プロフィール

軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.--(--) | スポンサー広告 |

琴也はただの馬鹿



「突然だが真紘っ」
「なんだよ」
「俺の将来の夢は内閣総理大臣になることです!」
「ああ、聞き飽きた」

 高校に上がって最初の中間が終わった翌日。俺と琴は同じクラスの上に出席番号が連番なので俺の後ろはいつも琴がいる。そりゃあもう、朝のホームルームから帰りのホームルームまでずっとだ。試験中に唸る声まで聞こえてくるし、休み時間の度に背中を突かれるのは正直ウザいの一言じゃ済ませたくないくらいの苛立ちを覚えさせてくれる。
 試験が終わったので今日から続々と試験が返却される。今日は二時間目と四時間目に返却があって、今は昼休み。弁当を広げていると、コッペパン片手に琴が襲来してきて、冒頭の会話、というわけだ。琴が総理大臣になりたいなんて抜かすのはガキの頃からだし、瑶子おばさんの影響だって分かりきってるし、深く突っ込んだら負けなのでいつも放っておくことにしている。しかし本当に突然だな。いや、琴のやることは大体いつだって突然なんだが。

「……で?」

 琴は馬鹿だが、ただ付き合ってやるほど俺の心は広くない。その先を促して、何もないならぶん殴ればいいだけの話だ。
 母さんが毎日律儀に作る弁当をつつきながら言うと、琴はコッペパン――多分つぶあんとマーガリンのヤツ――をでかい一口齧って眉を下げた。

「……俺二者面談で言葉の暴力を受ける気がする」
「自覚があるなら怖くねぇだろ」
「何それ! 何なの!? 俺の夢馬鹿にすんの!?」
「別にそんなつもりはないけど」

 琴は俺のひとつ前の席に座って、じとりと俺を睨んだ。俺が後ろを向けば琴も自分の席で話せば済むのだろうが、わざわざ琴とメシを食いたいと思ってるわけでもなく、つまり俺はそこまで心が広くないのだ。
 中間の結果を受けて、二者面談がある。うちは付属の大学があるから進路は大体みんな決まったようなもんだが、一応年度の初めには生徒と担任とで簡単な面談を行なうらしい。まだ進路云々を深く考える時期ではないし、成績の確認程度だろう。普通に考えれば怖い要素なんてあるはずもない。

「いや、このままこの発言を面談でしようものなら言語の暴力をですね、」
「聞いていいか。何でわざわざ聞かれもしないような、しかも暴力を受けそうだと思う発言を自分からするのか」
「そいつは勿論、俺の漲るパッションがだなあ」
「じゃあ漲ったパッションのままに暴力も撥ね退けてこいよ」

 面談が始まるのは来週の月曜から随時、ってな感じだ。琴がここまでビビってんのは、担任がぱっと見怖いからだろう。外国人なのに担当してんのが化学ってとこからまず意外だ。俺達はまだ一年だから化学を教わることはないが、生物の先生が休む時は代理で授業することがままあるという。その生物の先生ってのが琴の父さんなんだが、まあそれは置いといて。この先生が結構怖い見た目してるからクラスではまだビビってる奴も多い。女子なんかは完璧に二極化してるし、男子も積極的に関わろうとしてる奴は少ない。先生もそれでいいっぽいからいいんだろうけど、確かに「俺の夢は総理大臣です!」なんて言ったら暴力の前に鼻で笑われそうだ。それだけで琴のヒットポイントはゼロになるに違いない。いや、寧ろ、
 
「つーか、スルーされんじゃね? 言葉の暴力だとか鼻で笑うだとか以前に。くだんねー、って」
「ちょ、おま、……それ一番やっちゃいけねぇだろ、教師として」

 確かに琴の父さんの理央おじさんなら言葉の暴力もしないだろうし鼻で笑うこともスルーもしないだろうが、そりゃあ人柄だ。多分俺が教師やっててもそんな生徒シカトしたくなる。絶対。

「そもそも嫌なら言わなきゃいいし、言っても見合うだけの成績があるなら笑われたりもしねぇだろ。お前、今日返ってきた分の成績は?」
「うお、やべ、つぶあんが胃から逆流してきた」

 嘘つけ。どうせしょうもない点数取ったんだろ。
 とは言わないでおいてやる。俺はこいつより大人なもんで。
 そいつは大変だな、と棒読み口調で言いながら、弁当の隅の里芋の煮物を箸で摘んだ。




短いが、たまには。
何か真紘が1年の時の担任をケレスさんがしてたとかいう話をしたようなしなかったような気がしたのでその延長。真紘と琴也は3年間同じクラスなので真紘の担任は琴也の担任。
3年のときの担任はアンドゥーというのがオフィシャル!(笑)
琴也は聞かれてないのに「俺の夢は内閣総理大臣です!」って言って、「へー」で済まされることが非常に多い子だと思います。聞かれてないんだから言わなきゃいいのに。成績は悪いってほどじゃなくて、真紘より少し劣るくらい。けど英語は真紘よりできる設定にしなかったか、私。

親と面談すんのめんどいから、理央とは理科教員室で済ませそうですケレスさん。
けど理央もタっくんと同じくらい聞く気ないと思う。
「大体瑶子さんの影響受けまくって育ったんで、俺はほぼノータッチに近いっていうか、……もう何言っても無駄かなと」
最後の一言が真実です。多分何言ってもどうにもなんない、だって瑶子さんの子供だから。自分は度外視。
真紘みたいな子だったらもう少しよかったかもしれないよね理央。
タっくんは勉強の話はまるでわからんが、真紘の話なら喜んで乗っかると思う。親馬鹿だし。
「俺はともかく、あの紗央のガキだからなあ! 真紘は磨きゃすげえいい男になる。なあ先生?」と空気読まずに話を振ると思います。自分がカッコイイとは微塵も思わないが、紗央はすごい美人だと思ってるので、その血を引いてるってことは美形で勝ち組じゃね? みたいな。さらっと流しても折れないのがKYな人の特徴です。


ツタヤで任侠モノでも借りてこようかな!(爽)
25歳タっくんと16歳紗央とか想像するのがちょっと楽しい。一目惚れした翌日に下校途中の紗央を掻っ攫いに行けばいいよタっくん。でもって紗央も「絶対すぐまた会えると思ってたの!」とか言えばいい。アメリカンだな。
紗央が姐さん、でも紗央の口調は普段と変わらない感じがいい。いかにも、って感じの口調をルミがしてたらカッコイイなと思う。
「五月蝿いよあんたら、黙りな!」とかルミが言い出したらちょっとテンション上がる。そのままご近所来てくれないだろうか。
キディ・ガーランドを見て、イケメンな中井和哉に失望し、妹に「中井和哉って暴力団ぽい声とかやんないのかなあ」と言ったら「銀魂でも見てれば?」と言われました。違う、それ違うよ、求めてないよ……。


スポンサーサイト

2010.01.08(Fri) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

この記事へのトラックバックURL
http://hechima1222.blog88.fc2.com/tb.php/679-d83b0d24
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
Name
E-Mail
URL
Title

password
管理者にだけ表示を許可
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。