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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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1年生組


「親父、マジで!?」
「おう!」
「マジで!? いいの!? ほんとにいいの!?」
「ったりめーだろ!! つーか毎回やってるだろーが」

 野島 恒輝は自宅のリビングで狂喜していた。
 手には二枚のチケット。来月開催される、プロバスケ振興のための交流試合。その入場券だ。隣県にある大きなアリーナで行われるため、客席は多いだろうがそれでも一般発売が始まれば殺到するだろう。恒輝の手元にあるのは、試合が一番よく見えるであろう手前の席。テンションが上がりすぎて手汗でチケットがふやけそうなくらいだ。

「毎回もらってっけどさ、これはやっぱちげーよ。持ってるだけでプレミアもんだろ!」

 何せ、野島慎吾が出場するのだ。指導者になってからはもちろん公式の試合に出ることはなくなった。こういう機会でなければ見られるものではない。
 恒輝の父、慎吾は高校の時に実力を伸ばしたプレーヤーだった。高校の頃に、無名だった私立高校を全国レベルに引き上げたそれまでの成績を買われて協会主催の強化合宿に参加したし、三年の時にはU-19の日本代表に選出され、大学に入ってからも何度か国際試合に出場、インカレにも二度出場して二年次には優勝している。まあ何だかんだとプレーヤーとして赤絨毯レベルの道を歩んできた彼は、大学三年でアメリカ留学、現地の大学リーグでの活躍を認められて、二年間NBAに身を置いて実力を試し、日本人としての限界を感じたとして帰国した。帰国してから数年はプロバスケに身を置いていたが、32歳の時に指導者に方向転換する。今は国内リーグで最多優勝を誇るチームの監督である。
 ちなみに恒輝が生まれたのは父が渡米した翌年のことだった。とはいっても母は日本に残っていたから、アメリカには数える程度しか行ったことがない。
 第一線から退いた野島慎吾が、交流試合とはいえ選手として公の場に姿を現すのだ。恒輝は自分と母こそが父の一番のファンであると自負している。恒輝がバスケにしっかり興味を持ち始めた頃に父は引退したから、プレーヤーとして、現役の父の試合をちゃんと見たことはない。代わりに父の出た試合の映像は、ディスクが擦り切れるのではないかと思うほど何度も何度も見直した。惜しむらくは高校時代の映像が残っていないことだったが、それでもきっと高校生離れしたプレイをしていたのだということは想像できる。バスケをする父を恒輝はこの世の誰よりも尊敬している。選手として、人間として、彼を父に持つことができることを誇りに思っている。そして父が自分を甘やかしてくれることもまた嬉しい。練習を見てくれる時は厳しすぎるくらいだが、そのほかの面では親バカ丸出しだ。野島慎吾の名が泣いている、とはよく母が口にしていた言葉だ。

「本当はバスケ部の分くらいはもらってきてやりたかったんだけど、観客の入りも結構良さそうなイベントだからってんであんま強く言えなかった。悪いな」
「いいって! 部員みんなに白い眼で見られても、野島慎吾の試合見れんなら俺そんなの気にしねーし!」
「んなこと大声で言うんじゃねーぞ。チームは結束が第一だからな」
「大丈夫、俺が野島慎吾尊敬してんの皆知ってるし! いざとなったら俺が再現する!」

 ぐっと拳を握って見せる恒輝に、父は心底可笑しそうに笑って、それからごつごつした太い人差し指をびっと恒輝に突き付けて言った。

「再現なんかさせねーよ」





「とっとと起きなさいよウド!!」

 非常に固いものの角で頭をぶん殴られた恒輝は、声にならない声をあげて呻きながら顔を上げた。寝ていたことは否定しない。というか熟睡だったので否定の余地がない。
 さっきまでは英語の授業だったはずだが、時計を見れば授業時間は終わってしまったらしい。クラスメイトたちは次の授業の準備をしたり友達同士喋ったりと思い思いの時間を過ごしている。
 恒輝がじんじんと痛む頭を摩りながら、この殴打の犯人を捜す。その人物は恒輝のすぐ後ろに立っていた。

「ッてええ!! もうちょっと手加減くらいしろよ!!」
「はぁああ!? あんた英語の時間まるまる爆睡しといてよくそんなこと言えるね!」
「だからってお前に殴られる覚えはない!」
「あるっつーのよ馬鹿!」

 その言葉とともに恒輝はもう一度殴られた。おかげで恒輝はもう一度呻くことになり、一応凶器が何なのか確認すると、世界史の資料集だった。そりゃあ痛いわけである。
 また頭を摩っていると、恒輝の左斜め前の席から声がかかる。

「野島くんが寝てるもんだから、樹崎先生隣の席のかぐやちゃんをずーっと指名してたんだよ。授業終わったら何発でも野島殴るといいよ、って」
「そういうこと! あたしがあんたを殴るのは正当な権利なの!」

 ふんっ、と鼻を鳴らす少女は、このクラスで女子クラス委員を務める鈴城 月穂。身長は恒輝より三十センチくらいは小さいが、態度は見合わないほど大きい。二つに結った髪についている月型のヘアアクセサリーがよく目を引く。そして、月穂を「かぐやちゃん」と呼ぶのはおそらくこの男子だけであろう。フレームなしの眼鏡のよく似合う、穏やかな男子生徒。名前は遠藤 観星。彼は男子クラス委員を務めている。月と星で揃って天体コンビなどと呼ばれたりしているが、観星と一緒くたにされると月穂はすごく怒る。その割に「かぐやちゃん」というふざけてるとしか思えない呼び名は訂正しない様子だ。もしかして気に入ってんのか? 確かめるつもりはないが恒輝は邪推する。

「だってさー、親父が試合のチケットくれたんだぜ? 昨日一睡もできなかったんだよテンション上がりすぎて!」
「試合? バスケの?」
「そ!」

 最上の笑顔で懐に入れたチケットを月穂に見せつける恒輝だったが、理解できないという表情の月穂は呆れ顔でため息をつくだけだった。それこそ恒輝には理解ができない。男と女の考え方というのはかくも異なるものなのだろうか。

「試合のチケットって毎回もらってるって言ってなかった? お父さんのチームの試合でしょ?」

 もっともな指摘をしたのは観星だった。観星はお世辞にも体育会系とは言えないが、恒輝が自慢話を長々するため、恒輝の父である野島慎吾という人間がそれなりにすごいプレーヤーなのだとは認識している。
 ついでに、父が監督をしているチームの試合チケットは毎回もらっていると以前聞いていた。

「ちっげーんだよ! これは! 野島慎吾が出る試合なの! 引退して初めてなの! もう俺テンションだだ上がりなわけ!」
「お父さんからちょっとだけ聞いたことあるけど、そーんなにすごい人なの? 野島のお父さん」

 月穂のその質問は恒輝自身これまで何度もされたことだ。そりゃあアメリカにまで渡ってプレイしているのだから、それなりにニュースで名を呼ばれていたけれど、それでもプロバスケ自体の認知度が野球やサッカーに比べると遥かに劣る。父と同世代の女性ならともかく、子供で女子の月穂がよくわからないことも無理はない。なのでそんなことでは恒輝は怒らない。ファザコンと言われることも否定はしない。

「かぐやちゃん、野島くんのお父さんはここの卒業生なんだよ。今でも名門とまではいかないこんな私立高のバスケ部にいて、世界レベルのプレーヤーになったんだ。すごいと思わない?」

 恒輝に代わってフォローを入れたのは観星だった。次の授業の教科書一式を揃えながら、にこにこと穏やかな表情で月穂に問う。

「そういえばそうか。確かにすごいかも」
「しかもバスケ始めたのは中学の途中から。アメリカから帰ったあと日本のプロバスケで数年やってたけど、まだ若いのに引退」
「あ、その話もお父さんから聞いた。辞めないでって嘆願の署名がすごかったって。この学校でも署名集めてる生徒がいたって」
「そんな署名も全部蹴っ飛ばして引退だよ。その引退理由が、息子が大きくなったから一緒にバスケがしたい、なんだってさ」
「そしてできあがったのがこちらでございます、ってことね」
「そーいうこと」

 観星は要点をかいつまんで伝えるのが上手い。月穂は観星からの情報をちょうどよく広げて解釈するのが上手い。どちらも賢くなければできないことだろう。さすがクラス委員に選出されるだけのことはあるな、と他人事のように恒輝は感心した。
 まさしく、そうしてできあがってのがこの野島恒輝なのだ。父は自分が渡米している間の育児を母任せにしてしまっていたことをひどく後悔していた。だから、子供が大きくなったらできるだけ自分が関わって育てたいと昔から言っていたらしい。引退してからはもちろん恒輝とバスケで触れ合う時間が増えたし、指導する側になったことで新しいものの見方ができるようになったという。

「ま、それと授業中の大爆睡は関係ないでしょ。あたしに迷惑かけた責任どー取ってくれんのよ」
「観星を嫁にやるから許してくれ」
「要らない!」
「えー、かぐやちゃん酷いなあ」
「あんたも何で感想がそこなのよ!! もうっ、ボケ二人も相手してらんないっ」

 子供っぽく、べーっと舌を出すと月穂は教科書一式を手に教室を出ていった。次は生物室での授業だから、そこに向かったのだろう。
 休み時間は長くない。恒輝もがさがさと机の中をあさり、持って帰っていない生物の教科書と適当にノートを出して、立ち上がった。

「けど野島くん、試合なんて明日とか明後日のもんじゃないでしょ?」
「ん? あー、来月の末」
「なら今からテンション上げてちゃエネルギーの浪費だよ。かぐやちゃん怒らせても良いことないよ?」
「確かにな」

 この調子でいくといつか頭蓋骨陥没しかねない。自分の身は自分で守らねば。
 教室移動しよー、とのんびり言う観星に返事をして、恒輝も席を立った。




観星と月穂はよくいるのんびり男子とせっかち女子って感じで、クラス委員同士いいコンビって周りから思われてる。天体コンビとか揶揄されるのは嫌がるくせに、観星にかぐやちゃんって呼ばれるのは嫌がらない。多分大本の設定そのまんまで結構イタい子なんだろう。琴也の妹だったらイタい子でも結構納得できちゃうよね。
しかし月穂は三年生とか二年生とか、上級生に憧れの人がいたらおいしい。
観星は宇宙関係に熱中しすぎていろいろ忘れる子。恒輝とはわかりあえる部分が多々あるかと思う。
そいでのんびりしながら天文部入ってて、天体観測したりプラネタリウム行ったり本読んだりしてる。月穂は天文部じゃないけどたまに参加してたりする。観星はのんびり月穂が好き。

口の悪すぎる婦警さん出そうかな! みやびさん! 紗央より悪いよ! 紗央は腐ってもお嬢様だよ!


リベリオンの真紘がタっくんと会うところが見たい。
同じ空間にいるだけで、もうこいつ掛け値なしにヤバいってのがビリビリわかるといい。
真紘にはあっけなくやられていただきたい。



青黒デュエットはきっとお姉さま方のために2期やってから出すって思ってたのに……!
2期やってからなら高校別れてから青峰無双までで一曲と、WC桐皇戦終わってからちょっと距離縮まったので一曲つくれるじゃない……!
木吉・日向デュエットだって2期でVS花宮終わってからの方がきれいじゃない……! なんでちょっと急いじゃったんだよ……!
2期始まったらきれいな青峰でまた出してくれないかなと思うけど無理ですよね。いいと思うんだけど。
もしくはあまりにも報われないキャラソンの黄色い人を救済してあげるとか先輩とデュエットさせてやるとか、さ。シャラ男なままじゃかわいそうだよな本当に。
桐皇火神とか桐皇黒子のIFストーリーはよく見かけるんだが、誠凛青峰ってだめなん?
黒子がバスケ部辞めて、お互いどこの高校行くんだか知らないまま卒業して、入学式で再会とかだめなん?
青峰はバスケ部入らないでストリートとかでお遊び程度にしかしてないとかだめなん?
黒子と離れたら絶対後悔するって桃井が察して必死で食い止めて首根っこつかんで一緒に誠凛受験とかだめなん?
したら黒子はバスケ部で火神に出会ってコンビ組んでてそれ知った青峰がギリィ的展開だめなん?
見たいだけなんですけど。誠凛青峰&桃井が見られればもっと誠凛での絡みの幅が増えると思うんですよね。
光コンビ+黒桃が最高においしくないですか。バカ2人と保護者。
とか思ってたら小説は結構考えてる人いるみたい。やっぱおいしいよな。青火的には桐皇火神だけで十分おいしいんだけど、やっぱ影がいるから際立つ光コンビ。
今日見かけた洛山高尾もすげえいいと思う。高尾っていろんな突破口になりうるキャラだよな。
いかん毒されてきている、が、青峰はすげえ好き。取りあえずそこは嘘つかない。
うたプリにしろ黒バスにしろ、いろんなキャラクターが関わりあってできる変に複雑な関係がおもしろい。
トキ春前提の真→春とか誰か書いてないかなあ。絶対おいしいと思うんだが。

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2013.03.05(Tue) | 擬似親子 | cm(0) | tb(0) |

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