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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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理央奈央注意。


双子ネタ。

いや、某所で、めちゃめちゃ萌えるルルーシュ×ナナリー見てたら理央奈央書きたいなあとか思って。
シスコン兄貴の場合って、兄貴がやたらと悲壮な決意をしてたりするけど、大体妹の方がすごく強かったりしないだろうか。
そうでもないか。

理央はたまーに、発作みたいに、いきなり寂しくなって奈央に甘えてたらいいなあとかそれはそれでキモいなあとか思ったりする。
二卵性の双子で妹のイメージが中原麻衣だからって理央が森久保なわけがないのですが。(関係ない)
空だってきっとここまで積極的じゃない。(笑)
こういう風に接することができるのは兄貴の特権なんだろうなあ。

この双子、ものすごいでかい1つのベッドに2人で寝てそうな気がしないでもないけど、流石にそれはやめておくことにする。(笑)
理央奈央好きなんだよ私きっと。楽しかったし。




 静かな夜。
 ワインレッドのパジャマ姿でソファに腰掛け、奈央はクロスステッチをしていた。
 夏場に編み物は少し暑苦しい。暇な時はコレが一番ちょうどいい気がするのだ。
 開け放した窓から入る風がカーテンを揺らす音、そして離れて聞こえる終電間際の列車の音だけがBGMだった。
 その内、ネイビーのパジャマを纏った理央がやってきて、奈央の隣に腰を下ろす。
 しばらくそのまま時間が過ぎた。しゅ、と布に等間隔に空いた小さな穴に奈央が針を通していく。
 互いにひとことも交わさない。理央が奈央の肩にゆっくり頭を預けたのは、そんな時だった。

「理央、どうしたの?」
「別に、……いや、何となく」
「へんなの」

 くすくす笑いながら、奈央は刺繍を続ける。
 
「夢を見る」
「どんな?」
「家を広いと思わない夢」
「……うん」

 平坦な口調で理央が言葉を落としていく。
 幸せな家族の記憶。それは幻だった。

「奈央も、笑ってるんだ」
「……そうなんだ」

 そうとしか言えなかった。
 記憶を懐かしむように言う理央に、そうして優しく相槌を打つ以外に、妹としてできることはない。

「だから、怖い」
「怖い?」
「夢に食われそうな気がする。あの夢を見る度に、奈央が遠くなる気がして」
「……いいよ、理央に甘えられるの、あたし好き」
「甘えてるつもりなんかない」
「そうかな?」

 刺繍の手を止めて、肩に乗せられた理央の髪に頬を擦り付ける。
 洗ったばかりの淡い香りが鼻をくすぐった。
 頼られることが、とても嬉しい。こうして静かな時間を過ごせるだけで、すごく幸せ。

「理央、髪、まだ雫落ちてるよ。冷たい」

 まだ濡れている黒髪に指を通すと、理央は体を起こして、今度は正面から抱き締めるように奈央に寄りかかった。

「ちょ、理央……?」
「拭いて」
「……もう、子供みたい」

 布を目の前のテーブルに置くと、理央の肩に掛かったタオルで丹念に髪を拭いてやる。こんなこと滅多にさせてくれないのに、今日は全て許してくれることが嬉しかった。

「あんな夢、要らないんだ」

 え? と聞き返すよりも早く、理央は次の言葉を紡いでいた。

「見たくない。だから、見せないでほしい」
「……理央……」
「奈央がいれば、それでいい。このままで、いい」

 まだ髪を拭き終えてないのに、

「理央、っ」

 理央がまた、甘えるように奈央の肩に頭を押し付ける。
 冷えた髪が頬に当たる。
 なお、と小さな声で囁かれる。首筋から顎のラインを理央の長い指がなぞって、理央がその頭を上げた瞬間に、奈央は小さな掌で、それ以上理央の顔が近づくのを拒否した。

「……今日の理央、なんか可愛い」
「……うるさい」

 不貞腐れたように言う理央の額に、とても嬉しそうに奈央は口付けたのだった。


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2007.06.06(Wed) | 未分類 | cm(0) | tb(0) |

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