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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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ハログレアに滲む



「気持ちはすげえ嬉しいんだけど、ごめんなあ」

 教師になりたての頃は、女子高生にめちゃめちゃモテて告白とかされまくって男冥利に尽きる、みたいな毎日を想像していた。
 しかし日常的にそんなイベントが起こるはずはなく、かといって全く起こらないのかと言えばそうでもなかった。
 これは生徒にとっては一大イベントだ。だから、学校的にも一大イベントの時に割とよく訪れる。
 文化祭の時も、結構遭遇率が高い。一番多いのは卒業式だ。今もそう、体育館裏の桜の木の下に呼び出された俺は、教師になってから数度目になる生徒からの告白を受けていた。
 まあ、卒業式が終わったから元生徒と言えなくもないが、三月三十一日を過ぎるまではこの子はこの学校の生徒だ。だからまだ生徒。
 俺は割と堕落した男だという自覚はある。人に言われずともそれくらいはわかっている。だからと言って生徒からの告白をホイホイ受けるようなことはない。自分が教師だという自覚も、一応、ある。
 なので毎回断る。ここで彼女たちの気持ちを受け入れたことは、ない。
 彼女たちは泣く。卒業の思い出に、一大決心をして打ち明けてくれたのだろうことはわかる。すまないという気持ちはあるが、別に心が痛むようなことはない。優しく肩を押して、大学行ったら俺なんかよりいい男見つかるよ、と声をかける。実際そうだと思うし、現実にいい男を彼氏として紹介してきた生徒だっている。
 まだ震える彼女の肩を押して、校舎へ戻っていく背中を見つめて、思う。

(誰かのモンになって出直してきなよ)

 じゃなきゃ俺の眼には映んないんだからさ。




「先生どこ行ってたんだよー、探しちゃったじゃん」

 部活の奴らもきっと集まっているだろうから少し顔を出そうかと弓道場に近づくと、中からよく知った顔がふたつ、こちらにやって来た。
 片方はうちの弓道部の元主将、長身に黒い髪が映える、取りあえずかっこいいとしか言いようがないことで知られる遠峰 和輝。もう片方はその親友。潮で焼けた茶色い髪、和輝には劣るもののまあ爽やかさに定評のある園田 征洋。征洋はサイクリング部で弓道部ではなかったが、和輝と仲が良いってこともあってよく弓道場には出入りしていた。
 俺を探していたという和輝は若干不機嫌そうで、征洋はそんな相方を見てにやにやしている。

「だからさ和輝、卒業式なんだから穂積先生は女子に呼び出されてるって言ったろ」
「女子からの感謝状と俺たちとの最後の時間とどっちが大切なんだよ」
「感謝状なんかじゃないって。ね、先生。恒例行事ですよね」

 和輝には一つ下の学年にとびきり美人の彼女がいるが、それでもまだこの手の話題には疎いらしい。嫌だねえ、ずっとスポーツだの勉強だのに打ち込んできた奴ってのは。
 軽くネクタイを緩めて、まあね、と返事をすると、ほらやっぱり、と征洋は言い、まあねってどういう意味だよ、と和輝が食い下がる。

「かずちゃん、君ねえ、そんな鈍感じゃちさちゃんが可哀想だろ? もっといろんなことに気ぃ回しなさいよ、せっかくのイケメンが台無し――もとい、俺がちさちゃん攫っちゃうよ?」
「穂積先生が言うと何かシャレになんないよなあ」
「なんだよまさちゃん、心外だな」
「先生、間男とかかなり似合いそうだし」
「お前なあ、そういう本当のこと言うと俺だってふんわり傷つくんだぞ」
「ふんわりしか傷つかないって、自覚ありすぎでしょ」

 俺が生徒キラーなんて呼ばれてんのは、まあ半ば冗談なんだけど。間男が似合いそうというのは痛いことこの上ないな、それも生徒に言われるなんて。 
 しかも当たってるところが更に痛い。どうせ俺は間男がお似合いですよ。んな事何年も前から分かってるっつの。
 ただ皆様に誤解しないでいただきたいのは、生徒には興味はないというところであります。顔の好みはあるけれども、それくらいの倫理は兼ね備えているというところであります。

「ちさは、先生みたいな男には靡かないよ」

 堂々とした、よく通る声で和輝は断言する。制服のボタンは女子生徒に配ったんだかひとつも残っていない。中のシャツもボタンがところどころ外れていて、この季節にはまだ寒そうに見える。しかしまあ、男前に育ったもんだ。これが四月にちさちゃんを初めて見た時は真っ赤になって「一目惚れした……!」と騒いでいたんだから恋の力は偉大と言うべきかなんというべきか。
 和輝よりひとつ年下、次に三年になる桜 千咲は女子バスケ部のホープってことで、お似合いのスポーツマンカップルだ。和輝は生徒会役員でもないのに校内でも有名だから、その彼女となれば必然的に名も知れてしまう。あまり表情豊かな子ではないが、凛とした美人だ。奥手で鈍感な和輝を一目で虜にするだけのことはある、というのが俺の感想。ちなみに、俺としてもストライクゾーンな子です。生徒じゃなきゃ手出してもいいかなってちょっと思っちゃうくらいな。

「俺はこれからも弓引いて、ちさはバスケ頑張って、そうやってお互い支えながら生きてく。俺がずっと大切にすんの」

 和輝にしてみりゃこれが初恋だから、まあ夢見がちになるのもわかる。実際そう上手くはいかねえよ、なんて無粋なことは間違っても口にはしない。俺には真似できない、甘酸っぱくて真っ直ぐな恋愛を、こいつならずっと続けられるだろう。叶うならそのまま結婚して、家庭持って、良き旦那良きパパになったらいいじゃねえかと思う。

「さすが、かっこいい男として名を轟かせるだけのことはありますなあ和輝ドノ?」
「んだよ征洋、馬鹿にしてんの?」
「してないよ。あーあ、いいねえ和輝は可愛い彼女がいて」
「あれ? まさちゃん彼女いなかったっけ? 同じ学年に」

 俺が問いかけると、今度は和輝がにししと笑う。

「こいつ普段はマメなくせに、チャリと受験勉強にかまけてばっかでメールもしないでやんの。で、振られた」
「うわー、優等生のくせに初歩的なミスをしおって」
「彼女推薦で大学決まってたから余計溝が深まったとかなんとか」
「まあ、まさちゃん。これは運命だったと思って新しい出会いに期待しなさい。先生は応援しているよ」

 ま、この場合女の浮気疑った方がいいと思うけどな。受験期なんだし、チャリという要因がなかったとしても、普通に今がどういう時期か弁えてる子であれば連絡を強要したりはしないだろうし、それが原因で別れるなんてのも「?」な話だ。と口に出して言うのはやはり教師としてもよろしくないので飲みこんでおくが、征洋は馬鹿じゃない。だからどういう可能性があったか、なんてのも全く推理できないわけではないだろう。だからこそ征洋から未練のある素振りは見られないんだろう。

「おっと、長居してたらそろそろ職員室戻る時間だわ」
「あ、悪ぃなほっちゃん。俺らに付き合わせちまって。弓道場顔出そうと思ってたんだろ?」
「そうだけど、まあお前ら、つーかかずちゃんはそれなりに思い入れのある生徒なんで、こんくらいはいいでしょう」
「俺も和輝もまた部活に顔出すんで、ちょいちょい来ます。あとうちの漣よろしくお願いしますね、先生」
「おー、漣な。授業中の睡眠率100%だぞあいつ。公民は寝るための時間じゃねえぞって教えとけ」
「申し訳ない。ちゃんと言っときます」
 
 俺が弓道部で教えてたのは和輝だけじゃないので、一応弓道場にも顔を出さなければならない。和輝と征洋もこれからクラスとかで集まりもあるからあまり引き留めておくわけにはいかない。別に今生の別れというわけでもない。

「じゃ、俺そろそろ行くぞ。頑張ってな」
「また遊びに来るからなー! そしたら飲みに行こうぜほっちゃん!」
「二十歳になったらな。かずちゃん肩壊すなよ。そいで最後くらい先生と呼びなさい」
「わかってるって。お世話になりましたっ、穂積先生!」
「奥出先生にもよろしく言っといてください。なんだかんだで挨拶できなかったから」
「おっけ、了解。元気でな」

 ぶんぶんとガキみたいに大きく手を振るふたりを見送ってから、俺は足を弓道場へ向けた。




「――お?」

 下校時刻が過ぎたので、部室などでどんちゃん騒ぎをやっていた生徒も粗方帰り、教師陣揃っての打ち上げ(飲み会)に出発するまでの間一服しようと屋上の扉を開けると、そこには電話中の奥出教諭がいた。電話の相手は見当がついているが、電話中を邪魔するような暇はないので、フェンスに寄りかかって煙草を一本咥える。元々話をしに来たわけでもなし、俺は煙草吸えればそれでいいわけだし。
 奥出先生の電話は俺が来て数分で終わった。それまでがきっと長かったんだろうことは想像に難くない。

「三年の担任、お勤めごくろーさんです」
「ええ、貴方にはまだしばらく任されない重責です」
「うわひっでー! ま、でもやらないでいいならやりたくねえなあ。公民教員が受験指導とかカワイソすぎでしょ生徒が」

 屋上にはスタンド灰皿がないので、ポケットに入れている携帯灰皿を使って灰を落とす。三月はまだまだ寒いし、日が落ちるのも早い。空はすっかり濃紺だ。遠くに波の音が聞こえ、星もあちらこちらできらきらと瞬く。初めて見る人が見れば、それなりに綺麗だと思うのだろうが、もう慣れてしまってそんな感慨もない。

「で? 貴方は毎年恒例の行事をこなしたわけですか」
「告ってくれんのは嬉しいし可愛いんだけどねー。いかんせん色気が」
「……貴方のような男性が何故女子生徒にウケるのか不思議でならないですよ、私は」
「そりゃまあ、明らかにふーみんより俺のがとっつきやすいでしょ、生徒からしたら。あと、軽そうなおにーさんにがっつり迫られたい、という乙女の夢があるものと」

 奥出先生は眉間に指を当てて苦い顔をする。アテレコすんなら、「解せぬ」といったところだろうか。

「夢見られるうちが華でしょ。まあ花咲く前に摘み取るのも俺の仕事だけど」
「上手いこと言ったつもりですか」
「ぜんぜん? だって俺、すげえ美味そうな花だったら食っちゃう自信あるもん」
「教師が得意げにする例え話ではないですよ」
「んなこと言ってさあ、ふーみんだって自分がフリーで、卒業生が“そういう感じの”子だったらきっとお持ち帰りして面倒見ちゃうと思うんだよなあ」

 別に喧嘩したいわけじゃないことは、向こうもわかっている。俺たちはお互いの性質を確認しているだけだ。そりゃこの人は生徒には手を出さないだろうが、話の趣旨がわかっているから強く否定したりはしない。大体咎めるポイントはそこじゃない、学校の屋上でこんな話をしていることそのものがもうナンセンスなのだから。だからまあ、カタブツには見えるけど案外普通の男なんだよな、奥出先生という奴は。
 俺は彼氏持ちの女にしか恋愛感情が起きない。フリーの子とも付き合えないわけじゃないけど、なんつーか、面白くないっつーか、燃えないっつーか、端的に言や性欲の問題なんですけどね。ということなので、彼氏持ちの女に抱く恋愛感情というのも、果たして恋愛感情なのかどうかはわからない。昔から分かっちゃいたけど欠陥品というわけだ。こちらの奥出先生は、俺とは違うけど、自分の支えがなきゃ今日生き抜くのも怪しいような、ボロボロの女によくハマる。もうこれが見事に性癖って奴なので、俺も他人からみたらこうなのか、と思う。だが最初に断っておく、奥出先生の女には一切興味はない。
 こんな話を晴れの卒業式の日に長々するのもよろしくないので、とっとと話題を変えることにする。俺から話題をまともな方に変えるなんて正直珍しい。

「あ、そうそう。かずちゃんとまさちゃんが奥出先生にもよろしくー、ってさ」
「かずちゃんとまさちゃん、……ああ、遠峰君と園田君ですか」
「そ。いっやあ懐かしいよなあ、ふーみん担任、俺副担の黄金コンビ!」
「疲労で死ぬ予感がしたあの一年間ですね、ええ確かに懐かしいです。二度と迎えたくないですが」
「えー、俺はまたやってもいいけどなあ」
「お断りです」
「なんでだよー、相対評価でふーみんの評価上がったじゃんかー」
「全く嬉しくなかったですよ」

 とまあこの嫌われようである。奥出先生が担任、俺が副担をやった一年というのは、楽だったのは俺だけであってあちらさんとしては全然そんなことはなかったらしい。俺逃げれる仕事全部逃げたもんなあ、そりゃそうだ。俺もあの頃は未熟だったし、うん、そういうことだよ、大目に見てくれよ。

「遠峰君は弓道を続けるようですね」
「んー、あいつには一生モンになるよ多分」
「……貴方はどうして顧問はまともにできるのに副担任業務はああなんですかね」
「ちょっとふーみん、一緒に組んだのあの一回きりでしょ! あれから一応俺も成長してるんですからね、ぷんぷん!」
「またそんな子供みたいな――年齢も弁えられないのに」

 呆れたように奥出先生は言う。彼の俺に対する態度は“呆れ”がデフォルトだ。んなことわかってる。
 携帯灰皿に灰を落として、煙草を咥える。それから深く煙を吸って、吐き出した。

「どうもね、俺には“弁える”というのが難しいみたいで」

 相手は少し目を見開いて、それから壁によりかかってくつくつと喉を鳴らして笑った。

「確かに」
「でしょ?」

 海辺の灯りがぼんやりにじんで見えた。






何が書きたかったのかよくわからなくなった。
ほっちゃんはきっと相手が彼氏持ちかどうかなんて聞いてなくても、感覚でわかっちゃうっていうか、彼氏持ちだから好きになるってのは後付で、本当は好きになった人が尽く彼氏持ちだったんだろうなとか。
和輝さんは本当に本当にいい子なんだよなとか。征洋さんも爽やか系を想像してます。勉強できる爽やか系。縁取り眼鏡。


寮のこともいろいろ考えた。

・高原 全(たかはら ぜん)
寮監さん。ユリ高OB(何年前かは知らん)。
熱い男で、グレンラガンのカミナ的なアニキ気質、声もカミナ声の小西をイメージしてます。
いつも頭にバンダナとかタオル巻いてる感じ。料理得意、家事得意、日曜大工得意。料理のレパートリーも豊富。
夕雨子先生によく悩殺されている。お近づきになりたいんだけどなかなかうまくいかず、寮生や先生にからかわれてる。

寮全体のリーダーは男子生徒で点呼どんが考えてくれると思うので、女子のリーダーは考えた。

・吉岡 海郷(よしおか みさと)
3年生で女子寮長。漣の兄ちゃんの彼女。
大学の公開講義に行った時に隣に座ってた征洋さんとなんやかやで仲良くなって以下略。多分征洋さんは普通に大学生だと思って当初接してたと思われる。
大人っぽい。黒髪セミロングで理知的。性格は穏やかで奈央みたいな感じ。
新百合ヶ浜駅前のレストランでバイトしてる。

あとは漣のクラスメイトでも。

・深町 柊(ふかまち しゅう)
2年男子。漣のクラスメイト。バイト三昧でお調子者。部活未加入だがスポーツは好き。
ピザ配達のバイトは総介と一緒。あとコンビニとか早朝の新聞配達をかけもちしている。

総介の設定とかもいろいろ詰めたい。海郷さん絶対かわいい。漣はめちゃめちゃ羨ましがってると思います。


「虹色デイズ」という少女漫画を買ったのですが、すげえおもしろい。
男子高校生の日常です。リア充男子高校生の日常。少女漫画なのに男子高校生目線なのですごく面白い。
天然くん、チャラ男ポジション、爽やか系オタク、ドS趣味男子。女の子もみんな可愛くてにやにやする。
チャラ男ポジションがどう見てもシーマスさんでしたごちそうさまですwww まりちゃんマジかわいい……。
主人公の恋模様よりも、チャラ男とまりちゃんが気になって仕方ないです。
「今日恋をはじめます」の最終巻も読みましたがwwwwwwwwwwすげえwwwwwwwおもしろくないwwwwwwwwwww
花野井さん正直もっと頑張ってくれてよかったのに。花野井さんすげえ応援してたのに。


ハログレアという語感がいいなと思ってタイトルに選びました。レーシック難民のスレ見て知った。
常に人と視界が違うというのは穂積っぽいなって思う。病気だし治らないし。
関係ないけど平井堅の新曲は息を呑むほどいいな、と思ったのは私だけだろうか。
奥出先生の彼女さんにこれイメージソングでつけたらいつもクライマックスっぽくてにやにやします。


あ、うたプリDebut買いましたwww いつやろうかなwwww
6月は多分17と24が休みです。
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2012.05.25(Fri) | ユリ高 | cm(0) | tb(0) |

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