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軽石へちま

Author:軽石へちま
基本自キャラで凄まじく妄想してみる。
隠れ家なのでBLとか黒とか暗とか主。
キャラ崩壊必至。何とも思わないけども。
妄想についてこれる人だけどうぞ。

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真紘さんの出征式



「それでは! 月見ヶ丘高校伝説の番長、桜井 真紘さんの京都出征を祝しまして! けいれーい!!」
「いや、何で出征で敬礼だよ、戦争じゃねえよ」

 琴也さんの謎の「敬礼!」という音頭で俺たちはジョッキを合わせた。がきん、と小気味のいいガラスのぶつかる音が響く。
 ここは都内のとある居酒屋チェーンの一室で、まあ俺たちくらいの年齢には見合った程度の料金の店だ。言わないけど俺は家が家だからもうちょっと高くても問題はないけれど、高い店は肩が凝るから気兼ねなく入れるとは言いづらい。琴也さんはこの店を学生時代からよく利用していたらしい。俺の目の前に座る真紘さんとも何度か来たことがあるそうで、店のチョイスはそういうところからきているんだろう。
 五人組だったからか、俺たちが通されたのは店の奥にある座敷だった。俺の目の前に本日の主役、真紘さん。いろいろ縁あって、俺の義弟にあたる。学年は俺の方がひとつ下だから、年上の人が弟ってのも変な感じだけど、別に普段から弟だと思って接してるわけじゃないし、家族になったという現実に慣れたらあとはいつも通りだ。真紘さんの隣には幹事の琴也さん。いかにも遊んでますって感じだが、これで奥さん一筋。娘さんが生まれて、もう二歳くらいになるらしい。そんなに経つのかと時の速さにはうんざりさせられる。俺の右隣にはこけしでおなじみの与一郎と、その更に右に冬二がいる。琴也さんと与一郎は高校の時から仲良かったから誘うのに抵抗なかったんだろう。与一郎は面白そうなことならついてくるタイプだし、となると冬二は完璧にお守りみたいなもんだけど、冬二がどうにかこうにか交際までこぎつけた彼女は真紘さんの妹なんだから、与一郎以外と親戚関係になるリスクがあるってことで、それを考えると今ちょっといたたまれない。

「戦争みたいなもんじゃん! な! トリィ聞いてる? こいつの戦地!」
「いや、みのりからは“お兄ちゃんが来月から京都府警に出向するらしい”としか。まあ確かに関西で警察って戦場っぽいけど」
「甘い! その程度の想像力では修羅場は生き抜けんよ! 特にトリィ氏はこれから桜井家の親父さんというぬりかべが待ち構えているというのにその発想はなんだ! たるんどる!」

 琴也さんは謎の説教を冬二にかまし、普段ならそんな根拠のない説教に黙っているわけのない冬二も彼女のお父さんというワードを出され、なぜかへこんでいる。ポイントがよくわからない。琴也さんのテンションはこれが通常だし、真紘さんが特にツッコミを入れないのもいつものことだ。高校時代は律儀にツッコミ入れてたけど、それじゃ疲れると大学に入ってやっとわかったらしい。生ビール半分でこのテンションなのだから先が思いやられる。

「ふ、これだからスカイツリーは脳を高さに取られるんだ」

 こいつはジョッキはジョッキでも中身がコーラだ。俺と冬二の間に挟まれて平均身長をぐっと下げる与一郎は、でかいジョッキに口をつけごくごくとコーラを飲み下していく。

「現代のもっとも日常的な修羅場……、即ち嫁姑戦争、もとい! 婿舅戦争 in 京都というわけだ」
「よっちゃんさっすがぁ! 伊達に鬼女板読んでねーな!」
「まとめ見てると止まんないwwww 嫁姑ってガチで生ける武将wwww」
「わかるwww 俺もあれ見て織夏大丈夫かすげえ不安になったwww」

 このノリは高校時代から変わっていない。与一郎は真紘さん琴也さんのひとつ下、俺と同い年だけど琴也さんとはタメみたいに喋る。なんかいろいろ趣味とか身長的なこととかで波長が合うらしい。久々に会ったってのに二人で突然ネット話に花咲かせてるもんだから、俺と真紘さんと冬二の三人で喋ることにした。間にやかましいの二人いるからしゃべりづらいことこの上ないけど。

「そんな怖いもんじゃないですよ、うちの親父なんて。体だって真紘さんの方がでっかいし」
「つーか、許しもらって結婚したんだろ? なんで今さら琴也に揚げ足取られてんだよ」
「いや、まあ最終的に結婚できたんだから許してもらったって解釈を無理やりしてるだけで、親父同士の意地の張り合いみたいになってて、強引にうちの親父が押し切ったっつーか文句シャットアウトしたっつーか婚姻届出したもん勝ちみたいな」
「うおいそれ許されてねえよ全然」
「いやいや、本当に反対してたら婚姻届なんて出させないからうちの親父! 第一式にもちゃんと出たし!」

 深刻そうに話す真紘さんに、冷や汗流す冬二、俺が一応フォローを入れれば、ネット話に夢中だった二人が突然こちらに介入してきた。

「新婦父が新郎および新郎一族の席に明らかな邪気放ってたあの式かwwwww」
「僕も覚えてるwwww これどこの世紀末wwwって思ってたあの時www」
「え、そんなすごかったのか!? 式の最中目合った時は笑ってくれてたんだけどな、お義父さん」
「なるほど、あれは都筑父渾身の営業スマイルwww」
「あのオーラに気づかないとか新婚パワーどんだけwww」
「お前らもう黙れよ」

 冬二がぴしゃりと言ったが、確かにあの式の空気は不穏すぎるくらいだった。幸せオーラいっぱいだったのは新郎新婦くらいで、桜井・芹沢陣営と都筑陣営で今にも戦争が起こりそうな式だった。だからって別に俺も椿もおろおろしてたわけじゃなくて、なんか起きたら考えるか、ってくらいだった。式ぶち壊したら俺が取りあえず親父殴る、とは思ってたけど。
 妹の水希に彼氏ができたときは、そりゃあ俺も一応兄貴だし、どこのどいつだとか聞いたりしたけど、それがまさか真紘さんだとは思ってなかった。結婚まで進んだ時はそりゃもう驚いた。俺と椿より早いってどういうことだよと今思わなくもないけど、第三者からすればお前らがどういうことだよと言われるのは目に見えてるし仰る通りなので何も言えない。結婚に関してはそりゃあ揉めた。桜井っつっても、真紘さんのお父さんは俺のお義父さん、芹沢 大和さんの実の兄さんだ。つまり芹沢の元長男、元跡継ぎ、誰よりも濃く芹沢を継いでいる。その拓海さんの子供の真紘さんは拓海さんにそっくりだし。うちの親父はそりゃあ嫌がった。大事な娘を腐った血筋の家にやれるかと俺に愚痴の電話を寄越すこと数十回。最後の方は面倒になってハンズフリーにして椿の手伝いとかしてた。桜井家も桜井家で、拓海さんも、奥さんの紗央さんも水希をいたく気に入ってくれたらしく、絶対嫁にすると譲らない。当人同士に任せりゃいいのにと思いつつ、結納やなんかで顔を合わせる度にビキビキと青筋立ててたもんで、殴り合いにならなかったのが不思議なくらいだ。大概大和さんがとばっちり受けてたけど、それはまあ、見ないふりしておく。あの人は多少迷惑かけられるくらいがちょうどいいと思う。

「京都に出向が決まって、まずうちの親父に連絡して、都筑の家にも、と思ったら電話が来てさ。それも俺の携帯に。『真紘、京都府警に出向なんやて? 報告待ってたんやけどなかなか来いひんからかけてもうたわー。それで、京都のお前らの住まいなんやけど、もちろん都筑の屋敷に来るやろ? 府警本部にはちぃと遠いかもしれへんけど、屋敷なら水希も気兼ねなく暮らせるし、お前が帰り遅うなっても寂しゅうない。まあまあお前にとっては俺は舅やさかい、都筑の屋敷に住まわせて欲しいなんて、思っててもなかなか言い出せへんのかもなあと思うてな! 部屋はちゃあんと用意して待 っ と る か ら な。ほな!』と畳みかけるように言われたら、府警ビルの近くで部屋借りようと思ってたなんて言い出せなくて。その前になんで俺の辞令知ってんですかとかも、思ってたけどとても言えなかった」
「………うちの親父が、なんかすいません」
「いや、俺も現実見れてよかったと思ってる」

 そして京都でのうちの勢力考えたら京都府警に出向だなんて情報手に入れるのは造作もないことです。もしかしたら裏で親父が糸引いて仕組んだ可能性すらあります。

「真紘やべえな、マジで戦争だwww うちの織夏とかぐや姫と俺の3ショット後で送ってやるから頑張れwww」
「僕も都筑邸にアメリカから取り寄せたゼリービーンズしこたま送ってやるから頑張れwww」
「お前らの家族写真で頑張れるか!! 着色料過多の菓子も要らん!!」
「「ええー」」

 ええー、じゃねえよ。どのポイントがええーなんだよ。正当なツッコミを強引にスルーする二人組に、俺たち三人は深く息をついた。あんまりこの話題を伸ばしても埒が明かない。水希とか親父のことなら、あとで俺と二人で話した方がよさそうだ。真紘さんの見送りの会ではあるけど、面子が悪すぎる。話の流れが途切れた時、新しく話題を振ったのは琴也さんだった。

「結婚っていや、よっちゃん結婚しないの? 絹ちゃんだっけ」
「僕と絹は紙切れで国家に許しをもらわずともこのままで良い。わざわざ役所に足を運ぶのも面倒だ」
「いよっ、よっちゃん男前! 事実婚っつーと、そこの都筑大先生が先輩格ですよね!」
「事実婚っつか、炎而のところの場合は同棲時代自体が事故だろ、むしろ」

 冬二の突っ込みに与一郎と琴也さんが揃って「「確かに」」とハモる。うるさい。つーか俺も人のことは言えないけど超ド鈍感の琴也さんにだけは言われたくない。

「同棲、いいよなあ。超いい響き。俺と織夏は同棲とかしないですぐ結婚しちゃったし、すぐ月穂も生まれたからなー」
「琴は自業自得だろ」
「一途で健気すぎる織夏さんに全僕が涙」
「俺がフルボッコなのはよくわかった。だが蒸し返すな、泣くぞ」

 琴也さんは取りあえず自分が非難される立ち位置だということは付き合い始めてからの周囲からの評価で理解しているらしかった。付き合い始めてからも人当りは軽かったけど、それまでみたいに浮ついた感じではなくなったし、逆に織夏さん一筋すぎてうざったいくらいだった。それはそれで、それが正しい姿なんだろうけどさ。

「炎而お前んとこ、結婚してから模様替えとかした?」

 結婚を機に俺を名前で呼ぶようになった真紘さんが、唐突に俺を見てそう言う。結婚してからも家も生活スタイルもほとんど変わってないので、別にしてないですけど、と言うと真紘さんが目を丸くした。

「じゃあ結婚前と部屋の中変わってないのか」
「そうですけど。この前真紘さん水希と来たじゃないですか。あのままです」
「え、なになにっ、じゃ都筑結婚したのに椿ちゃんと寝室別なの?」
「……まあ、そうですけど」

 真紘さんはぽかんとしているし、琴也さんと与一郎は顔を見合わせて吹き出すし、冬二は心底心配そうな目で見てるし、うるさい憐れむな。
 第一心配されるような理由はない。わざわざ下世話な話を大っぴらにするつもりはないけど、仲が悪いとかそういうんじゃないし、寝室が別々なのは俺の帰りが遅いことが結構あるからだ。いや、結構椿は起きて待っててくれることが多いけど。あとは椿が壊滅的に片づけがダメだから自分の部屋に自分のものを置きたいと言っていたからで、あ、でもそれもルームシェアするときに言ってたことだったか。最近は割りと片づけもできるようになってきてるし。……最大の理由は、俺も椿もこれを変えようと言い出さなかったことだろうけど。ここに漕ぎつけるのに一生懸命すぎて言い出すタイミングを逃したというか。これを言ったらどうせそこのチビコンビは腹抱えて笑うんだろうけど、今のままだって夫婦としての生活に支障があるわけでもなし、俺が帰り遅かったりするのも事実だし。
 悶々と考えながら俺はジョッキに口をつける。ちなみに俺のジョッキの中身は未だに烏龍茶だ。トラウマは簡単に消えそうにない。ジョッキの中の氷がからんと音をたてた。




ONE OK ROCKの新しいアルバムをダウンロードしました。かっこいい。


与一郎くんと冬二くんの偽物具合半端ない。炎而くん一人称に使ってすいませんでした。
真紘が都筑家に歓迎()されるところが見たいです。
真紘と水希ちゃんの結婚式は傍から見ると修羅場だったらいいと思います! 和式か洋式かで割れてそう。まあ多分両方にするんだろう。式は和式で、披露宴は洋装で。真紘は制服な。
真紘は職場が職場だから呼ぶ人も多いだろうし。炎而くんと椿は和式で大きな式をして、披露宴はやらないで親しい人たちだけで集まって食事会みたいにしてそうです。紗央と奈央の手作りケーキとか、食事は大概出席者が作ってくれてたり。日本代表で遠征中のルカと樹理もその日は戻ってきたりしてな。
大和は風哉くんと掛け合いを楽しんだりする気があるからあれだけど、タっくん人のいうこと聞かないからなwww 紗央も結構毒されてるからなwww 
「 水 希 は う ち の 嫁 」って感じだからな。
性格的なウマは合うのに、水希ちゃん絡みだと仲良くならん親父たちだといい。真紘は自分が桜井の良心としてふるまうんだけど根っこはタっくんそっくりだから、なんかの拍子にぷっつんすると楽しいです。風哉くんとガチバトルしてほしい。肝心なところは番長のまんま。
ちょうど長めに休めそうだった炎而くんが椿つれて帰ってくる日とかだとなおよろしい。
あとでこの話を聞いて爆笑するのが琴也です。


炎而くんと椿は心配なんて無用なくらいべたべたしてるといい。遅い春を楽しんでるだけだと思うので、休みの時には一緒に買い物に行ったり映画見たり美術館行ったりしてる。椿も料理教室通ってみたりして、かなり上達してる。炎而くんはほとんど家事やらないで、たまに手伝うくらいになってるといい。椿は芹沢の一線から退いてるので今はただの専業主婦。でもフラワーアレンジメントとかデコレーターの資格をとって、もうしばらくしたら芹沢に復帰するつもり。
寝室が別なのはタイミング逃してるのもあるけど、炎而くんが椿を思って変えないのが一番なんだろうと思う。椿は結構起きて待ってることが多い。でも眠い時は自分の部屋で先に寝たり、さみしい時は先に炎而くんの部屋のベッドで寝たりしてるといい。そういうときは、おおっと、と思いながら一緒のベッドに潜って寝てくれるといい。


アニバスをやっと初めて全部見れました。やっぱ私青峰好きだ。帝光時代のピュア峰見る度に吹く。
カントクと日向先輩早く結婚しろ。誠凛バスケ部メンバーのカントクへの愛に感動した。付き合いよすぎだろいいやつすぎるだろ誠凛メンバー。
そして笠松先輩かっこいいですハイソックス。おお振りで香久山メインのがあったみたいに笠松先輩のスピンオフとかないのかな。一年前のインターハイの話見たい。黄色い人は割とどうでもいいんだけど、海常メンバーがいいやつすぎて……。
早く中二病の帝王にお出ましいただきたいです。オヤコロ。


芹沢タっくん話にいろんな新キャラ出したくて考えてるけどまとまらない。
せっかくなのでユリ高とクロスオーバーっていうかユリ高未来キャラ入れようかなとか。
チャラいバスケ部(ミーハー)1年と、常識人で切実に彼女が欲しい元不良バレー部2年とか。
バスケ部増やしたいけどバレー部いないと大和と絡まないwwww
この世界は樹理を書くのがすごく楽しいです。織夏も早く出したい。バスケ部マネージャー。

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2013.03.18(Mon) | 未来話 | cm(0) | tb(0) |

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