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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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ご近所のお友達



「あ、経済学科なんだー」
「え? あ、はい」

 十月の半ば、教職の時間だった。この時間は中学の社会科の教員を養成するための授業で、他の時間では一緒になることもあるケレスや院生の貴久さんはもちろん履修していない。今回たまたま小テストを隣の席の人と交換して採点し合う時間があって、あたしがシートを渡した相手が、そう話しかけてきたのだった。教職取ってる人って気さくに話しかけてくれる人が多くて居心地はいいんだけど、こう考えるとケレスとか貴久さんっ手大丈夫なのかと思ってしまうこともたまに。まあ、全然喋らないわけでもないしこれまで続いてるんだから平気ってことなんだろう。
 話しかけてくれた隣の人の記名欄を見れば、二年生で政治学科。法学部なんだ。サークルに法学部の友達はいるけど法律学科が多くて政治学科の子ってあんまり見かけないかも。ちょっと新鮮だ。

(……あれ、……なんでこの人、)

 一問も空欄がないんだろう。
 このテスト、世界地図の白地図を渡されて、別紙に書いてある1~30までの国名を番号で白地図の中に記入、その別紙には国名の隣に首都を書き入れなきゃならないっていうもの。地図上の位置と首都とが両方合ってて初めて一問正解、合格は20問以上。これから毎週やるみたいだけど、このテストに一度でも合格しないとこの授業の単位取得の権利がもらえない。なのに毎回問題が変わるっていうんだから対策って言ったら地図を丸暗記するしかないわけなんだけど。あたしなんか国の位置もあやふやだし、首都なんてもってのほか、って感じだ。ゆえに、あたしの渡した地図が世界に実在したらとんでもないことになってそう。これでも一応先週から地図帳は眺めてたんだけどなあ。
 解答の印刷されたプリントを片手に隣の彼女の採点を進める。――この問題で一問も間違わないなんて、ちょっと頭おかしいんじゃないだろうか。
 採点結果に戦慄しながら相手にプリントを返せば、やった、と小さくガッツポーズをする様子が見えた。

「はいっ、ルミちんはもうちょっとだね。あ、私二年なんだけど年は一緒だからタメ口でもいいかな。ていうか現役だよね、同い年だよねっ」
「あ、い、一応現役、なので大丈夫です」
「ありがとうっ! 私政治学科の照井瑶子です!」

 と、自己紹介をしながら、ええっと、――瑶子さんはあたしにテストの用紙を返してくれる。
 結果は、……10点。まあ妥当、妥当よね……。メジャーどころしかわかんなかったんだから三分の一取れただけでもすごいのよね……。
 瑶子さんはあたしよりずっと明るい茶髪。ミルクティーカラー、かな。かなり明るい。けど長さはあたしと同じくらいかもうちょっと長いかも、ってくらい。思えば紗央さんといい椿ちゃんといい、あたしの周りはロングヘアが多い気がしてきた。明るい茶髪に、アクセントみたいに太い紺色のカチューシャをしている。うん、なんかボーダーマリンとか似合いそう。ちょっと時期はずれだけど。

「すごいですね、一問も間違わないなんて」
「ん? うーん、最初のテストだから先生も甘めに作ってるのかなって。結構メジャーどころが多かったし」
「ええっ、メジャーどころなんて思わなかったけどなあ……」

 聞いたことはあるけど位置なんか知らない!! 首都って何それ? って感じの国名ばっかり並んでて困ったもんだけど、瑶子さんに言わせれば違うらしい。

「なんてったって世界には200近い国があるんだから、一問もかぶらせないで作っても一回が30問だから、六回分とちょっとのテストができちゃうわけでしょ? なら、聞いたことある30カ国くらいは把握しとけよー、ってことなんだよ。先生だって国連が承認してるかも怪しいような国は出さないはずだし。合格が遅れると、先生もあんまり問題をかぶせるわけにいかないから自然と難易度上がっちゃうだろうし、早めに終わらせとかないと、と思って、昨日ちょっと地図帳と格闘したんだあ」

 えへへへー、と照れくさそうに瑶子さんが言うと、先生から用紙を回収するように言われて後ろの席から回収された紙が回ってくる。
 自分の悲惨なテストを乗せて前の席に回してから、ふと気づく。

(……あたし先週から地図帳と格闘してこの結果だったんですけど)

 隣に座る瑶子さんは満点を取って実にご機嫌だ。
 ――ちなみに、今回の試験での合格者は彼女を入れて八人。満点は彼女ただ一人だった。



 授業が終わると瑶子さんにお茶に誘われた。外に出るのも何だから、カフェテリアで済ませようか、と言う瑶子さんを、あたしはいつもの席に案内する。一番静かで落ち着けるスペースだろう。
 あたしはカフェモカを、瑶子さんはロイヤルミルクティーを注文してカップ片手に席に着くと、へぇええええ、と瑶子さんが声を上げた。

「このスペースって使っちゃいけないもんなんだと思ってたよ。空いてても誰も使ってないし。ルミちん度胸あるぅ!」
「使っていいんですよ。学生のスペースなんだし」
「そうだとは思うんだけどねー。久々にこっちの学校来たら何か学校を占拠する勢いのイケメン衆がいるっていうし、なんだかなあって感じで」

 ……それはまさか、っていうかきっとほぼ確実に、毎度この席を占拠している例の男共のことだろうか。
 なんだか口に出すのは憚られたので、カップに一度口をつけてから、瑶子さんの発言に質問をする。

「久々に、ってどういうことですか?」
「ん? 私二年の夏から今年の夏までちょっと留学しててね。一年の時と二年の前期にかなり詰め込んで単位取ったつもりだったんだけど、必修がちょっと足りなくて留年。だからルミちんとは同い年なんだよ」
「留学!?」

 単位取れなくて留年じゃないんだ、そうよね、あのテスト満点取れるんだから馬鹿ではないわよね……。
 でも、留学かあ……。二年で留年なんてあたしには考えられなかったなあ。

「ちょっとイギリスにね。勉強でドイツとかスペインとかも行ったりしたけど、旅行みたいなもんだったなあ」
「知り合いにアメリカ人とドイツ人いるんで会話してあげてくださいよ……、日本語封じてくれる方があたし嬉しいんで」
「ほんと? すごいねルミちん、大学で外国の人とお友達なんて! グローバルだ!」
「そんなんじゃないですよ、ただの不可抗力です」
「お友達にならざるを得ないって、不可抗力の方がすごいと思うんだけどなあ」

 いや、確かに言われてみれば不可抗力の方がすごい気もするけど、あたしの場合は本当にただの不可抗力なわけで。 
 そもそも友達なのかあたしとあいつらは、という根本的な疑問も浮かんでくる。友達っていうか、単にいびられてるだけのような気がしないでもない。

「けど留学前は単位取るのでいっぱいいっぱいで遊べなかったから、今はサークル入ったりバイトしたり、学生生活謳歌中!」
「どこのサークルなんですか?」
「え? んーとね、ミス研っていうの? こっち戻ってきて最初の一般教養の授業で隣の席だった男の子に話しかけたらミス研で部長してるっていうから、これも何かの縁だー! と思って着いてっちゃった」
「ミス研かー、あんまりあたしとは接点ないかなあ」
「ルミちんは? いかにも女子大生です! って感じに見えるんだけど、やっぱり入ってるよねサークル」
「あたしは合唱のサークルなんです。文化系なんだけど意外と体力勝負で」
「あー、合唱ってそうだよねー。腹筋とか使いそう」

 あれ、そういえばミス研の部長ってどっかで聞いたことある気がするんだけど気のせいだったかな。
 ……ていうか、そんな簡単に決められるのってすごいなあと思う。決断力が半端じゃないんだなあ。じゃなきゃ大学二年で一年間留学なんて考えられないし。単位取るので忙しかったってことはバイトもしてなかったってこと、だよね。それで留学ってことは家族の全面バックアップがあったってことで、ものすごーく賢くなきゃ一年間分学費と生活費と諸々払えないよなあ、なんて現実的に考えてみる。さっきのテストの結果も納得かもしれない。多分、前日に勉強なんてしなくても今日くらいのレベルのテストなら合格点は軽かったんだろう。う、羨ましい、もとい、見習わなければ。

「でもミス研ってことは小説とか興味あったり?」
「それがねー」

 その話題を振ると、瑶子さんはカップ片手に大きくため息をついた。

「私そういう娯楽に興味なくってねー、研究書とか論文とか、軽くても新書とか? お堅い本ばっかり読んでたからいまいちエンターテイメント性のあるものに溶け込めなくて。ベストセラーとかミリオンセラーの小説が映画になっても、ストーリーよりも興行収入の方が気になったりして」
「根っからの学者肌なんですね……」

 あたしならストーリーに入っちゃうけどなあ。パンフレット買ったりして売り上げに貢献したりする。瑶子さんの楽しみ方は斜に構えているというよりも、全く別の観点からの楽しみ方だと思う。学者とか専門家の感性なんだろうな。

「読まざるを得ない環境に置かれれば多少は気合い入れて読むようになるかな、と思ってたら、ミス研って名ばかりでただ集まっていろーんな話をしたりするゆるーいサークルだったわけよ。部長くんの人柄がそのまま表れた感じ」
「あ、でもそういう感じなら気軽に話せるし、瑶子さん可愛いし賢いからすぐ男子が寄ってくるんじゃないですか?」
「またまたあ、それ言ったら私みたいなのよりも、ルミちんみたいにすらっと背高い方がイマドキの男は好みでしょ」
「いやあ、あたしはヒールでごまかしてたりするし」
「そんなこと言ったらヒールでもごまかしきれない私はどうすれば……!!」

 確かに瑶子さんは小柄だけど、でもそんなに小さく見えないのは全身から滲み出る賢いオーラのせいだろうか。イマドキの男、と瑶子さんは言うけど、一応あたしの彼氏である男は身長180オーバーの巨人だし、その友人であらせられるF5メンバーの皆さんも揃って180オーバーの身長をお持ちで、あたしの背が標準より高かろうと低かろうとチビにしか見えないんだろうと思う。
 瑶子さんは賢い男の隣を歩くのが似合いそうだ。上野の博物館とか美術館をインテリカップルで回るなんて素敵じゃない。正直、あたしはそんなことしたらまず確実に眠くなると宣言できます。

「で、物は相談なんだけどね、ルミちん」
「はい、なんですか?」

 いい加減冷め始めたカフェモカを一口飲んで、瑶子さんの目を見る。やたらと真剣そうだ。

「私こっちに戻ってきたばっかりで、前の友達とも疎遠になっちゃってね。ここはリスタート切るべきかと思うんだけど、同い年だしルミちん可愛いしっ、是非片想いの相談に乗っていただきたく!」

 手を合わせてあたしを拝むように頭を下げる瑶子さんの言葉に、あたしは久々に心が浮き立つのを感じた。女はそういう話題に弱いんです。楽しいんです、恋愛相談。大和が聞いたらきっと、んな面倒なモンに首突っ込むな、ってしかめっ面で言うんだろうけど、あんたの方が数百倍面倒臭いわよ、ってのが持論なわけで。だって頑張る女の子は可愛いじゃない、いつの時代も!! いや今の時代以外知らないけどねあたしは。もちろんですとも、と返事をすれば瑶子さんの表情もキラキラと輝いた。

「え、相手は?」
「言ってもわかんないよー、相談に乗ってくれればいいって」
「えー? まさかそのミス研の部長さんでは」
「それはないない」

 あたしの予想は見事に冷静かつ鋭い突っ込みで返された。こ、この反応は、本当に眼中にないんだろうなあ……。その人がちょっと可哀想かも、なんて。

「まあでもちょっと近くてね。ミス研の部長くんが見せてくれた家族写真に写ってた、部長くんの弟さんなんだけど――」
「あー? ミス研の部長の弟って、紗央の弟だろ」

 不意に後ろから掛かった声に、びくりと肩を震わせると瑶子さんが振り向く。あたしは数秒前から気づいてましたけど。その人物はもちろん大和さんであって、この時間にここにいるってことは多分授業途中で投げ出して出てきたんだろう。瑶子さんの首が、古いロボットのようにぎぎぎ、と動く。

「……まさか彼はこの大学を牛耳ろうとしている例の男衆のうちのひとりでは」
「……ええ、まあ」
「……ルミちんとのご関係は」
「い、一応、彼氏、かな」

 テーブルを大きな音を立てて叩くと、瑶子さんが立ち上がった。あたしの隣に腰掛けた大和も、その音には驚いた様子。もちろんあたしも驚いた。

「しかも部長くんの弟君のこと知ってるとか、神か君たちは!!!」
「そんなに崇められると照れる。なあ?」
「あたしに振らないでもらえる……?」

 キラキラ輝く瑶子さんの表情と、本当に何故かわからないけど勝ち誇った表情の大和から、思わずあたしは顔を逸らしたのだった。





社会科教育法の授業で本当にやっていた試験。いや私は受けてないが。
うろ覚えなんでよくわからないが、そんな感じだった。地図得意な人とか楽勝なんだろうな。
地図といえば1年の頃の国際政治の試験ですな、やっぱり。「ブラジル周辺」「中国周辺」「アゼルバイジャン周辺」の地図を書けという問題が出ました。アゼルバイジャンしか答えられなかったよ私。
中国周辺って、結構覚えてるような気がしてるけど実際そんなに覚えてなかった私。東南アジアとか国名だけで位置とかタイくらいしかわかんねぇwww


瑶子さんは議院内閣制の国の研究をしてるんだろうな。だからメインはイギリス。他のヨーロッパもたまに研究、って感じなんだろう。ワイマール憲法とかも調べるだろうから、英語とドイツ語はいけそう。他の国のは読めるけど喋れない、くらいだといいな。瑶子さん秀才だな。
流風って英語しかできないんじゃ? だったら瑶子さんのが賢いなきっと。カバーしてる範囲が広い。


点呼どんのタっくんに対しての誤解が解けたみたいで嬉しいです。あの人いい人なんかじゃないんだよ。
自分の大事なもの以外はどうでもいい、っていうよりも、大事なものしか傍におかないっていうか、タっくんにとっては紗央と真紘とみのりしかない。家族自分で捨てたしね。
だから家族捨てて家を出た自分が新しく家庭を持つのに違和感もすごくあったろうなあと思う。いろんなもの捨ててばっかりで、クズだゴミだって詰って踏みつけてばっかりだった人が初めて「これだけは欲しい」って拾い上げたのが紗央だったらしい。大和も同じような感じだけど、家を捨ててる分タっくんのが思うところは大きいだろうな。
でも何か体は張るけど紗央のために死ねるかって言ったら違う気がしてきた。自分が死んだら紗央は絶対泣くってわかってるから(笑) それなら心中する方が百倍ましだと思ってそう。そういうところ大和とすげえ似てるなあ!!
しかし間違っても近代戦パロでは、
「あなたはいつも孤独だったのね、大丈夫あなたは一人じゃないわ」
「うう、改心しますすいませんでした」
と囚われの紗央がタっくんに言い聞かすような、チープにも限度があるだろてめェ!!な展開にはならないよ、タっくんに改心する余地なんかないんだよ!


ていうか、近代戦パロではタっくんが紗央に惚れたりしたら取り返しに来るローテブルクを本気で撃退すると思うので、そんなん勝ち目あるわけがない。
戦車乗り込んで指揮官で来るアンドゥー叩くだけじゃ気が済まないよ。多分全滅させるまで戦うよね。国焼き払うくらいしちゃうよ。
となったら、一回反故にした同盟をシュヴァルツシルトと結び直してそっちに援護してもらうとかな。核くらい持ち出されないと勝てないぜきっと。シュヴァルツシルトはガンダムくらい製造してそうな勢いだと思います。(笑) ローテブルク的には紗央取り返したいだけだし、シュヴァルツシルト的には目の上のたんこぶな感じのヴァルトハイムをどうにかしたい、できることならドーン☆と一掃したいと思ってるだろうし、そしたら協力しない手はないかなと思う。
そしたらラストはガンダム的にいって、椿あたりがタっくん刺し殺して終わりかね。なんか綺麗なラストが見えたよ今。けどシュヴァルツシルト野放しも怖いよね! アンドゥー逃げてぇええええ!
ローテブルクは完璧に専守防衛って感じなんだろうな。攻められなければ攻めていかない。
ウィキでヨーロッパの政治機構を見るのは楽しいです、意味が分からなくて!(爽)
大丈夫か私、政治学科だろ……? おかしいな、国際政治史97優だったはずなのに。


さて、うみねこの譲治のキャラソンが本気で「ただの鈴村」だったわけだが。
その反面ベアトのキャラソンが神曲すぎて涙が出そうなんだが。
そしてミラ☆トレのOP「montage」は普通にいい曲だと思うんだよ私。カラオケ行ったら歌うぜこれ。
後半のシフト予定見たら最終週とか週6なんですけど酷いwww 
「後半10日くらい入ってもらうかも」とは言われてたけどマジで入ってた。一ヶ月の半分って15日なんだぜ……? そのうち10日ってお前ww
その割に私はいつも暇そうだ。何故だ。23日開講日だから月曜入れないって出してたのにバイト入ってるとかorz
飲み会の翌日朝からバイトとか! まあその辺はいいんだけどね別に、どうせ木曜深夜はうみねこ見るから起きてるし。まあいいか。

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2009.11.11(Wed) | ご近所物語 | cm(0) | tb(0) |

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