしたものか。そんなの奈央らしくないとは思うのだが、一般的な危機意識くらいは持って欲しい。自分は四六時中一緒にいたいけど実際いられるわけじゃないし、ケレスが相手だからという単純な理由ではなく。

「……奈央のこと恋愛対象で見てんのは俺だけじゃないの。男はみんなオオカミなんだぞ」
「じゃあ空君も? でも空君はどっちかっていうと犬みたい」

 にこりとそういう奈央に悪気はあるのかないのか、……ないんだろうなあ……、と空は心の中で大ダメージを負った。愛嬌がある、親しみやすいという意味で犬というチョイスをしたのだろうが、男にとってこれ以上悲しいことはない。付き合っても居ない他人同士ならまだしも、交際中の恋人に「危機感覚えなくていい人」扱いをされているというのは悲しいを通り越している気がする。しかしここで諦めてはならない。

「俺だってそーなの! だからあんま油断してっと、怖いんだからなー」

 がおー、と空が襲い掛かる仕草をすれば、奈央もそれに便乗して笑いながら小さく悲鳴をあげてみせた。
 それから、にこにこ笑顔のまま、空に問いかける。

「けど、誰に見られてるかっていうよりも、自分が誰を見てるかの方が大事な問題だと思うな」
「う、まあ、それは、そうなんだけど」

 それは当然だと空は思う。自分がしっかり誰かを見ているのなら、誰に見られていようと関係はないはずだ。
 空自身一番わかっていることなのに、改めて言われてしまうと分かってなかったようで恥ずかしい。

「それにね、男の人はみんなオオカミっていうけど、」

 奈央がそこで一拍置いたので、けど? と問いかければ、奈央は空の顔を覗き込んだ。視界の端でリボンが揺れるのが見える。

「ならそのオオカミさんと付き合える“人間”はね、相手がオオカミさんって分かってるから怖くないし、牙を剥かれることにもある程度覚悟があるんだよ」
「ああ、なるほど……、………………ちょっと待って奈央さん」
「待たないよ、お腹空いちゃったもん」

 ぱたぱたと小走りで先を行く奈央に空は声をかけた。……物理的に静止して欲しいという意味ではない、断じて。

「………すげえ殺し文句言われた気がするんだけど気のせいか……?」

 これで深く考えてなかったらそれこそ恐ろしい女だよなあ、と思いながら先を行く奈央の背を追った。
 


点呼どんと秋臼さんのにまとめて返信みたいな形で。(笑) あとは私が空奈央書きたかっただけ。
仕事中と奈央の前でこういうキャラしてる空は好きです。紗央の前なんかだと空はもっと大人な考え方できるし、こんなガキっぽいことそんなに言わない。
私の持ちキャラみんな考えても、本当は空って根っからのリアリストなんじゃないかなと思います。リアリストだからこそ逆のことも口に出せるような感じ。


名前を呼ばれても奈央は怒んないよ! だって鈴城さん三人もいるもの!(何)
そしてケレスさんと奈央が恋愛関係にあるのはどんなパロディでも想像できない。
仕事の同僚っていうか補佐役みたいのをさせてみたいかもしれない。ブラスレイターのジョセフとエレアみたいのをちょっと見たい。「美しくないわ!」って言うのか。キャラじゃないな……。
奈央みたいなキャラというよりは奈央自体が特殊すぎてあんまり他の人に合わないようになってるんじゃないかな。妹ポジションがお似合いよ。私の中で、紗央は誰にでも合うんじゃないかな、と思うけど、奈央には空か流風、って二択です。空か流風ってのは岩崎か沖田かくらいの違い。生徒諸君!は沖田とくっつくのがトゥルーエンドだよなと思いつつ、沖田死んじゃうからな……。キャラとしては岩崎のが好きだから空でも構わない。



恋愛関係は想像できないけど、ファンタジーで夫婦ってんなら想像できた私。けど恋愛関係ではない。え、政略結婚オイシイじゃないですか。
奈央が第二王女とかでケレスさんが将軍のポジションで、みたいな。それで紗央が第一王女で、本当はその二人が恋人同士なんだけど以下略、みたいなしょうもない王道ストーリーが大好きです。
紗央と奈央が異母姉妹で、奈央は妾の子供だったりして。紗央は正室の娘だからなかなか手放せない。政略結婚でもはや単なる同居人、くらいがいい気がするよ!
どうでもいいですが黒いマントの内側にお姫様隠して逢瀬ってありがちで禿げ萌えませんか、私だけですか?
ハプスブルク展行って王家モノ王家モノと騒いだのでそんな感じです。その奈央はカフェの隅でチョコレートケーキ食べそうだなとか。(笑)
アンドゥーが紗央の兄貴で次期国王とかな。でもって理央は奈央の双子の兄とかで、アンドゥー>理央>紗央>奈央ってな序列だといい。男が優位。そのうち理央が戦死すればいい。今唐突に理央を戦死させたくなった。(何)
もっと膨らまして誰かそんなの書いてくれ。戦いよりも人間関係メインのファンタジーだっていいじゃない。



え、そのケレス先生と理央の話は書いてくれるんですよね大先生。>秋臼さん
私は独身貴族話の延長で紗央がケレス先生の部屋に入る話を書いてみたいと一時期思っていた。
だいぶ前に書いた、流風がケレス先生の部屋に初めて行った時みたいにたまたま目撃してついてくみたいな感じ。
部屋に流風のノートとか置いてありゃいいんだ、そいで、

「……友達の彼氏の家に踏み込んだ気分だわ……」

ってそれだけ言わせたかった。
洋書を見て「インテリア?」は流風とまったく同じこと言いそうな気がします。紗央は要君相手なら医者=賢いというイメージがありそうですが、ケレス先生と叡一くんにはなさそうです。自覚しろ、お前が一番馬鹿なんだぞ!!


恋愛の話ならケレス先生と理央は話が合いそうですよね。瑶子さんは楽っちゃ楽だがいろんな意味で面倒な人だ。話が盛り上がったところで懐かしの天文部が乱入してきて、「ええええっ、彼女居るんですか先生たち!! うっわー、あたし狙ってたのにー!」って綾奈ちゃんが言えばいいと思った。


さて、もう寝るかな。
何故か今日も妹とカラオケ行って来たんだが、妹の真夜中救世主が神がかりすぎて抱腹絶倒でした。なんであの子あんなにプロいのかしら!(笑)

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2009.10.25(Sun) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

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