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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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こっちも試験的に。



「桜井さん、次いつこっち帰るんですか? 夏にはまた屋敷戻るんしょ?」

 大浴場から戻ってきて、自販機で買った缶ビールを開ける。携帯を肩と耳とではさんで固定しつつ、右手で窓を開け、左手で缶を持った。窓の外にはまあ見慣れすぎてもう飽きた海。林葉旅館は古いが、一応海は見える。海風がちょうどよく入り込んで、温泉に浸かって火照った体には涼しい。

『言っとくけどな、俺は娯楽で楽しい帰省するわけじゃねェんだよ』
「半年に一回俺に会えるから楽しみなくせにぃ☆」
『よしわかった、今度会ったらうちの蔵の美味い酒死ぬほど飲ませてやる。楽しみにしてろ』
「殺生なぁあああああああ」

 穂積はそこまで酒は得意ではない。湯上りの一杯や景気づけに飲む程度なら支障はないが、量を飲むには向いていない体質であることは充分理解している。そんなことが原因で警官を辞めるなんて根性がないにも限度がある、というのは穂積自身わかっているが、それでも無理なものは無理なのだ。万が一のために教員免許を取っていたのは正解だったかもしれない。
 電話の相手である桜井 拓海は、一年だけ穂積が勤務していた交番で世話になった先輩警官で、実家が百合ヶ浜にあるらしく夏と冬には帰省するのだそうだ。

「夏とかいって九月とかやめてくださいよー? 今年、姉妹校の先生と合同勉強会とかいう超絶めんどくさいもんがあってですね、ぜひそいつに合わせていただきたいと」
『ふざけたこと言ってんじゃねぇよ。お前みたいな気楽な仕事じゃねぇっつの』
「あ! 今のちょっと聞き捨てなりませんよ!? 仕事に対して気楽とかそーじゃないっつーのは」
『事実だろーが。お前だって昔ほど大変だと思って今の仕事してねェだろ』
「俺が大変だったのは勤務終了後っスから」
『そりゃてめェが軟弱だったからだろ』
「あー!! そりゃもっと聞き捨てならねぇなあ桜井さん!!」

 声を荒げれば電話の向こうの相手は可笑しそうにくつくつと笑う。
 無愛想で掴みどころのない相手ではあったが、嫌いではなかった。だからこそ今でもこうして連絡をとっているわけだが。
 そうして数分の通話を終え、スマートフォンを机の上に置き、代わりに煙草を一本取り出したところで、そろりと襖が開いた。襖の向こうに膝をついてぺこりと小さく頭を上げたのは、この林葉旅館の一人娘、晴佳だった。学校では穂積の教え子でもある彼女だが、今は和服を纏って充分貫禄のある若女将見習いだ。

「穂積先生、お夕飯の支度ができたので今運びますね」
「お、悪いねはるちゃん。もしかして待たせてた?」
「ちょっとだけ。楽しそうにお話し中だったので、誰かなあとは思ってたんですけど」
「ごめんなあ。下んねぇ話しかしてないんだけどさ」

 部屋の前まで運んでいた台車から、晴佳が料理を運ぶ。無料で旅館に泊めてもらうだけでありがたいのに、毎回食事も用意してもらっている。料理自体は賄いと同じようなものだが、料金も払わない男へのものとは思えないほどの高待遇だ。ここの料理人は残り物でなくわざわざ穂積にも旅館の食材を使って簡単な料理を出しているらしい。腕も確かだ。 

「姉妹校って、えっと、月見ヶ丘? の?」
「そ。姉妹校姉妹校っつっても今までほとんど何の関係もなかったのにさ。合同勉強会なんて面倒くせぇことやるらしいんだよな」
「それって夏休みですよね。……噂じゃ風間のところ泊まるとか」
「らしいなあ。……って、なんでそんな噂広まってんの」
「別に広まってるわけじゃないです。風間が生徒会室で吹聴してただけで」
「何やってんだゆきちゃんは」
「知らないですっ」

 創業は林葉旅館と同じくらいだが、昔から規模は段違いだった風間旅館。その跡取り息子である幸晴と晴佳は幼馴染であったにも関わらずここ数年は折り合いが悪いらしい。
 どうせ思春期特有のヤツだろ、と穂積は思っているので二人の関係に特別口をはさんだりすることはない。ウェスターマーク効果なんて言葉もあるが、ここの場合は状況が特殊だ。どうせいつかこいつら結婚して旅館が合併してでかくなるんだろ、それが月9の流れだろ。心の底でそんなことを思っているのは秘密である。

「先生はうちに泊まったらいいのに。近いんだし」

 拗ねたようにそう言うこの子のこの言動も、思春期特有のヤツだ。仕事だからなあ、とぽんぽん頭を軽く叩いて宥めてやる。そこで、ふと思い出した。

「けど同じ時期に向こうの生徒もこっち来んだろ。したらどうせ生徒会が面倒見ろってことになるんだ、どうせならゆきちゃんもこっちに来てさ、生徒交流会楽しくやったらいーじゃん」
「生徒さんを受け入れるのは全然構いませんけど、風間なんてお断りです! どうせ狭いだのボロいだの散々言って騒ぐんですから」
「ま、事実だしなあ」
「せーんーせーいー!?」
「はは、冗談冗談」

 晴佳はしばらくじとりとした目で穂積を見ると、それから「……別に。認めますけど」と呟いた。和服姿は大人びているが、中身はまだまだ子供だ。こちらに赴任した頃から知ってはいるが、中身には見た目以上の成長はないようである。

「はるちゃんは変わんないねえ、昔っから」
「な、なんですかそれー!」
「褒めてんだよ」
「全然褒められてる感じしないですっ」

 子供っぽく怒る晴佳を眺めつつ、煙草を咥えて火を点ける。
 海の上に月が浮かんでいるのが見えた。




短いけど、タっくんとほっちゃんとはるちゃん。
穂積は確かにクズだが生徒に手を出すほど最低ではないよ。何とも思ってないから、何も態度を変えない。


先生の交流勉強会の時には生徒も交流会すればいいんだよ生徒会中心に!
飲み会現場を見学しにくる生徒たち。先生をトレードしたい生徒たち。
「ほっちゃんツキ高にやるよ!」
「じゃあ清浦ユリ高にやるよ!」
「「いらん!!」」
みたいな会話をしていそうである。


本当はほっちゃんが合コンをセッティングするんでどうですか、みたいな話を書いていたんだが、ちぃ先生と奥出先生がわからなすぎるのでやめた。
しかしほっちゃんはぶらっとスタバ入って長々隅っこで文庫読んだりしてればいい。意外と。
ほっちゃんが合コンするとか、女の先生に優しくしてるのとかを見るたびにはるちゃんは憂鬱になってればいい。そういうときに限ってゆきちゃんが要らぬことを言って怒らせたらいい。ほいで、漣が窘めたらいい。
思ったよりゆきちゃんはガキなのかもしれぬ。自重できないんだな。


ほっちゃんの実家は革製品とか扱ってるメーカーとかで、理央のこと知ってたらいいなと思った。
瑶子さんと同じ大学ってのとどっちがいいかなと思って、やっぱ理央の方が楽しそう。
レザーのジャケットとか、鞄とか扱ってて、理央のところは宝飾店だから同じパーティーとかに招待されてて、同年代がいるから覚えてたとか。
ほっちゃんの実家はお兄さんが継ぐとかなんだと思います。でも一応経営学部出てる。


まじこいを割と見てるのだが、OPとか豪華だし、キャストもすごく豪華だけど、内容はほんと最低だなって毎週思うwwww
世界一初恋の小説買おうと思ったのに売ってなかった。かなりショックを受けている。
漫画読み直したけどやっぱ横澤さん可哀想……。
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2011.11.07(Mon) | ユリ高 | cm(0) | tb(0) |

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