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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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ストロベリーアイスの溶ける午後
 図書館から自宅までは歩いて十五分程度。自転車を使えば十分かからない距離だから、近いといっていいと思う。道も変に細かったりはしないし、覚えやすいだろう。……いや、どうせ後で俺が送ることになるから覚えてもらわなくて結構なんだが。
 試験の出来だとか授業の話など、他愛も無い会話をしながら十五分の道程を行く。
 自宅の門が見えてきてほっと一息つくと、「りぃおぉおおおおお」と俺の名前だろう言葉を叫びながら、門の前からこちらへ猛ダッシュする影が見えた。このクソ暑いのに全力疾走なんてご苦労なことだ。

「暑いじゃないの! いつまで待たせるつもりだったのよあんた!!」

 その影は俺の目の前で止まる、ということなく俺に直撃するとアスファルトに押し倒して肩で息をしながら捲し立てた。背中が熱い。視界の向こうに見える瑶子さんはこれ以上なく驚いた顔をしている。

「……何でお前がいるんだ、紗央」
「夏休みなの! 奈央に会うためだけにはるばるやって来たの! それを何? どーゆー仕打ち?」
「知るかよ。聞いてないし」
「奈央にはついさっき連絡入れたわよ! ふんッ、そんなだから理央って呼ばれんのよあんたは!」

 名前にケチつけるなら両親にしてほしいもんだ。それと、さっき連絡を入れたのは奈央だけか。それなら俺がお前の来訪を知るわけがない。
 走ったからだろう、紗央の前髪の先から汗が一滴落ちる。それを合図にしたのかどうかはわからないが、ともかくそのタイミングで紗央は俺の上から体を退けると、下ろしたままの長い黒髪をばさりと靡かせた。暑いなら結ってくるなりなんなりすればいいのに、あれはあれで何かポリシーでもあるのだろう。
 俺が起き上がっている途中、ようやく紗央は俺に連れがいることを認識したらしい。視界に瑶子さんを入れると、お得意の睨みを効かせて、あんたは? と完璧見下し口調をお見舞いした。

「あ、わかった! どうせ理央の女でしょ! あたしの可愛い奈央が汗水たらして働いてる間に、誰もいないからって家に女連れ込もうだなんて……! 不潔よ、不潔!!」

 自分より二つも年上の人相手に、……いや紗央はそういうのを気にする人間じゃないが、よくあれだけ横柄な口が利けるものだ。とんでもない日に連れてきてしまったな、と迷惑被っているのは全般的に俺のはずなのだが、一応瑶子さんに申し訳なく思う。それはスルーしていいですから、と瑶子さんに伝えようとした時、

「変な言い方しないでよ、私が理央ちゃんに連れ込んで欲しいって言ったの!!」

 ――ああ、頭痛くなってきた。
 どうしてあれの売り言葉にそういう買い言葉が出てくるのか。発言はまあ強ち間違っていないが、その言い方では誰もが誤解する。連れ込んでるんじゃない、連れて来ただけだ。この数文字の違いが他人にどう響くかなんて考えただけで恐ろしい。
 紗央の方も、瑶子さんはぱっと見大人しそうな人に見えていたのか、この返答は予想外のものだったようで、一瞬呆気に取られていたがやがて再び睨みを効かせ始めた。

「理央ちゃん? 理央なんて理央で十分なのよ、わざわざちゃん付けなんて気色悪い!」
「貴女がいくつなのか知らないけど、理央ちゃんは私の二つ年下なの。可愛い年下の男の子なんてちゃん付けで十分!」
「な、っ、理央!! あんた年増に手玉に取られてるの!? 情けないわよ!!」

 陽炎が見えそうなほどクソ暑いってのに路上で何を騒いでいるんだこの人たちは。紗央の言う事は元々無茶苦茶だが、瑶子さんも瑶子さんで今日は一段とブッ飛んでいる。……すげえ関わりたくない。
 俺は二人の横を通り過ぎ、玄関の鍵を開け、再び二人の元へ戻ってきた。

「何か冷たいものでも買ってくるんで、騒ぐなら中でやってください。人いないからって見てるだけで暑苦しい」
「あたしハーゲンダッツ」
「私スーパーカップ!」

 順応の早い方々ですねえ、まったく。
 フレーバーは、と一応聞いてみると、「「ストロベリー!!」」とちょっと怒ったような声で叫ばれた。お前らの好みなんざ知るかってんだ。



 ただいま、とリビングに足を踏み入れると、紗央と瑶子さんは瞬時に顔をこちらへ向けた。……怖い、怖すぎる。

「おかえり理央ちゃん!! 聞いてよ紗央ちん酷いんだよ、私のこと貧乏の年増女っていじめるの!!」
「理央あんたなんでこんな女と付き合ってるの!? 信じられない! この女なんて言ったと思う? あたしのこと顔だけ美人性格破綻のクソガキって言ったんだから!」
「本当のことでしょ!! 性格破綻してないいい子は初対面の年下にそんな口利かないの!」
「あんたが貧乏の年増女オーラびしびし放ってるからあたしもそれ相応の対応をしてるのよ!」
「きぃいいい、理央ちゃん何とか言ってよう!!」
「理央っ、そんな女とっとと追い出しちゃいなさいよ! 貧乏と年増がうつる!!」

 両の耳からそんな愚痴を一度に聞かされて俺の耳は処理が追いつかない。ええと、どちらを先に片付けるべきか。いやまあ、取り合えず。

「……仲良いですね」

 と正直に感想を述べれば、返答はもちろんテンプレートで、「「よくないっ!!」」というもの。
 初対面でそこまで言い合えりゃ十分仲良いだろうと思うのは間違ってるのか。
 最早相手をするのも面倒なので、アイス買ってきたから、とテーブルに袋を置けば紗央も瑶子さんも大人しくこちらへ来た。単純だ。
 ということで静かに昼下がりが過ぎていく。紗央はハーゲンダッツ、瑶子さんはスーパーカップを黙々と食べている。その様子を横目に俺はソファーで買ってきた炭酸飲料のペットボトルに口をつけて借りてきた本を眺めていた。あれだけぎゃあぎゃあ騒いでたくせに、一口交換とかやっている。まったく女ってのは本当にわけがわからない。

「理央、あたしどこの部屋使えばいーい?」
「客間全部空いてるから、俺の部屋から一番遠いとこ使え」
「意味わかんない、理央の部屋から遠いってことは奈央の部屋からも一番遠いじゃない」
「だから言ってんだろ」

 紗央が泊まると毎日奈央の部屋でやかましいったら無いのだ。くだらない話を繰り返した挙句俺の部屋に襲撃をかけてきたりする。勉強中だろうと就寝中だろうとお構いなしだ。アホかと。
 その話を聞いて瑶子さんが目を輝かせながらこちらを向いた。

「理央ちゃんのお部屋み」
「却下します」
「まだ何も言ってないのに……」
「見て面白いもんなんて何もないですから」
「そういう問題じゃないの! 理央ちゃんというイケメンがどういう部屋で暮らしてるのか眺めて、へーほーふーん、と納得するのが目的なのです」
「俺イケメンとやらとは縁が無いんでどっか別の場所でやってもらえますか」
「そうよ瑶子、理央がイケメンだったらこの世界のイケメンは全員死滅してるわ」
「ああもう本当にわかってないねえこのセレブリティ達は!!」

 俺も紗央も瑶子さんの主張がいまいち飲み込めずに顔を見合わせた。そりゃあ、瑶子さんの主張は毎度ぶっ飛んでて要旨を掴むのがやたら難しかったり、ストレートすぎて裏を疑ってしまうこともある。こんな感じで論文の評価とか平気なんだろうかと年下の俺が心配してしまうほどに。

「理央の部屋なんかより奈央の部屋の方が可愛いし綺麗だし素敵だし見て卒倒すること間違いなしよ」
「部屋見て卒倒するって、あいつ毒蜘蛛毒蛇でも飼ってんのか」
「はぁ? 何言ってんの、あんた大学行ってるくせにどこまで馬鹿なわけ? 比喩表現よ!」
「何を比喩してそうなったんだか」
「紗央ちんはいっそ爽やかなくらい頭が弱いんだねえ」
「うるさいわね、人間は学力じゃないのよ、人生経験! あんたらは社会人のあたしを敬って然るべきだわ!」

 スプーンをびしっと俺に突きつけて紗央は言ったが、……どうも敬える社会人である気がしない。社会人のカテゴリに属する人をすべて敬えというのなら紗央も含まれるから仕方ないのかもしれないが、それ以外の理由で紗央を敬えというのは少し無理がある。人間は学力で判断されるものではないが、それは最低限の常識を身につけた人の言うことだ。ということで、奈央も同じラインにいると思われる。

「よくわかんないけど、まあいいや。今度来る時には奈央ちんのお部屋覗かせてもらいたいなー。可愛い奈央ちんを生で見たいことだし」
「今度に回さないで待ってたらいいじゃない。どうせ他に来客なんてないんだから泊まってけば?」

 紗央が、ねえ理央、と俺を見る。……家に泊めるような間柄ではないのだが、紗央とこれだけ気が合うのだから寧ろ紗央の友人として招くなら俺は別に問題ない。女が増えると肩身が狭いのを覗いては。
 好きにしていいですよ、と言うと瑶子さんの瞳が一瞬輝く、が、その光もすぐ消えた。

「残念。今日は帰って論文仕上げないと。今日やらなきゃいけないことは今日やらないと気が済まなくて。ていうか理央ちゃんにバス停まで送ってもらうというイベントを消化したいわけで」

 まさかそっちが本音ではあるまいな……。
 瑶子さんの言葉に目に見えて紗央は意気消沈しているようだった。年の差があるとはいえ、これだけ言い合える同性の人間に会うなんて珍しいからだろう。子供の頃散々容姿のせいでいじめられた紗央は、あまり積極的に友人を作ろうとはしないし、口調もいやに攻撃的になってしまっている。数日うちに滞在すればまた勤務地に戻らなければならないから、こうして瑶子さんと会う機会ももしかしたらないかもしれない。まあ、それは当人同士がアドレスを交換するなり番号を交換するなりして交流を深めればいいだけのことで、俺が深く関与するようなことではない、と思う。瑶子さんが帰って論文を書くというならそれを邪魔するわけにはいかないのだ。半分ほど読んだ本を脇に置いて立ち上がる。

「帰るならお望み通り送りますよ、仕方ないので」
「いやいや理央ちゃん、早まったらいかんよ。まず、理央ちゃんの部屋を見学してからです」
「………ああ、もう、好きにしてください……」

 まったくしょうもない人だ。
 アイスを食べ終えた二人はばたばたと騒がしく二階へ上がっていく。……頼むから模様替えばりに荒らすのだけはやめて欲しい。
 着いていく気にはならず、再びソファーに腰掛けて読みかけの本を手に取れば、ちょうど主人公の少年が覚えたての魔法の力加減を誤って本棚の本をすべて床にぶち撒くシーン。
 ……寒気を覚えたが、俺は彼女たちの中の常識のレベルに期待する以外のことはできそうになかった。


多分翌日には泊まりに来るんだと思います、瑶子さん。
なんか秋臼さんとこれでもかってくらい喋ったら瑶子さん書きたくて仕方なくなったんだ。
全部すっ飛ばして告白シーンを書きたい。


ちょっと前に書いた理央と瑶子さんの馴れ初め話の続き。
市の図書館で遭遇して、おうちに招いて、っていう流れ。
紗央と瑶子さんはこんな感じで仲良しならいいんじゃないかな。
理央が買い物に出てる間、なんだかんだですぐ深い話までできたような感じで馬が合うんだと思う。
でもって、
「あんたそんなだから理央如き男の底辺にも相手にされてないのよ」
「ちっがうの! 理央ちゃんは他の男よりちょーっと感性が王子様なだけなんだから!」
「はぁ? あんたの言ってること全っ然わかんない」
「紗央ちんだってそんなだから初恋の男に逃げられたりしょうもない恋愛ばっかしてるんだよ!」
「何言ってんのよ、あたしは告白されて付き合ってあげてるのよ。どうこう言われるポイントじゃないわ」
「なぁに言ってんだか、告白されて振られてるんじゃ元も子もないじゃない」
「うるさいわね!! この貧乏の年増女!」
「あー、言ったなぁ!? 紗央ちんだって顔だけ美人の性格破綻のクソガキのくせに!」
って感じかなあ。
とかく仲が良さそう。


瑶子さんは理央の何がそんなに良かったんだろうか。瑶子さんこそ「顔が好みだったんです」と即答しそうです。一目惚れってつまり見た目ですよね。でも中身もいい具合に抜けてるし、いい具合に優しいしでピンポイントでぐっときた感じなんだろう。理央はきっと、「私がいてあげた方がいいのかもなあ」って思わせるのが上手い(無意識)。瑶子さんからすれば逃す手は無い獲物、と……。獲物か……。
付き合ってない段階で食事に行って、男が会計済ませようとするんだけど付き合ってるわけでもないから女が「私にも払わせて」って言う。で、「じゃあ100円」って言える男は素敵なんだとどっかで見ました。理央は自然にそういう人であって欲しいと思う。そういうやり取りがあってもいいかなあとも思う。食事自体は瑶子さんが誘ったんだけど、「こんないい店にわざわざ俺なんか連れてくる機会費用考えたらチャラですよ」って言うと思う。弟みたいな感じで構われてるんだと思ってるから、まさか好かれてるとは思ってない。こいつも経験値溜めておくタイプなんだろうな。
空は何が何でも自分で払う、とか言っておいてお金下ろすの忘れて結局払ってもらうような子だと思います。
理央は自分の家の子って感じがするのに、瑶子さんは最近作ったからかゲスト感が拭えない。でもゲストっぽい割には好きだなあ。



奈央に空が、
「なあ奈央ー、俺じゃなくってうちの職員だったら誰と付き合いたい?」
って聞いたらなんて答えるのかなってお風呂でふと思った。風呂はネタの宝庫ですね!(何)
そしたら多分、
「うーん、安藤さんかな」
って言うと思う。
「六津さんはちょっと違うし、ケレス先生はあたしには勿体無い感じだし、安藤さんなら何作っても何してもすっごく喜んでくれそうじゃない?」
っていうのが理由。それ聞いて紗央が、「だっ、ダメよ!! あいつに奈央なんて勿体無さ過ぎる! ダメ! 絶対ダメだからね!!」ってなんかやたら慌てればいい。
空も空で、「俺は!? 俺も喜んでるよ奈央!!」って慌てればいい。
ちなみに万が一ここで奈央が「ケレス先生」って言うと、空と紗央が揃って殺害に出かけます。(笑)
「「これでようやく大義名分ができた……!!」」って騒げばいい。
空と紗央は仲良いなあ。恋人同士よりも息が合いそう。ゲーセンとかのガンアクションのゲームを2人でやらせたらかなり点数高いとかね。ご近所のシーマスさんとルミでそれやるのも楽しそうだ。大和とルミでやってみて、意外と難しいねー、とか言ってるところをシーマスさんが大和と交代して、やってみたら意外と点数高いっていう。そんなの大和がジェラっちゃうに決まってるじゃない! 冬二くんとみのりはデフォルトで息ぴったりだろうなあ。紗央とか椿は絶対味方の足を引っ張る。
まあどう考えてもそんなゲームはケレスさんとシーマスさんのコンビが最強だろうなとは思うわけですが。


陸自の博物館みたいなとこにものっそい行きたい。
戦車見たい戦車見たい戦車見たい。
あれ、遊就館にも展示してあったっけかな……。遊就館も久々に行きたいです。
国立新美術館の「日展」もなんか面白そうですよね。うん。
シルバーアクセサリーの個展とかもいいなあと思ったけど場所が白金台なのでもう却下です。無理無理!(爽)
東京富士美術館のオーストリア展とか、東京国立近代美術館の企画展も見に行きたいなあと思っている。しかし八王子と竹橋は離れすぎだ。



今思ったけど瑶子さんのイメージソングは広瀬香美。はまったな!!
広瀬香美と思ったら理央と瑶子さんに冬のイメージがつきました(笑)

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2009.11.05(Thu) | Always I Need | cm(0) | tb(0) |

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