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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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an excuse



「お前のクラスのガキだろ」
「ガキは40人ほどいるんで特定してもらわないとわかりませんねぇ」

 5時間目だった。俺も、恩師(仮)も授業が入っていない時間ではあるけれど、こうして職員室に一緒にいるのは結構珍しいことだった。俺は1年の担当の席で仕事をする。相手は3年の担当だがコーヒーを入れるためか俺の席のすぐ傍まで来ていた。
 クラスのガキは40人程度。何のヒントもなしにそこから特定しろってか。何の心理テストだよ。

「金髪に緑の目のガキ」
「――ああ、」

 そうですよ。
 ちゃんと続けたつもりだったのに、知らず他人行儀な口調。
 他人だって分かってる。昔から、ただ俺が一方的に敵視っていうか執着していただけで、結局は他人だった。だから樹理にとっても他人だ。
 ぐっと唾を飲み込む。他にもちらほらいたはずの先生方は印刷室かどこかへ消えてしまって、何故か広い職員室に俺と相手だけが残った。俺は、できるだけ笑って、いつも通りを装うことにする。

「なんかやらかした?」
「単なる遅刻だ。屋上で呆けてたからな」
「なるほどね……」

 何で、どうして、こんなに緊張しているのか。
 この年になってビビってんの? 別にガキの一人二人いたって可笑しくないだろ俺。
 先生はカップにコーヒーを注いで席に戻ろうとする。普通のことだった。コーヒーを入れに来て、席に戻る。普通だ。
 なのに、視線が刺さってる気がして、気持ち悪くて、無性に腹が立って、俺は席を立つと、席に戻る先生の肩を掴んで、止めた。

「……っ、なんだよ……」
「こっちの台詞だ」
「何だよ、言いたいことあるなら言えばいいだろ!? 何だよそれ、わざわざ、っ、俺に言うことか!?」

 無茶苦茶言ってんのわかってる。
 だってこいつには何一つ教えてないんだ。俺は単身帰国したって、きっとそう思ってる。金髪なんてどこの留学生だよ、って、それくらいにしか思ってないと思う。
 だからこいつは、樹理が俺のクラスにいるってことしか知らなくて、樹理が遅刻したからただ俺にそれを知らせただけなのに。きっとそうなのに、どうして俺は考えるんだろう。知ってるんじゃないかって。こいつは馬鹿みたいに勘がいいから、知ってるんじゃないかって、思ってしまうんだろう。それはすごく怖いことだ、でも、何で、知ってて欲しいと、思ってるんだろう。
 どうして俺は、こんなに年を重ねてもまだガキのままなんだろう。なあ、どうして樹理がいるか知ってんの? 俺だって結構考えてたんだからな。俺だって馬鹿じゃないんだよ。俺は俺なりに考えて、でもやっぱりそうすることでしか救われないと思ったんだ。

「……1年のうちから遅刻ってのは感心しねぇと思っただけだ」
「……っは、ガラじゃねぇよそれ。カッコつけてんの?」
「ざけんな。勝手に言ってろ」

 離れる背中に少し心細さを感じて、いつまでもガキな自分に閉口する。

「忠告ありがとうございます。ちゃんと注意しときますよ」

 でも、あんたがいる限り大人になれないなんてそんな馬鹿なことないよな? 俺はちゃんと考えて、少しは進歩してるつもりだから。
 そんなこと考えてる時点でガキなのかもしれないけど、取りあえず、俺も席に戻ることにした。






エンジ君と同じクラスってことは流風のクラスじゃないか……!
まあいいや、1年のうちだけってことで。


流風は並々ならぬ決意をしたみたいですが所詮流風なので大したことないんだと思います。
何だかんだ言ってケレス先生には分かっててほしいみたいです。ツンデレなので言わないけど。
40前でツンデレってキモいです。
キモいけど結局ツンデレなので、帰宅したら「迂闊にあの金髪に近寄るなよ」とか教えてそうです。
樹理はあれだけ強気だけど何故か個人的プッシュはルカとの絡みだったりする。
ルカ×樹理とか明らかに親と同じ轍を踏んでいる気がします。


疲れました。
でもやっぱり秋臼さんは萌え殺し魔王だと思うんですよね!!!!(アピール)

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2008.03.14(Fri) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

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