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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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穏やかな森


「隊長! そろそろ出発せよとの命令が下りました!」
「ったく、王子サマに命令たぁいい度胸じゃねぇか。待ってろ、もう終わる」

 部下である兵士は拓海の言葉に頷きを返し、その場に直立して拓海の作業が終わるのを待っている。
 上からの命令となれば無視して行動を遅らせるわけにはいかないのだが、薬草の輸送くらいは五分十分出発が遅れてもスピードを出せばいいんじゃないのかと思うのも事実。

「機銃のメンテナンスですか」
「そうだ。こいつの働きが悪ぃと主砲を無駄に使っちまう。全部まともに動いてこそまともな勝ち戦になるってもんよ」

 拓海はこの国、ヴァルトハイムの王子でありながら少尉として軍に所属している。母を早くに亡くしている上に国王の正妻との子ではないために王位の継承順位は、正妻との子供には劣る。一位は正妻との間に生まれた長男である大和、二位にその妹の椿、そして三位にいるのが拓海だ。こうなると国を継ぐ可能性はゼロであるといっていい。その境遇から幼い頃からひとりで遊ぶことが多く、身近にある時計などを分解しては組み立てることを覚え、自然と戦車や武器に従事する立場でいたいと考えるようになった。この国の軍は国王が指揮するものではない。その、義勇軍にも近いポジションのために、継承順位が低いとはいえ王子が飛び込むことに難色を示す人間も最初は多かった。仮にも王子だ、それなりのポジションを与えなければと考えたのだろう。だが、拓海は自ら「伍長あたりからスタートさせてくれ」と志願し、下っ端の仕事を勝手に始めたのだった。
 国を継ぐことになる弟の大和とは違い、拓海はそこまで帝王学を叩き込まれたわけでもなく、上官として戦略を練るのは性に合わないだろうと自分でも思っていた。前線に出て死ぬかもしれない、だがそこで、戦場の主役である戦車やそれを守る歩兵の武器のメンテナンスに携わる、いわゆる下っ端の仕事というのは最初から拓海が望んでいたものだった。
 昇進は他の兵士と大差ないスピードだった。成果を上げずに階級が上がることを拓海自身は良しとせず、自分が納得しなければ昇進も辞退した。下っ端の仕事を続けたいのだから、昇進しては意味がない。スピードは他と変わらずとも、拓海が辞退した結果、周囲より少し遅れているくらいだったが、元は王子なのだ、そんなことを気にするような人間ではない。
 
「あ、てめェは今日同行しねぇな? 整備士呼んでエンジンと主砲の点検させとけ」
「は、はいッ」

 装甲の上から飛び降りると部下にそう命じる。
 主砲にしろ機銃にしろ、新しい型がもう出回っているのだからそちらを搭載すればよいという声があるのは分かっている。しかし結局は操縦する人間の腕が変わらなければ、新型を搭載したところで大差はない。本当に使えるものを手にする時のために、金はできるだけ使わない方がいいのだ。
 ツナギの上から上着を羽織ると車庫を出る。外では荷積みの作業が終わろうとしていた。軍の大きな輸送車が四台。荷台にはこれでもかというほど木箱が積み上げられている。

「荷物はこれで仕舞いか?」
「はい、後あちらの二箱を積めば終わりです」
「点検は欠かしてねぇだろうな」
「隊長の言いつけがありますから。我が隊は車も武器も故障を出したことはありませんよ」
「ならよし」

 少尉に昇進し、小隊を任されてからは自分の武器の点検は欠かすなと口うるさく言っている。それが隊員にも浸透していれば、悪いことではないはずだ。
 副隊長に召集をかけさせると、荷積みを終えた隊員も全員が集合する。

「七番隊、これよりブリーフィングを行う。分かっちゃいると思うが、今日はシュヴァルツシルトの新しい属国……まあ飛び地みてぇなモンだな、そこまでの物資輸送だ。事前の割り振り通り、半分は輸送車で俺と共に現地へ向かう。先頭車両は俺が運転する、他は俺に続け。残りは副隊長と待機、緊急に備えろ。つっても国挙げて花畑に水やるような国だ、何もねぇとは思うがな」

 隊員も皆拓海が王子であることは理解しつつも、たまに皮肉めいた台詞を言う隊長ということで『王子』を相手にしているという気分はほとんどないらしい。事実、王子と呼ぶのは城の人間ばかりでこちらにいる時に呼ばれたことなどゼロに等しい。ここに居る方が随分楽ではある。

「以上だ。質問あるか」
「こんなにたくさん、何に使うんですかね。見たことない草ですし」

 隊員の一人が荷台を眺めてそうぼやいた。確かに見たことのない草ではあるが、薬草なのだろう。
 
「弟妹なら詳しいんだが、俺にはさっぱりだ。……医療大国サンだ、製薬工場でも作ったんだろうよ。慈悲深いこって」

 通達された仕事のファイルを閉じると、拓海はいち早く先頭車両に向かう。それに続いて、輸送に携わるメンバーは他の車両へと散っていく。

「あ、てめェはさっき言ったこと忘れんなよ」

 途中で立ち止まり、先ほど車庫に自分を呼びに来た隊員に指をさして念を押すと、わかってます、と頼もしい返事があった。

「主砲とエンジンの点検、確実に行います」
「頼んだぞ」

 運転席に乗り込み、助手席に隊員が座ったのを確認してからエンジンをかける。
 後ろの車両も同様にエンジンをかけたのがミラー越しに分かった。
 ――飛ばして片道三時間、いや四時間か?
 帰りは夜遅くになりそうだった。



五年前、タっくん22歳で少尉ってウェルキンとかファルディオと一緒ね!!
タっくんは戦車のメンテは好きだけど実戦では乗らない(笑)
やろうと思えば車長も操縦手も砲手もできるけど、実戦なら戦車を守る歩兵。外側から整備に回る人。乗るなら砲手かな。隊員には全員に戦車の操縦訓練させてそうです。
戦車とか武器のメンテが好きな人だから、多分風哉くんとすごく話合うんじゃないかな。戦車の主砲のバージョンアップしたとか聞いたら多分見に行く。工場にも顔出しそう。
「よう、いい仕事するじゃねぇか」
「そりゃあ陛下が待ってはると思うたら気は抜けませんって」
「試作の時よりえらく性能上がったな」
「陛下がダメ出ししはったんやないですかー。俺、否定されんの大嫌いやし」
っていうえらくさっぱりした会話をたまにしてほしいと思ってる。
基本的に発注とかなんかは大和か冬二くんが行くんだと思う。


目撃シーンは上手くぼかして書くからきっと平気だよ!!(何)
タっくんのとこが攻め込んできてから紗央を取り返す作戦に入るまでの間は三ヶ月から半年くらいほしいなと思ってる。そんなドッヂボールみたいにほいほい攻守交替できるわけないし、小国だし力もないから下手に動けない。それに条件を呑んで向こうも撤退してるんだから手も出せないし、様子見の期間がいると思うんだ。
そこでケレスさんと奈央の仮面夫婦どころじゃねぇよただの同居人だろなシーンが見られるんだな。


さて、バイトあるしそろそろ寝るかなー。
しかしちょっと楽しくなってきた。ハロウィンの続きも一応考えてるけどしょうもない。
町から取り寄せた服、しかし畑に行くのには適さない、しかしドレスよりは良い、っていう感じのを来て紗央が嬉しそうに城から出てくるんだ。理央は目的が分かってるのでアホな服は着ない。
ケレスさんの反応が悪いとやはり怒る。「何なのよせっかく選んだのに!」ってなる。
シーマスさんに、「あらあらあんなに懐かれちゃって」って思われてたらいい。
帰りはジープにしこたまカボチャを載せつつ、何かあったらいいなと思ってる。護衛らしく銃構えちゃうような何かがあってもいいと思う。しかし私はもう眠いぞ!!!


小山力也ボイスの小五郎は割と早く馴染めそうな気がしますが、コナンって絶対質落ちたよね土6になってから。

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2009.11.01(Sun) | 近代戦パロ | cm(0) | tb(0) |

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